茨姫は辺境の地で花開く

鈴木かなえ

文字の大きさ
17 / 31

⑰ お試しの結婚を延長します

しおりを挟む
 悩みはしたが、よく考えればコリーンとダルトン一家はここ数日ずっと移動続きで疲れているはずだ。
 今夜はゆっくり休んだほうがいいだろうということで、私は今夜も引き続き夜這いに行くことにした。

「辺境伯様、エメライン様をお連れしました」

 シーラが主寝室の扉を叩いて告げると、中から「入れ」と返事があり、私はシーラが開けてくれた扉から寝室に入った。
 
 いつものように即座に裸に剥かれて寝台に押し倒されると期待していたのに、今夜はそうはならなかった。

「エメライン嬢……少し、話をしないか」

 辺境伯様はカウチに座っていて、私を左隣に座るように促した。

「はい、辺境伯様」

 私は素直にそこに座って、隣を見上げた。
 
 左側だから、辺境伯様の頬にある傷跡がよく見える。

 痛々しい傷跡ではあるが、それがあることで彼の精悍さを際立たせていると私は思っている。

 要するに、この傷跡も含めて私は彼が大好きなのだ。

「お話になりたいのは、私の大切な人たちのことでしょうか」

「ああ、そうだ。 
 メイドだったというコリーンはわかるが、ダルトン家とはどういうつながりなのだ」

「オードリーが、私の女家庭教師だったのです」

 ダルトン家は元は伯爵家だったが、イーノックが詐欺にあい大金を失って没落してしまった。
 当時十八歳だったオードリーは、なんとか家族で生活していくため女家庭教師としてアシュビー侯爵家に雇われることになった。
 私とオードリーはすぐに意気投合し、私はオードリーに頼んでダルトン家で料理をさせてもらうことにした。
 当時のダルトン家は、屋敷と家財の大半を手放し、小さな借家に住んでいた。
 そんなところに侯爵令嬢である私を迎えるなんて、と最初はとても恐縮されたが、私が次々に作る料理に皆が胃袋をつかまれるのに時間はかからなかった。
 ちなみに、オードリーの婿であるニコラスは、当時の私の専属護衛だった。
 有能なのに孤児だからと嫌がらせされているところを私が見とがめて、専属護衛として引き抜いたのだ。
 ダルトン家に通ううちに、ニコラスとオードリーは仲を深め、めでたく結婚することとなった。
 
 ちょうどそのあたりで、婚約破棄に向けて動いていた私は、経済的自立のためにイーノックを代表としてレストランを開くことにした。
 一度失敗したことで慎重になったイーノックは、しっかりと堅実にレストランを経営してくれて、私は出資金を大幅に上回る資金を手にすることになった。
 
「それが、王都で評判になっているというレストランなわけだな」

「そうです。
 いくつか支店ができるくらい評判だったのですが、……私を追いかけてくるために、全て売ってしまったのだそうです」

「それだけ、あの王太子のやったことが許せなかったというわけか」

 婚約破棄した挙句に、別の男性と即結婚させるなんて、改めて考えるとなんとも酷い話だ。
 しかも、それが野蛮だということで評判が悪い男性なのだから、私からしたらご褒美だとしても、客観的に見たら目も当てられないくらい酷い。
 普通の令嬢だったら、世を儚んでも不思議ではないくらいだ。

 そんなことをするような王太子がいる国は嫌だと思うのも、無理はないことだと思う。

「イーノックたちは、私がどこかで落ち着く場所を見つけたあとに、家族で引っ越してくる予定だったのです。
 ジェフもいますし、無茶なことはできませんから」

「そうだな。幼子に長旅は辛いだろう」

「ジェフは楽しかったそうですわ。
 途中で体調を崩したりしなくて、よかったですわ」

 父親から頑健さを受け継いだジェフは、ほとんど風邪もひかない丈夫な子なのが幸いだった。

「コリーンは、オードリーの昔からの友人なのです。
 元は伯爵家の令嬢で、嫁いだのですが子供ができなくて離縁されたのだそうです。
 生家にも受け入れてもらえなくて、行き場をなくして困っていたとのことで、私の専属メイドとして雇いました。
 今から八年ほど前のことです」

