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プロローグ
プロローグ⑤ 自宅内覧会に行こう
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昨日の会合も無事に終わり、今日は商業ギルドのダニエルさんと学園生活の間に住む家の内覧会に行くことになっているので、魔道具として日本から持ってきたカメラを用意して、あとで確認できるように朝からしっかり準備をしている。トントンというノックの後リリアーヌが商業ギルドのダニエルさんが来た事を教えてくれた。
「タイガ様? タイーガ様? トラーオ様? ダニエル様がお迎えに参られました」
「リリアーヌ? 何故疑問形?」
「私はなんとお呼びすればよろしいでしょうか?」
「ここは王城だし、他では関係ないのでタイガでいいよ、でも王城以外ではトラーオが良いな」
「かしこまりました。間違うといけませんので今後はご主人様とお呼びしましょう」
「ちょっ! なんでそうなるの……」
メイド服でご主人さまとか呼ばれたら…… 男の夢やん!
「トラーオでお願いします……」
「ちっ! 仕方ありません……」
「今、舌打ちした?」
「めっそうもございません。さあダニエル様がお待ちですのですぐにご準備を」
「わかったから、もう少し待ってもらって」
慌てて服装を着替えて準備していたカメラ類を持って王城入り口に来ていた馬車に乗った。
「ダニエルさん、お待たせしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「タイガ様がそんな丁寧な口調で話されると、とても違和感がございますね」
「リリアーヌ、僕って昔から丁寧だったよね?」
「いえ、昔は口数少なく用件だけをボソッと言う感じでした」
「まぁ平民ライフだし、少年なので敵を作らないような言葉遣いをしないとね」
「規格外の力をお持ちなので平凡な生活ができるとは思えませんが……」
「リリアーヌ何か言った?」
「別に言ってません」
「だいたいなんでリリアーヌまで付いてきてるの?」
「当たり前です。私も今後住む家ですから!」
「えっ? リリアーヌは王城から出られないでしょ?」
「何をおっしゃってるのですか? お一人で家の管理ができますか? 料理や片付けは大丈夫ですか?」
「料理は大丈夫だけど、片付けはあまり自信ないかな……」
「先日、陛下にタイガ様へ付いていくので退職を願いでたところ、陛下からは身分その他はそのままで良いからタイガ様のお世話をして欲しいといわれました。ですので引越し先が決まり次第、わたくしもご一緒させて頂きます。」
「辞めてって…… 雇わないと言ったらどうするつもりだったの?」
「雇わないという選択肢はタイガ様にはありませんので問題ありません! ついでにマルセルの弟子も一人引っ張ってきましたのでよろしくお願いします。顔合わせは後日で結構です」
「ちょ! マルセルさんの弟子を引き抜いたら駄目でしょ?」
「ピエトロもマルセル自らが選んで送り込んで来たスパイなので全く問題ありません!」
「はぁ? 意味わかんない……」
「ここで料理を作ると新しい料理が出てくると思いますのでピエトロが覚えて、タイガ様が外出している間にマルセルへ伝えるようになっています。さすがに料理長のマルセルがここへ来るわけにはいきませんでしたので、一番見込みのあるピエトロを選んだってわけです」
「ピエトロの得意料理はなんだ?」
