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第7話 大切なパーティー
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いつもは身内だけのひっそりとした誕生パーティーだったけれど、今年はディフェクト様とイティルラ様が一緒だ。
その為いつもとは全く違う誕生日となった。
家族だけでももちろん嬉しいけれど、友達とこうして話したり笑い合ったりするのって、なんて楽しいんだろう。
(ずっとこんな風にいられたらいいのに……)
それが無理なのは心のどこかで気づいていた。生きている世界が違うのだから、いつか二人と話さなくなる日が来るだろう。
その日まではせめて楽しく過ごそうと、心に決める。
「エストレア嬢、そう言えば手紙に書いていたよね。そろそろ中庭の花が咲く頃だって」
「ディフェクト様、覚えていてくださったのですね。そう言えば丁度今見頃だわ、イティルラ様も一緒に見に行きましょう」
「残念だけれど、わたくしシルバーニュ伯爵とお話がありますの。後で追いかけるから、エストレア様とディフェクトで先に向かっていてください」
(珍しい事もあるものね)
まさかイティルラ様に断られるとは思わなかった。
「わかりましたわ、ではまた後で中庭で会いましょう」
ディフェクト様と二人で中庭に向かうけど、ちょっと緊張してしまう。
前回の訪問では三人でいる事が多く、二人っきりになる事がなかったから。とは言っても少し離れたところに護衛はいるので、厳密には二人っきりではないのだけれど。
「手入れが届いていて、とてもいい所だね。緑がいっぱいなのって癒されるね」
「私も好きです。こうしてお花に囲まれてるとなんだろう、落ち着くというか……」
「うん、とても落ち着くね。それにこうしてエストレア嬢が隣にいるから、更にリラックスするよ」
「そ、そうですか?」
優しい眼差しで見つめられ、照れてしまう。
ディフェクト様のこういう言動に少しは慣れてきたつもりなのだけれど、まだやっぱり駄目みたい。
「あ、ディフェクト様こちらです。ね、とても綺麗でしょ」
目的のお花のところにつく、よかったまだ綺麗に咲いていてくれたわ。
「本当だ、とても鮮やかだね」
赤にピンク、黄色や紫など色とりどりに咲き誇っていた。
「凄く素敵だ……ありがとう、こんなにもいい所に案内してくれて」
しばし花に魅入っているディフェクト様を見て、ホッとする。
こんなにお花が好きだとは思わなかったわ、喜んでもらえて本当に良かった。
心地よい沈黙が少しの間、流れる。
(こういう時間も良い思い出になるわね……)
こんなにも幸せなのに、そんな風に思ってしまうのは私の性格が悪いからだろう。
嬉しいのに、悲しくなってしまうなんて。
「ねぇ、エストレア嬢……実は、大事な話があるんだ」
「大事な話、ですか……?」
真剣なディフェクト様の表情と声に、私は畏まる。
「そう。僕達、あと一年で王都にある学園に通うようになるよね」
「えぇ、そうですね……」
(ついにこの時が来たのね。二人と離れる時が)
恐らくディフェクト様とイティルラ様との付き合いは、そこまでとなるだろう。
二人は王族だもの、私のような取り柄もない者とは話もしなくなるはずだ。
学園には他国からの留学生や公爵家の方も通っている。ディフェクト様とイティルラ様はそういった身分の高い方々との交流を深めるようになる。
(大丈夫、元に戻るだけだから)
そうしたらひきこもり令嬢として、ひっそりと過ごせばいい。
もともと華やかなディフェクト様達とは住む世界か違うもの、それが自然なのだと理解しておりますわ。
「学園に通えばたくさんの令息や令嬢に会うだろう。そうするとエストレア嬢も気の合う友人が出来ると思う」
「そうだと嬉しいですね」
(そうなればディフェクト様とイティルラ様と離れても大丈夫だろう、という事よね)
