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第2章 南部のビーチリゾート
腕によりをかけて
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「まったく、沙世さまに木登りをさせるとは何事です!」
「ルリってば、そんなに怒らないで」
ワゴンへと帰る道すがら、アキノを叱るルリを私はなだめた。手には今、青いパヤパヤの実をひとつ抱えている。これは自分で木に登ってとってきた戦利品だ。チビルリちゃんたちにちょっとお尻を押してもらったりもしたけれど、とにかく私がとったのだ。
「これは自分で料理するね」
私はパヤパヤをかかげて上機嫌に言う。久しぶりに料理をしてみたいとも思っていたのだ。ところが沙世はあまり良い顔をしない。
「いえ、沙世さま。包丁や火でケガをするといけませんから」
「家ではいつも料理してるし、心配しなくても大丈夫よ」
「いいえ!沙世さまのお体が心配です」
いつになく強硬に主張するルリ。気づかってくれるのは嬉しいけれど、どうも彼女は過保護すぎるようだ。たかが料理にそんな心配はいらないのにと思った瞬間、ふと気づく。もしかしたら私のなかにある「綺麗な金の玉」に何か影響が出るのだろうか?
そうなったら大変だ。私は不安になってルリに尋ねた。
「いえ、沙世さまが少しくらいケガをしたところで、綺麗な金の玉に影響が出ることはないのですが」
「じゃあやらせてちょうだい。私もたまには自分で料理してみたいのよ」
そう言って頼み込むと、ルリはようやく首を縦に振った。
「パヤパヤは中心に大きな種が入ってるから、まずはそれを取り出さないと」
ワゴンのキッチンに戻った私は、まずはアキノにパヤパヤの切り方を教わった。種を取り出すためにアボカドのように真ん中にぐるりと包丁を入れるのだが、パヤパヤはかぼちゃくらいの大きさがあるので案外大変だ。5分くらいかけてなんとか半分に割ってみたけど、種は片方の果肉に埋まったままでとれない。
「ねえ、これどうしたらいいの?」
「スプーンとかでほじり出してもいいんだけど、面倒だから私はいつも茹でてた」
「茹でるの?」
アキノが言うには、種の埋まった半身を鍋で茹でると、自然に種が離れるんだそう。茹でた実はバターを乗せて食べるとホクホクした芋のようで美味しいとのことなので、大鍋に湯を沸かして茹でることにする。
沸騰したお湯にパヤパヤの半身を放り込んだら、ほんの数分で種は自然に実から離れた。私はぷかっとお湯に浮いてきたソフトボール大の種をお玉ですくいとる。でかいし重い。そのままゴミ箱に放り込もうとした私をアキノが止めた。
「待って!その種は美容にいいんだから捨てないで」
「え?これも食べられるの?」
「そうじゃなくて、お風呂で使うと肌にも髪にもいいのよ」
そう言えば、植物からとれる美容オイルってあるよね。自生している果物からとった美容オイルとか、完全に100%オーガニックって感じで、すごく効き目がありそう。
「分かった」
私はうなずいて種を小皿に入れると、料理へと戻った。まずは茹でたパヤパヤの実を一口食べてみる。本当にホクホクのジャガイモのようで美味しい。
アキノの言うようにバターでシンプルに食べるのもいいけど、ここはもう一工夫したいわね。
私はパヤパヤに牛乳とバターを加え、マッシュポテトにした。それを切ったブリンブリンと一緒に耐熱皿に入れてマヨネーズとチーズをかけ、オーブンで焼く。いつも家でつくっている「なんちゃってグラタン」だ。ありあわせの材料でできるけど、これが意外と美味しいのよ。
