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砂漠の遺跡(上)
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「ん・・・」
明くる朝、ウェルザはようやく目を覚ました。
あのあと、外ではもう夜だったので僕と女神官さんと、ウォークで交代しながらウェルザを看病することにした。
看病と言っても傍に寄り添っているだけだが。
ウェルザが起きた時、ちょうど僕の番で他の二人は椅子、または壁に寄りかかって寝ていた。
「ああ、良かった。ウェルザ、気分はどう?」
ウェルザはベッドから身を起こし、しばらくうつろな目で辺りを見回す。
「ロムル・・・。ウォーク達はどうしたのですか?」
「え?ああ。交代で看てたから今ああやって眠っているんだ。今は僕の番」
「そうですか・・・。すみません。いつもご迷惑をおかけしてしまって・・・」
ウェルザは少し悲しそうな顔をしてうつむいた。その時、
「エリエラ・・・?」
隣で寝ているエリエラを見つけたらしい。
柔らかな寝息を立てているので特に何事もなかったのだとウェルザは黙認したが、
「エリエラは・・・どうかしたのですか?」
綺麗な眉を少しひそめて僕の方を見つめる。僕は回復したてのウェルザにエリエラがあんな無茶な事をしたことを彼に話すべきか迷ったが、しばらくして話すことに決めた。
「そうですか・・・」
ウェルザは少し悩んでいた。
「また無茶をしてあの力を・・・」
あの力?エリエラのは回復魔法じゃないのかな?
「ねえウェルザ。エリエラは何の力を使ったの?回復魔法じゃないの?」
「そうですよ?」
ウェルザはさらっと答える。
「ただ・・・・」
「ただ?」
「あの子の回復魔法は大変なものなんです」
「大変なもの?」
ウェルザはしばらく辺りを見回してから僕の眼を見つめ、
「ええ。あまり公にはしていませんけどラクナスの弟という事で、教えましょう。ちょうど魔法にも良くふれていますし」
そっか。エリエラはラクナス兄さんが連れてきたんだっけ。
「普通、白魔法は回復、毒消し、ケガだけを治す等、他にもいろいろありますが・・・エリエラは最初に上げた三つを“治癒”として使ってしまうのです」
治癒と言えば白魔法の中でもかなり高度な魔法のはず・・・。
ウェルザの話はまだまだ続く。
「ロムルも知っているように治癒は白魔法の中でもかなり高度で、自然の力をかなり使います。のでうまく調和し合わないと、自分の体力を使ってしまう事になるのです。エリエラはまだこの力さえコントロールできないから・・・」
なるほど。
だからあの時倒れてしまったのか。
ウェルザはしばらくエリエラの方を向いて彼女の頭を優しく撫でていた。
それからふと思い立ったように僕の方に向き直る。
「そういえばまだあなたに呪文の属性のお話をしていませんでしたね」
ああそうだ。この間エリエラが変な、確か闇に操られた男達に捕まった時、僕が氷の魔法を使っても効かなかった。あれは属性が違うのだとウェルザは言っていたが・・・。
「本来ならこういう事はラクナスに教えてもらった方が良いのかもしれませんが・・・」
兄さん・・・。
「ま、いいでしょう。魔物には魔法に対して耐性を持っている者がいます。まあ、これは知っているかもしれませんが。属性が違うというのは、魔物の中でも一定の魔法しか効かない。そういう者達の良く使われる言葉です」
「??」
「例えば、火で身体を包んでいたり、火の魔法を無意識に使う魔物達。彼らには火の魔法は効きません。それはロムルも知っていますね?」
僕は無言で頷く。
「彼らが大きなダメージを受けるとしたらそれは氷や水属性の魔法だけ。しかしこの魔物達はまだ良いのです。他の魔法でも多少は効きますから。問題はこの間遭遇したような闇に属する者達です。敵に攻撃与えることのできる魔法は今のところ黒魔法だけですが、黒魔法はそう言われるだけあって、その力は黒=闇から借りているのです。それは分かりますか?ロムル」
