夜伽聖女と呪われた王子たち

藤原いつか

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閑話

冷めやらぬ熱、ひとりゴト

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 眠れずに窓の外を眺めていると、次第に空が白んできた。
 朝がくる。空を見上げながらゼノスはそっと息を吐いた。

 自分にとっての一日が終わろうとしている。
 それでもまだどこか、夢をみているような心地だった。

 昼と夜とでは呪いのもたらす苦痛の度合いがその比でなく、昼の自分は殆ど使い物にならない。その殆どをベッドで呻いて過ごす。苦痛に深く眠ることもかなわずに。
 それから日が落ちてからようやく少しの仮眠をとる。そして目を覚ましてから研究に没頭する。何も考えず、その時だけ。唯一痛み以外のことに気が紛れる時間だ。

 ずっとその繰り返しだった。苦痛を中心に生活はまわり一日の区切りも曖昧で、もうどれくらいこんな生活を続けているのかもわからない。ただ結界を絶やさぬよう、それだけにいつも気を遣いながら、息を潜めるように静かにこの部屋で過ごしてきた。

 季節は冬。だけどこの部屋は魔法と魔術で温度管理をされているので寒いと感じることはない。形だけの暖炉は薪どころか調合用の薬草の派生場所になっている。
 ゼノスは視界の端でひとつだけ残っていた蝋燭の灯りをそっと消して、薄闇に自身を紛れさせる。そうして自分の輪郭が別のものに紛れている時は、僅かながら安堵を得ることができた。

 室内では身を隠す為のローブも必要ない。ここには自分ひとりだからだ。誰にも見られることもない。
 この部屋には姿見どころか鏡すら置いていない。浴室にあるものだけが唯一だ。それも年に数度あるかないかの外出用に、一応の外見を整える為だけにあるもの。普段は目にも留めない。

 時折訪れる兄であるイリオスの様子見と、呪われた王子たちの専属医でもあるルミナスの往診時以外、ローブを必要とすることもなかった。ルミナスの診察で肌を晒す時すら必要以上に脱ぐことはない。
 この部屋から殆ど出られないゼノスはこの部屋自体が研究室も兼ねている。分厚く重たいローブなど、身につけている方がかえって邪魔なのだ。
 ずっとずっと、ひとりだったのだ。
 彼女がこの部屋に、訪れるまで。

 そっとベッドの端に腰を下ろして、僅かに開けた重たいカーテンの隙間から覗く空を見上げる。
 カーテンを開けたのなんて久しぶりだ。外の天気は明り取り用の天窓からでも十分わかるし、第一外には興味もない。
 だけど今日は、何故だか。外の様子が気になった。自分が外に出ることなど、あり得ないのに。
 ふと身じろぎしたその時、ちくりとした痛みが自分の首筋を掠める。

「……、」

 なんだろうとゼノスは首を傾げる。
 呪いの痛みなどではない。呪いのように内側から沸く得体の知れない痛みなどではなく、肌が僅かにひきつれるような小さな痛みだ。
 そっと指先を滑らせると、小さなひっかき傷があった。
 どく、と。心臓から噴き出した血がそこに向かう。
 その正体を把握して体中があっという間に熱をもつ。

 その傷は、彼女が。セレナが。自分を抱き締めた時につけたものだ。
 果てるその瞬間に、自分が与える快楽に泣きながら、それでも自分を抱きながら、自分に残したセレナの傷跡あかし

 それを思い出してみるみる内に、自身のズボンの内が固くなって質量を増す。咄嗟に詰めていた息を思わず漏らした。知らず喉が、震えていた。

「……っ」

 ぎゅう、と自分の両手でそれを抑え込みながら、浅く短く息を吐く。
 あさましい。はしたない。最低だ。
 自分を罵る言葉をいくつ心で吐き出してもまだ足りない。
 その度にセレナに犯した行為を、セレナと交わした熱量を思い出し、欲も質量も増すばかり。
 いい加減にしろとなけなしの理性が胸中で吐き捨てるも、セレナの顔が浮かぶと理性など容易くかき消された。
 
