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4.魔法学園入学
入学式
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来たる月曜、天気は快晴、気温良好という天気に恵まれたその日、魔法学園の入学式が開催された。全体での式が終わり、それぞれが自分のクラスを探しに行く。
そんな中、体験入学で訪れた際とは違う緊張感を持って、私は壁に張り出されたクラス割りを見つめていた。
自分の名前を探していると、背後から人に押されてふらついた。人が多い。しかし、自分で立ち直そうとしていた私の腕を、誰かが素早く掴んでバランスを取ってくれた。誰だろうと思って顔を上げると、最近知った彼、ジャックだった。
「…何その顔は。僕、一応君を助けたんだけど…」
「ありがとうございます。ですが鍛えていますので、ご心配には及びませんわ」
事実、あれくらい平気ではある。彼らは令嬢がひ弱だと思っているのだろう。しかし、私は魔法に剣に身体を動かし続けてきた。体幹などにも自信がある。
「はぁ?可愛くないね、君。そこはお礼だけでいいだろ。それにしても、まだ自分のクラス見つけてないの?言葉の割にはとろいな」
はぁ?むかつく…私は目を鍛えていると言ったわけじゃない。今はバランス感覚の話だろうに、こいつ…やっぱりむかつく。
「そう言うあなたも私と同じではなくて?」
「……僕は今見に来たばっかだから」
本当に?自分が見つけてから言えよ。二人して睨み合っていると、セパルが私の腕を引く。今日も安定のカップル的な腕組みをしているようだ。
『そなたの名、あれではないかえ?』
セパルが示す先を見ると、そこには確かに私の名前が記されていた。1年2組と…ありがとうセパル!
「お先に失礼しますね」
にっこり笑ってジャックに伝え、その場を離れる。自分で見つけたわけじゃないことが残念である。
クラスの前に行くと、クラスの座席表が、前方のドアと後方のドアの近くに貼ってあった。
そこへ近寄り、自分のクラス編成を確かめる。私の席順など二の次だ。知った名前がないかをチェックしなければならない。
学生の名前を出来る限りのスピードで、自分の頭にある4人の名前と照らし合わせていく。
…当たり。一人、いた。
それは、先程火花を散らした彼だった。せめてもの救いは席が離れていることくらいだろう。彼は最前列の席で、私は最後列の席だった。
まぁ、あんな感じの挨拶から始まったのだから、どうしようもない。むしろ、険悪な感じの方がいいかもしれない。下手に恋愛劇に巻き込まれないで済むんじゃないか?
私の学園生活は、微妙な不安を残しつつ、幕を開けたーー。
そんな中、体験入学で訪れた際とは違う緊張感を持って、私は壁に張り出されたクラス割りを見つめていた。
自分の名前を探していると、背後から人に押されてふらついた。人が多い。しかし、自分で立ち直そうとしていた私の腕を、誰かが素早く掴んでバランスを取ってくれた。誰だろうと思って顔を上げると、最近知った彼、ジャックだった。
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「そう言うあなたも私と同じではなくて?」
「……僕は今見に来たばっかだから」
本当に?自分が見つけてから言えよ。二人して睨み合っていると、セパルが私の腕を引く。今日も安定のカップル的な腕組みをしているようだ。
『そなたの名、あれではないかえ?』
セパルが示す先を見ると、そこには確かに私の名前が記されていた。1年2組と…ありがとうセパル!
「お先に失礼しますね」
にっこり笑ってジャックに伝え、その場を離れる。自分で見つけたわけじゃないことが残念である。
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