僕は初めて聞いたような顔をしていたに違いない。
仕方ない。本当にそうなんだから。僕は今まで大気から力を借りているのだとばかり思っていた。
「黒魔法は確かに大気からも力を借りますが、最終的にそれに攻撃力を与えるのは闇なのです。ですから闇は黒魔法の源。その源の属性に黒魔法を使っても、無駄か、下手をすると相手を回復させてしまう恐れがあります。これの事を私達、魔法を使うものの間では“属性が違う”と言っています。要はダメージを与えられる魔法の種類が違う、という事です」
つまり、属性が違うと言っているのは相手に対して全く効かないものの事をいうのか。
「まあ、敵からしてみれば属性が合っているのですが。先日遭遇したような闇に属するもの、あれは闇なので黒魔法では同じ闇となるので“ダメージを与えられる属性が違う”事になるのです。闇に唯一ダメージを与えることが出来るのが光、つまり白魔法系です」
なるほど。そういうことか。
「あ、あとそれからロムル。貴方に少しだけですが白魔法を教えておきましょう。きっと何かの役に立つはずです」
「白魔法を?覚えられるかなあ」
「きっと平気ですよ、あなたなら。でも机に向かって覚えるのではありません。実用して初めて身につくのですから」
「へえ・・・」
そういえば黒魔法の時はいつも机に向かっていたよーな気が・・・。
「次の目的地はどこですか?ロムル」
「え?えっと確か砂漠の遺跡・・・」
「あそこですか。ならば私も付き合いましょう。ですがあそこに入るにはここの国の王の許可がなければいけません」
「王の許可・・・。って事は城に行かなけりゃいけないってことか?ウェルザ」
「うわっ!ウォーク」
いつの間に。
気が付いたらウォークは僕の後ろに立っていた。
「大声出すなよロムル」
「だって背後霊みたいな真似するから」
それを聞いてウェルザは笑いだしてしまった。
「何がおかしいんだウェルザ」
「大声出しちゃ駄目だよ、まだ皆寝てるんだから。とりあえずシェルに・・・」
そこまで言って僕らは青ざめた。そういえば二人とも宿屋だ。治安が良いとはいえ、盗賊が出る事も少なくないという。ましてやそいつらが良く襲うのは旅人だ。
シェルたちは女性と竜。そんな二人をほったらかしにして僕らは大聖堂で朝を迎えようとしているのか。
「ごめんウェルザ。俺ら帰るわ」
「そうですか、お気をつけて。何か困ったことがありましたらまた尋ねてきてください」
「ありがとう」
「こちらこそ」
簡単な挨拶を交わして僕らは聖堂を出た。
辺りが明るくなってきて空が白け始めたころ、僕らはふと足を止めた。
「綺麗だな」
「うん」
朝というのはなんてすがすがしい気分になれるのだろう。空気が冷えていておいしい。
「さ、行くぞ」
「うん」
僕らは走り出した。
明くる朝、ウェルザはようやく目を覚ました。
あのあと、外ではもう夜だったので僕と女神官さんと、ウォークで交代しながらウェルザを看病することにした。
看病と言っても傍に寄り添っているだけだが。
ウェルザが起きた時、ちょうど僕の番で他の二人は椅子、または壁に寄りかかって寝ていた。
「ああ、良かった。ウェルザ、気分はどう?」
ウェルザはベッドから身を起こし、しばらくうつろな目で辺りを見回す。
「ロムル・・・。ウォーク達はどうしたのですか?」
「え?ああ。交代で看てたから今ああやって眠っているんだ。今は僕の番」
「そうですか・・・。すみません。いつもご迷惑をおかけしてしまって・・・」
ウェルザは少し悲しそうな顔をしてうつむいた。その時、
「エリエラ・・・?」
隣で寝ているエリエラを見つけたらしい。
柔らかな寝息を立てているので特に何事もなかったのだとウェルザは黙認したが、
「エリエラは・・・どうかしたのですか?」
綺麗な眉を少しひそめて僕の方を見つめる。僕は回復したてのウェルザにエリエラがあんな無茶な事をしたことを彼に話すべきか迷ったが、しばらくして話すことに決めた。
「そうですか・・・」
ウェルザは少し悩んでいた。
「また無茶をしてあの力を・・・」
あの力?エリエラのは回復魔法じゃないのかな?