 ふと目についた自分の右手。
 その指先を彼女が舐め回した感触がやけに鮮明に蘇る。
 濡れた温度に糸がひいて、月明かりに煌めいていた。
 ふたりの距離を、隙間を繋ぐ糸。

 もしその舌が、唇が。自分のものを同じように、舐め上げてくれたなら。
 自分の指先を締め付けたそこに、挿れることができたなら――

 そこまで考えたらもう我慢などできるわけがなかった。理性なんてくそくらえだ。
 ゼノスは自分のズボンの紐を解いて前を寛げる。
 既にはちきれそうな自身のそれを、取り出して。外気に触れるだけでぶるりと身震い。
 かたく目を瞑りながら、自らその熱を慰めた。

 セレナが意識を失ってから、そして別れて部屋に戻ってきた後も。何度もしていたはずなのに。
 自分がこんなに理性のない人間だったなんて思いもしなかった。知らなかった。
 彼女に耽るその時だけは、欲情が痛みを上回ることも。

 彼女のそれとはかけはなれた手の平で、指先で。先から出るものを塗りたくりながら擦り上げ、呻き声だけは必死に押し込める努力をする。
 彼女の味を思い出して、口の中が唾液で溢れる。

 静かな部屋に響く濡れた音はあの時と同じ。だけど漏れる息はひとり分だけ。それを思い知ってそれなのに、居ない人物を思い出すだけで固くなる。
 自分の名前を呼ぶ彼女を、果てる瞬間自分にしがみついたその華奢な体を、自分の指を締め上げたその濡れる秘所を。思い出すだけでもう。

 ――どうして唇は駄目なのだろう。
 ふと一瞬だけ我にかえる。

 駄目だと言われると余計に。したくてしたくて堪らなかった。
 待てができない子どものように、貪るようにその唇も舌も咥内ぜんぶ。自分のそれで犯し尽くしたい衝動を抑えるのに必死だった。
 だけど、もしそれをすれば。彼女には会えなくなる気がした。
 少なくとももう二度と、自分に心を許すことはないような気が、そんな確信があった。だからゼノスはギリギリのところで己を律することができた。

 だからそれだけはどんなに欲しくても、できなかった。
 彼女のなかはいるなんて。彼女と、繋がるなんて。
 そんなことできなかった。
 こんなに醜い、自分が。
 なのにその手を離すことなんて、もう。
 できるはずもなかった。

「…っぁ、も……っ」

 一直線に突き抜ける快楽がひと際大きく脈打って、膨れ上がる。
 その瞬間、その名前を口の中だけに残して。
 欲を吐き出す。自らの手のなかに。それからそのままベッドに倒れ込んだ。

 ふと気がつくと、うっすらとあたりは明るくなり部屋の中に朝を迎える。はるか遠くで小鳥のさえずり。世界が目を覚ましてゆく。
 肩で息を整えながら、脱力した体にじわりと呪いの痛みが這い出てくる気配を感じた。
 だけど、今日は。それに心は怯まなかった。

 まだ体が動くうちにと、重たい体を起こしてあたりの始末をして浴室に向かう。それからふと、テーブルの上のセレナから受け取った髪の束に目がひかれた。

 端を揃えて紐でまとめ、この部屋で見つけた唯一のリボンをそこに結んだ。書類と薬品で溢れた雑多なテーブルの上で、それだけがやけに存在感を放っている気がする。
 まだ結界には、使っていない。
 それをそっと手にとって、唇を寄せる。
 持ち主の手を離れてなお、それに触れているだけで体が反応するから不思議だ。
 だけど欲を吐き出したばかりの身体は冷静で、今はただその存在だけに耽ることができた。
 苦痛もいまは息を潜めるように小さい。おそらく意識が苦痛だけに向いていた今までとは明らかに違うからだろう。
 この部屋にあるのは絶望と苦痛だけだった。
 だけど今は、確かに。
 それ以外の存在がここにある。
 この部屋にも、それから自分の心の内にも。
 
