31 / 36
第30話 解け合う
しおりを挟む
ミゲイルの姿が見えなくなってから、エレオノーラは安堵の息を吐いた。
「全く困ったものよね……レナード、大丈夫?」
「はい」
そうは言うもののレナードの額には汗が浮いているし、顔色も悪い。
余程緊張したのだろう。
「あのくらいで済んでよかったわ。あの人、昔からエレオノーラに執着していて面倒なのよ」
グロリアも口を尖らせて嫌そうな顔をしている。
「昔からって……あの、ミゲイル陛下とエレオノーラ様は、どういう関係なのですか? 僕が気に入らないというのはあると思うのですが、あの様子はまるで……」
「場所を変えて話しましょう。ここでは皆の目もあるし。エレオノーラ、空いている部屋を準備して頂戴」
心配そうな顔をするレナードを見て、ルピシアはそう提案をする。
「そうね、ここでは落ち着かないし……ニコル、お願い」
「承知しました、こちらへどうぞ」
ニコルはすぐに頷き案内を始める。
その後ろをエレオノーラとレナードが、更に後ろにグロリアとルピシアもついていく。
「レナード、わたくしとあの男の間には何もないの。今はとりあえずそれだけを信じて」
不安そうなレナードの様子に、エレオノーラは表情を曇らせて縋るように手を繋いだ。
握られた手は離されることはないけれど、気持ちがまだ追い付かずレナードはまともにエレオノーラの方を見られない。
頭の中は様々な感情が渦巻き、ざわざわしている。
(ミゲイル陛下は何故あそこまでエレオノーラ様に執着を? 僕が気に入らないというのもあるだろうが、それよりは彼女を取られたくないような感じで……でも二人は結ばれることはない関係だ。だって彼は一国の王で、エレオノーラ様はこの国の女王となる人。けれどあの様子はまるで恋人を取られたかのようなもので……)
あり得ない事なのだけれど、それでも考えてしまって仕方ない。
(二人はもしかして、付き合っていた?)
そんな事を考えてしまい、動悸が激しくなり、呼吸が荒くなる。
あり得ないと思うのだけれど、悪い方にと考えてしまって仕方がない。
(早く真相が知りたい)
部屋までの道のりが酷く遠く感じられる。
周囲との喧噪から遠ざかり、そして念入りに人がいないことが確認されてから、エレオノーラはゆっくりと口を開いた。
「レナード安心して頂戴。わたくしとミゲイル陛下の間に特別な関係はないわ、ただ幼い頃から国を背負う立場として交流があっただけ。ただそれだけなの」
「そうなのですね」
(幼馴染ってことなのかな。けれど彼の話しぶりからはそれだけだとは思えない……)
口に出して聞いていいものか、疑うのは失礼ではないかとレナードは唇を噛みしめる。エレオノーラの言葉を信じたいけれど気持ちが追い付かなくて、どうしたらいいのかわからないのだ。
「この際だからしっかりと話を聞いた方がいいですよ、後悔するよりも」
ルピシアの促しにレナードは躊躇いつつもエレオノーラを見つめる。
「何でも、レナードが疑問に思う事は聞いて。気になったこと全て話すから」
エレオノーラの視線を真っ向から浴び、レナードもまたエレオノーラを真っすぐに見つめる。
だが、その表情も声も硬く、お互いに緊張しているのがわかる。
「ミゲイル陛下は何故あそこまでエレオノーラ様を心配なさるのですか? 僕のような弱い男が王配になる事を憂う、というよりはまるでエレオノーラ様を取られたくないような素振りをされていた。本当に、ただの幼馴染、なのですよね……?」
最後の言葉は聞くのも申し訳ないからか少し小さいものとなる。
「あの男はわたくしをまるで我がものかのように振る舞うけれど、ただの幼馴染よ。なぜか気に入られてしまって、ああして男の人と話すのを邪魔してきたり、威圧するようになってしまったわ。けれどいつもは他の人の目もあったから、あそこまではっきりと言ってきたことはなかったのだけれど……婚約を許せなかったのかもね」
一方的な執着であるとエレオノーラは主張する。
「エレオノーラとあの男は本当に何もないから安心して。私たちが保証する」
グロリアも援護を出すように力強く言い切り、ルピシアもその言葉に同意するように頷く。