「はい、パスタが得意料理でございます」
やっぱり……
名前がピエトロって、パスタ作ってサラダ作るイメージしか沸かないぞ……
「まぁリリアーヌが来てくれて助かるのは助かるよ!」
「なんですか? その投げやりな言い方は! プンプン!」
そんな話をしている間に現場に着いたようだ。
「トラーオ様、こちらが一番ご希望に合いそうな物件でございます。地下に2階あり地上に3階の5階建てでございます。築年数は30年ほどですが、錬金術師でしたので状態保存や補強の魔法陣が刻み込まれておりますのでかなり良い物件だと思います」
高齢の錬金術師が引退して引き払う予定の家で、錬金釜や家具もそのまま使っても良いし、新しくしても構わないとの事だった。基本手作りの家具や道具なので新しくすると結構な費用もかかるし、別に中古に忌避感はないのでありがたく使わせて頂く事にした。錬金術に関する書籍も譲ってくれるとの事だったが、さすがに無料で譲って貰うほど面の皮は厚くないので、その分だけは購入という形をとらせてもらった。ギルドに査定をしてもらいその査定額で錬金術師には支払うように手配したので老後に困ることは無い程度の金額にはなるだろう。十分満足のいく物件なので、このままこの家を契約する事にした。
「ところで、リリアーヌは通うのか?」
「まさか! ここに住みますわよ?」
「旦那のマルセルは大丈夫なのか?」
「マルセルは問題ありません。魔法学園の最初の半年は全寮制ですし、タイガ様が向こうへ行かれている間は家へ戻りますから」
「それでマルセルが良いなら良いのだが…… 他に何人くらい必要か?」
「そうですね、執事はハーラルフ宰相の紹介で、ローレンという者が参ります。あとは住み込みで男性2人と女性が3人ほどいれば十分かと存じます」
「じゃ、リリアーヌに任せるので募集をしてくれ、そしてここにスラム出身の子供たちに何かの仕事を与えて報酬を渡してほしい。先日知り合ったあのエンマに声をかければ大丈夫だろう。将来は全ての子供たちに最低限度の教育は施してあげたい」
「かしこまりました。どうせタイガ様はお金にはこだわりがあまりなさそうなので、しっかり働く者を他より好条件で働いてもらいましょう」
できれば働いてもらう人には明るく楽しく働いてもらいたいので、それで全く問題はない。目指せ王都1のホワイト企業だ!
「それでいいから、よろしくね! 楽しく仕事のできる環境を作ってくれかな?」
「かしこまりました。すぐに準備にとりかかります」
ようやくこれで学園に入る準備が整ったかな? 楽しい平穏な学園ライフが過ごせるといいな……
***************************************************************
なかなか筆が進まない……
なかなかタイピングが進まないと書いたがいいのだろうか……
できるだけ週1回以上の更新をしたいとは思いますが、最初の構想とすでの変わってしまったので練り直し中です。
魔法とはなんぞやを考えていると訳わからなくなってしまって……
「タイガ様? タイーガ様? トラーオ様? ダニエル様がお迎えに参られました」
「リリアーヌ? 何故疑問形?」
「私はなんとお呼びすればよろしいでしょうか?」
「ここは王城だし、他では関係ないのでタイガでいいよ、でも王城以外ではトラーオが良いな」
「かしこまりました。間違うといけませんので今後はご主人様とお呼びしましょう」
「ちょっ! なんでそうなるの……」
メイド服でご主人さまとか呼ばれたら…… 男の夢やん!
