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第二章 アリスは不思議の国にて待つ
第十一話 森の中の舞踏会(2)
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「「「……っ!」」」
その圧倒的な攻撃に、神官達は同時に身を強張らせた。
数人の散弾をぶつけた程度で相殺できる攻撃では無かったからだ。
これでは包囲するために散開していることが逆に仇になる。
だから神官達は防御陣形を組むために集合の号令をかけた。
合図を出した神官のもとに他の神官達が移動を始める。
それを黙って見ているアルフレッドでは無かった。
「でぇりゃりゃりゃりゃあっ!」
刃の雨を繰り出しながら次の目標に向かって突進。
目標にされた神官は相殺狙いの散弾を放ち、近くにいた数人の味方もそれを援護したが、
「ぐああぁっ!」
結果は変わらなかった。
そしてアルフレッドは即座に次の目標に向かって突進開始。
魔力を生み出す内臓は活発化したまま。
だからアリスは危惧の声を上げた。
この内臓は使いすぎると一時的な機能停止に陥るからだ。
だが、アルフレッドは問題無いと声を上げた。
「大丈夫だ! この程度で俺の体はバテやしない!」
喋りながら目標を赤く散らせる。
閃光と共に轟音が鳴り響き、木々がなぎ倒されていく。
振り返れば、アルフレッドが通ったあとは、まるで荒く整地されたかのような有様であった。
そして気付けば援護の散弾は止まっていた。
集合した神官達は防御陣形を組み始めていた。
そしてそれはアルフレッドの前方で間も無く終わった。
横二列の形。
アルフレッドを遠くから包むように緩やかな孤を描いている。
散弾を集中射撃しやすくするための形。
これなら相殺できる、そんな神官達の考えがアルフレッドに伝わってきた。
だからアルフレッドは口を開いた。
「ならば試してみるか」
そしてアルフレッドは構えた。
その構えはこれまでのものとは違っていた。
両手を寄せ、二刀を一本の剣に見立てるように重ねた形。
そしてアルフレッドは心の声を響かせた。
重ね十文字、と。
これにアリスは再び疑問の声を上げた。
先に見せた四連では絶対に撃ち負ける、と。
アルフレッドは答えた。
「あれが全力なんて言った覚えは無いぞ?」
言い終えると同時にアルフレッドは後方に地を蹴った。
敵の散弾が届かない距離を確保する。
神官達は陣形を維持したまま動かない。槍を発光させただけ。
相殺した後に最大反撃する、後の先の構え。
それは大きな間違いであった。
距離を詰めて先制攻撃をするべきだったのだ。
その動かない目標の前で、アルフレッドは腕を振るい始めた。
重ねられた二刀が三日月を描く。
重ねられているゆえに、その三日月は太かった。
振りも大きい。ゆえに長い。
すぐに切り返して巨大な十字を描く。
瞬間、(これはマズいのでは?)という神官の誰かの心の声が場に響いた。
これに別の誰かが、(それでも四連ならば問題無い)という声を響かせた。
そのやり取りのうちに四連は描かれた。
だが、アルフレッドはまだ止まらなかった。
先の乱れ突進斬りとほぼ同等の速度で十字を描き続ける。
その凄まじさに、(これはマズい!)と神官の誰かが声を上げた。
だがもう手遅れだった。
だからアルフレッドは余裕の調子で心の声を響かせた。
(重ね大十文字十三連!)