「大国の王だから私達も強く言い返せないけれど、エレオノーラは昔からあの男に付き纏われていて迷惑しているのです。威圧的で、我儘で、何でも自分の思った通りに事が運ぶと思っているの。本当に自分勝手な男ですわ」
ルピシアも端正な顔を歪め、嫌悪をあらわにする。
「その点レナード様は優しくてエレオノーラに寄り添ってくれて、あの男とは大違いよ。親友としても安心してエレオノーラを預けられるわ。本当にありがとね」
グロリアはレナードに笑顔を向け、その手を握ろうとしたことに気づき、エレオノーラが叩き落とす。
「油断も隙もないわね」
グロリアの行動にエレオノーラは口を尖らせるが、その口元は少し緩んでいた。
「僕がミゲイル陛下よりもエレオノーラ様にふさわしいかはわかりませんが……負けたくはありません」
こんな自分を選んでくれたエレオノーラの為にと、そして自分の為にも。
ここで逃げたのでは一生後悔してしまうと、レナードは決意を新たにする。
「もう一つお聞きしたいのですが、エレオノーラ様はミゲイル陛下の事をどう思っていますか?」
レナードのおずおずとした質問にエレオノーラははっきりと言い切った。
「嫌いだわ。国の事がなければ話もしたくない」
清々しいくらいにばっさりと切り捨てるその様子にレナードもようやく笑顔になった。
その様子を見てやや目を伏せてエレオノーラは続ける。
「……けれど彼の立場には同情もするわ。周囲に傅かれ、苦労もなく来たからあのようになってしまったのでしょうね。誰も彼もが自分のいう事を聞き、逆らう事もしない。けれどそれは逆に本気で彼を思う人がいなかったという事。親も兄弟も、彼にとっては王位を取り合う敵だし、本当の居場所がなかったのでしょうね」
同情するようなエレオノーラの様子に、二人の共通点を見出してしまった。
(エレオノーラ様も周囲に誤解されて距離を置かれた事があったんだよね。孤独を知っているから、ミゲイル陛下も同調してそこに惹かれたのかな)
似たような境遇と幼い頃から知っているゆえに、エレオノーラを自分のものと錯覚したのだろうか。
レナードはそっとエレオノーラの手を握りしめる。
「あなたには僕がいます。何があろうとどこにいようと。それだけは忘れないで」
「ありがとう……わたくしもずっとあなたと共に」
エレオノーラもまたレナードの手を握り、想いを伝えていく。
「全く困ったものよね……レナード、大丈夫?」
「はい」
そうは言うもののレナードの額には汗が浮いているし、顔色も悪い。
余程緊張したのだろう。
「あのくらいで済んでよかったわ。あの人、昔からエレオノーラに執着していて面倒なのよ」
グロリアも口を尖らせて嫌そうな顔をしている。
「昔からって……あの、ミゲイル陛下とエレオノーラ様は、どういう関係なのですか? 僕が気に入らないというのはあると思うのですが、あの様子はまるで……」
「場所を変えて話しましょう。ここでは皆の目もあるし。エレオノーラ、空いている部屋を準備して頂戴」
心配そうな顔をするレナードを見て、ルピシアはそう提案をする。
「そうね、ここでは落ち着かないし……ニコル、お願い」
「承知しました、こちらへどうぞ」
ニコルはすぐに頷き案内を始める。
その後ろをエレオノーラとレナードが、更に後ろにグロリアとルピシアもついていく。
「レナード、わたくしとあの男の間には何もないの。今はとりあえずそれだけを信じて」
不安そうなレナードの様子に、エレオノーラは表情を曇らせて縋るように手を繋いだ。
握られた手は離されることはないけれど、気持ちがまだ追い付かずレナードはまともにエレオノーラの方を見られない。
頭の中は様々な感情が渦巻き、ざわざわしている。
(ミゲイル陛下は何故あそこまでエレオノーラ様に執着を? 僕が気に入らないというのもあるだろうが、それよりは彼女を取られたくないような感じで……でも二人は結ばれることはない関係だ。だって彼は一国の王で、エレオノーラ様はこの国の女王となる人。けれどあの様子はまるで恋人を取られたかのようなもので……)
あり得ない事なのだけれど、それでも考えてしまって仕方ない。
(二人はもしかして、付き合っていた?)
