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第七幕 転生歌姫と王都大祭
第七幕 31 『武神杯〜本戦 風神墜つ』
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魔力の高まりとともに、彼女の身を包む緑の燐光がその輝きを増していく。
それだけに留まらず、彼女の周囲に渦巻く風も光を放ち始め、本来不可視であるはずのそれがハッキリと目視できるようになる。
やがて、それは彼女を頂点とする竜巻となる。
まさに風の龍が荒れ狂うかのようだった。
『シ、シフィル選手!?これは…風の龍?と、とにかく凄まじい魔法を使おうとしているようです!ダードレイさん、これは!?』
『すまん、俺ぁ魔法はあまり詳しくねぇんだ…アネッサ、頼んだ』
『はいは~い、魔法の事は私が解説しますね~』
ちょっ!?
姉さん!?
びっくりして集中が切れるとこだったよ!
『おお!あなたはエーデルワイス歌劇団の『黄金の百合姫』ことアネッサさんではないですか!いつの間に!?』
やめて!?
笑わせないで!!
『…甚だ不本意な二つ名ね~。ともかく~、あの魔法は多分彼女のオリジナルだと思うんだけど~、あの魔力の高まりから言って特級に匹敵しそうね~』
『特級か!そいつぁやべぇな…迎撃できるのか?』
『う~ん、カ…ディズリル選手の方も魔力を練り上げて準備してるみたいだし、何か手はあるんじゃないかな~?』
おそらくあれは彼女の奥の手。
ここを凌げば勝機が見えてくるはず!
彼女が竜巻を創り出している間、私もただ見ていた訳ではない。
姉さんの言うとおり、魔力を練り上げて極限まで高めていたのはこちらも同じだ。
今から使おうとしているのは詠唱こそ不要なものの、莫大な魔力を要するため準備に時間がかかり、これまで使えなかったもの。
彼女が大技の準備に入ったのを見て、こちらも準備していたのだ。
「さあ、行くわよ!これが私の最大の攻撃…[陣風龍]!!!」
竜巻の龍の頭となって、彼女が猛烈なスピードで突撃してくる!
『おぉっと!!シフィル選手が突撃します!!まるで龍が空を駆けるかのようです!!』
彼女が纏った荒れ狂う強風は破壊的な気圧差を生み出して触れたものを吹き飛ばしながらズタズタに切り刻むだろう。
その攻撃範囲は広く、今から回避行動をとっても躱し切る事は不可能。
だが、私は薙刀を地面に突き刺して両手で掴み、腰を屈めて吹き飛ばされないように踏ん張る。
「真正面から受け止めるつもり!?それは無茶と言うものよ!!」
もう彼女は目前まで迫っている!
もう既に凄まじい強風に吹き飛ばされそうになるが、更に重心を低くして何とか耐える。
だが、ここまで引きつければ…!!
ここで私も最後の手札を切った!
「[輪転回帰]!!」
私の魔法が発動すると、私を中心とした半径5メートル程の結界が張られた!
その結界に触れた魔力を伴った風はその威力を著しく減衰させる。
それでも猛烈な風が私に襲いかかり、吹き飛ばされないように薙刀を掴む手に力を込めて踏ん張って耐える。
そして、もう直前まで迫っていたシフィルさんは…
「きゃああーーーっ!?」
身に纏っていた風が霧散していき、ガクン!と地面に墜落しそうになる。
何とか着地に成功するものの、その体勢は大きく崩れている。
よし!今だ!!
私は地面に突き刺していた薙刀を抜いて、未だ吹き荒れる強風に逆らって彼女に一足飛びで肉薄する!
「はぁーーーーっ!!!!」
ブォンッ!!!
今度こそ私が振るった薙刀は彼女を捉えた!!
ザシュッ!!
確かな手応えを感じると、次の瞬間には彼女は舞台の外に弾かれていた。
『そ、そこまで!!勝者………ディ、ディズリル選手…?』
ん…?
なんだか歯切れが悪いな?
何か物言いでもあるのかな?
と、何だか会場もざわめいている…
普通だったら勝利者の宣言とともに大きな歓声が上がるところなんだけど?
