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24. My Third Eye
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「え――と。橘先生、こんな感じでよろしいですか?」
橘先生と呼ばれた直人は、一気に夢から覚めるとイベント会場のライトの眩しさで目を瞑る。
「あ、え~と」
「ざっと見ていただいた分は、問題なかったでしょうか?」
陽一との過去の甘い時間に浸っていた直人の意識は、会場の視察には無く、失礼だと思いながらも、適当に大丈夫だろうと返答をする。
「では、最後にここにメインの作品を展示する予定なのですが、先生の作品で一番有名な ‘木洩れ日’ で宜しいですか?」
「あ、あっ否、メインは今制作中の作品にしていただきたいです」
「未完成の作品ですか? 失礼ですが、イベントまで1ヵ月もありません。大丈夫ですか?」
「大丈夫です。必ずイベントまでに仕上げてみせます」
直人の真剣さにアトラクトの佐伯は反論をせず、自身のノートに直人の意思を書き込んだ。
「分かりました。では、サイズや題名など詳細はメールにて御送りください」
「分かりました。無理を言ってすみません」
「先生の個展、成功させましょうね」
「はい。よろしくお願いします」
直人は佐伯の配慮に感謝の思いで軽く頭を下げた。
「こちらこそよろしくお願いいたします。では今日はこのくらいで・・」
直人に向けていた佐伯の目線が直人の後ろに移動する。
「結城社長」
【ドクン】
先程、陽一との甘い想像をしていた直人は、自身がどんな顔をしているか不安になり、俯くと手にしているイベントの概案を凝視した。
「お疲れ様です。視察はどうでしたか?」
陽一の声が直ぐ傍に聞こえると、直人の隣に立つ陽一の靴が資料越しに見える。
「はい、全て順調です。メインの作品だけ橘先生のご意向で、今制作中の作品になりそうです」
「制作中 ・・それは楽しみですね ・・橘先生、お疲れ様です」
陽一は、俯いたままの直人に声を掛けるが、聞こえていないのか返答が無い。そのため、少し身体を屈めると直人の顔を下から覗き込んだ。
「先生? 大丈夫ですか?」
直人は気付かれないように深呼吸をする。
「結城社長 ・・問題ありません」
陽一は、直人の可笑しな返しに頬が緩む。
「僕も橘先生と会場をグルっと見ていいですか?」
「あ、はい。私もお供しましょうか?」
「大丈夫ですよ。何か変更があるようなら直ぐに連絡します」
「分かりました。では、私は早速社に帰ってCGに取り掛かります」
「よろしくお願いします。お疲れ様でした」
「お疲れ様でした。橘先生も本日は有難うございました。では失礼します」
軽く礼をすると佐伯は陽一達の元から去った。
「じゃ、会場をグルっと回ろうか ・・直」
「・・陽さん」
陽一は以前と変わらない優しい笑顔を直人におくる。
「懐かしいな ・・そう呼ばれるの。あの頃の可愛い直じゃなくて、大人の男に成長した直から、そう呼ばれると、ちょっと照れちゃうね」
直人は、今、隣に立つ陽一は結城社長としてではなく、相澤陽一なのだと思えた。
「僕は、あの頃も今も、陽さんに直って呼ばれると、ドキドキします」
「そっかぁ」
陽一は、満面の笑みを浮かべると照れ隠しに鼻を指で触る。
「あ、あの、僕の父の絵の事を、覚えていてくれて ・・ありがとうございます。凄く嬉しかった」
直人は資料を持っていない手を胸にあてると、頬を少しピンク色に染めながら陽一を見つめた。
「当り前だよ。直にとって凄く大切な事だからね。手助けできるなんて、俺も嬉しいよ。ありがとう」
「陽さん・・」
急速に二人の距離が近づき、陽一は慌てて直人から視線を反らす。
「そう言えば、この間、陸達と飲んだんだって? はぁ~ 俺も行きたかったなぁ」
「竹ノ内先輩達が、良いパパだって言ってました」
「え? 寝かしつけてる間に一緒に寝ちゃうから? ただ単に歳だよ」
「そんな事ないです。僕も素敵だと思います」
陽一は、恥じらいながら話す直人を、思わず愛おしいと感じてしまう。
「元気そうで、良かった」
「え?」
「何でもないよ。さて、視察視察と・・ハハ」
「はい」
「さっきの話、本当? 絵を描いてるって」