そんな事を考えてしまい、動悸が激しくなり、呼吸が荒くなる。
あり得ないと思うのだけれど、悪い方にと考えてしまって仕方がない。
(早く真相が知りたい)
部屋までの道のりが酷く遠く感じられる。
周囲との喧噪から遠ざかり、そして念入りに人がいないことが確認されてから、エレオノーラはゆっくりと口を開いた。
「レナード安心して頂戴。わたくしとミゲイル陛下の間に特別な関係はないわ、ただ幼い頃から国を背負う立場として交流があっただけ。ただそれだけなの」
「そうなのですね」
(幼馴染ってことなのかな。けれど彼の話しぶりからはそれだけだとは思えない……)
口に出して聞いていいものか、疑うのは失礼ではないかとレナードは唇を噛みしめる。エレオノーラの言葉を信じたいけれど気持ちが追い付かなくて、どうしたらいいのかわからないのだ。
「この際だからしっかりと話を聞いた方がいいですよ、後悔するよりも」
ルピシアの促しにレナードは躊躇いつつもエレオノーラを見つめる。
「何でも、レナードが疑問に思う事は聞いて。気になったこと全て話すから」
エレオノーラの視線を真っ向から浴び、レナードもまたエレオノーラを真っすぐに見つめる。
だが、その表情も声も硬く、お互いに緊張しているのがわかる。
「ミゲイル陛下は何故あそこまでエレオノーラ様を心配なさるのですか? 僕のような弱い男が王配になる事を憂う、というよりはまるでエレオノーラ様を取られたくないような素振りをされていた。本当に、ただの幼馴染、なのですよね……?」
最後の言葉は聞くのも申し訳ないからか少し小さいものとなる。
「あの男はわたくしをまるで我がものかのように振る舞うけれど、ただの幼馴染よ。なぜか気に入られてしまって、ああして男の人と話すのを邪魔してきたり、威圧するようになってしまったわ。けれどいつもは他の人の目もあったから、あそこまではっきりと言ってきたことはなかったのだけれど……婚約を許せなかったのかもね」
一方的な執着であるとエレオノーラは主張する。
「エレオノーラとあの男は本当に何もないから安心して。私たちが保証する」
グロリアも援護を出すように力強く言い切り、ルピシアもその言葉に同意するように頷く。
「大国の王だから私達も強く言い返せないけれど、エレオノーラは昔からあの男に付き纏われていて迷惑しているのです。威圧的で、我儘で、何でも自分の思った通りに事が運ぶと思っているの。本当に自分勝手な男ですわ」
ルピシアも端正な顔を歪め、嫌悪をあらわにする。
「その点レナード様は優しくてエレオノーラに寄り添ってくれて、あの男とは大違いよ。親友としても安心してエレオノーラを預けられるわ。本当にありがとね」
グロリアはレナードに笑顔を向け、その手を握ろうとしたことに気づき、エレオノーラが叩き落とす。
「油断も隙もないわね」
グロリアの行動にエレオノーラは口を尖らせるが、その口元は少し緩んでいた。
「僕がミゲイル陛下よりもエレオノーラ様にふさわしいかはわかりませんが……負けたくはありません」
こんな自分を選んでくれたエレオノーラの為にと、そして自分の為にも。
ここで逃げたのでは一生後悔してしまうと、レナードは決意を新たにする。
「もう一つお聞きしたいのですが、エレオノーラ様はミゲイル陛下の事をどう思っていますか?」
レナードのおずおずとした質問にエレオノーラははっきりと言い切った。
「嫌いだわ。国の事がなければ話もしたくない」
清々しいくらいにばっさりと切り捨てるその様子にレナードもようやく笑顔になった。
その様子を見てやや目を伏せてエレオノーラは続ける。
「……けれど彼の立場には同情もするわ。周囲に傅かれ、苦労もなく来たからあのようになってしまったのでしょうね。誰も彼もが自分のいう事を聞き、逆らう事もしない。けれどそれは逆に本気で彼を思う人がいなかったという事。親も兄弟も、彼にとっては王位を取り合う敵だし、本当の居場所がなかったのでしょうね」
同情するようなエレオノーラの様子に、二人の共通点を見出してしまった。
(エレオノーラ様も周囲に誤解されて距離を置かれた事があったんだよね。孤独を知っているから、ミゲイル陛下も同調してそこに惹かれたのかな)
似たような境遇と幼い頃から知っているゆえに、エレオノーラを自分のものと錯覚したのだろうか。
レナードはそっとエレオノーラの手を握りしめる。
「あなたには僕がいます。何があろうとどこにいようと。それだけは忘れないで」
「ありがとう……わたくしもずっとあなたと共に」
エレオノーラもまたレナードの手を握り、想いを伝えていく。
10
あなたにおすすめの小説
居場所を失った令嬢と結婚することになった男の葛藤
しゃーりん
恋愛
侯爵令嬢ロレーヌは悪女扱いされて婚約破棄された。
父親は怒り、修道院に入れようとする。