『あぁ、これは何と言うか…ま、先ずは最後の攻防についての解説をお願いします、アネッサさん』
『あれは驚いたわね~。まさかあそこで[輪転回帰]だなんて~。あの魔法は上級の結界魔法で~、結界内の魔法効果を打ち消して魔素に還元しちゃうのよ~』
『なるほど、高度な魔法と言うことですね。ですが、『まさか』というのはどういう事なんでしょうか?』
『あの魔法は~、かなりの魔力を使うから無詠唱でも~発動までに時間がかかる上に~、効果範囲は精々数メートルだから~、あんなスピードの攻撃をあのタイミングで迎え撃つなんて~普通はしないのよね~』
『そこはアイツの勝負勘なんだろうよ。恐らくだが…シフィルの最後の攻撃が接近戦だと踏んだんじゃねぇかな』
『ふむふむ、つまり強力な魔法があっても、優れた戦闘センスが無ければあのような結果にはならなかった、と。私達はすごい戦いを見たということですね!』
「本当、あんな手があったなんてね…」
「あ、シフィルさん…大丈夫ですか?」
舞台に弾き出されたシフィルさんが再び上がってきて私に話しかけてきた。
「ええ、全く。大した神代遺物よねぇ。それにしても…解説の人も言ってたけど、私の最後の攻撃が接近戦だと予測してたの?」
「あ、はい。上空と言うアドバンテージがあるんだから、遠距離攻撃が切り札ならとっくに使っていたと思ったんです。リスクがあるから早々には使えない。そして、シフィルさんのリスクと言えば…それはやはり接近戦にあるのだろう、と。もちろん、賭けではありましたけど」
「はぁ、なるほどね…完敗だわ」
「いえ、ギリギリでしたよ。試合前から苦戦は必至と思ってましたけど…やっぱりそうでした」
「ふふ、ありがと。そう言ってもらえると全力を出した甲斐があるわ。…それにしても。顔を隠してたから容姿に自身が無いのかな?って思ってたのだけど…全くの逆だったわね、王女さま?」
「へっ?」
『あ~、カティア。最後の攻撃でフードが吹き飛ばされてんぞ』
「うぇ?…あ、ああっ!?」
き、気が付かなかった…!
そりゃあ、あれだけの強風を何度も受けていればそうなるか…
だから審判の人や観客の反応がおかしかったんだ。
と言うか、魔法薬で髪の色も変えてるはずなんだけど…と思って髪を一房摘んで見てみると。
変わってねぇ…orz
どうやら、この舞台上では効果が無効化されるみたいだ…
(お、おい。今『カティア』って…)
(や、やっぱりあれはカティア様だったんだ…!)
(めちゃくちゃ強えじゃねえか…)
(流石は『英雄王』の娘だ!)
あちゃあ…
バレちゃったね。
会場中にその事実が波のように伝わって…
ワァーーーーッッ!!
「「うおーーっ!!カティア様ーーーっ!!!」」
「「ステキーーっ!!!」」
大歓声が上がった。
『…どうやらディズリル選手の正体がバレてしまったようです!そう、彼女の正体は…何と我がイスパル王国の王女にしてエーデルワイス歌劇団の歌姫!更にはAランク冒険者『星光の歌姫』、カティア様だったのです!!』
ワァーーーーッッ!!
久しぶりに聞いたな~…その二つ名。
はぁ、まあ、バレちゃったものは仕方ないか…
もともと決勝まで行ったら…ってティダ兄とも約束してたし。
それに、次の試合はともかく、準決勝、決勝で戦うような相手は私の身分なんかに関係なく全力で戦ってくれるだろうからね。
そう気持ちを切り替えて、私は歓声に応えて笑顔で手を降ると、歓声はよりいっそう大きくなった。
「武神に捧げる戦いの場で、武神の裔たる方と戦えたこと、真に光栄の至りです」
シフィルさんがそう言って握手を求めてくる。
「こちらこそ。素晴らしい戦士と戦えたことを誇りに思います」
差し出された手を握り返す。
すると、彼女は不敵な笑みを浮かべて言う。
「ふふ…次は負けないわ!」
「…私こそ、次も勝たせてもらうよ!」
彼女とはこれからも良い好敵手になりそうだね。
こうして私は、本戦最初の試合を勝利で飾ることが出来たのだった。
それだけに留まらず、彼女の周囲に渦巻く風も光を放ち始め、本来不可視であるはずのそれがハッキリと目視できるようになる。
やがて、それは彼女を頂点とする竜巻となる。
まさに風の龍が荒れ狂うかのようだった。
『シ、シフィル選手!?これは…風の龍?と、とにかく凄まじい魔法を使おうとしているようです!ダードレイさん、これは!?』
『すまん、俺ぁ魔法はあまり詳しくねぇんだ…アネッサ、頼んだ』
『はいは~い、魔法の事は私が解説しますね~』
ちょっ!?