 躊躇など微塵もなく、目の前で。自ら髪を切り落として、そしてそれを差し出して笑った。
 まるで本当に聖女さまだとゼノスは思う。
 物語に出てくる救いの女神の子。慈悲と慈愛と希望の現身うつしみ
 そんなもの、物語の中だけだと思っていた。現実にはありえない、在りもしない存在だと。

 聖女に変わりはないのだが、彼女のその性質は特異だ。
 呪われた王子たちの為だけの存在。自分たちだけの聖女さま。
 忘れてはいけない。そう、彼女は。自分だけのものではない。

「……ヘルメス…」

 思わず口をついて出たのは、王子とは認められていない、だけど確かに自分にとって兄である者の名前だった。

 一番最初にセレナの夜伽を受け呪いの浄化を受けたのはヘルメス・ノヴァだ。それがイリオス、もしくは国王陛下の命令であったことは容易く想像できる。
 ゼノスはノヴァ自身と言葉を交わした記憶はほとんどない。顔を合わせたことも数える程度。どれも最悪な対面だったと記憶している。
 その度にいつも、心も体も王家に差し出してきたノヴァ。仄暗い表情かおだけが鮮烈に記憶に残っていた。
 だけど、今日の彼は。
 セレナの為に心を乱し感情を顕わにするノヴァは、まるで自分の知る人物ではなかった。
 人間らしい顔をしていた。そう思うほどにゼノスにとって記憶の中のノヴァは、およそ生きた人間には見えなかったのだ。

 彼は、許されたのだろうか。
 彼女にその、唇を。
 
 そこまで考えてふるりと頭を振る。
 これ以上考えても仕方ない。彼は“夜伽聖女の世話役”だと聞いている。セレナの傍に居るのは彼なのだ。この部屋から出れもしない自分に、これ以上何を望めるというのか。

 髪をもとの場所に戻し衣服を脱ぎ捨て風呂場へ向かう。じくじくとまた湧き上がる痛み。それを誤魔化すように熱いお湯を頭から浴びた。
 それからふと昔のことを思いだして歪な笑いを口元へと浮かべる。むかしの記憶を思い出すのと同時に甦ったのは、今は亡き母親のことだった。


 ゼノスの初めてのみそぎの相手は母親が用意した娼婦だった。
 禊とはつまり、初体験だ。
 本来なら専用の乳母か技量を積んだ女官が性教育の一環として宛がわれる。それもひとつの王子としての責務だからだ。
 世継ぎを残す為、健康な体であるかの確認の為。
 初めての精通を迎える年頃になると、国王と母親の判断のもと王子の義務として行われる通過儀礼。

 それまでも人から遠ざけられるように育ったゼノスは母親以外の異性を殆ど知らなかった。
 食事を用意する侍女ぐらい。だけど必要時以外は姿を見たこともない。それ以外の殆どを、母親がゼノスに教えた。勉学も所作も王子としての心得も。苦痛の合間に教え込まれた。
 まだ希望はあるからと。王位を継ぐ資格が、おまえにも。国王の座が、おまえにも。
 そう囁かれて育った。それ以外与えられずに。

 忘れもしない。ゼノスが12の年だった。
 ほぼ隔離に等しく育てられ、昼夜痛みにもがき苦しみ、王子の責任など微塵も果たせない。
 それでもルミナスからの提案で苦痛を緩和する結界を知りその効果を感じ、僅かばかりなら体を動かせるようになった、ある日。
 その女は許可もなくベッドへと潜り込み、泣き叫ぶゼノスを無理やり抱いた。知らず部屋に焚かれた香と苦痛に、ゼノスは抵抗することもかなわなかった。
 母親は黙ってそれを見ていただけだった。事が終わるまで、ずっと。

 呪いのことなどおよそ知らない女を呼んで、本人には何の断りもなく行われた責務。
 娼婦を呼んだのは、万が一呪いを知られても容易く口封じをできるからだろう。他の王子と違いゼノスの呪いの痣は誤魔化しも隠しきるのも無理がある。

 事を終え徐々に明るくなる室内で女がゼノスの姿を確認した時。その一言がゼノスの心を今も蝕んでいる。
 仕事を終えた女に母親は報酬と一杯の酒を与え、女はその場で倒れた。その後のことはゼノスは知らない。
 
