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その2
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招かれざる客は、一度やって来ると、その仲間を連れて来ます。モーリス氏の友人と思しき高官たちが数名やって来るようになりました。
これはもう終わった……私はそう思いました。監視の目がますます強くなったと思いました。些細なことでも、一つ間違えば殺されると思いました。
「エリザベス様……どうか、私たちのお相手をよろしくお願いいたします……」
相手をすること自体は、平気でした。しかし、段々と死に近づいていることを実感し、いよいよ怖くなりました。
「エリザベス様?何をそれほど怖がっていらっしゃるのですか?」
やっぱり、伝わってしまうのですね。私が何かを申し上げるわけではないのですが、彼らは私のオーラを感じ取るのでしょう。
「心配はいりません。私たちはいつも、あなた様の味方なのですから……」
モーリス氏と同じことを言いました。ひょっとしたら、王子様の不正義に対して本気で怒りを感じていたのかもしれません。でも、私には、そうだとは信じられませんでした。
「さあ、どうぞ安心なさってください」
一日で複数の相手をするのは、体力的にも結構しんどかったです。でも、それだけ収入が増えるわけですから、文句は言えません。ある程度金が貯まったら、城を作ろうと思いました。辺鄙な田舎に引っ越して、そこの領主になるのです。もちろん、住民は私一人。そんな生活に憧れを持ちました。
「もったいないですよ。あなた様にはもっともっと、頑張っていただかなくては困ります!」
何が困るのか、全く分かりませんでした。私にこれ以上、何の利用価値があると言うのでしょうか?
「ただ茫然と、この世界が滅びゆく様を見届けるのは、何とも忍びないのです。マルク様がこれほどまでに遊び人だとは誰も思っていませんでした。数多の令嬢を囲い込んで、毎日毎日遊び惚けているのです。そして、不要になった令嬢は……恐れながらエリザベス様のように、捨てられるというわけなのです……」
想像は大方できました。マルク様のやりそうなことでした。
そっか、私もやっぱり捨てられたんですね。
これはもう終わった……私はそう思いました。監視の目がますます強くなったと思いました。些細なことでも、一つ間違えば殺されると思いました。
「エリザベス様……どうか、私たちのお相手をよろしくお願いいたします……」
相手をすること自体は、平気でした。しかし、段々と死に近づいていることを実感し、いよいよ怖くなりました。
「エリザベス様?何をそれほど怖がっていらっしゃるのですか?」
やっぱり、伝わってしまうのですね。私が何かを申し上げるわけではないのですが、彼らは私のオーラを感じ取るのでしょう。
「心配はいりません。私たちはいつも、あなた様の味方なのですから……」
モーリス氏と同じことを言いました。ひょっとしたら、王子様の不正義に対して本気で怒りを感じていたのかもしれません。でも、私には、そうだとは信じられませんでした。
「さあ、どうぞ安心なさってください」
一日で複数の相手をするのは、体力的にも結構しんどかったです。でも、それだけ収入が増えるわけですから、文句は言えません。ある程度金が貯まったら、城を作ろうと思いました。辺鄙な田舎に引っ越して、そこの領主になるのです。もちろん、住民は私一人。そんな生活に憧れを持ちました。
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何が困るのか、全く分かりませんでした。私にこれ以上、何の利用価値があると言うのでしょうか?
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想像は大方できました。マルク様のやりそうなことでした。
そっか、私もやっぱり捨てられたんですね。
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