8 / 27
第8話 縁を繋いだのは……
しおりを挟む
二人きりの中庭で、ディフェクト様の告白を受けて、私は自分の気持ちを吐露する。
「ディフェクト様の気持ちは嬉しいです……けど、ごめんなさい」
ディフェクト様が悲しい顔をされるけれど、どうしても、はいと頷くことが出来なかった。
『本当にそれでいいの?』
「え?」
聞き覚えのない声がどこからか聞こえてきた。
『本当に、ディフェクトを手放《てばにゃ》して大丈夫? こんにゃチャンス、後は来にゃいかもしれにゃーよ?』
「だ、誰ですか?」
気のせいではない、はっきりとした声が聞こえてきた。
やや不明瞭な、小さい女の子が私に語り掛けている。周囲を見てもそのような子の姿はない。
きょろきょろする私を尻目に、言葉は続いている。
『自信がにゃいからって言い訳ばかりだけれど、彼が他の誰かと一緒ににゃっても後悔しにゃい? 後から私が先に好きだったのに~って言っても時は戻らにゃーのよ』
「それは……」
そんな場面を見たら……想像すると気分が沈んでいく。
自分じゃない子と仲良さそうに話すディフェクト様を考えると、仕方ないという感情と嫌だという感情が湧き上がってしまう。
とんだ我儘だとは思うけれど、そんなの見たくない。
『ディフェクトの事が嫌いにゃわけではにゃいんでしょ? だってあんにゃにもいっぱい手紙を書いてくれていたじゃにゃい、それが好きという気持ちじゃにゃいとしたら、一体何にゃの?』
(手紙の事まで知っているなんて)
一体この声の主は誰……?
『このまま疎遠ににゃるなんてもったいにゃーわよ、エストレアの事をこんにゃにも大切にしてくれる人に会える保証もにゃいのに。友達だって、出来にゃいかもよ』
その言葉はぐさりと私の胸に刺さる。
確かにこれから私に友達が出来る保証はない。
「待って、それと婚約の話は違うわ。それにディフェクト様とはこれからも友達としてお付き合い出来るでしょ」
『それはどうかにゃあ。さっきも言ったけれど、ディフェクトに恋人や婚約者が出来ても後悔しにゃい?』
「……」
答えたいのに声が出ない。そうだと言いたいのだけれど、言葉が詰まる。
本当は、嫌だ。
『エストレア。その沈黙が、答えなんじゃにゃいの?』
「うん……」
私は正直に頷いた。
「ディフェクト様が他の誰かと婚約するのは、嫌。離れてしまうのは寂しい」
話すつもりなんてなかったのに、一度タガが外れちゃうと言葉が止まらない。
「でも、私じゃ彼に釣り合わない。見た目も家柄も頭脳も、私は何も持ってないもの。ディフェクト様を支えられるような強さもない。それならばいっそ身を引いてしまった方が……」
『あなたが何も持ってないにゃんて、ディフェクトは言っていた? その事を責めたりした?』
「彼は優しいから、そんな事言わないわ」
『優しいから言わないにゃんて、それじゃあディフェクトを疑っているようなもんじゃにゃい? 先程の告白が本心からとは思わにゃいの?』
「疑うつもりなんてないわ、彼は嘘なんて言わないし」
『じゃあ信じてあげてにゃ、ディフェクトの事を。そろそろ本当の彼を見てあげにゃさいね』
(ディフェクト様を信じて、本当の彼を見て……)
ディフェクト様はじっと私を見つめていて、まるで答えを待っているようであった。
真剣な表情と目に、もう気持ちを反らすことは許されないように思える。
(ディフェクト様は私の事を可愛いと、好きと言ってくれた。身分や容姿ではなく、私自身を見て、そう言ってくれたんだわ)
そして彼は言っていた、私がディフェクト様の事を王族としてではなく、一人の人として見てくれていることが嬉しいとも。
ディフェクト様とはこれからも一緒にいたい。そして、誰にも渡したくない。
(それは楽しい事ばかりではないだろうけど、でも)
後悔、したくない。
私はそっとディフェクト様の手を取った。
「あの、ディフェクト様にお願いがあります」
「君の願いなら喜んで……」
ディフェクト様の手を握れば、優しく握り返される。
「一緒にお父様のところへと行ってもらえますか? お話をしたいのです、こ、婚約についての事を」
