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第2章 南部のビーチリゾート
ここがわたしが落ちたアレ
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翌朝、アヒルンゴワゴンがテュルリ村へ向かっているなか、私は何故かまたアキノに特訓を受けていた。
「旅では何があるか分からないんだから、焚火くらい自分で起こせるようになりなよ」
朝食のあとにそう言われて、私はワゴンの庭で火を起こす練習をすることにしたのだ。正直言ってルリやチビルリちゃん達がいれば不便はないと思うんだけど、アキノがしつこく誘うので根負けしてしまった。まあ焚火なら戻ってからもする機会はあるかもしれないし、知っておいて悪いことはないだろう。
アキノに燃えやすい木の選び方や、効率的に燃える木の組み方を教わったあと、火打石の使い方を練習した。庭では薪は探せないから、とにかく火種だけでも起こせるように教えてもらうことにしたのだ。
ちなみに昨日みつけたウロメロメの実は、焚火で焼いて食べるんだそうだ。果物なのに芋みたいだ。香りは桃みたいだったけど、いったいどんな味がするんだろう?
「そうそう、あわてなくても大丈夫だから、ゆっくり空気を送り込んで」
麻ひもをほぐして綿のようにしたものに火打石の火花で火をつけ、息を吹きかけて酸素を送り込む。すぐに消えてしまいそうであわててしまい、はじめのうちは失敗を繰り返したけど、ようやくアキノ先生からOKをもらえる火種ができた。
「それを細い乾燥した枝に移して、だんだん火を大きくしていけばいいのよ」
「うん、今夜にでもやってみるよ」
満足そうにうなずくアキノに私もうなずき返す。今夜さっそく、自分で焚火を起こしてウロメロメを焼いてみよう。
「さあ、そろそろ着くころです。外に出たら、アキノは沙世さまの影のなかで大人しくしているのですよ」
知らせにきたルリがそう言ってアキノを見る。世の中には幽霊が見える人もごくたまにいるので、私の影に隠れるようにと昨夜のうちに言われていたのだ。活発な幽霊なので少し可哀そうだけど、騒ぎになったら困るのでこれは仕方ないだろう。
「いらっしゃいませー!テュルリ村の新鮮な果物をどうぞご覧ください」
威勢のいい呼び込みの声が聞こえる。テュルリ村で最初に降り立ったのは、活気のある市場の前だった。アキノの話からもっと小さな村だと想像していたけれど、市場の建物は立派で大きいし、観光客らしき人々でにぎわっている。
「わあ、思ったよりにぎやかだねぇ」
「ここは果物の産地として有名ですから。私たちも買い物していきましょう」
市場の建物に向かって歩きながら私は自分の影を確かめた。はっきりは見えないけど、影のなかにアキノの顔が確かにある。なにか珍しそうにキョロキョロしていたが、私の視線に気づくとニッっと笑いかけてきた。
村に帰ってきて動揺してないか心配だったけど、今のところは大丈夫そうね。
市場のなかでは、果物が大きなカゴに山盛りに盛られていた。赤や黄色、青などの果物が彩りよく並べられていて、つい手に取りたくなってしまう。
私とルリは珍しい果物や旬の果物をたくさん買い込んだ。アヒルンゴたちが好きな星形の果物は、ふたりで持てるだけ買う。これであの子たちに好きなだけ食べさせてあげられるだろう。最終的には大きな袋10個分にもなったのだが、ルリはそれをひとりでヒョイと担いでしまう。
その姿で彼女が市場の通路を歩くと、周囲の客が驚いて道をあける。こちらを見てヒソヒソしている人たちもいるし、ちょっと目立ち過ぎじゃなかろうか。
「さあ、次はフラペェを食べにいきましょう」
大荷物を堂々と担ぎ、ワゴンに戻ったルリは言った。フラペェとは果物を凍らせて作ったスイーツで、この村の名物なので「絶対はずすわけにはいかない」のだそうだ。
「ちょっと待って、ここに来たのはアキノの未練を解消するためでしょう?」