「あ、はい」
陽一は、メインの絵が展示される辺りに来ると足を止めた。
「そっか。それは本当に楽しみだよ」
「竹ノ内先輩から聞きました。僕の絵に元気がないって、陽さんが言ってるって」
「あ ・・うん。何となくそう感じたから ・・でも、ごめん、直は大先生なんだし、素人の意見なんて気にしないで」
「いえ、陽さんの言う通りです。いや、言う通りだったんです」
「だったって事は、今は違うの?」
「はい、最近やっと絵を描きたいって、身体から湧き出る力を感じれるようになって ・・まるで昔みたいに」
「そっか ・・じゃあ今度の作品、出来上がるのが楽しみだね。俺が最初に見れると良いなぁ。直の復帰作」
本当に楽しみにしているように語る陽一に、直人の色褪せていた心に明るい一色が染込んでいく気がする。
すると、陽一の肩に乗る天使がハッキリと見え始め、会場に飛び交う精霊達も視覚に飛び込んで来た。
「陽さんの天使またうたた寝してる ・・クス」
「え?」
「やっぱり、陽さんって凄いですね」
瞳に輝きが戻った直人の表情が、陽一の中で封印していた記憶をドンドン呼び覚ましていく。
「直・・」
「精霊達が見えなくなってたんです ・・だから、僕 ・・絵と向き合えなくなってて、それに前に見えていた精霊達を忘れてしまうのも怖かったから、思い出しながら必死でコピーしてました ・・だけど最近薄っすらだけど見えるようになって・・で、今、ハッキリと見えるんです ・・あの子達の姿が以前のように ・・ハッキリと ・・陽さんの天使も ・・また居眠りしてるから綺麗な金色の瞳は見せてくれないけど・・ また会えた・・」
直人は必死で涙を堪えながら嬉しい気持ちを陽一に聞かせた。精霊の事、絵の事、陽一なら想いを共有できると確信していたからだ。
「直 ・・ごめんね、でもさっき言った、直の絵に元気がないって思えたのは本当。それが精霊と関係してるだろうとも感じてた。彼等から前のような躍動感が伝わらなかったから。でも良かった・・本当に良かった。それを聞いて安心したよ。前にお父さんの苦悩を話してくれたよね ・・だから心配してたんだ。教えてくれて、ありがとう ・・ホッとした」
陽一は、胸元に手を当てると大きく息を吐いた。
イベントが予定されている会場には、10数人が視察に訪れており、忙しく長さを測ったりしていた。それにもかかわらず、陽一と直人には、まるで二人だけが、その場に立っているかのように周囲の人影が消え去っていた。
そんな二人に声を掛けようと近づいて来る人物が居た。圭である。しかし、直人と陽一がつくり出す世界に入るのを躊躇していたのだ。
【僕? 直人、今僕って言った?】
圭の前では、少し乱暴に話す直人であったが、時折出る言葉から、圭は決して直人の素性が悪いとは思っていなかった。
結城社長に『直』と呼ばれ、彼を『陽さん』と呼ぶ、直人の無垢な面持ちを、圭は一度も見た事が無かった。
【そんな声を出すんだ。そんな顔をするんだ ・・直人】
圭は、二人に声を掛けず気付かれぬままにその場から立ち去った。
直人は、深呼吸をすると陽一と向き合う。
「陽さん ・・貴方のお蔭です ・・貴方と再会したから力が戻って来てくれた」
直人は、陽一が愛していた頃と変わらぬ、懐かしい眼差しをおくる。
「・・・・相変わらず、直は可愛いね ・・でもそれは反則だよ ・・俺、馬鹿だから勘違いして・・しまう」
そう告げると、陽一は右手で軽く頭を抱える仕草を見せると、遠くを見つめた。
「陽さん、僕・・」
「直 ・・つい長話をしてしまってごめんね。し・・仕事に戻ろうか」
陽一が、決意したようにグッと歯を噛み締めると、消え去っていた辺りの人影と雑音が二人の周りに戻る。
「何も問題がないようであれば、これで進めさせていただきますね」
結城社長に戻った陽一は、一気に直人から距離を置いた。
陽一の態度が理解出来る自分と、もっと彼と話がしたい自分とが混沌とし、直ぐに言葉が発せられない直人と同様に、陽一の心中も複雑であった。
二人の間に虚しさが漂う。
『もう、あの頃には戻れない』
陽一と直人は同時に心で呟いた。
「・・はい、問題ありません。ではよろしくお願いいたします」
感情を抑えつけた直人は無表情で応えると、陽一も寂し気に頷いた。