二人に代わるような友人が出来るとは思えないけれど、心配はかけたくない。
「ねぇエストレア嬢……学園に入っても、僕と仲良くしてくれる?」
「もちろんです」
二人ならば私以上に仲良しな友人がすぐ出来るはずだ。
それなのにこんな優しい言葉をかけてくれるなんて、ぎこちない笑顔になってしまうけれど直せない。
「……やっぱり不安だ」
複雑な表情のディフェクト様、私を見つめ、そして跪いた。
「エストレア嬢。お願いです、僕と婚約してください」
「え?!」
「君の優しさ、奥ゆかしさ、そして可愛らしさ……すべてが愛おしいんだ。他の誰にも渡したくない」
ディフェクトの熱い視線に戸惑うばかりだわ。
(突然そんな事を言われても……)
「ディフェクト様、落ち着いて。私なんか、あなたに相応しくない」
きっと一時の気の迷いだろう、だってディフェクト様が私を婚約者にするメリットなんてないもの。
寧ろ不利な事しかない。
「エストレア、自分の事をそんなに卑下しないで」
ディフェクト様の悲しそうな表情に、言葉が詰まる。
「君は優しくて素晴らしい女性だよ。僕達の事を純粋に友人として見てくれてるじゃないか」
「それは、だってお友達ですもの……」
「それを当然と言えるのは、すごい事なんだ。僕達が誕生日パーティーに来るからと、あちこちの人や親族に自慢するわけでもなく、普通にしてくれるなんて。今までになかった事だ」
そもそも私にはパーティーに呼べるような人もいないし、自分が凄いわけではないのだから、ひけらかすなんて虚しい事だと思うんだけれど。
皆は違うのかしら。
「ディフェクト様達のような素敵な方と友達であるのは、自慢です。優しくて、私のお話を真摯に聞いてくださって、とても感謝しております」
そう言うとディフェクト様が微笑む。
「エストレア嬢に自慢だと言ってもらえるのは、嬉しいな。それに君は僕達を王族としてではなく、一人の人間として見てくれているのだというのもすごく嬉しい。こんな心地良いことってないんだよ」
(王族として……ディフェクト様にはそういう悩みがおありでしたのね)
私だって、ディフェクト様とイティルラ様の事を王族だからと、特別視しないわけではない。
「お言葉ですが、ディフェクト様は私を買い被り過ぎです。私だってディフェクト様の事を王族として見てますので、他の人とそう変わりありませんよ」
「そんな事はないよ。エストレア嬢には自覚がないようだけれど、君は他の人とは違う考えをしてくれている」
「?」
そう言われても本当にわからない。
「そういう天然なところも僕は好きだよ。そんな君だから、僕の婚約者になって欲しい。それとも、他に気になる男性が、いるの?」
「そういうわけではありませんが……」
ふと思い浮かんだのは、昔一度お見合いをしたあの男。けれどあんなのとディフェクト様を比べるのは失礼過ぎる。
「僕の事が嫌いではないなら、ぜひ受けて欲しい。シルバーニュ伯爵には既に了承を得ているから」
「いつの間に?」
お父様からも、そしてお母様からもそのような話なんて聞いていない。
「あとはエストレア嬢の気持ち次第だ。君を絶対に幸せにすると約束する、どうかよろしくお願いします」
差し出された手を前に、私は固まってしまった。
こんな時、どうしたらいいのだろう……イティルラ様もいないし、両親もいない。
自分で決断する時、という事なのだろうか。
(イティルラ様もこの事を知っていらしたのかしら)
だからこそ珍しく私とディフェクト様から離れたのかもしれない。
「こんな太っている私で、本当にいいのですか……?」
気持ちに偽りがないのかを知りたくて言葉にしたのだけれど、その事をすぐに恥じた。
ディフェクト様は私が太っている事を揶揄ったことはない。
それどころか、手紙でいつも可愛いと褒めてくれているのに。その気持ちを疑うような事を口にしてしまった。
「もちろんだよ。こんなにも可愛らしい女性を僕は他に知らないもの」