私はルリに反対した。早くアキノの家に行って、妹夫婦や家族の様子を確かめないとならない。スイーツはそのあとでも楽しめるじゃないか。今は影から出ている当人も、ちょっと複雑そうな顔をしているし。
「大丈夫です。アキノの家はこの村一番のフラペェの人気店なので、両方の用事がいっぺんに済みます」
「「え!?そうなの?」」
私とアキノの声が重なる。私はきょとんとしているアキノを見た。
「私はともかく、なんであなたが知らないのよ?」
「だって、私がいたころは店なんかやってなかったんだもん」
聞けば、アキノが生きていたころはただの農家で、店を出すなんて話にも出ていなかったそうだ。もしかしたら結婚したあとに妹夫婦が始めたのかもしれない。私がそう言うと、彼女は「うーん」と首をかしげる。
「でもこの村一番の人気店なんでしょ?あいつにそんな商才があるかな?」
あいつとは妹の旦那になった人のことだろう。幼なじみとはいえ、ひどい言いようである。
「細かな事情は分かりませんが、アキノの家族が経営している店に間違いはないようです。とにかく行ってみましょう」
「そうだね、いきなり家に押しかけるより話がしやすそうだし、かえっていいかもよ」
彼女の家に行ったら、アキノの昔の知り合いのふりでもしようと思っていたのだけれど、それよりもお店のお客として雑談を振ったほうが自然だろう。妹夫婦が働いているなら、夫婦仲や生活の状況を察することができるかもしれない。
「ね、行こう?」
アキノはまだ何かが腑に落ちない顔をしていたけど、私の言葉にうなずいてくれた。目的の店は市場からそう遠くないので歩いていける。村の様子も見たいので、アヒルンゴとワゴンは駐車場で待っていてもらうことにした。
果物の名産地というだけあって、村の面積のほとんどは果樹園でしめられていた。さまざまな果樹が植わる畑を見ながら、私たちは土を固めただけの道を歩いていく。
しばらく行くと、見晴らしのいい崖の近くにでた。海や遠くの離島がよく見えるので観光スポットになっているのだろう。崖周辺には観光客らしき人たちの姿がちらほらと見える。
「ねぇねぇ」
アキノが影のなかから小さな声で呼びかけてきたので、私も小声で返す。
「ちょっと、話しかけるのはやめてよ」
近くには私たち以外の人はいないが、万が一にでも誰かに聞かれたら、私がひとりでしゃべってるみたいに思われるじゃないか。アブない人認定されてしまう。しかしそんな私の気持ちは伝わらなかったらしく、彼女は影のなかから崖のほうを指さして、まるで観光名所を教えるかのように言った。
「沙世、あそこに崖があるでしょ?あそこが私が落ちて死んだ崖なの!」
私は膝の力が抜けてその場に倒れ込みそうになった。踏んばってかろうじて堪えると、心のなかで叫ぶ。
アホか!!そんなの明るく言うんじゃないわよ!ていうか、私はなんて返事すればいいの!?
あの日、洞窟で同情してしまったことを少しばかり後悔しつつ、私は唸るように言った。
「話はあとでするから、外で話しかけないで」
「えー、私あそこから見る景色が大好きなのに。ちょっと寄ってみようよぉ」
口をとがらせるアキノを無視して、私はルリと美味しいスイーツの店を目指した。
「旅では何があるか分からないんだから、焚火くらい自分で起こせるようになりなよ」
朝食のあとにそう言われて、私はワゴンの庭で火を起こす練習をすることにしたのだ。正直言ってルリやチビルリちゃん達がいれば不便はないと思うんだけど、アキノがしつこく誘うので根負けしてしまった。まあ焚火なら戻ってからもする機会はあるかもしれないし、知っておいて悪いことはないだろう。
アキノに燃えやすい木の選び方や、効率的に燃える木の組み方を教わったあと、火打石の使い方を練習した。庭では薪は探せないから、とにかく火種だけでも起こせるように教えてもらうことにしたのだ。
ちなみに昨日みつけたウロメロメの実は、焚火で焼いて食べるんだそうだ。果物なのに芋みたいだ。香りは桃みたいだったけど、いったいどんな味がするんだろう?