「そうか……皆がきみに助けられたのだな」

「助けられたのは、私も同じです。
 皆がいなかったら、私も今頃どうなっていたかわかりませんもの」

「きみは謙虚だな。
 だからこそ、あれだけの忠臣を得ることができたのだろう」

「そうでしょうか」

「俺にも忠臣はいるが、それはマクドゥーガル辺境伯家に代々仕えている家系のものたちという意味だ。
 きみのように、自分自身の力で忠誠を捧げられたというわけではない。
 俺もきみを見習わなくてはならないな」

 そんなことを言うあたり、彼だって謙虚だと思う。
 だって、彼はグリフォン騎士団を率いて、先の戦役で勝利をもたらした英雄なのだ。
 彼に忠誠を誓う人たちは、私と比較にならないくらいたくさんいるだろうに。

 ここで、私は居住まいを正した。
 大事なことを、今夜のうちに確認しておきたいのだ。

「あの、辺境伯様。
 私は……まだここにいてもいいのでしょうか」

 最初の約束を忘れているのか、彼は怪訝な顔をした。

「私とのお試しの結婚が辺境伯様のお気に召さなかったら、私はコリーンが到着次第ここを出ていくというお約束でしたので」

 コリーンが私の荷物とともに到着するまで、どこにも行くことはできないからとお願いして、そういう約束をしたのだ。

「……そういえば、そうだったな」

 彼は頭をガシガシとかくと、腕を組んで黙り込んだ。
 難しい顔をしているが、落ち着きを失っているように見えるのは気のせいだろうか。

「……エメライン嬢」

「はい」

「きみは……どうしたい?」

 こちらを見ずに問いかける彼に、私は即答した。

「私は今も変わらず、辺境伯様の本物の妻になりたいと思っております」
 
 きっぱりはっきりと言い切った。
 
 アボットに来てから、彼を好きな気持ちは日に日に大きくなっていっている。
 もう彼なしの人生は考えられないくらいだ。

 お試しではなく、本物の結婚にしたい。
 これからずっと、死ぬまでこのひとの傍にいたい。

 私は、心からそう願っている。

「……本当に、俺なんかの妻になりたいのか?」

「もちろんです!
 ここに来てから、辺境伯様のことが前よりもっと大好きになりました。
 ロニーも、フランも、シーラも大好きです。
 グリフォンがたくさんいて、美味しいお野菜が育つアボットも、これからもっともっと大好きになる予定です。
 辺境伯様の妻になったら、私は世界一の果報者になりますわね」

「……」

 彼は、また沈黙してしまった。
 本心から言っているのに、信じてくれないのだろうか。

「辺境伯様は、どうなさりたいですか?」

「俺は……」

「私のことは、お気に召さなかったでしょうか」

「そんなことはない!」

 太い腕で抱き寄せられ、私の顔は胸板にぎゅっと押し付けられた。

「気に入らない女なら、こんなことはしないし、できない。
 きみだから、触れたいんだ。
 ただ……」

 彼の声に苦いものが混じる。

「情けないことに……まだ、踏ん切りがつかない」

 私がアボットに来てから、まだ七日しかたっていない。
 夜毎肌を重ねて、食事もできるだけ一緒にとって、私たちの仲は深まったと思うが、今後一生を左右する結婚を決めるにはまだ足りないのも無理はない。

 だが、少なくとも彼は私のことを嫌ってはいない。
 むしろ好いてくれているということがわかった。

 それだけでも、私は十分に嬉しい。

「では、お試しの結婚を延長する、ということでいかがでしょう」

 私の提案に、フランそっくりの榛色の瞳が瞬いた。

「もう少し時間をかけて、私を吟味してくださいませ。
 それから、どうするか決めてください」

「……いいのか?」

「はい。
 ただし、期限は設けさせていただきます。
 そうですね……一年もあれば十分でしょうか」

「一年……」

「本当の夫婦になるか、お別れするか。
 一年の間に、どうなさりたいか決めてください。
 もちろん、それより前に辺境伯様のお心が決まったなら、それでも構いません。
 どちらを選ばれるにしろ、私は受け入れる覚悟ができておりますから」

「……わかった」

 大きな手のひらが、私の頬をふわりと包んだ。

「必ず、一年後までに心を決めると約束する。
 だから、それまで……申し訳ないが、お試しの結婚を続けさせてほしい」

「わかりました。
 では、これからもよろしくお願いいたしますね、辺境伯様」

 もしかしたら、明日にでも出て行けと言われるんじゃないかと危惧していた私は、ほっと胸を撫でおろした。

「ダスティン、と呼んでくれないか」

「え?」

「きみには、名で呼んでほしいんだ」

 お試しの結婚だから、旦那様と呼ぶのも気が引けて、ずっと辺境伯様と呼んでいたのだが、これからは名を呼んでいいのだ。

「嬉しいです……!」

 嬉しい。本当に心から嬉しい!