ディフェクト様の本気の声に、顔が熱くなるのを感じた。
こんなにも気持ちをぶつけてくれているのに、このまま黙っているのはいけないわ。
「ディフェクト様、私は……」
ゆっくりとディフェクト様に自分の想いを伝えていく。
その為いつもとは全く違う誕生日となった。
家族だけでももちろん嬉しいけれど、友達とこうして話したり笑い合ったりするのって、なんて楽しいんだろう。
(ずっとこんな風にいられたらいいのに……)
それが無理なのは心のどこかで気づいていた。生きている世界が違うのだから、いつか二人と話さなくなる日が来るだろう。
その日まではせめて楽しく過ごそうと、心に決める。
「エストレア嬢、そう言えば手紙に書いていたよね。そろそろ中庭の花が咲く頃だって」
「ディフェクト様、覚えていてくださったのですね。そう言えば丁度今見頃だわ、イティルラ様も一緒に見に行きましょう」
「残念だけれど、わたくしシルバーニュ伯爵とお話がありますの。後で追いかけるから、エストレア様とディフェクトで先に向かっていてください」
(珍しい事もあるものね)
まさかイティルラ様に断られるとは思わなかった。
「わかりましたわ、ではまた後で中庭で会いましょう」
ディフェクト様と二人で中庭に向かうけど、ちょっと緊張してしまう。
前回の訪問では三人でいる事が多く、二人っきりになる事がなかったから。とは言っても少し離れたところに護衛はいるので、厳密には二人っきりではないのだけれど。
「手入れが届いていて、とてもいい所だね。緑がいっぱいなのって癒されるね」
「私も好きです。こうしてお花に囲まれてるとなんだろう、落ち着くというか……」
「うん、とても落ち着くね。それにこうしてエストレア嬢が隣にいるから、更にリラックスするよ」
「そ、そうですか?」
優しい眼差しで見つめられ、照れてしまう。
ディフェクト様のこういう言動に少しは慣れてきたつもりなのだけれど、まだやっぱり駄目みたい。
「あ、ディフェクト様こちらです。ね、とても綺麗でしょ」
目的のお花のところにつく、よかったまだ綺麗に咲いていてくれたわ。
「本当だ、とても鮮やかだね」
赤にピンク、黄色や紫など色とりどりに咲き誇っていた。
「凄く素敵だ……ありがとう、こんなにもいい所に案内してくれて」
しばし花に魅入っているディフェクト様を見て、ホッとする。
こんなにお花が好きだとは思わなかったわ、喜んでもらえて本当に良かった。
心地よい沈黙が少しの間、流れる。
(こういう時間も良い思い出になるわね……)
こんなにも幸せなのに、そんな風に思ってしまうのは私の性格が悪いからだろう。
嬉しいのに、悲しくなってしまうなんて。
「ねぇ、エストレア嬢……実は、大事な話があるんだ」
「大事な話、ですか……?」
真剣なディフェクト様の表情と声に、私は畏まる。
「そう。僕達、あと一年で王都にある学園に通うようになるよね」
「えぇ、そうですね……」
(ついにこの時が来たのね。二人と離れる時が)
恐らくディフェクト様とイティルラ様との付き合いは、そこまでとなるだろう。
二人は王族だもの、私のような取り柄もない者とは話もしなくなるはずだ。
学園には他国からの留学生や公爵家の方も通っている。ディフェクト様とイティルラ様はそういった身分の高い方々との交流を深めるようになる。
(大丈夫、元に戻るだけだから)
そうしたらひきこもり令嬢として、ひっそりと過ごせばいい。
もともと華やかなディフェクト様達とは住む世界か違うもの、それが自然なのだと理解しておりますわ。
「学園に通えばたくさんの令息や令嬢に会うだろう。そうするとエストレア嬢も気の合う友人が出来ると思う」
「そうだと嬉しいですね」
(そうなればディフェクト様とイティルラ様と離れても大丈夫だろう、という事よね)
二人に代わるような友人が出来るとは思えないけれど、心配はかけたくない。
「ねぇエストレア嬢……学園に入っても、僕と仲良くしてくれる?」
「もちろんです」