「トラーオでお願いします……」
「ちっ! 仕方ありません……」
「今、舌打ちした?」
「めっそうもございません。さあダニエル様がお待ちですのですぐにご準備を」
「わかったから、もう少し待ってもらって」
慌てて服装を着替えて準備していたカメラ類を持って王城入り口に来ていた馬車に乗った。
「ダニエルさん、お待たせしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「タイガ様がそんな丁寧な口調で話されると、とても違和感がございますね」
「リリアーヌ、僕って昔から丁寧だったよね?」
「いえ、昔は口数少なく用件だけをボソッと言う感じでした」
「まぁ平民ライフだし、少年なので敵を作らないような言葉遣いをしないとね」
「規格外の力をお持ちなので平凡な生活ができるとは思えませんが……」
「リリアーヌ何か言った?」
「別に言ってません」
「だいたいなんでリリアーヌまで付いてきてるの?」
「当たり前です。私も今後住む家ですから!」
「えっ? リリアーヌは王城から出られないでしょ?」
「何をおっしゃってるのですか? お一人で家の管理ができますか? 料理や片付けは大丈夫ですか?」
「料理は大丈夫だけど、片付けはあまり自信ないかな……」
「先日、陛下にタイガ様へ付いていくので退職を願いでたところ、陛下からは身分その他はそのままで良いからタイガ様のお世話をして欲しいといわれました。ですので引越し先が決まり次第、わたくしもご一緒させて頂きます。」
「辞めてって…… 雇わないと言ったらどうするつもりだったの?」
「雇わないという選択肢はタイガ様にはありませんので問題ありません! ついでにマルセルの弟子も一人引っ張ってきましたのでよろしくお願いします。顔合わせは後日で結構です」
「ちょ! マルセルさんの弟子を引き抜いたら駄目でしょ?」
「ピエトロもマルセル自らが選んで送り込んで来たスパイなので全く問題ありません!」
「はぁ? 意味わかんない……」
「ここで料理を作ると新しい料理が出てくると思いますのでピエトロが覚えて、タイガ様が外出している間にマルセルへ伝えるようになっています。さすがに料理長のマルセルがここへ来るわけにはいきませんでしたので、一番見込みのあるピエトロを選んだってわけです」
「ピエトロの得意料理はなんだ?」
「はい、パスタが得意料理でございます」
やっぱり……
名前がピエトロって、パスタ作ってサラダ作るイメージしか沸かないぞ……
「まぁリリアーヌが来てくれて助かるのは助かるよ!」
「なんですか? その投げやりな言い方は! プンプン!」
そんな話をしている間に現場に着いたようだ。
「トラーオ様、こちらが一番ご希望に合いそうな物件でございます。地下に2階あり地上に3階の5階建てでございます。築年数は30年ほどですが、錬金術師でしたので状態保存や補強の魔法陣が刻み込まれておりますのでかなり良い物件だと思います」
高齢の錬金術師が引退して引き払う予定の家で、錬金釜や家具もそのまま使っても良いし、新しくしても構わないとの事だった。基本手作りの家具や道具なので新しくすると結構な費用もかかるし、別に中古に忌避感はないのでありがたく使わせて頂く事にした。錬金術に関する書籍も譲ってくれるとの事だったが、さすがに無料で譲って貰うほど面の皮は厚くないので、その分だけは購入という形をとらせてもらった。ギルドに査定をしてもらいその査定額で錬金術師には支払うように手配したので老後に困ることは無い程度の金額にはなるだろう。十分満足のいく物件なので、このままこの家を契約する事にした。
「ところで、リリアーヌは通うのか?」
「まさか! ここに住みますわよ?」
「旦那のマルセルは大丈夫なのか?」
「マルセルは問題ありません。魔法学園の最初の半年は全寮制ですし、タイガ様が向こうへ行かれている間は家へ戻りますから」
「それでマルセルが良いなら良いのだが…… 他に何人くらい必要か?」
「そうですね、執事はハーラルフ宰相の紹介で、ローレンという者が参ります。あとは住み込みで男性2人と女性が3人ほどいれば十分かと存じます」
「じゃ、リリアーヌに任せるので募集をしてくれ、そしてここにスラム出身の子供たちに何かの仕事を与えて報酬を渡してほしい。先日知り合ったあのエンマに声をかければ大丈夫だろう。将来は全ての子供たちに最低限度の教育は施してあげたい」
「かしこまりました。どうせタイガ様はお金にはこだわりがあまりなさそうなので、しっかり働く者を他より好条件で働いてもらいましょう」
できれば働いてもらう人には明るく楽しく働いてもらいたいので、それで全く問題はない。目指せ王都1のホワイト企業だ!
「それでいいから、よろしくね! 楽しく仕事のできる環境を作ってくれかな?」
「かしこまりました。すぐに準備にとりかかります」
ようやくこれで学園に入る準備が整ったかな? 楽しい平穏な学園ライフが過ごせるといいな……
***************************************************************
なかなか筆が進まない……
なかなかタイピングが進まないと書いたがいいのだろうか……
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