人間スケスケ覗き穴

「技」の穴

覗き穴の「技」とはズバリテクニックです。
異性を悦ばすそれもテクニック。
つまり、その人間の能力です。

人は学習する生き物だとよく聞きます。
ですが、人類史をみると学習しているようには思えないケースが多々あります。
では学ぶことは意味がなくて不要なのか。

極端すぎる百かゼロの選択ですみません。

その答えはその人の人生に直結するため、これだ！という答えはないというのが私の考えです。

まあよくある勉強しておけば給料の高いとこに就職できるとか、学ぶことが勝ち組とかいう、そんな感じをイメージして下さい。
勉強をサボり遊んでいると後々苦労する人もいるでしょうが、苦労しないでそのままヌルッと生きる人もいるでしょう。
どうあれ、人生は自分が決めた、結果だということ、そのなかでそれぞれがどんな「技」を学ぶのかというのが人間を興味深い存在にしていることだと思います。

小難しいですが学ぶことは「技」の一部だとご理解いただけたと思いますが、ここで注意が必要です。
それはいくら学んでも身につかないこともあるということです。
そしてこの「技」は現代のネット社会ととても相性が良いのです。
情報だらけのネット上では知識を簡単に検索できます。
つまり、手元に端末があり方法さえ分かればすぐに疑問の答えが出るということです。

「進化した電卓、辞書」とでもいいましょうか。

これには賛否両論で、使えるもんを使って何が悪いとか、昔ながらのメモと辞書が良いという方もおります。
ここは議論する場ではないためあくまでも中立とします。
ただこれだけは言えます。


「どっちも使える者こそテクニシャン」じゃん？



次は「技」を磨き、凄まじいテクニックを身につけた人間がみんな成功するとは限らない、そこをお話していきます。

「テクニックをみせるテクニックを習得せよ」

変なこと言ってますが、今の時代は便利すぎることにより、人間は高度なテクニックに見飽きているのです。
「技」の極意は「技」で「技」を圧倒することだと個人的に思っています。

勤勉な日本はとても真面目です。
ですが、それが日本を弱体化させた原因でもあります。

日本の「技」は様々な分野で素晴らしい評価ですが、その技を有利に扱う技が無かったので、今や日本の主要都市は外国のようです。
溢れる外国人、ところかしこにある免税。
インバウンドやらにも言いたいことはたくさんありますがここではそこに突っ込むのは控えます。

つまり「テクニック」をいかにして伝えるのか？
そこがポイントです。
プロデュースとでもいいましょうか。
まあ一部、政治をプロデュースとか言っているとんちんかんもおりますが…。

高度な技を、やり手プロデューサーがお金にするのは今も昔も変わらないですが、技にお金を出してくれる人を募集するってのも面白いことです。
優れた「技」は人から注目され、「感動」や「希望」となり「継承」されていきます。
この「継承」されていくことが人類史となり、残すべき「技」は現在にも存在しているわけです。

時代により「技」の価値は一見、異なるように見えますが、それは人間が歪めているにすぎないのです。
自然の摂理、弱肉強食のように、「継承」に失敗した「技」は消えます。残酷なのは跡形が残り滅ぶからです。
知っているができない、聞いたことある、という曖昧な記憶の中で生き恥のような扱いとなります。
「消滅」を悟った「技」は潔いです。
希望を失った人はおちるとこまでおちてゆきます。
欲望と希望のバランスが壊れた時、人間は絶望します。
ですが、昔の人達は絶望することが人間であり、絶望からの立ち上がる方法を残しています。
「技」が「技」と呼ばれるまでには多くの「失敗」があったということを、私たちは忘れてはいけないのかもしれないですね。


「技」について、好き勝手書いていますが、私は根本的に勉強が嫌いです。
椅子に座り、映画や漫画は除きますが何時間も本を読んだり勉強するのは苦痛ですね。
PCもそうです。
デスクワークで一日中座ってパソコン、昼食中は横にスマホ、通勤でスマホ、家に帰ってもスマホ、寝る前にもスマホ、起きてスマホ。

こういう人、多いですよ本当に。

勘違いされると困るので、しっかり書きますが、こういう人が悪いとかではないですよ。
まあこんな生活していればそのうち確実に頭がおかしくなりますが、それだけ情報が溢れていることを意味するのです。

今、会社の連絡はほとんどがメールです。
デジタル化が進み、書類や電子申請などにより、パソコンやスマホを使用するが仕事ととなっていることが多いのです。
つまり、デスクワークとかではなく、デスクワークが当たり前の時代なのです。
そして、そこで生き抜く「技」を勘違いした者はずっーとパソコンやらスマホをみているのです。

「メール送ったでしょ？」
「メール送信されてたでしょ？」

など、送ったイコール相手は読んだ、という謎の方程式が蔓延しています。
これからどんどん高齢化社会になるのにこの仕組みは本当にエグいですよ。
ほとんどのメール連絡は上からの転送で、それこそ昔の連絡網がメールに変わっただけです。
今まで電話で済んでいたことを「技技」文字にしている様は劣化とも言えるでしょう。
そしてそれが当たり前となっているのもどうかと思います。

誰かに、全一流企業の株主総会で伝えてほしいのですが…、あくまで一部ですが若い世代は、コスパが良いからって強盗するような精神ですよ？
まあ伝えたところで無言、聞かなかったことにするんでしょうけどね。
若い世代は仕組みが自分に合わないと仕事は退職するわで、それを四十五十の世代が、刺激するもんだから、会社は組織としてバラバラ。
リーダーシップという「技」をもつ優れた人物ほど、この状況に責任を感じ、精神ダメージを受けダウン。

人は財産とかいう名言がありますが、この現状をみたらどう思いますかね。

まあそういう状況をもみ消したり、改善するのも「技」


自分に合った生きる「技」をみつけましょう。
否定的なことばかり書いておりますが、「技」を習得した時の達成感や、出来なかったことが出来ていく感覚は、お酒に酔う感覚とはまた違う気持ち良さですよ。


「技」が「技」であるうちに「技」を磨くというのも大切でしょう。
「技」は窃盗されやすく、体育会系の人は「挑戦」という言葉に燃えます。
現代人はその「挑戦」した結果などに燃える人が多数でしょうか。