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会議
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玉座の間から会議室へと移動した俺達はそれぞれ席に着く。
俺達は四人は机の真ん中の端に座り日向達はその真逆の所へと座った。
ここで取り仕切るのは勿論、
「よっし、作成会議を始めるぞ!」
日向達四人である。
自分達がこの中で一番強くて偉い。そんな自信を感じ取れる。
「まあ……なんだ、俺達四人がいればこんな戦争なんて余裕で当てるはずだけど、何かあっても困るしな、一応役割分担を決めようと思う。そこでだ前衛と後衛職に別れてほしい。前衛職の者は俺のところに来てくれ、後衛職は天空の所へと集まってくれ!」
皆その指示に従い行動を開始する。
「私達はどうします?」
小声で俺に聞いてくるフィート。
「なら、俺とフィートが前衛に、リナとレナが後衛側に行こか。元々の俺達の役割も似た感じだしな」
「分かった」
「でもそれなら優輝は後衛側の方が良いんじゃないの?」
俺のポジションは中衛。戦場全体を冷静に分析して指示を出すのが俺の役割である。そしてその時々で前衛に交じり戦闘を行ったり、後衛からの支援攻撃を行ったりなどと自由自在に動いている。
リナは今回も俺がそのように立ちまわるではないかと思いそんなことを言っているのであろう。
だが、
「今回はあの四人がそれぞれに指示をを出すようだし俺の出番はないだろ。それなら前衛側の方がいろいろと自由が利くだろうし、あいつらの狙いにも乗ってやれるだろう」
あいつらの事だからここで俺にあの時の憂さ晴らしでも考えているんじゃないかと思っている。
「分かりました」
フィートもレナも納得のようだ。
「それなら私もいいよ。元々前衛でも後衛でも私はどっちでもできるし」
「それならここにいる全員がだろ」
などと言いながらもリナも賛成のようであった。
それから、俺とフィートは日向の元に、リナとレナは天空の元へと移動した。
「よしこれで全員だな! まず全員の持っているスキルについて確認するぞ! それを知らないと指示を出すにも出せないからな」
などといっぱしの事を言いながら、一人一人に確認をしていく。
全員何のためらいもなく自分の持つスキルを話していく。
それだけこいつらの四人のことを信頼しているのであろう。
そして俺達の番がやってきた。
「後はもやし君とフィートさんでしたから、ではまずフィートさんからお聞かせいただいてもいいですか?」
「私のスキルは斬撃、何でも斬ることが出来るわ」
「さすがですね。とても強力なスキルだ!」
「っで、そこのもやし君はどんなスキルなのかな?」
「俺は、アクセルっていう移動速度を上げるスキルだよ」
「そうかい、さすがもやし君だ~。逃げ足だけが早いスキルなんてお似合いだね」
まあ嘘であるが。
俺もフィートも百パーセント嘘をついているわけではない。自分達の持っているスキルと呼ばれる物の内の一つであるからである。
ただここで持っているスキルすべて話したところで信じもしないだろう。
日向が俺をいじる姿を見て周りの皆が笑っている。
だが一人俺の方をじーと見てきている者がいた。
何も言わずにこっちを見てきている。
「皆のスキルをも聞き終えた所でだ俺達の作戦を決めようかと言いたいところだが、すでに大体は決まっている」
そんな所だと思った。
「今回の作戦はまず、フィートさん方レインボーガールズの三人には後衛にいてもらう。さすがにDランクを戦場に出すことは出来ないだから後衛にいてもらおうと思う」
「いいんじゃねーの」
「私もそれでいいと思うよ」
「さんせーい」
全員一致で決まった。
だがそれに文句を言おうとした者が一人。
「何ですかそれは!」
そうフィートであった。
自分が戦闘に参加できないことが嫌で嫌で仕方がない。
だがそれを、
「やめとけ! 今はこいつらの言うことに従っとけ」
小声で止める。
「どうかしたのか」
「いえいえなんでも」
俺はなんでもなかったかのように振る舞う。
「とりあえずはこいつらの様子を見よう」
「でも」
「もしもの時には俺達がメインで動けばいいし、こちらの指示で戦闘が終了したのなら楽でいいじゃないか」
「そうかもしれないけど……」
「今は俺はを信じろ」
「分かったわよ」
なんとかフィートを説得。
「よし次だが、音無! お前はお取り役だ! そのアクセルっだけかそのスキルで敵の注意でも引いてくれ」
そんなところか。
「敵が音無の方へと意識を取られている間に、後衛の魔術師よって攻撃を仕掛けて敵の戦力をそぐ。その混乱に乗じて俺達の前衛部隊が残りの敵を全滅させるぞ」
それに対して噛みつこうとするフィートを俺が必死に止める。
自分と同じDランクのステータスを持つ俺が何故自分達と別の扱いを受けるのか! そのことに対して腹が立っているのだろう。
だがそんな程度の事で問題を起こしている場合ではない。
「分かったよ。俺は日向の指示に従うよ」
「何呼び捨てにしてんだ! 俺とお前じゃ天と地ほどに実力の差があるっだ! 日向様だろうが!」
「そうだな。日向様の指示に従うよ」
「それでいいんだ。お前みたいなもやし君は俺らみたいな優秀な奴には逆らったらだめなんだよ」
皆俺の方を見ながらくすくす笑っている。
俺はその場はおとなしくやり過ごす。
そして、後衛側の打ち合わせでも少しごたごたがあったようだが無事に前衛、後衛共に作戦も共有も終了となった。
それと時を同じくして、城の外より開戦を告げる音が聞こえてきた。
俺達は四人は机の真ん中の端に座り日向達はその真逆の所へと座った。
ここで取り仕切るのは勿論、
「よっし、作成会議を始めるぞ!」
日向達四人である。
自分達がこの中で一番強くて偉い。そんな自信を感じ取れる。
「まあ……なんだ、俺達四人がいればこんな戦争なんて余裕で当てるはずだけど、何かあっても困るしな、一応役割分担を決めようと思う。そこでだ前衛と後衛職に別れてほしい。前衛職の者は俺のところに来てくれ、後衛職は天空の所へと集まってくれ!」
皆その指示に従い行動を開始する。
「私達はどうします?」
小声で俺に聞いてくるフィート。
「なら、俺とフィートが前衛に、リナとレナが後衛側に行こか。元々の俺達の役割も似た感じだしな」
「分かった」
「でもそれなら優輝は後衛側の方が良いんじゃないの?」
俺のポジションは中衛。戦場全体を冷静に分析して指示を出すのが俺の役割である。そしてその時々で前衛に交じり戦闘を行ったり、後衛からの支援攻撃を行ったりなどと自由自在に動いている。
リナは今回も俺がそのように立ちまわるではないかと思いそんなことを言っているのであろう。
だが、
「今回はあの四人がそれぞれに指示をを出すようだし俺の出番はないだろ。それなら前衛側の方がいろいろと自由が利くだろうし、あいつらの狙いにも乗ってやれるだろう」
あいつらの事だからここで俺にあの時の憂さ晴らしでも考えているんじゃないかと思っている。
「分かりました」
フィートもレナも納得のようだ。
「それなら私もいいよ。元々前衛でも後衛でも私はどっちでもできるし」
「それならここにいる全員がだろ」
などと言いながらもリナも賛成のようであった。
それから、俺とフィートは日向の元に、リナとレナは天空の元へと移動した。
「よしこれで全員だな! まず全員の持っているスキルについて確認するぞ! それを知らないと指示を出すにも出せないからな」
などといっぱしの事を言いながら、一人一人に確認をしていく。
全員何のためらいもなく自分の持つスキルを話していく。
それだけこいつらの四人のことを信頼しているのであろう。
そして俺達の番がやってきた。
「後はもやし君とフィートさんでしたから、ではまずフィートさんからお聞かせいただいてもいいですか?」
「私のスキルは斬撃、何でも斬ることが出来るわ」
「さすがですね。とても強力なスキルだ!」
「っで、そこのもやし君はどんなスキルなのかな?」
「俺は、アクセルっていう移動速度を上げるスキルだよ」
「そうかい、さすがもやし君だ~。逃げ足だけが早いスキルなんてお似合いだね」
まあ嘘であるが。
俺もフィートも百パーセント嘘をついているわけではない。自分達の持っているスキルと呼ばれる物の内の一つであるからである。
ただここで持っているスキルすべて話したところで信じもしないだろう。
日向が俺をいじる姿を見て周りの皆が笑っている。
だが一人俺の方をじーと見てきている者がいた。
何も言わずにこっちを見てきている。
「皆のスキルをも聞き終えた所でだ俺達の作戦を決めようかと言いたいところだが、すでに大体は決まっている」
そんな所だと思った。
「今回の作戦はまず、フィートさん方レインボーガールズの三人には後衛にいてもらう。さすがにDランクを戦場に出すことは出来ないだから後衛にいてもらおうと思う」
「いいんじゃねーの」
「私もそれでいいと思うよ」
「さんせーい」
全員一致で決まった。
だがそれに文句を言おうとした者が一人。
「何ですかそれは!」
そうフィートであった。
自分が戦闘に参加できないことが嫌で嫌で仕方がない。
だがそれを、
「やめとけ! 今はこいつらの言うことに従っとけ」
小声で止める。
「どうかしたのか」
「いえいえなんでも」
俺はなんでもなかったかのように振る舞う。
「とりあえずはこいつらの様子を見よう」
「でも」
「もしもの時には俺達がメインで動けばいいし、こちらの指示で戦闘が終了したのなら楽でいいじゃないか」
「そうかもしれないけど……」
「今は俺はを信じろ」
「分かったわよ」
なんとかフィートを説得。
「よし次だが、音無! お前はお取り役だ! そのアクセルっだけかそのスキルで敵の注意でも引いてくれ」
そんなところか。
「敵が音無の方へと意識を取られている間に、後衛の魔術師よって攻撃を仕掛けて敵の戦力をそぐ。その混乱に乗じて俺達の前衛部隊が残りの敵を全滅させるぞ」
それに対して噛みつこうとするフィートを俺が必死に止める。
自分と同じDランクのステータスを持つ俺が何故自分達と別の扱いを受けるのか! そのことに対して腹が立っているのだろう。
だがそんな程度の事で問題を起こしている場合ではない。
「分かったよ。俺は日向の指示に従うよ」
「何呼び捨てにしてんだ! 俺とお前じゃ天と地ほどに実力の差があるっだ! 日向様だろうが!」
「そうだな。日向様の指示に従うよ」
「それでいいんだ。お前みたいなもやし君は俺らみたいな優秀な奴には逆らったらだめなんだよ」
皆俺の方を見ながらくすくす笑っている。
俺はその場はおとなしくやり過ごす。
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