「そうそう、あわてなくても大丈夫だから、ゆっくり空気を送り込んで」
麻ひもをほぐして綿のようにしたものに火打石の火花で火をつけ、息を吹きかけて酸素を送り込む。すぐに消えてしまいそうであわててしまい、はじめのうちは失敗を繰り返したけど、ようやくアキノ先生からOKをもらえる火種ができた。
「それを細い乾燥した枝に移して、だんだん火を大きくしていけばいいのよ」
「うん、今夜にでもやってみるよ」
満足そうにうなずくアキノに私もうなずき返す。今夜さっそく、自分で焚火を起こしてウロメロメを焼いてみよう。
「さあ、そろそろ着くころです。外に出たら、アキノは沙世さまの影のなかで大人しくしているのですよ」
知らせにきたルリがそう言ってアキノを見る。世の中には幽霊が見える人もごくたまにいるので、私の影に隠れるようにと昨夜のうちに言われていたのだ。活発な幽霊なので少し可哀そうだけど、騒ぎになったら困るのでこれは仕方ないだろう。
「いらっしゃいませー!テュルリ村の新鮮な果物をどうぞご覧ください」
威勢のいい呼び込みの声が聞こえる。テュルリ村で最初に降り立ったのは、活気のある市場の前だった。アキノの話からもっと小さな村だと想像していたけれど、市場の建物は立派で大きいし、観光客らしき人々でにぎわっている。
「わあ、思ったよりにぎやかだねぇ」
「ここは果物の産地として有名ですから。私たちも買い物していきましょう」
市場の建物に向かって歩きながら私は自分の影を確かめた。はっきりは見えないけど、影のなかにアキノの顔が確かにある。なにか珍しそうにキョロキョロしていたが、私の視線に気づくとニッっと笑いかけてきた。
村に帰ってきて動揺してないか心配だったけど、今のところは大丈夫そうね。
市場のなかでは、果物が大きなカゴに山盛りに盛られていた。赤や黄色、青などの果物が彩りよく並べられていて、つい手に取りたくなってしまう。
私とルリは珍しい果物や旬の果物をたくさん買い込んだ。アヒルンゴたちが好きな星形の果物は、ふたりで持てるだけ買う。これであの子たちに好きなだけ食べさせてあげられるだろう。最終的には大きな袋10個分にもなったのだが、ルリはそれをひとりでヒョイと担いでしまう。
その姿で彼女が市場の通路を歩くと、周囲の客が驚いて道をあける。こちらを見てヒソヒソしている人たちもいるし、ちょっと目立ち過ぎじゃなかろうか。
「さあ、次はフラペェを食べにいきましょう」
大荷物を堂々と担ぎ、ワゴンに戻ったルリは言った。フラペェとは果物を凍らせて作ったスイーツで、この村の名物なので「絶対はずすわけにはいかない」のだそうだ。
「ちょっと待って、ここに来たのはアキノの未練を解消するためでしょう?」
私はルリに反対した。早くアキノの家に行って、妹夫婦や家族の様子を確かめないとならない。スイーツはそのあとでも楽しめるじゃないか。今は影から出ている当人も、ちょっと複雑そうな顔をしているし。
「大丈夫です。アキノの家はこの村一番のフラペェの人気店なので、両方の用事がいっぺんに済みます」
「「え!?そうなの?」」
私とアキノの声が重なる。私はきょとんとしているアキノを見た。
「私はともかく、なんであなたが知らないのよ?」
「だって、私がいたころは店なんかやってなかったんだもん」
聞けば、アキノが生きていたころはただの農家で、店を出すなんて話にも出ていなかったそうだ。もしかしたら結婚したあとに妹夫婦が始めたのかもしれない。私がそう言うと、彼女は「うーん」と首をかしげる。
「でもこの村一番の人気店なんでしょ?あいつにそんな商才があるかな?」
あいつとは妹の旦那になった人のことだろう。幼なじみとはいえ、ひどい言いようである。
「細かな事情は分かりませんが、アキノの家族が経営している店に間違いはないようです。とにかく行ってみましょう」
「そうだね、いきなり家に押しかけるより話がしやすそうだし、かえっていいかもよ」
彼女の家に行ったら、アキノの昔の知り合いのふりでもしようと思っていたのだけれど、それよりもお店のお客として雑談を振ったほうが自然だろう。妹夫婦が働いているなら、夫婦仲や生活の状況を察することができるかもしれない。
「ね、行こう?」
アキノはまだ何かが腑に落ちない顔をしていたけど、私の言葉にうなずいてくれた。目的の店は市場からそう遠くないので歩いていける。村の様子も見たいので、アヒルンゴとワゴンは駐車場で待っていてもらうことにした。
果物の名産地というだけあって、村の面積のほとんどは果樹園でしめられていた。さまざまな果樹が植わる畑を見ながら、私たちは土を固めただけの道を歩いていく。
しばらく行くと、見晴らしのいい崖の近くにでた。海や遠くの離島がよく見えるので観光スポットになっているのだろう。崖周辺には観光客らしき人たちの姿がちらほらと見える。
「ねぇねぇ」
アキノが影のなかから小さな声で呼びかけてきたので、私も小声で返す。
「ちょっと、話しかけるのはやめてよ」
近くには私たち以外の人はいないが、万が一にでも誰かに聞かれたら、私がひとりでしゃべってるみたいに思われるじゃないか。アブない人認定されてしまう。しかしそんな私の気持ちは伝わらなかったらしく、彼女は影のなかから崖のほうを指さして、まるで観光名所を教えるかのように言った。
「沙世、あそこに崖があるでしょ?あそこが私が落ちて死んだ崖なの!」
私は膝の力が抜けてその場に倒れ込みそうになった。踏んばってかろうじて堪えると、心のなかで叫ぶ。
アホか!!そんなの明るく言うんじゃないわよ!ていうか、私はなんて返事すればいいの!?
あの日、洞窟で同情してしまったことを少しばかり後悔しつつ、私は唸るように言った。
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