茹でてないほうのパヤパヤは千切りにして、冷蔵庫にあったアグル肉を千切りにしたものと一緒に炒める。ルリがそろえた調味料のなかに豆板醤があったので、ピリ辛の味付けにしてご飯にのせて食べることにする。
千切りのパヤパヤは炒め物だけでは使い切れなかったので、残りは油で揚げてフライドパヤパヤにした。味付けは塩のみだけど、ティーダル島の塩はミネラルたっぷりなので、びっくりするほど美味しくできあがった。
「さあ、召し上がれ!」
私はリビングのテーブルに、パヤパヤ丼、パヤパヤグラタン、フライドパヤパヤを並べる。チビルリちゃんたちがつくったスープやメイパルの揚げ物もあるので盛りだくさんだ。
「これを沙世さまがつくたのですか?」
「そうよ、家庭料理だからレストランみたいにはいかないけど、それなりに美味しいとは思うよ」
私は料理の腕にはそこそこ自信があった。なんせ簡単な料理なら小学校高学年からつくっていたのだ。冷蔵庫の残り物でご飯をつくることも多いし、半分は主婦みたいなものである。
「では、いただきます」
ルリは箸をとってパヤパヤ丼を一口食べた。しばらく口のなかで味わうようにしていたが、突然スイッチが入ったように丼をかき込み始めた。どうやら気に入ってくれたようだ。私はホッとして、自分のどんぶりに手をつけた。生から炒めたパヤパヤは、シャキシャキと歯ごたえがよくてピリ辛の味付けともよくあう。
「美味しいです!」
早々に丼を平らげたルリは、熱々のパヤパヤグラタンを忙しなく口に運びながら言った。熱いものをあんな勢いで食べて大丈夫なんだろうかと思うけど、きっとルリだから大丈夫なんだろう。その食べっぷりが嬉しくて私は礼を言う。
「ふふふ、ありがとう」
「本当に、沙世さまがこんなにも料理上手とは思いませんでした!」
その言いように、私はちょっと引っかかりを感じた。
「もしかしてルリ、料理の腕前が心配で私に料理をするなって言ったの?ケガの心配じゃなくて?」
私の言葉にルリは一瞬動きをとめる。そしてまたすぐに咀嚼を開始すると、スイと視線を床に落としながら言った。
「考えすぎです」
そうかなぁ。
ジト目で見る私の視線を徹底的に避けながら、ルリは今日も夕食を完食した。
「すごーーーい!!」
夜も更けたころ、庭の露天風呂を見た私は歓声をあげた。
温泉を入れた露天風呂が泡でいっぱいになっている。泡は淡いピンク色で、ほのかに花のような香りがする。その泡がてんこ盛りによそったご飯のように、湯船のうえに大きな山をつくっていた。
夕飯のあと、お湯を溜めはじめた湯船にパヤパヤのタネを放り込んでおいたら、こんな泡だらけのお風呂になっていたのである。
「この泡につかるとお肌や髪がツヤツヤになるの。手ですくって軽くすり込むようにするといいわ」
アキノは私にそう説明すると、自分が先に泡に飛び込む。もちろん実体がないので音もしなければ泡もつぶれない。
私も続いて泡のなかに足を踏み入れた。肌のうえでプチプチと泡がはじける。炭酸のなかに体を入れたみたいで、なんだか面白い。アキノに言われたように、泡を肌や髪にすり込んでいく。特に髪は島の日差しで傷んできたように思っていたので、念入りにすり込んだ。
「ああ、ハマクラゲが来た」
アキノの声で空を見上げると、3色のハマクラゲが庭をふらふらと漂っていた。ハマクラゲはこの泡の匂いが好きなんだそう。思いついて手ですくった泡の山をフッと息で吹き飛ばすと、ハマクラゲたちは泡を追うように飛んでいく。アキノがそのあとを追って遊びだした。
明日はいよいよアキノの村へ行くのね。
子供のようにはしゃぐアキノを半ば呆れて眺めながら思う。
妹とその旦那さんはどんな人だろうか?ふたりは幸せに暮らしているのだろうか?アキノはちゃんと女神さまのもとへ行けるのだろうか?