 そしてその数日後、母親が自殺した。ゼノスの隔離されていた塔の上から身を投げて。
 その後ゼノスは王宮に部屋を宛がわれ今の生活が始まることになった。
 
 その日以来、ゼノスは自ら色欲を感じることなど殆どなかった。それよりも身を襲う苦痛のほうが、はるかに勝っていたからだ。
 それでも年に数度、王族としての責務として夜伽の女が用意された部屋に送り込まれる。
 自分が王族である以上避けては通れない道だった。一度イリオスにも頼んだがやんわりと断られてしまった。それが王子の責務だと。
 幸いにもゼノスが魔法と魔術の才能を開花させ、一時だけ体の痣を誤魔化す方法を使えるようになった。痛みを凌ぐ方法も増えた。

 心を殺して責務を果たす。美しく着飾った娘が待つ部屋へと続く道は、まるで地獄へと繋がっているかのようだった。
 用意された娘たちは皆物分りが良く経験にも長けていた。その身なりや所作からそれなりの良家の出であることが伺える。だけどその役目を任されるあたり、何かしらの理由わけありだろう。
 時に手解きを受けながら、ゼノスはその殆どを相手へと委ねた。
 触られることも触ることもおぞましい。ただひたすら心を閉ざす。

 しかしとうとう限界がきて、去年陛下への謁見の際に泣きながら懇願したのだ。
 例えその資格を失っても構わない。だから免除して欲しいと。
 陛下はそれを許可した。
 
 それが今までのゼノスの性の体験のすべてだった。
 彼女に、触れるまでは。

 セレナはたった一夜でそのすべてをひっくり返して、これまでのゼノスの世界を変えた。

 思い出すとまた。ゼノスの胸を得体の知れない感情が締め付ける。
 その痛みに、そろそろ呪いが本領を発揮する頃かと勘違いしたゼノスは早々にシャワーを切り上げた。それから清潔なタオルで髪を拭き寝間着に着替える。

「……ディアに、聞いてみようかな…」

 ディア――ディアナスは一番末の弟で、ゼノスにとって兄弟のなかで唯一、共に過ごした時期がある弟だった。本当に一時だけで僅かな記憶しかないが、こんな自分に懐いてくれていた。今でも久しぶりに顔を合わせる機会があれば、笑いかけて体調を気遣ってくれる。その機会はそうそう無いけれど、先日の久しぶりに設けられた議題の場でも、変わらず同じ態度で示してくれた。

 彼はおそらく兄弟のなかで一番呪いの軽い身だとイリオスが言っていたのを思い出す。それにもしかしたらまだ、禊すら済ませていないかもしれない。
 彼がセレナから夜伽を受けるのは当分先だろうとゼノスは見越していた。それに何より本人が、夜伽にはまったく無関心なのだ。
 イリオスが調整した対面の場も確か次はディアナスの番だが、まったく乗り気ではなかった。

 幼い頃から王立学院に通い寮から直接通学していたディアナスは、よく街にもおりて買い物を楽しんでいると聞く。
 その特殊な容姿柄か、煌びやかな女性に囲まれているところを一度だけ見たことがあるし、イリオスから聞く話でも本人は存外その生活を楽しんでいるらしい。
 きっと街での流行や女性の喜びそうな菓子に詳しいだろう。イリオスはそちらの方面には疎い。彼の生活はすべて公務を中心にまわっているからだ。
 幸い今は、連絡を取り合う手段もある。あの蝶は、王子たちの間にも有効だ。

 そして、それを…セレナへの土産を手にできたら。
 彼女に会いにいこう。自分から。
 そう誓ってベッドに身を横たえる。

 痛みはじわじわと増しているけれど、いろいろある過ぎて疲弊していたせいか今は眠気のほうが勝っている。
 ゼノスは本当にひさしぶりに、穏やかな気持ちで眠りについた。夢も見ずに、深く眠った。



 そうして、数日後。
 突如、初対面の順番がディアナスからアレスへと変更され、そこでセレナがひどい仕打ちを受けたことを、ゼノスは知ることになる。

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