「承知しました。 ・・では、新しい作品、頑張って仕上げてくださいね」
陽一は、拳を前に出すと小さくガッツポーズをする。
陽一の変わらぬ仕草が、直人の心を更に締め付けたのだった。
橘先生と呼ばれた直人は、一気に夢から覚めるとイベント会場のライトの眩しさで目を瞑る。
「あ、え~と」
「ざっと見ていただいた分は、問題なかったでしょうか?」
陽一との過去の甘い時間に浸っていた直人の意識は、会場の視察には無く、失礼だと思いながらも、適当に大丈夫だろうと返答をする。
「では、最後にここにメインの作品を展示する予定なのですが、先生の作品で一番有名な ‘木洩れ日’ で宜しいですか?」
「あ、あっ否、メインは今制作中の作品にしていただきたいです」
「未完成の作品ですか? 失礼ですが、イベントまで1ヵ月もありません。大丈夫ですか?」
「大丈夫です。必ずイベントまでに仕上げてみせます」
直人の真剣さにアトラクトの佐伯は反論をせず、自身のノートに直人の意思を書き込んだ。
「分かりました。では、サイズや題名など詳細はメールにて御送りください」
「分かりました。無理を言ってすみません」
「先生の個展、成功させましょうね」
「はい。よろしくお願いします」
直人は佐伯の配慮に感謝の思いで軽く頭を下げた。
「こちらこそよろしくお願いいたします。では今日はこのくらいで・・」
直人に向けていた佐伯の目線が直人の後ろに移動する。
「結城社長」
【ドクン】
先程、陽一との甘い想像をしていた直人は、自身がどんな顔をしているか不安になり、俯くと手にしているイベントの概案を凝視した。
「お疲れ様です。視察はどうでしたか?」
陽一の声が直ぐ傍に聞こえると、直人の隣に立つ陽一の靴が資料越しに見える。
「はい、全て順調です。メインの作品だけ橘先生のご意向で、今制作中の作品になりそうです」
「制作中 ・・それは楽しみですね ・・橘先生、お疲れ様です」
陽一は、俯いたままの直人に声を掛けるが、聞こえていないのか返答が無い。そのため、少し身体を屈めると直人の顔を下から覗き込んだ。
「先生? 大丈夫ですか?」
直人は気付かれないように深呼吸をする。
「結城社長 ・・問題ありません」
陽一は、直人の可笑しな返しに頬が緩む。
「僕も橘先生と会場をグルっと見ていいですか?」
「あ、はい。私もお供しましょうか?」
「大丈夫ですよ。何か変更があるようなら直ぐに連絡します」
「分かりました。では、私は早速社に帰ってCGに取り掛かります」
「よろしくお願いします。お疲れ様でした」
「お疲れ様でした。橘先生も本日は有難うございました。では失礼します」
軽く礼をすると佐伯は陽一達の元から去った。
「じゃ、会場をグルっと回ろうか ・・直」
「・・陽さん」
陽一は以前と変わらない優しい笑顔を直人におくる。
「懐かしいな ・・そう呼ばれるの。あの頃の可愛い直じゃなくて、大人の男に成長した直から、そう呼ばれると、ちょっと照れちゃうね」
直人は、今、隣に立つ陽一は結城社長としてではなく、相澤陽一なのだと思えた。
「僕は、あの頃も今も、陽さんに直って呼ばれると、ドキドキします」
「そっかぁ」
陽一は、満面の笑みを浮かべると照れ隠しに鼻を指で触る。
「あ、あの、僕の父の絵の事を、覚えていてくれて ・・ありがとうございます。凄く嬉しかった」
直人は資料を持っていない手を胸にあてると、頬を少しピンク色に染めながら陽一を見つめた。
「当り前だよ。直にとって凄く大切な事だからね。手助けできるなんて、俺も嬉しいよ。ありがとう」
「陽さん・・」
急速に二人の距離が近づき、陽一は慌てて直人から視線を反らす。
「そう言えば、この間、陸達と飲んだんだって? はぁ~ 俺も行きたかったなぁ」
「竹ノ内先輩達が、良いパパだって言ってました」
「え? 寝かしつけてる間に一緒に寝ちゃうから? ただ単に歳だよ」
「そんな事ないです。僕も素敵だと思います」
陽一は、恥じらいながら話す直人を、思わず愛おしいと感じてしまう。
「元気そうで、良かった」
「え?」
「何でもないよ。さて、視察視察と・・ハハ」
「はい」
「さっきの話、本当? 絵を描いてるって」
「あ、はい」
陽一は、メインの絵が展示される辺りに来ると足を止めた。
「そっか。それは本当に楽しみだよ」