でも、アキノと別れるのは淋しいな。
そう感じている自分にちょっと驚きつつ、私は空にむかって泡を飛ばし続けた。
「ルリってば、そんなに怒らないで」
ワゴンへと帰る道すがら、アキノを叱るルリを私はなだめた。手には今、青いパヤパヤの実をひとつ抱えている。これは自分で木に登ってとってきた戦利品だ。チビルリちゃんたちにちょっとお尻を押してもらったりもしたけれど、とにかく私がとったのだ。
「これは自分で料理するね」
私はパヤパヤをかかげて上機嫌に言う。久しぶりに料理をしてみたいとも思っていたのだ。ところが沙世はあまり良い顔をしない。
「いえ、沙世さま。包丁や火でケガをするといけませんから」
「家ではいつも料理してるし、心配しなくても大丈夫よ」
「いいえ!沙世さまのお体が心配です」
いつになく強硬に主張するルリ。気づかってくれるのは嬉しいけれど、どうも彼女は過保護すぎるようだ。たかが料理にそんな心配はいらないのにと思った瞬間、ふと気づく。もしかしたら私のなかにある「綺麗な金の玉」に何か影響が出るのだろうか?
そうなったら大変だ。私は不安になってルリに尋ねた。
「いえ、沙世さまが少しくらいケガをしたところで、綺麗な金の玉に影響が出ることはないのですが」
「じゃあやらせてちょうだい。私もたまには自分で料理してみたいのよ」
そう言って頼み込むと、ルリはようやく首を縦に振った。
「パヤパヤは中心に大きな種が入ってるから、まずはそれを取り出さないと」
ワゴンのキッチンに戻った私は、まずはアキノにパヤパヤの切り方を教わった。種を取り出すためにアボカドのように真ん中にぐるりと包丁を入れるのだが、パヤパヤはかぼちゃくらいの大きさがあるので案外大変だ。5分くらいかけてなんとか半分に割ってみたけど、種は片方の果肉に埋まったままでとれない。
「ねえ、これどうしたらいいの?」
「スプーンとかでほじり出してもいいんだけど、面倒だから私はいつも茹でてた」
「茹でるの?」
アキノが言うには、種の埋まった半身を鍋で茹でると、自然に種が離れるんだそう。茹でた実はバターを乗せて食べるとホクホクした芋のようで美味しいとのことなので、大鍋に湯を沸かして茹でることにする。
沸騰したお湯にパヤパヤの半身を放り込んだら、ほんの数分で種は自然に実から離れた。私はぷかっとお湯に浮いてきたソフトボール大の種をお玉ですくいとる。でかいし重い。そのままゴミ箱に放り込もうとした私をアキノが止めた。
「待って!その種は美容にいいんだから捨てないで」
「え?これも食べられるの?」
「そうじゃなくて、お風呂で使うと肌にも髪にもいいのよ」
そう言えば、植物からとれる美容オイルってあるよね。自生している果物からとった美容オイルとか、完全に100%オーガニックって感じで、すごく効き目がありそう。
「分かった」
私はうなずいて種を小皿に入れると、料理へと戻った。まずは茹でたパヤパヤの実を一口食べてみる。本当にホクホクのジャガイモのようで美味しい。
アキノの言うようにバターでシンプルに食べるのもいいけど、ここはもう一工夫したいわね。
私はパヤパヤに牛乳とバターを加え、マッシュポテトにした。それを切ったブリンブリンと一緒に耐熱皿に入れてマヨネーズとチーズをかけ、オーブンで焼く。いつも家でつくっている「なんちゃってグラタン」だ。ありあわせの材料でできるけど、これが意外と美味しいのよ。
茹でてないほうのパヤパヤは千切りにして、冷蔵庫にあったアグル肉を千切りにしたものと一緒に炒める。ルリがそろえた調味料のなかに豆板醤があったので、ピリ辛の味付けにしてご飯にのせて食べることにする。