「では、私のことは、エミーと呼んでくださいませんか」

「エミー……」

 きれいな榛色の瞳が、優しく細められた。

「……実は、きみをエミーと呼ぶフランのことが、少し羨ましかった」

 なにそれ!
 こんなにカッコイイ大人の男性が、そんな可愛いことを言うの⁉

 胸がキュンとすると同時に、脳中で理性の糸がプチンと切れる音がした。

 ほしい。この男がほしい。 
 
 私は噛みつくように彼の唇を奪った。

 彼は少し驚いた顔をしたが、すぐに舌を絡めて応えてくれた。

 大きな手で背中と尻のあたりを撫でられるだけで背筋がぞくぞくとして、私の秘部が潤っていく。

 もどかしい気持ちで彼の下半身をまさぐると、その部分はほぼ準備完了な状態になっているのがわかった。

 もう待てない。
 今すぐにこの男がほしい。
 寝台までの、ほんのわずかな距離を移動する間すら惜しい。

 彼の夜着を押し下げると、ほしくてほしくてたまらない肉棒がぶるりと飛び出した。

 私は彼に跨り狙いを定めると、一気にそれで自身を貫いた。

「ぐ……」

 指で解されることもなく、潤いも十分とはいえない状態でそんなことをしたから、彼の方にも刺激が強かったようだ。
 くぐもったうめき声に、私の劣情はさらに煽られる。

 私の方も、いつもより少し柔らかい肉棒に、いつもと違う襞がめくられて、挿れただけで達してしまいそうになった。

「エミー……今夜は、話をするだけにしようと思っていたのに」

「そんなの、無理ですわ」
 
 まだ足りない。
 もっと、もっとほしい。

 私は逞しい肩に手を置いて、腰を上下に動かし彼を貪り始めた。

 動くたびに、胎内で肉棒がむくむくと質量を増していくのがわかる。

「ああっ……ふぁ……」

 潤いが足りなかったのは最初だけで、すぐに蜜が垂れるようになった。

「あっ……辺境伯様……」

「ダスティンだ」

「ダスティン、様」

「そうだ。いい子だ、エミー」

「あ、あああっ!」

 ご褒美とばかりに両方の乳首を摘ままれて、堪らず私はのけ反った。
 
 それに反応して襞がさらに肉棒に絡みつき、彼は形のいい眉を寄せてかすれた吐息を漏らした。
 
 ああ、この男をもっと気持ちよくしてあげたい。
 二人で、もっともっと高いところまで昇りつめたい。

 乳首に甘い刺激を加えられながら、私は夢中で腰を振った。
 
「あっ……ああぁっ……」

 気持ちよくて、それ以外のことはなにも考えられない。
 今夜最初の絶頂が、もうすぐそこまで迫っているのを感じる。

「あ……んんっ……んあああ!」

 私は本能のままに愛しい男を貪り、絶頂に達した。

 そして、それを待ち構えていたかのように、彼は私の腰をがっしりと掴むと、下から私を突き上げ始めた。

「ひぃっ! や、いま、イってるからぁ!」

「そうだな。ナカが締まって、とても気持ちがいいよ」

 まだ昇りつめたところから降りてきていないのに、奥の一番気持ちがいいところを連続で抉られて、視界がチカチカと明滅した。
 絶頂がいつ終わるかもわからない恐怖と、愛しい男に喰らわれる歓喜に私は震えた。

 結局そのまま精を注がれるまで容赦なく責め立てられ、そのころには私の意識は朦朧となっていた。

「エミー、大丈夫か」

 息も絶え絶えな私の背を、大きな手が撫でた。
 
「……も……と……」

 まだ終わりにしたくなくて、逞しい体に縋りついた。
 膣内の襞も、ねだるようにきゅっと肉棒を締めつけた。

「もっと、ほしい……おねがい……」

 見開かれた榛色の瞳に、獰猛な獣のような光が灯った。
 
「エミー……きみは、俺の理性を削り取るのが上手だな」

 私の理性は、とっくに消し飛んでしまっている。
 彼の理性も、そうなってほしい。

「寝台に行こう。
 俺も、まだ足りない」

 私は体がつながったまま寝台に運ばれ、そこでまた互いを貪りあって、その途中で意識を失ったので最後はどうなったか覚えていない。

 とにかく、幸せで大満足な夜だった。
しおりを挟む
感想 14

あなたにおすすめの小説

夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。 だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。 失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。 どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。 「悪女に、遠慮はいらない」 そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。 「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。  王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」 愛も、誇りも奪われたなら── 今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。 裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス! ⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。

