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long run 5
しおりを挟む俺は依頼人の下へ飛びながらラインハルトの事を思い出していた。
散々、おちょくりコケにしたのだが今の俺がいるのもラインハルトのおかげだ。
ここまで強くなれたのもラインハルトがいてこそだ。
幾度と無く剣で切り刻まれたか、魔法で幾度と無く串刺しにされたか・・・・・
何より散々殺しまくってくれたおかげで、神をも殺す最狂の呪文『デスクリムゾン』を覚えた。
魔神の呪いで俺は死ぬことは無い。
死ぬことが無いだけで強いわけではない。
弱い俺が今まで依頼をこなすことが出来たのも『デスクリムゾン』あってのことだ。
俺より強い敵には必ず『デスクリムゾン』を唱え仕留めてきた。
呪いを受けたとき自分が『不老不死』になったという自覚はあった。
そして、1000回死ぬと『デスクリムゾン』を覚えると言うことも感じ取ることが出来た。
最狂の呪文である『デスクリムゾン』も弱点があった。
殺された相手に『デスクリムゾン』を掛けて倒すと、殺された回数分だけ減ってしまうという点だ。
ラインハルトがワームを倒す二日前に俺は1000回目の死を迎えた。
その後、50回ほど殺された。
ワームを倒した時点で50回ほどのストックがあった。
せっかく溜めた貯金だ。
この貯金をスッカラカンにするのは貧乏性の俺には惜しかった。
そのラインハルトも王に裏切られた被害者なのだろう・・・・
いや、普通、まともな人間なら二日間で50回も人を殺さないだろう。
やっぱり、アイツは殺されるべくして殺されたんだよ。
砂漠から飛行すること2時間、王都へ着いた。
王都一帯はワーム君のいた砂漠とは違い草原地帯で周りを見渡せば森林も見える。
どうやら水不足に悩まされることは無さそうだ。
王都は城壁など無く王城を中心に放射線状に広がっていた。
多くの人々が行き来し、人間だけではなく何人かの獣人も見受けられる。
城下には商品が溢れ、商人らしき人が忙しそうに行き来している。
賑わいは30年前と変わってはいなかった。
多分、ここがこの世界で一番賑わっている都市なのかもしれない。
城門までたどり着くと二人の兵士が槍を持ち×印にして入り口を封鎖する。
「傭兵だ! 陛下から依頼された物を届けに来た。取次ぎを頼む」
他の門番が慌てて門の中に入っていった。
程なくして鎧を着た二人の兵士を引き連れ一人の初老の男がやって来た。
名前や役職は忘れたが国の重鎮の一人だ。
「傭兵! 待っていたぞ! 陛下が会われるそうだ。ついてまいれ!」
頷き初老の男の後をついて行くと大きな扉の前に案内された。
扉の前に立つと扉が静かに開いた。
「ついてまいれ」
再度、初老の男が声を掛ける。
扉の中に入ると豪勢な赤い絨毯が30mほど敷かれ、左右には帯剣した騎士たちが並んでいる。
部屋の奥の一段高いところには豪勢な玉座が一脚だけ置かれていた。
初老の男は主のいない椅子の前まで歩くと膝を付き頭を垂れた。
男の後を付いて行き一歩下がったところで片膝を付き頭を下げた。
「マリーン・ラインハルト女王陛下、ご入室!!」
玉座の奥の扉が開く音が聞こえる。
コツコツコツ
とヒールが床を鳴らす。
女王陛下が椅子に座る音が聞こえる。
「傭兵、面を上げよ」
女王陛下の声が部屋に響く。
顔を上げると顔にしわが目立つ女性が足を組み玉座に座っていた。
女王にしては身軽な服装ではあったが、使っている生地はとても高級だった。
腰にはしっかり剣を装備しており、何度か見た・・・・いや、何度か刺された事のある剣だった。
そして胸には俺が取り戻して来た物と同じペンダントがぶら下がっていた。
「約束の物を持ってきたか!?」
「はい、ご希望の品物を持ってまいりました」
左の袖に手を突っ込み約束のペンダントを取り出し女王陛下に見せた。
「ギルス、持ってまいれ」
俺の前にいた男が立ち上がりペンダントを渡すと、女王の元へもっていった。
女王はペンダントを手にすると、ゆっくりと開き中を確認した。
「お父さん、お母さん・・・・・・・・兄さん」
と小さい声でつぶやいた。
「傭兵! 褒美を取らす! 余について参れ!」
マリーン・ラインハルトが立ち上がり、玉座の後ろにある扉に向かおうとしたとき
「女王陛下! お一人では危険です!!
エンマイヤー! シュタリンガー! 陛下のお供しなさい」
とギルスが声をあげるとオークとオーガのような大男が両端の先頭から近寄ってきた。
どうやらこの二人がこの国、ラインハルト王国の2大騎士なのだろう。
「不要だ! 私を誰だと思っている!
救国の勇者ミュール・ラインハルトの妹! 雷帝・マリーン・ラインハルトであるぞ!
不要だ! 私はこの男と二人きりで話がある!!
誰も入ってくるな!
「じょ、女王陛下! お考え直しください!」
ギルスがなおも食い下がる。
「不要だ!! 傭兵、ついて参れ!!」
俺は静かに立ち上がり女王陛下について玉座の後ろの扉の中へ入っていった。
玉座の後の部屋は女王のプライベートな部屋になっていた。
部屋の右手にはもう一つの出入り口もあった。
ちょっとした執務を行える机と客をもてなすためのソファー、テーブルが配置されていた。
部屋の内部には見覚えのある肖像画や肩から上の像が置かれていた。
女王は机のから黄色い拳大のガラス玉を取り出し
「ほら」
と言うと俺に向け宙に投げた。
グサッ!
キャッチした瞬間、正面から過去に何度も刺された聖剣が俺の心臓を貫いた。
俺は静かに床にうつ伏せに倒れた。
そして、俺の死体は静かに消えていった。
マリーン・ラインハルトは振り返り静かに執務を行う机に着いた。
「どうやら本物のようですね!」
俺は何食わぬ顔でソファーの背もたれにどっぷり座り、右手で『欠片』を上にかざしながら本物か確認していた。
「やはり貴様が兄殺しの犯人か!
不死身の男に殺されたと聞いてはいたが、まさか本当に不死身だとはな!」
「ただ単に死ねないだけですよ」
「それに年も取らないようだな」
「ええ、こう見えてもあなたが思うより遙かに年上なんですよ」
一呼吸空け
「女王陛下! 気は済みましたか?」
女王の方へ向き直りながら言った。
「いや、まだだ! あと100回くらい殺したい!」
と言うと聖剣を机の上においた。
「100回は多いですね。後2,3回なら構いませんよ」
女王は一瞬、聖剣をもう一度取ろうとしたが止めた。
「4回殺したらどうする?」
「5回目のチャンスは永遠に来なくなるだけですよ。どうします?」
マリーン・ラインハルトは言葉の意味を察した。
「いや、もう止めておく。これ以上家族の前で血を流すのは私の本意では無いからな」
胸のペンダントを右手で弄りながら答えた。
「それに、これでもこの国の王なので、いなくなると色々問題が起こるからな」
と言うと、いつの間にか首にぶら下げていたもう一つペンダントを開き中を眺めていた。
「さすが、魔王を倒した勇者の妹君といったところですか?