ディフェクト様の表情が一気に明るくなる。
「エストレア、嬉しい!」
「ディフェクト様、落ち着いて」
「落ち着けないよ、振られていたらもう立ち直れないところだったもの」
立ち上がったディフェクト様は私の手を両手で握り、ぶんぶんと振る。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
(こんなにも喜んでくれるなんて……本当に私の事を想ってくれていたのね)
私もちょっと泣きそうになってしまう。
「ところでディフェクト様、先程の声は一体誰なのでしょうか。私の事もディフェクト様も知っているような口ぶりでしたが……姿が見えず」
イティルラ様かとも思ったけれど、明らかに口調が違ったし、声も若い感じがした。
それにイティルラ様は私を呼び捨てにしない。
「あっ、あ~……本当はもう少ししてから紹介しようと思っていたんだけど……」
珍しく歯切れの悪い様子に訝しむ。
「紹介? 一体どなたなのですか?」
ディフェクト様は知っているようだけれど、女の子の知り合いがきているのだろうか?
私には知らせずに? と、嫉妬心がむくむくと湧き上がってくる。
「エストレアも良く知っている子だよ、」
「?」
「びっくりしないでね」
そう言ってディフェクト様は上着の中に手を入れる。
「この子はチェリちゃんですよね」
その手には私が作ったウールドール、チェリちゃんが乗っている。
「ずっとこの子が話をしてくれていたんだ。本当は見守ってくれるという約束だったんだけれど、僕がふがいないから代わりに話をしてくれたんだよ」
「ディフェクト様も、このような冗談を言うのですね」
ウールドールが話すなんて、ありえない。
(そういう人形があるとは聞いたことがあれけれど、あれは魔法とは機械仕掛けがあるという話だわ。この子にそんなもの、ついてないもの)
そもそも私が作ったのだから、断言できる。
そんな事はないと。
「それで本当はどなたが?」
「そうだよね、信じづらいよね……でも本当なんだ。チェリ、お願い」
そう言ってディフェクト様が話しかけるけれど、チェリが動く様子はない。
「もうディフェクト様、ふざけないでください。チェリちゃんは人形ですよ。話すだなんて……」
「にゃはははは!」
そんなおとぎ話みたいな……と思っていたら、急にチェリちゃんが笑い始める。
「そうだよにゃあ、信じられないよにゃあ。でも、つい声が出ちゃったのにゃ。二人共じれったくてしょうがにゃかったんだもの」
ディフェクト様の手の中で笑い続けるチェリちゃんに、私は後ずさった。
「本当に、しゃべった……」
信じられない……こんな事があるなんて。
今日はなんて日なのかしら。
とんだ誕生日となってしまった。
「ディフェクト様の気持ちは嬉しいです……けど、ごめんなさい」
ディフェクト様が悲しい顔をされるけれど、どうしても、はいと頷くことが出来なかった。
『本当にそれでいいの?』
「え?」
聞き覚えのない声がどこからか聞こえてきた。
『本当に、ディフェクトを手放《てばにゃ》して大丈夫? こんにゃチャンス、後は来にゃいかもしれにゃーよ?』
「だ、誰ですか?」
気のせいではない、はっきりとした声が聞こえてきた。
やや不明瞭な、小さい女の子が私に語り掛けている。周囲を見てもそのような子の姿はない。
きょろきょろする私を尻目に、言葉は続いている。
『自信がにゃいからって言い訳ばかりだけれど、彼が他の誰かと一緒ににゃっても後悔しにゃい? 後から私が先に好きだったのに~って言っても時は戻らにゃーのよ』
「それは……」
そんな場面を見たら……想像すると気分が沈んでいく。
自分じゃない子と仲良さそうに話すディフェクト様を考えると、仕方ないという感情と嫌だという感情が湧き上がってしまう。
とんだ我儘だとは思うけれど、そんなの見たくない。
『ディフェクトの事が嫌いにゃわけではにゃいんでしょ? だってあんにゃにもいっぱい手紙を書いてくれていたじゃにゃい、それが好きという気持ちじゃにゃいとしたら、一体何にゃの?』
(手紙の事まで知っているなんて)
一体この声の主は誰……?
