俺のスパダリはギャップがすごい 〜いつも爽やかスパダリが豹変すると… 〜

葉月

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俺のスパダリはギャップがすごい ー立花蓮sideー

『第二章』 はじめての朝 ①

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真司と結ばれた、次の日の朝。
蓮は愛しい人の、すやすやと眠る寝息で目覚め…

!!

真司の寝顔を間近でみて、思わず照れてしまった。

真司は自分のことを『平凡だ』と言っているけど、真司は知らないだけで色気があって、
いつもは髪でかくしている、くりっとした瞳に見つめられると、目が離せなくなる。
童顔気味なのに服で隠れた体は、細身だけどしっかりと筋肉がついていて、魅力的すぎて……
蓮は今すぐにでも、服を脱がせて、理性をなくした真司のその体の上でよがりたくなる。

「俺の方が、我慢してるんだからな…」

蓮はそう呟くと、まだ眠る真司の額にキスをし、朝の支度に取りかかった。



蓮は昨晩、真司と結ばれ、付き合うことになった。
 
蓮はありのままの自分を受け入れてもらえて、互いに互いを好きだと同じ気持ちなれて、繋がれて……
夢かと思うぐらい幸せで仕方なかった。
もし、目が覚めて隣に真司がいなかったら立ち直れない…と、昨晩はなかなか眠れなかった。

真司は眠れなさそうな蓮の事を抱きしめてくれ、2人で色々話をし、
そして、その時に『二人の時は敬語は使わない』と決めた。
初めて名前を呼び合ったときは、お互い恥ずかしくて赤面してしまい、その姿が面白くて笑い合った。
そんな話をしてる間も蓮は、今までに感じた事のない幸せな気持ちになっていった。
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