人間スケスケ覗き穴

「体」の穴

おそらく一番興味があり、気になるのが「体」かと思います。

「体」は「心」と似てます。

その共通する二つを切り離すことは現代の技術では不可能です。
いきなりSFみたいな話ですが、心を維持し体を交換できる技術が完成すれば人間は不死となるでしょう。
単純な理論ですが、意思というか脳さえ死なねば良いのでは…ということです。
「体」をパーツとして考えた極致であり、書いておいてあれですが問題がありすぎるので実現は難しいでしょう。


さて、そんな話よりももっとアレな内容を書け…と言われそうですね。
男性からしたら「R18」で「体」ときたら、もうアレですかね？

男女により異性をみるときの違い、基準とでもいいましょうか、これが「体」を理解する上で重要かと、勝手に思っています。

女性側からの結論っぽいですが、見た目で異性をチェックする女性は男性の「体」というよりかは清潔感と経済面を重視することと思います。
顔が整い背が高いとか、お金持ち、アレが上手だの、鍛えている…というのもいちょう判断基準となるでしょうが、そこにフォーカスする女性は経験が少ないといえるでしょう。
失礼なこと書いて申し訳ないですが、異性との経験が豊富な方ほど見た目への要求は少なくなり、自分の本音を隠しつつ、相手の腹の中を探る傾向があります。これは失敗も含めた経験、つまり場数の多さから学んだ防衛策なのです。
まあ生物として種を残す生存という本能からくるモノ、というのが極論ですが、女性は経験豊富なほうが賢く強かです。

では男性はどうでしょうか。

もうわざわざ書く必要があるかわかりませんが、男性は異性の「胸」「尻」「顔」と「体」をまるごと舐めるように見ます。男性の視線にイラっとくる女性は多いかと思います。これも生存本能から多くの種を残すということなのでしょうが…理性がない人はもう「猿」ですね。
まれに「技」を使う「猿」もいます。賢くみえてイイ人そうですが、猿は猿です。未熟で経験が少ない女性は基本的に男性をそう思ったほうが気が楽になりますよ。別れる若いカップルや結婚してレスになる夫婦はこの「性」を征していないことが多いです。
男女は種族こそ同じ人間でも別の生き物と思ったほうがよいです。
「体」が違うように「心」も男女は違うのです。

お互いに相手は自分とは違うという認識をいつまでも忘れてはいけないのです。
夫婦生活や恋人指南みたいになっておりますが、男性は女性と付き合うとか結婚することで支配したと勝手に思い込む輩が一部います。
決まってそういう男子は自分の体や考え方に自信を持っていますが、プライベートでは男女は平等です。社会的に平等とはなかなかいかないですが、せめて二人の時は同じ人としてパートナーをみるべきでしょう。

「体」で稼ぐという意味で、よく男女は差別されます。
女性は「体」で簡単に稼げるが、男性が「体」で稼ぐのは難しい。
世の中の一般常識みたいになっておりますが、真剣に考えるとこれは多くの方が勘違いをしています。

まずこの考えがどっかしらにある方々はお金や「体」についての経験値が低い傾向があります。つまり未熟者ということです。
これは決してバカにしているわけではありません。
「稼ぐ」という意味を知らない、つまり、誰も教えてくれないからです。
世の中でお金を稼ぐ方法を教えている小中学校があれば、ぜひ入校しましょう。専門校や怪しい塾には十分注意しましょう。

「稼ぐ」、つまりお金が本格的に「体」と連動していくのは働いてからです。
バイトが可能となるのは高校生。この不安定な時期に、一気に様々な経験をして人は自分で「稼ぐ」ことを学びます。
お金の扱いを指導するのは基本「家庭」です。その家により「価値」の「価値」は異なり、人は家庭と周囲の人から「お金」を扱い方を吸収していきます。その独学経験値によりお金を稼ぐ方法がインプットされます。
若いうちに大金を手にすると、一般常識の金銭感覚は崩壊し、そうした方々は効率よく大金を稼ぐ手段で…つまり金で経済を動かします。

金は欲望と結合しやすいです。その化合物を手にした男性は異性の「体」を求め、女性はそんな男性へ「対価」を求め「体」を差し出すのです。

欲望に支配された人間を増やさないために、女性が「体」で稼ぐことは「悪」だ、というレッテルを貼られたにすぎず、本当に悪であるならそういう商売は「絶滅」しているでしょう。
それが消えないのは何故か、少し考えれば誰でもわかることなのですが…。
蔓延して手がつけられないのもあるでしょうが、「矛盾」こそが人類最大の謎であり、それが人間だと割り切る必要があるのかもしれません。
ここ突き詰めていくと鬱になるのでほどほどにしておきましょう。
くそ真面目な人間はこんな作品を読まないでしょうが、融通がきかないとか、責任感が強い性格の人はご注意下さい。


男性だろうが女性だろうが「体」で稼ぐことはお互いに大変であると、本当の意味でご理解くだされば世の中はもう少し丸くなるのではないでしょうか。
そして、この「体」について一番伝えたいことは、「自分の体だけではない」ということです。

「体」の穴の奥にあるのは、相手の「体」を大切にすることです。
自分の体だけでいっぱいいっぱいな人がめちゃクチャ多い世の中です。もちろん自分の「体」は大切ですが、この世の全ての生物は「地球」という「体」にいることをよく考えてほしいところです。
環境破壊だのを書くつもりはございませんが、「美化委員」の美化」って認識がちょっと違うんじゃないかと思います。

「体」についての倫理観が崩壊した時、表には出ることがない商売が世の中に溢れることになるでしょう。
「体」で稼ぐから、「体」を買うということ。
今の「買う」とは違うこの「買う」という本当の意味を知った時、あなたは正気を保っていられるでしょうか。