姉さん!?
びっくりして集中が切れるとこだったよ!
『おお!あなたはエーデルワイス歌劇団の『黄金の百合姫』ことアネッサさんではないですか!いつの間に!?』
やめて!?
笑わせないで!!
『…甚だ不本意な二つ名ね~。ともかく~、あの魔法は多分彼女のオリジナルだと思うんだけど~、あの魔力の高まりから言って特級に匹敵しそうね~』
『特級か!そいつぁやべぇな…迎撃できるのか?』
『う~ん、カ…ディズリル選手の方も魔力を練り上げて準備してるみたいだし、何か手はあるんじゃないかな~?』
おそらくあれは彼女の奥の手。
ここを凌げば勝機が見えてくるはず!
彼女が竜巻を創り出している間、私もただ見ていた訳ではない。
姉さんの言うとおり、魔力を練り上げて極限まで高めていたのはこちらも同じだ。
今から使おうとしているのは詠唱こそ不要なものの、莫大な魔力を要するため準備に時間がかかり、これまで使えなかったもの。
彼女が大技の準備に入ったのを見て、こちらも準備していたのだ。
「さあ、行くわよ!これが私の最大の攻撃…[陣風龍]!!!」
竜巻の龍の頭となって、彼女が猛烈なスピードで突撃してくる!
『おぉっと!!シフィル選手が突撃します!!まるで龍が空を駆けるかのようです!!』
彼女が纏った荒れ狂う強風は破壊的な気圧差を生み出して触れたものを吹き飛ばしながらズタズタに切り刻むだろう。
その攻撃範囲は広く、今から回避行動をとっても躱し切る事は不可能。
だが、私は薙刀を地面に突き刺して両手で掴み、腰を屈めて吹き飛ばされないように踏ん張る。
「真正面から受け止めるつもり!?それは無茶と言うものよ!!」
もう彼女は目前まで迫っている!
もう既に凄まじい強風に吹き飛ばされそうになるが、更に重心を低くして何とか耐える。
だが、ここまで引きつければ…!!
ここで私も最後の手札を切った!
「[輪転回帰]!!」
私の魔法が発動すると、私を中心とした半径5メートル程の結界が張られた!
その結界に触れた魔力を伴った風はその威力を著しく減衰させる。
それでも猛烈な風が私に襲いかかり、吹き飛ばされないように薙刀を掴む手に力を込めて踏ん張って耐える。
そして、もう直前まで迫っていたシフィルさんは…
「きゃああーーーっ!?」
身に纏っていた風が霧散していき、ガクン!と地面に墜落しそうになる。
何とか着地に成功するものの、その体勢は大きく崩れている。
よし!今だ!!
私は地面に突き刺していた薙刀を抜いて、未だ吹き荒れる強風に逆らって彼女に一足飛びで肉薄する!
「はぁーーーーっ!!!!」
ブォンッ!!!
今度こそ私が振るった薙刀は彼女を捉えた!!
ザシュッ!!
確かな手応えを感じると、次の瞬間には彼女は舞台の外に弾かれていた。
『そ、そこまで!!勝者………ディ、ディズリル選手…?』
ん…?
なんだか歯切れが悪いな?
何か物言いでもあるのかな?
と、何だか会場もざわめいている…
普通だったら勝利者の宣言とともに大きな歓声が上がるところなんだけど?
『あぁ、これは何と言うか…ま、先ずは最後の攻防についての解説をお願いします、アネッサさん』
『あれは驚いたわね~。まさかあそこで[輪転回帰]だなんて~。あの魔法は上級の結界魔法で~、結界内の魔法効果を打ち消して魔素に還元しちゃうのよ~』
『なるほど、高度な魔法と言うことですね。ですが、『まさか』というのはどういう事なんでしょうか?』
『あの魔法は~、かなりの魔力を使うから無詠唱でも~発動までに時間がかかる上に~、効果範囲は精々数メートルだから~、あんなスピードの攻撃をあのタイミングで迎え撃つなんて~普通はしないのよね~』
『そこはアイツの勝負勘なんだろうよ。恐らくだが…シフィルの最後の攻撃が接近戦だと踏んだんじゃねぇかな』
『ふむふむ、つまり強力な魔法があっても、優れた戦闘センスが無ければあのような結果にはならなかった、と。私達はすごい戦いを見たということですね!』
「本当、あんな手があったなんてね…」
「あ、シフィルさん…大丈夫ですか?」
舞台に弾き出されたシフィルさんが再び上がってきて私に話しかけてきた。
「ええ、全く。大した神代遺物よねぇ。それにしても…解説の人も言ってたけど、私の最後の攻撃が接近戦だと予測してたの?」
「あ、はい。上空と言うアドバンテージがあるんだから、遠距離攻撃が切り札ならとっくに使っていたと思ったんです。リスクがあるから早々には使えない。そして、シフィルさんのリスクと言えば…それはやはり接近戦にあるのだろう、と。もちろん、賭けではありましたけど」
「はぁ、なるほどね…完敗だわ」
「いえ、ギリギリでしたよ。試合前から苦戦は必至と思ってましたけど…やっぱりそうでした」
「ふふ、ありがと。そう言ってもらえると全力を出した甲斐があるわ。…それにしても。顔を隠してたから容姿に自身が無いのかな?って思ってたのだけど…全くの逆だったわね、王女さま?」
「へっ?」
『あ~、カティア。最後の攻撃でフードが吹き飛ばされてんぞ』
「うぇ?…あ、ああっ!?」
き、気が付かなかった…!
そりゃあ、あれだけの強風を何度も受けていればそうなるか…
だから審判の人や観客の反応がおかしかったんだ。
と言うか、魔法薬で髪の色も変えてるはずなんだけど…と思って髪を一房摘んで見てみると。
変わってねぇ…orz
どうやら、この舞台上では効果が無効化されるみたいだ…
(お、おい。今『カティア』って…)
(や、やっぱりあれはカティア様だったんだ…!)
(めちゃくちゃ強えじゃねえか…)
(流石は『英雄王』の娘だ!)
あちゃあ…
バレちゃったね。
会場中にその事実が波のように伝わって…
ワァーーーーッッ!!
「「うおーーっ!!カティア様ーーーっ!!!」」
「「ステキーーっ!!!」」
大歓声が上がった。
『…どうやらディズリル選手の正体がバレてしまったようです!そう、彼女の正体は…何と我がイスパル王国の王女にしてエーデルワイス歌劇団の歌姫!更にはAランク冒険者『星光の歌姫』、カティア様だったのです!!』
ワァーーーーッッ!!
久しぶりに聞いたな~…その二つ名。
はぁ、まあ、バレちゃったものは仕方ないか…
もともと決勝まで行ったら…ってティダ兄とも約束してたし。
それに、次の試合はともかく、準決勝、決勝で戦うような相手は私の身分なんかに関係なく全力で戦ってくれるだろうからね。
そう気持ちを切り替えて、私は歓声に応えて笑顔で手を降ると、歓声はよりいっそう大きくなった。
「武神に捧げる戦いの場で、武神の裔たる方と戦えたこと、真に光栄の至りです」
シフィルさんがそう言って握手を求めてくる。
「こちらこそ。素晴らしい戦士と戦えたことを誇りに思います」
差し出された手を握り返す。
すると、彼女は不敵な笑みを浮かべて言う。
「ふふ…次は負けないわ!」
「…私こそ、次も勝たせてもらうよ!」
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こうして私は、本戦最初の試合を勝利で飾ることが出来たのだった。
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