「ねえウェルザ。エリエラは何の力を使ったの?回復魔法じゃないの?」
「そうですよ?」
ウェルザはさらっと答える。
「ただ・・・・」
「ただ?」
「あの子の回復魔法は大変なものなんです」
「大変なもの?」
ウェルザはしばらく辺りを見回してから僕の眼を見つめ、
「ええ。あまり公にはしていませんけどラクナスの弟という事で、教えましょう。ちょうど魔法にも良くふれていますし」
そっか。エリエラはラクナス兄さんが連れてきたんだっけ。
「普通、白魔法は回復、毒消し、ケガだけを治す等、他にもいろいろありますが・・・エリエラは最初に上げた三つを“治癒”として使ってしまうのです」
治癒と言えば白魔法の中でもかなり高度な魔法のはず・・・。
ウェルザの話はまだまだ続く。
「ロムルも知っているように治癒は白魔法の中でもかなり高度で、自然の力をかなり使います。のでうまく調和し合わないと、自分の体力を使ってしまう事になるのです。エリエラはまだこの力さえコントロールできないから・・・」
なるほど。
だからあの時倒れてしまったのか。
ウェルザはしばらくエリエラの方を向いて彼女の頭を優しく撫でていた。
それからふと思い立ったように僕の方に向き直る。
「そういえばまだあなたに呪文の属性のお話をしていませんでしたね」
ああそうだ。この間エリエラが変な、確か闇に操られた男達に捕まった時、僕が氷の魔法を使っても効かなかった。あれは属性が違うのだとウェルザは言っていたが・・・。
「本来ならこういう事はラクナスに教えてもらった方が良いのかもしれませんが・・・」
兄さん・・・。
「ま、いいでしょう。魔物には魔法に対して耐性を持っている者がいます。まあ、これは知っているかもしれませんが。属性が違うというのは、魔物の中でも一定の魔法しか効かない。そういう者達の良く使われる言葉です」
「??」
「例えば、火で身体を包んでいたり、火の魔法を無意識に使う魔物達。彼らには火の魔法は効きません。それはロムルも知っていますね?」
僕は無言で頷く。
「彼らが大きなダメージを受けるとしたらそれは氷や水属性の魔法だけ。しかしこの魔物達はまだ良いのです。他の魔法でも多少は効きますから。問題はこの間遭遇したような闇に属する者達です。敵に攻撃与えることのできる魔法は今のところ黒魔法だけですが、黒魔法はそう言われるだけあって、その力は黒=闇から借りているのです。それは分かりますか?ロムル」
僕は初めて聞いたような顔をしていたに違いない。
仕方ない。本当にそうなんだから。僕は今まで大気から力を借りているのだとばかり思っていた。
「黒魔法は確かに大気からも力を借りますが、最終的にそれに攻撃力を与えるのは闇なのです。ですから闇は黒魔法の源。その源の属性に黒魔法を使っても、無駄か、下手をすると相手を回復させてしまう恐れがあります。これの事を私達、魔法を使うものの間では“属性が違う”と言っています。要はダメージを与えられる魔法の種類が違う、という事です」
つまり、属性が違うと言っているのは相手に対して全く効かないものの事をいうのか。
「まあ、敵からしてみれば属性が合っているのですが。先日遭遇したような闇に属するもの、あれは闇なので黒魔法では同じ闇となるので“ダメージを与えられる属性が違う”事になるのです。闇に唯一ダメージを与えることが出来るのが光、つまり白魔法系です」
なるほど。そういうことか。
「あ、あとそれからロムル。貴方に少しだけですが白魔法を教えておきましょう。きっと何かの役に立つはずです」
「白魔法を?覚えられるかなあ」
「きっと平気ですよ、あなたなら。でも机に向かって覚えるのではありません。実用して初めて身につくのですから」
「へえ・・・」
そういえば黒魔法の時はいつも机に向かっていたよーな気が・・・。
「次の目的地はどこですか?ロムル」
「え?えっと確か砂漠の遺跡・・・」
「あそこですか。ならば私も付き合いましょう。ですがあそこに入るにはここの国の王の許可がなければいけません」
「王の許可・・・。って事は城に行かなけりゃいけないってことか?ウェルザ」
「うわっ!ウォーク」
いつの間に。
気が付いたらウォークは僕の後ろに立っていた。
「大声出すなよロムル」
「だって背後霊みたいな真似するから」
それを聞いてウェルザは笑いだしてしまった。
「何がおかしいんだウェルザ」
「大声出しちゃ駄目だよ、まだ皆寝てるんだから。とりあえずシェルに・・・」
そこまで言って僕らは青ざめた。そういえば二人とも宿屋だ。治安が良いとはいえ、盗賊が出る事も少なくないという。ましてやそいつらが良く襲うのは旅人だ。
シェルたちは女性と竜。そんな二人をほったらかしにして僕らは大聖堂で朝を迎えようとしているのか。
「ごめんウェルザ。俺ら帰るわ」
「そうですか、お気をつけて。何か困ったことがありましたらまた尋ねてきてください」
「ありがとう」
「こちらこそ」
簡単な挨拶を交わして僕らは聖堂を出た。
辺りが明るくなってきて空が白け始めたころ、僕らはふと足を止めた。
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「うん」
朝というのはなんてすがすがしい気分になれるのだろう。空気が冷えていておいしい。
「さ、行くぞ」
「うん」
僕らは走り出した。
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