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本編
告白part2
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「美優、好きです!付き合おう」
「ごめんなさい。無理です」
昼休み、私はまた相澤君に捕まっていた。
「ぶはっ、蓮だっせー。今日も振られてんじゃん」
あはは、と豪快に笑うのは相澤君の後ろの席にいる上野省吾くん。上野君も陽キャのイケメンくん。
うん、類友だね。相澤君と上野君は中学からの友達のようでとても仲が良さそうだった。
「省吾うるさい。知ってる?『叶』って字は口に出して十回言うって書くんだぞ。毎日告白したらオッケーもらえるかもしれないだろ」
ごめんなさいオッケーしません。
っていうか、あと8回も繰り返されるなんて精神的に耐えられない。
私はおずおずと相澤君に声をかける。
「あの…このやりとりいつまで続くの?罰ゲームとか、冗談だって解ってるから。私そういうノリ苦手なので困ります…」
「美優、これは冗談とか、ましてや罰ゲームなんて事絶対無いよ!俺は美優が好きなの。愛してる。どうしたら信じてくれる?まだ年齢的に受理されないけど婚姻届とか書こうか?それとも法的に書面で契約書交わす?美優の言う通りに何でもするよ?」
どうしよう。例えが重すぎて、1㎜たりともキュンキュンしないんですけど…。
私はもっと王道のキュンがしたいんです!婚姻届とか契約書とかじゃなくて、同じ書面ならラブレターの方がいい。
私が絶句していると、横で聞いていた由妃ちゃんがフォローに入ってくれた。
「相澤!美優はね、とぉーーーーっってもピュアなの!ファーストキスの味はレモンって夢みてるし、今でもサンタさん信じてるくらいなんだからね!チャラいあんたが気まぐれで手を出していいような存在じゃないのよっ!」
「わぁぁーっ!!由妃ちゃんっ!!」
恥ずかしいからやめてー。クラスの此処彼処からクスクスと失笑が聞こえてるーっ!!
サンタさんは、世の中のご家庭で親御さんがサンタ代行してるのは勿論知ってますよ。ただ、甘音家は今でもサンタさんが毎年来ます!お母さんもお父さんも、賢い伊織さえもサンタはいると言うから…。毎年サンタさんに手紙書くとプレゼントとともに英文で手紙が届くんだよ!
「美優可愛いっ!サンタさんは俺がなってあげるし、美優のファーストキスはレモン味にするからねっ!」
あぁー、お願いだからやめてー!!
ファーストキスもまだだってみんなにバレちゃうから、大きな声で言わないでー。
うぅ…精神的にゴリゴリ削られていく…。
「甘音ちゃん、諦めなよ。蓮ね、1年前に君に一目惚れしてからずーっと片思いしてんの。確かにそれまでは遊びまくってたけど、恋に落ちてからは誰ともシテないし。俺が保証する!」
「うん、省吾の言う通り美優を好きになってからは誰も抱いてないよ。もう美優だけしかいらないんだ。本当に好きなんだ。信じて」
「はぁー?やっぱりそれまで遊んでたんじゃない。美優、信じちゃ駄目よ」
うぅー。もうよく解らないっ!
相澤君と由妃ちゃんと上野君が言い合いしてる中、私は考えるのをやめて机に突っ伏して昼休みは寝てやり過ごした。
「ごめんなさい。無理です」
昼休み、私はまた相澤君に捕まっていた。
「ぶはっ、蓮だっせー。今日も振られてんじゃん」
あはは、と豪快に笑うのは相澤君の後ろの席にいる上野省吾くん。上野君も陽キャのイケメンくん。
うん、類友だね。相澤君と上野君は中学からの友達のようでとても仲が良さそうだった。
「省吾うるさい。知ってる?『叶』って字は口に出して十回言うって書くんだぞ。毎日告白したらオッケーもらえるかもしれないだろ」
ごめんなさいオッケーしません。
っていうか、あと8回も繰り返されるなんて精神的に耐えられない。
私はおずおずと相澤君に声をかける。
「あの…このやりとりいつまで続くの?罰ゲームとか、冗談だって解ってるから。私そういうノリ苦手なので困ります…」
「美優、これは冗談とか、ましてや罰ゲームなんて事絶対無いよ!俺は美優が好きなの。愛してる。どうしたら信じてくれる?まだ年齢的に受理されないけど婚姻届とか書こうか?それとも法的に書面で契約書交わす?美優の言う通りに何でもするよ?」
どうしよう。例えが重すぎて、1㎜たりともキュンキュンしないんですけど…。
私はもっと王道のキュンがしたいんです!婚姻届とか契約書とかじゃなくて、同じ書面ならラブレターの方がいい。
私が絶句していると、横で聞いていた由妃ちゃんがフォローに入ってくれた。
「相澤!美優はね、とぉーーーーっってもピュアなの!ファーストキスの味はレモンって夢みてるし、今でもサンタさん信じてるくらいなんだからね!チャラいあんたが気まぐれで手を出していいような存在じゃないのよっ!」
「わぁぁーっ!!由妃ちゃんっ!!」
恥ずかしいからやめてー。クラスの此処彼処からクスクスと失笑が聞こえてるーっ!!
サンタさんは、世の中のご家庭で親御さんがサンタ代行してるのは勿論知ってますよ。ただ、甘音家は今でもサンタさんが毎年来ます!お母さんもお父さんも、賢い伊織さえもサンタはいると言うから…。毎年サンタさんに手紙書くとプレゼントとともに英文で手紙が届くんだよ!
「美優可愛いっ!サンタさんは俺がなってあげるし、美優のファーストキスはレモン味にするからねっ!」
あぁー、お願いだからやめてー!!
ファーストキスもまだだってみんなにバレちゃうから、大きな声で言わないでー。
うぅ…精神的にゴリゴリ削られていく…。
「甘音ちゃん、諦めなよ。蓮ね、1年前に君に一目惚れしてからずーっと片思いしてんの。確かにそれまでは遊びまくってたけど、恋に落ちてからは誰ともシテないし。俺が保証する!」
「うん、省吾の言う通り美優を好きになってからは誰も抱いてないよ。もう美優だけしかいらないんだ。本当に好きなんだ。信じて」
「はぁー?やっぱりそれまで遊んでたんじゃない。美優、信じちゃ駄目よ」
うぅー。もうよく解らないっ!
相澤君と由妃ちゃんと上野君が言い合いしてる中、私は考えるのをやめて机に突っ伏して昼休みは寝てやり過ごした。
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