『このまま疎遠ににゃるなんてもったいにゃーわよ、エストレアの事をこんにゃにも大切にしてくれる人に会える保証もにゃいのに。友達だって、出来にゃいかもよ』
その言葉はぐさりと私の胸に刺さる。
確かにこれから私に友達が出来る保証はない。
「待って、それと婚約の話は違うわ。それにディフェクト様とはこれからも友達としてお付き合い出来るでしょ」
『それはどうかにゃあ。さっきも言ったけれど、ディフェクトに恋人や婚約者が出来ても後悔しにゃい?』
「……」
答えたいのに声が出ない。そうだと言いたいのだけれど、言葉が詰まる。
本当は、嫌だ。
『エストレア。その沈黙が、答えなんじゃにゃいの?』
「うん……」
私は正直に頷いた。
「ディフェクト様が他の誰かと婚約するのは、嫌。離れてしまうのは寂しい」
話すつもりなんてなかったのに、一度タガが外れちゃうと言葉が止まらない。
「でも、私じゃ彼に釣り合わない。見た目も家柄も頭脳も、私は何も持ってないもの。ディフェクト様を支えられるような強さもない。それならばいっそ身を引いてしまった方が……」
『あなたが何も持ってないにゃんて、ディフェクトは言っていた? その事を責めたりした?』
「彼は優しいから、そんな事言わないわ」
『優しいから言わないにゃんて、それじゃあディフェクトを疑っているようなもんじゃにゃい? 先程の告白が本心からとは思わにゃいの?』
「疑うつもりなんてないわ、彼は嘘なんて言わないし」
『じゃあ信じてあげてにゃ、ディフェクトの事を。そろそろ本当の彼を見てあげにゃさいね』
(ディフェクト様を信じて、本当の彼を見て……)
ディフェクト様はじっと私を見つめていて、まるで答えを待っているようであった。
真剣な表情と目に、もう気持ちを反らすことは許されないように思える。
(ディフェクト様は私の事を可愛いと、好きと言ってくれた。身分や容姿ではなく、私自身を見て、そう言ってくれたんだわ)
そして彼は言っていた、私がディフェクト様の事を王族としてではなく、一人の人として見てくれていることが嬉しいとも。
ディフェクト様とはこれからも一緒にいたい。そして、誰にも渡したくない。
(それは楽しい事ばかりではないだろうけど、でも)
後悔、したくない。
私はそっとディフェクト様の手を取った。
「あの、ディフェクト様にお願いがあります」
「君の願いなら喜んで……」
ディフェクト様の手を握れば、優しく握り返される。
「一緒にお父様のところへと行ってもらえますか? お話をしたいのです、こ、婚約についての事を」
ディフェクト様の表情が一気に明るくなる。
「エストレア、嬉しい!」
「ディフェクト様、落ち着いて」
「落ち着けないよ、振られていたらもう立ち直れないところだったもの」
立ち上がったディフェクト様は私の手を両手で握り、ぶんぶんと振る。
その目にはうっすらと涙が浮かんでいた。
(こんなにも喜んでくれるなんて……本当に私の事を想ってくれていたのね)
私もちょっと泣きそうになってしまう。
「ところでディフェクト様、先程の声は一体誰なのでしょうか。私の事もディフェクト様も知っているような口ぶりでしたが……姿が見えず」
イティルラ様かとも思ったけれど、明らかに口調が違ったし、声も若い感じがした。
それにイティルラ様は私を呼び捨てにしない。
「あっ、あ~……本当はもう少ししてから紹介しようと思っていたんだけど……」
珍しく歯切れの悪い様子に訝しむ。
「紹介? 一体どなたなのですか?」
ディフェクト様は知っているようだけれど、女の子の知り合いがきているのだろうか?