そんな彼女を助けてほしいと妻を亡くした28歳の子爵ドリューに声がかかった。
学園も退学させられた、まだ16歳の令嬢との結婚。
ロレーヌとの初夜を少し先に見送ったせいで彼女に触れたくなるドリューのお話です。
あっ、追放されちゃった…。
satomi
恋愛
ガイダール侯爵家の長女であるパールは精霊の話を聞くことができる。がそのことは誰にも話してはいない。亡き母との約束。
母が亡くなって喪も明けないうちに義母を父は連れてきた。義妹付きで。義妹はパールのものをなんでも欲しがった。事前に精霊の話を聞いていたパールは対処なりをできていたけれど、これは…。
ついにウラルはパールの婚約者である王太子を横取りした。
そのことについては王太子は特に魅力のある人ではないし、なんにも感じなかったのですが、王宮内でも噂になり、家の恥だと、家まで追い出されてしまったのです。
精霊さんのアドバイスによりブルハング帝国へと行ったパールですが…。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
女王は若き美貌の夫に離婚を申し出る
小西あまね
恋愛
「喜べ!やっと離婚できそうだぞ!」「……は?」
政略結婚して9年目、32歳の女王陛下は22歳の王配陛下に笑顔で告げた。
9年前の約束を叶えるために……。
豪胆果断だがどこか天然な女王と、彼女を敬愛してやまない美貌の若き王配のすれ違い離婚騒動。
「月と雪と温泉と ~幼馴染みの天然王子と最強魔術師~」の王子の姉の話ですが、独立した話で、作風も違います。
本作は小説家になろうにも投稿しています。
「美しい女性(ヒト)、貴女は一体、誰なのですか?」・・・って、オメエの嫁だよ
猫枕
恋愛
家の事情で12才でウェスペル家に嫁いだイリス。
当時20才だった旦那ラドヤードは子供のイリスをまったく相手にせず、田舎の領地に閉じ込めてしまった。
それから4年、イリスの実家ルーチェンス家はウェスペル家への借金を返済し、負い目のなくなったイリスは婚姻の無効を訴える準備を着々と整えていた。
そんなある日、領地に視察にやってきた形だけの夫ラドヤードとばったり出くわしてしまう。
美しく成長した妻を目にしたラドヤードは一目でイリスに恋をする。
「美しいひとよ、貴女は一体誰なのですか?」
『・・・・オメエの嫁だよ』
執着されたらかなわんと、逃げるイリスの運命は?
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
新婚初夜に『白い結婚にしてほしい』と言われたので論理的に詰めたら夫が泣きました
ささい
恋愛
「愛人がいるから、白い結婚にしてほしい」
政略結婚の初夜にそう告げた夫ルーファス。
妻カレンの反応は——
「それ、契約不履行ですよね?」
「あなたの感情論、論理的に破綻してますよ?」
泣き落としは通じない。
そして初夜の翌朝、夫は泣いていた。
逃げ道は全部塞がれ、気づけば毎日論破されていた。
これは、論破され続けた夫がなぜか幸せになる話。
お掃除侍女ですが、婚約破棄されたので辺境で「浄化」スキルを極めたら、氷の騎士様が「綺麗すぎて目が離せない」と溺愛してきます
咲月ねむと
恋愛
王宮で侍女として働く私、アリシアは、前世の記憶を持つ転生者。清掃員だった前世の知識を活かし、お掃除に情熱を燃やす日々を送っていた。その情熱はいつしか「浄化」というユニークスキルにまで開花!…したことに本人は全く気づいていない。
そんなある日、婚約者である第二王子から「お前の周りだけ綺麗すぎて不気味だ!俺の完璧な美貌が霞む!」という理不尽な理由で婚約破棄され、瘴気が漂うという辺境の地へ追放されてしまう。
しかし、アリシアはへこたれない。「これで思う存分お掃除ができる!」と目を輝かせ、意気揚々と辺境へ。そこで出会ったのは、「氷の騎士」と恐れられるほど冷徹で、実は極度の綺麗好きである辺境伯カイだった。
アリシアがただただ夢中で掃除をすると、瘴気に汚染された土地は浄化され、作物も豊かに実り始める。呪われた森は聖域に変わり、魔物さえも彼女に懐いてしまう。本人はただ掃除をしているだけなのに、周囲からは「伝説の浄化の聖女様」と崇められていく。
一方、カイはアリシアの完璧な仕事ぶり(浄化スキル)に心酔。「君の磨き上げた床は宝石よりも美しい。君こそ私の女神だ」と、猛烈なアタックを開始。アリシアは「お掃除道具をたくさんくれるなんて、なんて良いご主人様!」と、これまた盛大に勘違い。
これは、お掃除大好き侍女が、無自覚な浄化スキルで辺境をピカピカに改革し、綺麗好きなハイスペックヒーローに溺愛される、勘違いから始まる心温まる異世界ラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる