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なんだか衝動に抗えず、
チーフの首筋に鼻を寄せて、きれいな鎖骨をそっと指でなぞった。
「お前、…」
チーフが小さく笑ったのが胸の振動を通して伝わる。
「結構、煽ってくるよな」
あ。
暗がりの中で薄いヘーゼルの瞳が甘く揺らめき、
急いで引っ込めようとした手はチーフの大きな手に捕まって、
滑らかな長い指が指の間にするりと絡められた。
「…俺の全部をお前にやるから」
チーフの官能的で艶やかな唇が、私の指先に口づける。
祈るように。
誓うように。
「俺にお前を守らせて」
触れた指先から熱がほとばしり、甘く痺れて、身体中に快感の波が走る。
「…ここ」
ため息のように柔らかい声に名前を呼ばれて、身体の奥が緩んで潤む。
「好きだよ」
チーフの低い声が優しく身体に沁み込んで、涙が出た。
言葉より心が溢れて、止まらない涙にキスの雨が降る。
「全部。そのままでいいから」
低くかすれた声が耳をくすぐり、潤んだ唇が唇を食んで、甘い舌が奥深くまで緩やかに溶かす。
ほぐれてとろける。
心地よく誘われて。
深く深く満ちていく。
「お前を未来に連れていってやるから」
切なさも迷いも涙も痛みも。
過去も未来も傷跡も怖れも。
丸ごと全部。私を心ごと全部。
「…俺に落ちてこい」
チーフが抱きしめてくれた。
チーフが優しくて。
触れる手も指先も。
辿る唇も舌の温度も。
何もかも優し過ぎて、身体も心も全部溢れた。
「チー、…フ」
すがるようにチーフを呼んだら、
「雅」
チーフがどこまでも優しく私を揺らしながら、低い声を艶めかせて甘く囁いた。
「がく、…」
口にした名前は、その熱い舌先に溶けた。
薄いヘーゼルの瞳に愛しさだけが燃えている。
呼吸ごと全て奪い去るように私を翻弄して、
奥深くまで混ざり合って境界線がなくなる。
熱く溶け合う素肌。隙間なく満たされる身体。
涙が止まらない私を、一番深いところで繋がったまま、
優しく揺らして慰めて、どこまでも甘やかして受け止める。
「がく、さん…」
何度も何度も溶けて弾けて
導かれるまま漂って、また満ちていく。
自分が溶けてなくなって、繋がりだけが確かで、
溢れるくらい注がれて、それでももっと刻まれて、
果てしない宇宙の片隅で、永遠の一瞬を享受する。
チーフ。雅さん。
大切に大切に抱きしめた。
大きくて温かくて強くて優しい。
かけがえがなくて愛おしい。
『神様。
どうか時間を止めて』
ずっとそう願っていたけれど。
時間が止まらなくても。
チーフがいれば。チーフと一緒なら。
きっと。
『お前を未来に連れていってやるから』
時間を超えていける。
もっと先へ。その先の。
未来へ。
チーフの首筋に鼻を寄せて、きれいな鎖骨をそっと指でなぞった。
「お前、…」
チーフが小さく笑ったのが胸の振動を通して伝わる。
「結構、煽ってくるよな」
あ。
暗がりの中で薄いヘーゼルの瞳が甘く揺らめき、
急いで引っ込めようとした手はチーフの大きな手に捕まって、
滑らかな長い指が指の間にするりと絡められた。
「…俺の全部をお前にやるから」
チーフの官能的で艶やかな唇が、私の指先に口づける。
祈るように。
誓うように。
「俺にお前を守らせて」
触れた指先から熱がほとばしり、甘く痺れて、身体中に快感の波が走る。
「…ここ」
ため息のように柔らかい声に名前を呼ばれて、身体の奥が緩んで潤む。
「好きだよ」
チーフの低い声が優しく身体に沁み込んで、涙が出た。
言葉より心が溢れて、止まらない涙にキスの雨が降る。
「全部。そのままでいいから」
低くかすれた声が耳をくすぐり、潤んだ唇が唇を食んで、甘い舌が奥深くまで緩やかに溶かす。
ほぐれてとろける。
心地よく誘われて。
深く深く満ちていく。
「お前を未来に連れていってやるから」
切なさも迷いも涙も痛みも。
過去も未来も傷跡も怖れも。
丸ごと全部。私を心ごと全部。
「…俺に落ちてこい」
チーフが抱きしめてくれた。
チーフが優しくて。
触れる手も指先も。
辿る唇も舌の温度も。
何もかも優し過ぎて、身体も心も全部溢れた。
「チー、…フ」
すがるようにチーフを呼んだら、
「雅」
チーフがどこまでも優しく私を揺らしながら、低い声を艶めかせて甘く囁いた。
「がく、…」
口にした名前は、その熱い舌先に溶けた。
薄いヘーゼルの瞳に愛しさだけが燃えている。
呼吸ごと全て奪い去るように私を翻弄して、
奥深くまで混ざり合って境界線がなくなる。
熱く溶け合う素肌。隙間なく満たされる身体。
涙が止まらない私を、一番深いところで繋がったまま、
優しく揺らして慰めて、どこまでも甘やかして受け止める。
「がく、さん…」
何度も何度も溶けて弾けて
導かれるまま漂って、また満ちていく。
自分が溶けてなくなって、繋がりだけが確かで、
溢れるくらい注がれて、それでももっと刻まれて、
果てしない宇宙の片隅で、永遠の一瞬を享受する。
チーフ。雅さん。
大切に大切に抱きしめた。
大きくて温かくて強くて優しい。
かけがえがなくて愛おしい。
『神様。
どうか時間を止めて』
ずっとそう願っていたけれど。
時間が止まらなくても。
チーフがいれば。チーフと一緒なら。
きっと。
『お前を未来に連れていってやるから』
時間を超えていける。
もっと先へ。その先の。
未来へ。
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