二人ならば私以上に仲良しな友人がすぐ出来るはずだ。
それなのにこんな優しい言葉をかけてくれるなんて、ぎこちない笑顔になってしまうけれど直せない。
「……やっぱり不安だ」
複雑な表情のディフェクト様、私を見つめ、そして跪いた。
「エストレア嬢。お願いです、僕と婚約してください」
「え?!」
「君の優しさ、奥ゆかしさ、そして可愛らしさ……すべてが愛おしいんだ。他の誰にも渡したくない」
ディフェクトの熱い視線に戸惑うばかりだわ。
(突然そんな事を言われても……)
「ディフェクト様、落ち着いて。私なんか、あなたに相応しくない」
きっと一時の気の迷いだろう、だってディフェクト様が私を婚約者にするメリットなんてないもの。
寧ろ不利な事しかない。
「エストレア、自分の事をそんなに卑下しないで」
ディフェクト様の悲しそうな表情に、言葉が詰まる。
「君は優しくて素晴らしい女性だよ。僕達の事を純粋に友人として見てくれてるじゃないか」
「それは、だってお友達ですもの……」
「それを当然と言えるのは、すごい事なんだ。僕達が誕生日パーティーに来るからと、あちこちの人や親族に自慢するわけでもなく、普通にしてくれるなんて。今までになかった事だ」
そもそも私にはパーティーに呼べるような人もいないし、自分が凄いわけではないのだから、ひけらかすなんて虚しい事だと思うんだけれど。
皆は違うのかしら。
「ディフェクト様達のような素敵な方と友達であるのは、自慢です。優しくて、私のお話を真摯に聞いてくださって、とても感謝しております」
そう言うとディフェクト様が微笑む。
「エストレア嬢に自慢だと言ってもらえるのは、嬉しいな。それに君は僕達を王族としてではなく、一人の人間として見てくれているのだというのもすごく嬉しい。こんな心地良いことってないんだよ」
(王族として……ディフェクト様にはそういう悩みがおありでしたのね)
私だって、ディフェクト様とイティルラ様の事を王族だからと、特別視しないわけではない。
「お言葉ですが、ディフェクト様は私を買い被り過ぎです。私だってディフェクト様の事を王族として見てますので、他の人とそう変わりありませんよ」
「そんな事はないよ。エストレア嬢には自覚がないようだけれど、君は他の人とは違う考えをしてくれている」
「?」
そう言われても本当にわからない。
「そういう天然なところも僕は好きだよ。そんな君だから、僕の婚約者になって欲しい。それとも、他に気になる男性が、いるの?」
「そういうわけではありませんが……」
ふと思い浮かんだのは、昔一度お見合いをしたあの男。けれどあんなのとディフェクト様を比べるのは失礼過ぎる。
「僕の事が嫌いではないなら、ぜひ受けて欲しい。シルバーニュ伯爵には既に了承を得ているから」
「いつの間に?」
お父様からも、そしてお母様からもそのような話なんて聞いていない。
「あとはエストレア嬢の気持ち次第だ。君を絶対に幸せにすると約束する、どうかよろしくお願いします」
差し出された手を前に、私は固まってしまった。
こんな時、どうしたらいいのだろう……イティルラ様もいないし、両親もいない。
自分で決断する時、という事なのだろうか。
(イティルラ様もこの事を知っていらしたのかしら)
だからこそ珍しく私とディフェクト様から離れたのかもしれない。
「こんな太っている私で、本当にいいのですか……?」
気持ちに偽りがないのかを知りたくて言葉にしたのだけれど、その事をすぐに恥じた。
ディフェクト様は私が太っている事を揶揄ったことはない。
それどころか、手紙でいつも可愛いと褒めてくれているのに。その気持ちを疑うような事を口にしてしまった。
「もちろんだよ。こんなにも可愛らしい女性を僕は他に知らないもの」
ディフェクト様の本気の声に、顔が熱くなるのを感じた。
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