千切りのパヤパヤは炒め物だけでは使い切れなかったので、残りは油で揚げてフライドパヤパヤにした。味付けは塩のみだけど、ティーダル島の塩はミネラルたっぷりなので、びっくりするほど美味しくできあがった。
「さあ、召し上がれ!」
私はリビングのテーブルに、パヤパヤ丼、パヤパヤグラタン、フライドパヤパヤを並べる。チビルリちゃんたちがつくったスープやメイパルの揚げ物もあるので盛りだくさんだ。
「これを沙世さまがつくたのですか?」
「そうよ、家庭料理だからレストランみたいにはいかないけど、それなりに美味しいとは思うよ」
私は料理の腕にはそこそこ自信があった。なんせ簡単な料理なら小学校高学年からつくっていたのだ。冷蔵庫の残り物でご飯をつくることも多いし、半分は主婦みたいなものである。
「では、いただきます」
ルリは箸をとってパヤパヤ丼を一口食べた。しばらく口のなかで味わうようにしていたが、突然スイッチが入ったように丼をかき込み始めた。どうやら気に入ってくれたようだ。私はホッとして、自分のどんぶりに手をつけた。生から炒めたパヤパヤは、シャキシャキと歯ごたえがよくてピリ辛の味付けともよくあう。
「美味しいです!」
早々に丼を平らげたルリは、熱々のパヤパヤグラタンを忙しなく口に運びながら言った。熱いものをあんな勢いで食べて大丈夫なんだろうかと思うけど、きっとルリだから大丈夫なんだろう。その食べっぷりが嬉しくて私は礼を言う。
「ふふふ、ありがとう」
「本当に、沙世さまがこんなにも料理上手とは思いませんでした!」
その言いように、私はちょっと引っかかりを感じた。
「もしかしてルリ、料理の腕前が心配で私に料理をするなって言ったの?ケガの心配じゃなくて?」
私の言葉にルリは一瞬動きをとめる。そしてまたすぐに咀嚼を開始すると、スイと視線を床に落としながら言った。
「考えすぎです」
そうかなぁ。
ジト目で見る私の視線を徹底的に避けながら、ルリは今日も夕食を完食した。
「すごーーーい!!」
夜も更けたころ、庭の露天風呂を見た私は歓声をあげた。
温泉を入れた露天風呂が泡でいっぱいになっている。泡は淡いピンク色で、ほのかに花のような香りがする。その泡がてんこ盛りによそったご飯のように、湯船のうえに大きな山をつくっていた。
夕飯のあと、お湯を溜めはじめた湯船にパヤパヤのタネを放り込んでおいたら、こんな泡だらけのお風呂になっていたのである。
「この泡につかるとお肌や髪がツヤツヤになるの。手ですくって軽くすり込むようにするといいわ」
アキノは私にそう説明すると、自分が先に泡に飛び込む。もちろん実体がないので音もしなければ泡もつぶれない。
私も続いて泡のなかに足を踏み入れた。肌のうえでプチプチと泡がはじける。炭酸のなかに体を入れたみたいで、なんだか面白い。アキノに言われたように、泡を肌や髪にすり込んでいく。特に髪は島の日差しで傷んできたように思っていたので、念入りにすり込んだ。
「ああ、ハマクラゲが来た」
アキノの声で空を見上げると、3色のハマクラゲが庭をふらふらと漂っていた。ハマクラゲはこの泡の匂いが好きなんだそう。思いついて手ですくった泡の山をフッと息で吹き飛ばすと、ハマクラゲたちは泡を追うように飛んでいく。アキノがそのあとを追って遊びだした。
明日はいよいよアキノの村へ行くのね。
子供のようにはしゃぐアキノを半ば呆れて眺めながら思う。
妹とその旦那さんはどんな人だろうか?ふたりは幸せに暮らしているのだろうか?アキノはちゃんと女神さまのもとへ行けるのだろうか?
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