前王を排除して新しい国を作ったのは伊達ではありませんね」
「最初は兄の復讐だったのだがな。
いつの間にか『革命の英雄』に祭り上げられ、気がついたら女王になっていたのさ」
「それは難儀でしたね。
あなたの兄上もなかなかの悪人でしたけど、あの王はそれ以上の極悪人でしたからね」
ラインハルトと30年前にこの国の王だった男の顔を思い出していた。
「私もまさか、ラインハルトの妹君から依頼を受けるとは思ってもいませんでしたよ。
運命とは分からないものですね」
「私としては一つの依頼で兄の形見のペンダントを取り戻し、砂漠の主を片付けることが出来たのだ。
良い取引だったと思うことにしよう」
マリーンは一瞬、間を空け冷静な声で聞いてきた。
「お前が兄を殺したのだな!」
「一応、そうなりますかね。
ラインハルトの最後を聞きますか?」
女王は一瞬考えたが
「いや、良い。
それより兄の最後は立派だったか?」
「ええ! 立派でしたよ。
到底、私如きでは太刀打ちできませんでしたよ。
ワームがいたからこそ倒すことが出来ました」
「そうか・・・・・・」
女王はしばらく目を瞑った。
「それにしても魔王でさえ手を出すことが叶わぬ『砂漠の主』を良く倒せたな。
『砂漠の主』にお前を殺してもらても良かったんだがな。
どうやって倒したんだ?」
「それは企業秘密なのですが、女王様には特別サービスと言うことで、お教えしましょう。
私は、この世界には存在しない『即死魔法』を使えるのですよ。
この魔法で一発で、あの巨大ワームを殺しました」
「なぜ、兄に対して使わなかった?」
「その時は使えなかったんですよ。
あなたのお兄さんが散々私を殺してくれたおかげで使えるようになったのです」
「で、何回くらい殺されたのだ?」
「4,500回は余裕で殺されましたね。
1日で100回くらい殺されたこともあったんじゃないかな?」
「さすが、兄上だ! お前のようなdesperadをしっかり成敗するなんて!」
「では、私はこれでお暇させて頂きます」
「また『欠片』が手に入ったら、お前に依頼をするよ」
「なにか他にも願いがあるのですか?」
「そうだね~ 世界征服でもお願いしようか?」
「それはまた、大変な仕事ですね~
2,3個用意して頂かないと割に合いませんね」
「そうか。2,3個手に入ったら頼むとしよう」
と言うとマリーンは服を脱ぎ裸体になった。
「では、お前の子種を貰っておくとしようか」
「お戯れを」
突然の言葉に一瞬驚いたが、すぐに素に戻った。
「余では不服か? 年齢の割には良い体をしておると思うぞ!」
と何一つ身につけない姿で腰に手を当てながら言った。
「子供は作らない主義なんですよ」
「なぜだ? お前ほどの猛者なら女が言い寄ってくるだろう。
1000年も生きているのなら10人,20人くらいいてもおかしくないだろ」
「自分の子供が自分より先に死んでいくのを見ることほど残酷な事は無いでしょ」
「そうか」
マリーンは何かを言いかけたが言葉を飲み込んだ。
「それでは私はこれでお暇させて頂きます」
ソファから静かに立ち上がり、玉座の後の入り口からではなく、もう一つの出入り口から静かに退出した。
王城から出て城門を潜り抜け、城壁を抜け町の外へ出てから上空に舞い上がる。
「この世界は僅か30年だったのか・・・・・
俺は1000年を過したのだけれどもな・・・・・短い。
次、この世界に来る事はあるのだろうか?
まぁ~あの女王様は生きてはいないだろうな」
リーンリーンリーン!
一人夢想にふけていると音が鳴った。
左手の袖の中に手を突っ込み折りたたみ式の携帯電話を取り出した。
「俺だ! オババか!?」
「お主! 元気そうじゃの! 妾、以外誰が掛けるのじゃ!」
「まぁ~そうだな」
「次はヘルザイムから急な依頼じゃ!
やたらと急いでいる様子じゃったぞ!」
「魔王・ヘルザイムか! 一度、戻ろうと思っていたんだけどな~
ヤツのことだから『人間を皆殺しに!』とか言うんじゃないだろうな~
とりあえず、ヘルザイムの城まで行ってくるよ」
「分かった! 気をつけるのじゃぞ!」
電話を折りたたみ左袖の中に仕舞い、そしてペンダントを取り出す。
「ヘルザイムなら、まだあの城を拠点にしているかもしれないな」
魔王ヘルザイムがいると思われる城をイメージし静かに眼を閉じると、男の姿は徐々に薄くなり消えていった。
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