ちゅうぶらりんのさくらんぼ

こつぶ

文字の大きさ
4 / 7

言い分と提案

しおりを挟む
「…!」
「…ナオって実は処女だったりする?」
「さすがに…してるよ。」
「じゃあ、久しぶり?(笑)体強張ってるよ。」
「っち、違うよ!奏太くんがいきなり変なことする…から。」
「え、久しぶりじゃないの?」
「いや…それは…。」

「ま、そんなことはどうでもいいや。とりあえずパンツ脱いでよ。」
「え、何言ってんの!」
「だって、スカートだし。パンツだけ脱げは良くね?
 それとも全裸で犯されたかった?エロいな(笑)」

「だから、そうゆうことじゃなくて!…しないから。」
「なんで?」
「なんでって、おかしいでしょ!」
「男と女が夜一緒にいたらそれはもうやりましょうってことでしょ?(笑)」
「なんで、そんなクズなの。」
「社会人なんてみんなこんなもんよ?」
「…。」

「毎日会社でクソみたいな資料作って、ウザい上司に絡まれて…。
 プライベートくらいはめ外して遊ばなきゃやってらんない。(笑)」
「そうなの?」
「ま、隣の家の幼馴染に手を出そうとしてる俺は異常かもしれないけど(笑)」

「…なんで私なの?」
「え?」
「家が近いから、すぐできるって思ったの?」
「待って、それは誤解。」
「え?」
「俺、昔からナオのこと気になってたんだけど。」
「知らないし。」

「だろうね。隠してたもん。」
「…え?」
「お前、中学の時から彼氏途切れたことないだろ?」
「…!」
「いつも家に知らない男の自転車停まってたの知ってますから(笑)」
「…っ!そ、そんなこと言ったら奏太くんだって、先輩とずっと付き合ってたじゃん。」
「あ、あれは向こうから告られてまぁいいやと思って付き合ってた。」
「何それ。」
「でも、結局向こうの浮気が分かって別れたんだけどね。」
「…そうなの?」

「ま、そんなことはどうでも良くて。どうすんの、この状況。」
「え…どうもしない。」
「それは選択肢にない。(笑)」
「何するにしても…人が来そうなとこは無理。」
「じゃあ、俺ん家来る?」
「え?」
「こんな時間なら親も寝てるっしょ。」

「…まじ?」
「まじまじ♪」


そう言って、家の方向へ歩き出す私たち。
だんだん奏太くんのクズ男っぷりに耐性がついてきてしまった私。
部屋に行っても、話をするだけ。と意気込んで彼の家に向かう。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

離婚した妻の旅先

tartan321
恋愛
タイトル通りです。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

17歳男子高生と32歳主婦の境界線

MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。 「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…

還暦の性 若い彼との恋愛模様

MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。 そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。 その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。 全7話

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

処理中です...