私には知らせずに? と、嫉妬心がむくむくと湧き上がってくる。
「エストレアも良く知っている子だよ、」
「?」
「びっくりしないでね」
そう言ってディフェクト様は上着の中に手を入れる。
「この子はチェリちゃんですよね」
その手には私が作ったウールドール、チェリちゃんが乗っている。
「ずっとこの子が話をしてくれていたんだ。本当は見守ってくれるという約束だったんだけれど、僕がふがいないから代わりに話をしてくれたんだよ」
「ディフェクト様も、このような冗談を言うのですね」
ウールドールが話すなんて、ありえない。
(そういう人形があるとは聞いたことがあれけれど、あれは魔法とは機械仕掛けがあるという話だわ。この子にそんなもの、ついてないもの)
そもそも私が作ったのだから、断言できる。
そんな事はないと。
「それで本当はどなたが?」
「そうだよね、信じづらいよね……でも本当なんだ。チェリ、お願い」
そう言ってディフェクト様が話しかけるけれど、チェリが動く様子はない。
「もうディフェクト様、ふざけないでください。チェリちゃんは人形ですよ。話すだなんて……」
「にゃはははは!」
そんなおとぎ話みたいな……と思っていたら、急にチェリちゃんが笑い始める。
「そうだよにゃあ、信じられないよにゃあ。でも、つい声が出ちゃったのにゃ。二人共じれったくてしょうがにゃかったんだもの」
ディフェクト様の手の中で笑い続けるチェリちゃんに、私は後ずさった。
「本当に、しゃべった……」
信じられない……こんな事があるなんて。
今日はなんて日なのかしら。
とんだ誕生日となってしまった。
0
あなたにおすすめの小説
僕の姉的存在の幼馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜
柿 心刃
恋愛
僕の幼馴染で姉的な存在である西田香奈は、眉目秀麗・品行方正・成績優秀と三拍子揃った女の子だ。彼女は、この辺りじゃ有名な女子校に通っている。僕とは何の接点もないように思える香奈姉ちゃんが、ある日、急に僕に急接近してきた。
僕の名は、周防楓。
女子校とは反対側にある男子校に通う、ごく普通の男子だ。
戦姫のトロイメライ~断罪される未来が視えたので先に死んだことにしました
志熊みゅう
恋愛
十三歳の誕生日、侯爵令嬢エディット・ユングリングは、自分が死ぬ瞬間を"夢"に視た。
卒業舞踏会で、婚約者であるフィーラ帝国・第一皇子マティアス殿下から、身に覚えのない罪で断罪され、捕らえられる。傍らでは見知らぬピンクブロンドの令嬢が不敵に微笑む。貴族牢のある北の古城に連行される途中、馬車ごと“死の谷”へと落ちていった――そんな妙に生々しい夢。
マティアス殿下は聡明で優しく、エディットを大切にしているように見えた。だから誰もその"夢"のことを気に留めなかった。しかし、兄の怪我、愛猫の死、そして大干ばつ――エディットの"夢"は次々と現実になっていく。ある日、エディットは気づく。この"夢"が、母の祖国・トヴォー王国の建国の軍師と同じ異能――"未来視"であることに。
その頃、一年早く貴族学院に入学したマティアス殿下は、皇宮から解放され、つかの間の自由を知った。そして、子爵令嬢ライラに懸想するようになる。彼女は、"夢"の中で冷酷に微笑むあの令嬢に瓜二つ。エディットは自分が視た"夢"が少しずつ現実になっていくことに恐怖した。そんな時に視た、黒髪の令息が「愛しているよ」と優しくはにかむ、もう一つの『未来』。エディットは決心する。
――断罪される未来を変えたい。もう一つの未来を自分で選び取る。
彼女は断罪される前に、家族と共に自らの死を偽装し、トヴォー王国へと身を隠す。選び取った未来の先で、エディットは『戦姫』として新たな運命の渦に飲まれていく――。
断罪の未来を捨て、愛する者のために戦う令嬢の恋愛ファンタジー!
乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまった私は、全力で死亡フラグを回避したいのに、なぜか空回りしてしまうんです(涙)
藤原 柚月
恋愛
(週一更新になります。楽しみにしてくださる方々、申し訳ありません。)
この物語の主人公、ソフィアは五歳の時にデメトリアス公爵家の養女として迎えられた。
両親の不幸で令嬢になったソフィアは、両親が亡くなった時の記憶と引き替えに前世の記憶を思い出してしまった。
この世界が乙女ゲームの世界だと気付くのに時間がかからなかった。
自分が悪役令嬢と知ったソフィア。
婚約者となるのはアレン・ミットライト王太子殿下。なんとしても婚約破棄、もしくは婚約しないように計画していた矢先、突然の訪問が!
驚いたソフィアは何も考えず、「婚約破棄したい!」と、言ってしまう。
死亡フラグが立ってしまったーー!!?
早速フラグを回収してしまって内心穏やかではいられなかった。
そんなソフィアに殿下から「婚約破棄はしない」と衝撃な言葉が……。
しかも、正式に求婚されてしまう!?
これはどういうこと!?
ソフィアは混乱しつつもストーリーは進んでいく。
なんとしてても、ゲーム本作の学園入学までには婚約を破棄したい。
攻略対象者ともできるなら関わりたくない。そう思っているのになぜか関わってしまう。
中世ヨーロッパのような世界。だけど、中世ヨーロッパとはわずかに違う。
ファンタジーのふんわりとした世界で、彼女は婚約破棄、そして死亡フラグを回避出来るのか!?
※この作品はフィクションです。
実在の人物、団体などに一切関係ありません。
誤字脱字、感想を受け付けております。
HOT ランキング 4位にランクイン
第1回 一二三書房WEB小説大賞 一次選考通過作品
この作品は、小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
前世の記憶しかない元侯爵令嬢は、訳あり大公殿下のお気に入り。(注:期間限定)
miy
恋愛
(※長編なため、少しネタバレを含みます)
ある日目覚めたら、そこは見たことも聞いたこともない…異国でした。
ここは、どうやら転生後の人生。
私は大貴族の令嬢レティシア17歳…らしいのですが…全く記憶にございません。
有り難いことに言葉は理解できるし、読み書きも問題なし。
でも、見知らぬ世界で貴族生活?いやいや…私は平凡な日本人のようですよ?…無理です。
“前世の記憶”として目覚めた私は、現世の“レティシアの身体”で…静かな庶民生活を始める。
そんな私の前に、一人の貴族男性が現れた。
ちょっと?訳ありな彼が、私を…自分の『唯一の女性』であると誤解してしまったことから、庶民生活が一変してしまう。
高い身分の彼に関わってしまった私は、元いた国を飛び出して魔法の国で暮らすことになるのです。
大公殿下、大魔術師、聖女や神獣…等など…いろんな人との出会いを経て『レティシア』が自分らしく生きていく。
という、少々…長いお話です。
鈍感なレティシアが、大公殿下からの熱い眼差しに気付くのはいつなのでしょうか…?
※安定のご都合主義、独自の世界観です。お許し下さい。
※ストーリーの進度は遅めかと思われます。
※現在、不定期にて公開中です。よろしくお願い致します。
公開予定日を最新話に記載しておりますが、長期休載の場合はこちらでもお知らせをさせて頂きます。
※ド素人の書いた3作目です。まだまだ優しい目で見て頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。
※初公開から2年が過ぎました。少しでも良い作品に、読みやすく…と、時間があれば順次手直し(改稿)をしていく予定でおります。(現在、146話辺りまで手直し作業中)
※章の区切りを変更致しました。(9/22更新)
思い込み、勘違いも、程々に。
棗
恋愛
※一部タイトルを変えました。
伯爵令嬢フィオーレは、自分がいつか異母妹を虐げた末に片想い相手の公爵令息や父と義母に断罪され、家を追い出される『予知夢』を視る。
現実にならないように、最後の学生生活は彼と異母妹がどれだけお似合いか、理想の恋人同士だと周囲に見られるように行動すると決意。
自身は卒業後、隣国の教会で神官になり、2度と母国に戻らない準備を進めていた。
――これで皆が幸福になると思い込み、良かれと思って計画し、行動した結果がまさかの事態を引き起こす……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる