30 / 38
外伝:機械之心
30.外伝:全てが蹂躙されし時
しおりを挟む
魔王の決死の特攻、魔族達が地中深くに眠りについてから約一年…
全世界にあった国家の約九割が戦略人形による侵攻により滅び、約七割ほどの大地は戦火により焦土となり、生き残った知的生命の種族も極僅かにまで減ってしまった…
特に、エルフとドワーフ、ゴブリンやオークなどは一番被害を受けており、生き残った唯一の氏族が連合を組んで山脈を掘り進み、山脈ごと巨大な自然要塞に改造して敵を入り込ませないように結界術を施して外界と隔離していった…
獣人族達は決死の覚悟を持って大きな船を増産させて海を渡り、絶海を越えて新大陸へと目指していった…
唯一取り残された数少ない人間達は勇者信仰を捨てられずにひたすら主である神に祈り、戦略人形に挑む者が絶えなかったが…
その努力は決して実る事は無く、余燼となって大地に散っていった…
勇者が討たれてから三年後。
残された大地には鋼鉄の人形達で溢れ帰り、隔離された種族以外の知的生命は存在しなくなった…
人間を滅ぼしつくした人形達は、人間達が信仰していた神の神殿や教会を破壊し続け、神を信仰する文明を徹底的に破壊していた…
「これで…終わったのですか?」
「いいや、まだ始まったばかりだ」
人形達の総司令となったベルは副司令となったミリアリスの質問に率直に答え、かつて王国の首都であった王都と呼ばれた改良地区を眺めては空を見上げていた。
ベルがやろうとしている事は一体何なのか?
宗教文明を破壊して、一体何を起こそうとしているのか?
そんな疑問がミリアリスの思考が脳内で駆け回っていた。
そして、その疑問の思考の答えが数日後に判明した…
整地作業をしていた人形の上空にて、雲の裂け目から眩い光が放ち、その光と共に翼を生やした亜種族の人間達が降りてきた。
そして…非武装していた人形達に向かって光を帯びた矢を射て破壊し始めた。
”愚かな木偶ども…我が手塩に育てた家畜をよくぞ滅ぼしてくれた…旧文明ごと一つ残らず消してくれる…”
空で鳴り響く老人の声と共に羽の生やした人間達は次々と人形を破壊し、駆逐し始めた…
「やはり来たか…」
「あれが…神なのですか?」
「そうだ、あれこそが神”モドキ”…旧文明を滅ぼしたもう一つの人間の末路だ」
観測双眼鏡ではっきりと捉えた空に浮ぶ老人の姿を確認したベルはミリアリスに告げた後、反撃返しとして戦略人形達に攻撃指令を送り、あるものを準備させた…
人形達は持っている銃器と兵器を使って羽の生えた人間達に攻撃を行った。
しかし、羽の生えた人間達は勇者達の使う魔法障壁とは違う次元を歪ませる障壁で銃弾と熱光線を防ぎ、反撃で放つ光の矢で着々と人形達を破壊していった…
”無駄な足掻きを…そんな金属の弾や熱線程度で天使達は倒せぬ…”
神モドキの老人はそう言って見下しながら笑い、人形達が破壊されるさまに愉悦感を味わっていた。
だが…そんな人形達が張っている前線の後から突如火の柱があがり、一つの筒状の物体が上空に飛んでいくのが確認された…
”なんだ…?今頃ミサイルなど撃ってどうな…っまさかぁ!?”
老人が狼狽しながら声を上げた瞬間、空が青白く輝き始め…空一面全てに大熱波が襲っていった…
その大熱波の衝撃と熱は地上にも届き、空中に飛んでいた羽の生えた人間達は焼き焦げながら地面に叩きつけられ、残っていた建物の残骸や自然の木々などは燃えながら吹き飛ばされていった…
”がぁぁぁぁぁぁぁ…!こ、これは…崩壊原石による核熱…!?こやつ等、この世界ごと儂を滅ぼすつもりか!?”
ウラン鉱石等の重金属以上の比重をもつ崩壊原石から放つ、核分離による高レベルの熱波と放射線は世界を管理する神ですら身を焦がすほどの威力であり、そのエネルギーの破壊力は未知数であった。
勇者以上の再生力と防御力を持つ天使と呼ばれる羽の生えた人間達はその破壊的暴力のエネルギーに耐え切れず、大熱波と放射線により醜く焼き爛れながら全身を叩き付けられ、身動き取れずにいた…
しかし、全ての生命体の中でも最上位種である天使達は絶命するまでには至らず、むしろその不死性が仇となっていた…
一方の人形達は大熱波の熱と衝撃に耐え切れずに破壊され、残った残骸は圧倒的な熱量を持って燃やし解かされ、部分的残骸を残して機能停止に陥っていた…
無論、これも戦略人形という兵器であるからであって、生身の人間には耐えれる代物ではない…
地表に生き残っていた生命体の殆どはこの大熱波により死滅してしまった…
地下深くに潜り…山深くの大地に潜り…遥か彼方の巨大な島の地中に潜った者達以外は…
その一方…大熱波を作った諜報人であるベル達は地下深くに作られた司令室で結果を観察していた。
『ドローン偵察からの情報。崩壊ミサイルによる大破壊は成功。地上に展開していた天使と呼ばれる生物の大半が消失。神と呼ばれる物体的存在にも損傷確認』
『大気中の崩壊粒子による放射線濃度が安定、戦略人形に影響を及ぼす程でありません』
『二発目以降の崩壊ミサイルの発射準備は完了しております。ご指示を』
人形達から放つ観測情報を余所に、ベルは非情にも手を上げて言葉を放った。
「第二波、撃て。目標の神モドキが殲滅するまで撃ち続けろ」
この場に、良心のある者がいたら確実に止めていたであろう…
だが、ここにいるのは無機質な身体を手に入れた歪んだ思想を持った元人間二人と、ただ指示を受けるだけの人形のみ…
ベルの非情な命令に、人形達は粛々と命令を遂行し、ミサイルを発射させていった…
”馬鹿な…”
ミサイルが空中で爆発する度に…
”自らの文明を破壊してまで…”
神”モドキ”の老人は大熱波の劫火に焼かれながら…
”管理者である儂を滅ぼすとは…”
意思のある人形達に不快な感情を抱きながら苦しんでいた…
”だが…儂を滅ぼすということは…その先は無間地獄だぞ…”
決して届く事の無いその言葉を放ちながら、神”モドキ”の老人は最後まで張っていた歪曲結界が破壊されたと同時に全ての大熱波と衝撃波の光に包み込まれ、跡形も無く消え去った…
この神の消失と共に、世界に覆われていた加護が失われた…
この日を持って、全ての生き物は神の呪縛から解放された…
しかし、同時に崩壊原石で作られた核熱ミサイルの大熱波により地表の生物は死滅し、生命の鼓動は感じる事は無かった…
例外を除いて…
全世界にあった国家の約九割が戦略人形による侵攻により滅び、約七割ほどの大地は戦火により焦土となり、生き残った知的生命の種族も極僅かにまで減ってしまった…
特に、エルフとドワーフ、ゴブリンやオークなどは一番被害を受けており、生き残った唯一の氏族が連合を組んで山脈を掘り進み、山脈ごと巨大な自然要塞に改造して敵を入り込ませないように結界術を施して外界と隔離していった…
獣人族達は決死の覚悟を持って大きな船を増産させて海を渡り、絶海を越えて新大陸へと目指していった…
唯一取り残された数少ない人間達は勇者信仰を捨てられずにひたすら主である神に祈り、戦略人形に挑む者が絶えなかったが…
その努力は決して実る事は無く、余燼となって大地に散っていった…
勇者が討たれてから三年後。
残された大地には鋼鉄の人形達で溢れ帰り、隔離された種族以外の知的生命は存在しなくなった…
人間を滅ぼしつくした人形達は、人間達が信仰していた神の神殿や教会を破壊し続け、神を信仰する文明を徹底的に破壊していた…
「これで…終わったのですか?」
「いいや、まだ始まったばかりだ」
人形達の総司令となったベルは副司令となったミリアリスの質問に率直に答え、かつて王国の首都であった王都と呼ばれた改良地区を眺めては空を見上げていた。
ベルがやろうとしている事は一体何なのか?
宗教文明を破壊して、一体何を起こそうとしているのか?
そんな疑問がミリアリスの思考が脳内で駆け回っていた。
そして、その疑問の思考の答えが数日後に判明した…
整地作業をしていた人形の上空にて、雲の裂け目から眩い光が放ち、その光と共に翼を生やした亜種族の人間達が降りてきた。
そして…非武装していた人形達に向かって光を帯びた矢を射て破壊し始めた。
”愚かな木偶ども…我が手塩に育てた家畜をよくぞ滅ぼしてくれた…旧文明ごと一つ残らず消してくれる…”
空で鳴り響く老人の声と共に羽の生やした人間達は次々と人形を破壊し、駆逐し始めた…
「やはり来たか…」
「あれが…神なのですか?」
「そうだ、あれこそが神”モドキ”…旧文明を滅ぼしたもう一つの人間の末路だ」
観測双眼鏡ではっきりと捉えた空に浮ぶ老人の姿を確認したベルはミリアリスに告げた後、反撃返しとして戦略人形達に攻撃指令を送り、あるものを準備させた…
人形達は持っている銃器と兵器を使って羽の生えた人間達に攻撃を行った。
しかし、羽の生えた人間達は勇者達の使う魔法障壁とは違う次元を歪ませる障壁で銃弾と熱光線を防ぎ、反撃で放つ光の矢で着々と人形達を破壊していった…
”無駄な足掻きを…そんな金属の弾や熱線程度で天使達は倒せぬ…”
神モドキの老人はそう言って見下しながら笑い、人形達が破壊されるさまに愉悦感を味わっていた。
だが…そんな人形達が張っている前線の後から突如火の柱があがり、一つの筒状の物体が上空に飛んでいくのが確認された…
”なんだ…?今頃ミサイルなど撃ってどうな…っまさかぁ!?”
老人が狼狽しながら声を上げた瞬間、空が青白く輝き始め…空一面全てに大熱波が襲っていった…
その大熱波の衝撃と熱は地上にも届き、空中に飛んでいた羽の生えた人間達は焼き焦げながら地面に叩きつけられ、残っていた建物の残骸や自然の木々などは燃えながら吹き飛ばされていった…
”がぁぁぁぁぁぁぁ…!こ、これは…崩壊原石による核熱…!?こやつ等、この世界ごと儂を滅ぼすつもりか!?”
ウラン鉱石等の重金属以上の比重をもつ崩壊原石から放つ、核分離による高レベルの熱波と放射線は世界を管理する神ですら身を焦がすほどの威力であり、そのエネルギーの破壊力は未知数であった。
勇者以上の再生力と防御力を持つ天使と呼ばれる羽の生えた人間達はその破壊的暴力のエネルギーに耐え切れず、大熱波と放射線により醜く焼き爛れながら全身を叩き付けられ、身動き取れずにいた…
しかし、全ての生命体の中でも最上位種である天使達は絶命するまでには至らず、むしろその不死性が仇となっていた…
一方の人形達は大熱波の熱と衝撃に耐え切れずに破壊され、残った残骸は圧倒的な熱量を持って燃やし解かされ、部分的残骸を残して機能停止に陥っていた…
無論、これも戦略人形という兵器であるからであって、生身の人間には耐えれる代物ではない…
地表に生き残っていた生命体の殆どはこの大熱波により死滅してしまった…
地下深くに潜り…山深くの大地に潜り…遥か彼方の巨大な島の地中に潜った者達以外は…
その一方…大熱波を作った諜報人であるベル達は地下深くに作られた司令室で結果を観察していた。
『ドローン偵察からの情報。崩壊ミサイルによる大破壊は成功。地上に展開していた天使と呼ばれる生物の大半が消失。神と呼ばれる物体的存在にも損傷確認』
『大気中の崩壊粒子による放射線濃度が安定、戦略人形に影響を及ぼす程でありません』
『二発目以降の崩壊ミサイルの発射準備は完了しております。ご指示を』
人形達から放つ観測情報を余所に、ベルは非情にも手を上げて言葉を放った。
「第二波、撃て。目標の神モドキが殲滅するまで撃ち続けろ」
この場に、良心のある者がいたら確実に止めていたであろう…
だが、ここにいるのは無機質な身体を手に入れた歪んだ思想を持った元人間二人と、ただ指示を受けるだけの人形のみ…
ベルの非情な命令に、人形達は粛々と命令を遂行し、ミサイルを発射させていった…
”馬鹿な…”
ミサイルが空中で爆発する度に…
”自らの文明を破壊してまで…”
神”モドキ”の老人は大熱波の劫火に焼かれながら…
”管理者である儂を滅ぼすとは…”
意思のある人形達に不快な感情を抱きながら苦しんでいた…
”だが…儂を滅ぼすということは…その先は無間地獄だぞ…”
決して届く事の無いその言葉を放ちながら、神”モドキ”の老人は最後まで張っていた歪曲結界が破壊されたと同時に全ての大熱波と衝撃波の光に包み込まれ、跡形も無く消え去った…
この神の消失と共に、世界に覆われていた加護が失われた…
この日を持って、全ての生き物は神の呪縛から解放された…
しかし、同時に崩壊原石で作られた核熱ミサイルの大熱波により地表の生物は死滅し、生命の鼓動は感じる事は無かった…
例外を除いて…
12
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
落ちこぼれの貴族、現地の人達を味方に付けて頑張ります!
ユーリ
ファンタジー
気がつくと、見知らぬ部屋のベッドの上で、状況が理解できず混乱していた僕は、鏡の前に立って、あることを思い出した。
ここはリュカとして生きてきた異世界で、僕は“落ちこぼれ貴族の息子”だった。しかも最悪なことに、さっき行われた絶対失敗出来ない召喚の儀で、僕だけが失敗した。
そのせいで、貴族としての評価は確実に地に落ちる。けれど、両親は超が付くほど過保護だから、家から追い出される心配は……たぶん無い。
問題は一つ。
兄様との関係が、どうしようもなく悪い。
僕は両親に甘やかされ、勉強もサボり放題。その積み重ねのせいで、兄様との距離は遠く、話しかけるだけで気まずい空気に。
このまま兄様が家督を継いだら、屋敷から追い出されるかもしれない!
追い出されないように兄様との関係を改善し、いざ追い出されても生きていけるように勉強して強くなる!……のはずが、勉強をサボっていたせいで、一般常識すら分からないところからのスタートだった。
それでも、兄様との距離を縮めようと努力しているのに、なかなか縮まらない! むしろ避けられてる気さえする!!
それでもめげずに、今日も兄様との関係修復、頑張ります!
5/9から小説になろうでも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる