神々に寵愛され祝福と共に~のんびりと快適生活~

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第一章 異世界に転生し、居場所を求める

28.

 既に終えていたのか部下の全員が並び、『お疲れ様でした!!』と告げ、早急に部屋から出て帰還して行った。

「ふぅ…。兄上の所に帰るか。ジェイ其方はどうだ?」

「俺も良いぜ。オズの家に邪魔すんぞ?マギアの約束もあるしなぁ。アルカナを休ませねぇとな」

「…ハッ、どうかしてる」

『マナギア。もう休めたから、主導権返して?』

 オズとジェイも支度を終え私服に戻り、暫く休んでいた僕の身体を、抱き上げロズベル家に向けて歩いた。

 ロズベル家に辿り着くとチョーカーに、僕の魔力を流すと数秒後に、マギアが僕の身体を持ち上げた。

「マギアただいま。降ろして欲しいな?」

「無茶しないでって言ったよね?降ろさないに決まってるよ?」

「オルっ!!無事だったかい?お兄ちゃんに抱き締めさせておくれ」

「…うぐっ!?あ、兄上…。絞め殺す気ですか?」

 扉が開いた瞬間オルディズ様は兄上に、精一杯抱き締められていた。僕はマギアに言うが無視される。

「俺はアルと永遠に居るよ?未来永劫ずっとね?」

「パンケーキ作ってあげるから、マギア1回降ろしてくれる?」

「駄目だよアル?肉体を酷使したのに?俺が降ろすと思うの?」

「降ろさないよね。マギアだから知っていたよ」

 状況が掴めない彼等は黙って見守ると、僕がが負けマギアが嬉しくなる。僕は彼等に家に帰ると伝えた。

「ゴホッ。オルディズ様、ジェイコブ様、イシュタリカ様。本日は我が家に戻り休ませて頂きたいです」

「其の事なんだけど帰る必要は無いよ?私達の家で指定した場所から、アルシア領域と繋げばいいよ?」

「ロズベル家の中からですか?其れは遠慮…」

「アルカナ!頼むから、僕達の家から繋げてくれないと安心出来ない。ほら此処が2つ目の居場所だよ?」

「ロズベル家と繋げさせて頂きます。面会は後日で構いませんか?マギアが御覧の通り怖い顔ですので」

 イシュタリカ様の提案に断りを入れる。オルディズ様は僕達の手を、握り震えるので仕方無く提案を呑む事になった。

「勿論だよ。アルカナ、マギア。今日は災難だったけどお疲れ様。しっかり寝て身体を休ませてね?」

「誰が怖い顔だって?アルの所為なんだけど?ねぇ…理解出来てる?」

「君達の食事はどうするんだい?アルカナが作るのかい?」

「食事の件でしたらマギアが作ります。僕が作ると…」

「…アル?俺が許すとでも?」

 ロズベル家に入って指定された場所に、僕達の魔力で我が家と繋げ、彼等に感謝してアルシア領域へ帰る。
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