「竹ノ内先輩から聞きました。僕の絵に元気がないって、陽さんが言ってるって」
「あ ・・うん。何となくそう感じたから ・・でも、ごめん、直は大先生なんだし、素人の意見なんて気にしないで」
「いえ、陽さんの言う通りです。いや、言う通りだったんです」
「だったって事は、今は違うの?」
「はい、最近やっと絵を描きたいって、身体から湧き出る力を感じれるようになって ・・まるで昔みたいに」
「そっか ・・じゃあ今度の作品、出来上がるのが楽しみだね。俺が最初に見れると良いなぁ。直の復帰作」
本当に楽しみにしているように語る陽一に、直人の色褪せていた心に明るい一色が染込んでいく気がする。
すると、陽一の肩に乗る天使がハッキリと見え始め、会場に飛び交う精霊達も視覚に飛び込んで来た。
「陽さんの天使またうたた寝してる ・・クス」
「え?」
「やっぱり、陽さんって凄いですね」
瞳に輝きが戻った直人の表情が、陽一の中で封印していた記憶をドンドン呼び覚ましていく。
「直・・」
「精霊達が見えなくなってたんです ・・だから、僕 ・・絵と向き合えなくなってて、それに前に見えていた精霊達を忘れてしまうのも怖かったから、思い出しながら必死でコピーしてました ・・だけど最近薄っすらだけど見えるようになって・・で、今、ハッキリと見えるんです ・・あの子達の姿が以前のように ・・ハッキリと ・・陽さんの天使も ・・また居眠りしてるから綺麗な金色の瞳は見せてくれないけど・・ また会えた・・」
直人は必死で涙を堪えながら嬉しい気持ちを陽一に聞かせた。精霊の事、絵の事、陽一なら想いを共有できると確信していたからだ。
「直 ・・ごめんね、でもさっき言った、直の絵に元気がないって思えたのは本当。それが精霊と関係してるだろうとも感じてた。彼等から前のような躍動感が伝わらなかったから。でも良かった・・本当に良かった。それを聞いて安心したよ。前にお父さんの苦悩を話してくれたよね ・・だから心配してたんだ。教えてくれて、ありがとう ・・ホッとした」
陽一は、胸元に手を当てると大きく息を吐いた。
イベントが予定されている会場には、10数人が視察に訪れており、忙しく長さを測ったりしていた。それにもかかわらず、陽一と直人には、まるで二人だけが、その場に立っているかのように周囲の人影が消え去っていた。
そんな二人に声を掛けようと近づいて来る人物が居た。圭である。しかし、直人と陽一がつくり出す世界に入るのを躊躇していたのだ。
【僕? 直人、今僕って言った?】
圭の前では、少し乱暴に話す直人であったが、時折出る言葉から、圭は決して直人の素性が悪いとは思っていなかった。
結城社長に『直』と呼ばれ、彼を『陽さん』と呼ぶ、直人の無垢な面持ちを、圭は一度も見た事が無かった。
【そんな声を出すんだ。そんな顔をするんだ ・・直人】
圭は、二人に声を掛けず気付かれぬままにその場から立ち去った。
直人は、深呼吸をすると陽一と向き合う。
「陽さん ・・貴方のお蔭です ・・貴方と再会したから力が戻って来てくれた」
直人は、陽一が愛していた頃と変わらぬ、懐かしい眼差しをおくる。
「・・・・相変わらず、直は可愛いね ・・でもそれは反則だよ ・・俺、馬鹿だから勘違いして・・しまう」
そう告げると、陽一は右手で軽く頭を抱える仕草を見せると、遠くを見つめた。
「陽さん、僕・・」
「直 ・・つい長話をしてしまってごめんね。し・・仕事に戻ろうか」
陽一が、決意したようにグッと歯を噛み締めると、消え去っていた辺りの人影と雑音が二人の周りに戻る。
「何も問題がないようであれば、これで進めさせていただきますね」
結城社長に戻った陽一は、一気に直人から距離を置いた。
陽一の態度が理解出来る自分と、もっと彼と話がしたい自分とが混沌とし、直ぐに言葉が発せられない直人と同様に、陽一の心中も複雑であった。
二人の間に虚しさが漂う。
『もう、あの頃には戻れない』
陽一と直人は同時に心で呟いた。
「・・はい、問題ありません。ではよろしくお願いいたします」
感情を抑えつけた直人は無表情で応えると、陽一も寂し気に頷いた。
「承知しました。 ・・では、新しい作品、頑張って仕上げてくださいね」
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