【完結】騎士団長の旦那様は小さくて年下な私がお好みではないようです

大森 樹
恋愛
貧乏令嬢のヴィヴィアンヌと公爵家の嫡男で騎士団長のランドルフは、お互いの親の思惑によって結婚が決まった。 「俺は子どもみたいな女は好きではない」 ヴィヴィアンヌは十八歳で、ランドルフは三十歳。 ヴィヴィアンヌは背が低く、ランドルフは背が高い。 ヴィヴィアンヌは貧乏で、ランドルフは金持ち。 何もかもが違う二人。彼の好みの女性とは真逆のヴィヴィアンヌだったが、お金の恩があるためなんとか彼の妻になろうと奮闘する。そんな中ランドルフはぶっきらぼうで冷たいが、とろこどころに優しさを見せてきて……!? 貧乏令嬢×不器用な騎士の年の差ラブストーリーです。必ずハッピーエンドにします。

初恋をこじらせた騎士軍師は、愛妻を偏愛する ~有能な頭脳が愛妻には働きません!~

如月あこ
恋愛
 宮廷使用人のメリアは男好きのする体型のせいで、日頃から貴族男性に絡まれることが多く、自分の身体を嫌っていた。  ある夜、悪辣で有名な貴族の男に王城の庭園へ追い込まれて、絶体絶命のピンチに陥る。  懸命に守ってきた純潔がついに散らされてしまう! と、恐怖に駆られるメリアを助けたのは『騎士軍師』という特別な階級を与えられている、策士として有名な男ゲオルグだった。  メリアはゲオルグの提案で、大切な人たちを守るために、彼と契約結婚をすることになるが――。    騎士軍師(40歳)×宮廷使用人(22歳)  ひたすら不器用で素直な二人の、両片想いむずむずストーリー。 ※ヒロインは、むちっとした体型(太っているわけではないが、本人は太っていると思い込んでいる)

第3皇子は妃よりも騎士団長の妹の私を溺愛している 【完結】

日下奈緒
恋愛
王家に仕える騎士の妹・リリアーナは、冷徹と噂される第3皇子アシュレイに密かに想いを寄せていた。戦の前夜、命を懸けた一戦を前に、彼のもとを訪ね純潔を捧げる。勝利の凱旋後も、皇子は毎夜彼女を呼び続け、やがてリリアーナは身籠る。正妃に拒まれていた皇子は離縁を決意し、すべてを捨ててリリアーナを正式な妃として迎える——これは、禁じられた愛が真実の絆へと変わる、激甘ロマンス。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

側妃としての役割

しゃーりん
恋愛
結婚を前に婚約者を亡くした侯爵令嬢フェリシア。 半年が過ぎる頃、舞い込んだ縁談は国王の側妃であった。 王妃は隣国の元王女。 まだ子供がいないため側妃が必要になったようだ。 フェリシアが心配した王妃との関係はどうなる? 国王に愛され、自分の役割を果たすお話です。

侯爵家の婚約者

やまだごんた
恋愛
侯爵家の嫡男カインは、自分を見向きもしない母に、なんとか認められようと努力を続ける。 7歳の誕生日を王宮で祝ってもらっていたが、自分以外の子供を可愛がる母の姿をみて、魔力を暴走させる。 その場の全員が死を覚悟したその時、1人の少女ジルダがカインの魔力を吸収して救ってくれた。 カインが魔力を暴走させないよう、王はカインとジルダを婚約させ、定期的な魔力吸収を命じる。 家族から冷たくされていたジルダに、カインは母から愛されない自分の寂しさを重ね、よき婚約者になろうと努力する。 だが、母が死に際に枕元にジルダを呼んだのを知り、ジルダもまた自分を裏切ったのだと絶望する。 17歳になった2人は、翌年の結婚を控えていたが、関係は歪なままだった。 そんな中、カインは仕事中に魔獣に攻撃され、死にかけていたところを救ってくれたイレリアという美しい少女と出会い、心を通わせていく。 全86話+番外編の予定

処理中です...