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帝都でのパーティー ②
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「パーティーにはアルファがたくさんいると思うから、チョーカーをつけてる方が安心だけど、僕はなくても大丈夫だよ」
わざわざ噂のネタを提供する必要はない。
「それでも、付けて欲しいんだ」
いつもは僕の意見を尊重してくれるサイモンが、今日はそれでも付けて欲しいという。
どうしてだろう?
「ミカエル様、サイモン様は心配なんです」
ドレスを着せてくれていた侍女のエマさんが、見るに見かねてか話し始めた。
「心配? どうして?」
「ミカエル様は、とても魅力的なお方です。なのでサイモン様はミカエル様がご自分のパートナーだと皆様に見せつけ、そしてミカエル様に手は出すな! と威嚇したいんです。そうですよねサイモン様」
ちらりとエマさんがサイモンを見ると、
「そういう……ことになる」
サイモンが恥ずかしそうに頭を掻いた。
「それならそうだと言ってくれればいいのに、どうして言ってくれなかったの?」
「それは……いい大人がパーティーに招待された貴族全員に威嚇するなんて、器が小さすぎるだろう……」
いつもは知的でスマートで紳士的なサイモンが、照れを隠すように視線をずらす。
「……ぷっ! あはははは!」
笑ってはいけない、笑ってはいけないと思い我慢していたのに、あまりにサイモンが可愛いことをするので、つい吹き出してしまった。
「笑うと思ったから、理由は言わなかったのに……」
ぷいっとそっぽを向いてしまった。
か、可愛すぎる!
「怒らないでサイモン」
サイモンの顔を覗き込んだが、またプイっと反対方向を向かれてしまう。
この人は、なんて可愛らしい人なんだろう。
今日はサイモンの新しい一面が見られた気がする。
「ねぇサイモン。このチョーカー、サイモンが僕に付けて」
横を向いたままのサイモンにチョーカーを手渡すと、僕はおろしていた髪を手で持ち上げる。
「ね、お願い」
下からサイモンを見上げると、
「仕方ないな~」
とサイモンが僕の首にチョーカーを巻いたと思ったら、
「ここにも威嚇のマークを付けておくよ」
僕の首元をきつく吸い上げた。
もしかして!
慌てて鏡を見ると思った通り、そこにはくっきりと赤いキスマークがついている。
「これはやりすぎ!」
付けてもらったばかりのチョーカーで隠そうとしたけれど、ちょうど隠れない場所に付けてある。
「もうサイモン!」
頬を膨らませていると、サイモンは僕をぎゅっと抱き寄せ
「これぐらいが丁度いい」
そっと髪にキスをした。
わざわざ噂のネタを提供する必要はない。
「それでも、付けて欲しいんだ」
いつもは僕の意見を尊重してくれるサイモンが、今日はそれでも付けて欲しいという。
どうしてだろう?
「ミカエル様、サイモン様は心配なんです」
ドレスを着せてくれていた侍女のエマさんが、見るに見かねてか話し始めた。
「心配? どうして?」
「ミカエル様は、とても魅力的なお方です。なのでサイモン様はミカエル様がご自分のパートナーだと皆様に見せつけ、そしてミカエル様に手は出すな! と威嚇したいんです。そうですよねサイモン様」
ちらりとエマさんがサイモンを見ると、
「そういう……ことになる」
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「……ぷっ! あはははは!」
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「笑うと思ったから、理由は言わなかったのに……」
ぷいっとそっぽを向いてしまった。
か、可愛すぎる!
「怒らないでサイモン」
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今日はサイモンの新しい一面が見られた気がする。
「ねぇサイモン。このチョーカー、サイモンが僕に付けて」
横を向いたままのサイモンにチョーカーを手渡すと、僕はおろしていた髪を手で持ち上げる。
「ね、お願い」
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そっと髪にキスをした。
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