「「「っ!?」」」
そして眼前で広がった圧倒的な光景に、神官達は再び身を強張らせた。
それは蛇の群れという表現でおさまるものでは無かった。
それはもはや大蛇の群れ。
いや、群れという表現も合わない。
互いを食いあうかのように、蛇は繋がったりちぎれたりしている。
のたうつようにうねっている。
ゆえにそれは光の洪水のように見えた。
光る刃の濁流。
濁流は神官達が放った迎撃の散弾をいともたやすく返り討ちにし、
「「「―――っ!」」」
そのまま神官達を飲み込んだ。
光魔法特有の炸裂音が重なり、轟音となって悲鳴までかき消す。
濁流は木々もなぎ払い、進路上にあるすべてを飲み込んだ。
そしてあとには赤い絨毯だけが残った。
「「「……っ!」」」
この凄まじさに生き残った神官達は思わず息をのんだ。
アルフレッドは隊列の中央を狙って濁流を放ったため、両端の神官達は回避行動が間に合っていた。
だが、
「がっ!」
その拾えた命すらも、すぐに散らされ始めた。
アルフレッドが放った追撃の三日月が、神官の体を真っ二つに。
重ねた二刀を大きく振って描かれた三日月。
ゆえに巨大。
刃の厚い大剣から繰り出されたかのよう。
それを見た他の神官達は慌てて逃走を開始。
後方から向かってきている仲間と合流すれば、そんな希望を響かせながらアルフレッドに背を向けて走り始めた。
だが、その希望は、
「ぐあっ!」
「ぎゃっ!」
アルフレッドの刃によって、次々と散らされていった。
逃げる相手の背を追いかけながら刃を振るう、それだけの単調な作業。
そうしてすべての希望が潰えた頃、後続の部隊はようやく場に到着した。
「次の相手がお出ましか」
アルフレッドは涼しい顔で言いながら、増援の様子をうかがった。
その部隊は既に陣形を組み終わっていた。
遠くから戦いの様子を感じ取っていたのだ。
ゆえにそれは防御を重視した形では無かった。
機動力を重視した形。
十名ほどのグループを大量に作り、互いに連携が取れる程度の距離で散開しているといった様子。
散開することでアルフレッドの大規模攻撃による被害を減らしつつ、機動力を活かした攻撃で圧殺するのが狙い。
アルフレッドは相手の心から瞬時にそこまで読み取った。
だが、すぐに仕掛けてくる気配は無かった。
その理由は直後に判明した。
神官達はあるものを待っていた。
それは間も無く到着した。
新たな増援。大量の精霊達。
だが、その精霊達はアルフレッドを直接攻撃するためにやったきたのでは無かった。
精霊達の目標は神官達であった。
頭にとりつき、脳内に侵入する。
「「「……っ!」」」
そして生じた頭痛に、神官達はみな同じように顔を歪めた。
何が起きているのか、アルフレッドは感じ取れていた。
神経網の回路を増やし、計算速度を上げていた。
さらにそれだけでは無かった。
次の変化は目に表れた。
まるで白ウサギの目のように、赤く染まる。
ひどい充血を起こしている。精霊達が脳を操作してそうしている。
血流量を増やして、目にたくさんの栄養を送るためだ。
同時に、動体視力などの脳の機能も強化されている。
「……」
アルフレッドはその強化の様子を冷めた表情で眺めていた。
相手の強化をわざわざ待ってあげているわけでは無い。
観察して技術を盗もうとしているのだ。
だが、アルフレッドの期待は空振りに終わった。
学ぶところが何も無かったからだ。
だから冷めている。
逆に助言をしてあげたいと思ったほどであった。
そもそも、素体が弱すぎる。
あれでは目や脳に後遺症が残る可能性がある。
いや、彼らの主人はそんなことどうでもいいと思っているのかもしれない。
使い捨ての駒、その程度なのかもしれない。
だからアルフレッドは冷めた表情のまま口を開いた。
「準備は終わったか?」
そしてアルフレッドは上に向けた手の平を見せ付けるように前に出し、
「時間が惜しい。さっさと来い」
くいくいと、やさしく手招きした。
その挑発が開始の合図となった。
その圧倒的な攻撃に、神官達は同時に身を強張らせた。
数人の散弾をぶつけた程度で相殺できる攻撃では無かったからだ。
これでは包囲するために散開していることが逆に仇になる。
だから神官達は防御陣形を組むために集合の号令をかけた。
合図を出した神官のもとに他の神官達が移動を始める。
それを黙って見ているアルフレッドでは無かった。
「でぇりゃりゃりゃりゃあっ!」
刃の雨を繰り出しながら次の目標に向かって突進。
目標にされた神官は相殺狙いの散弾を放ち、近くにいた数人の味方もそれを援護したが、
「ぐああぁっ!」
結果は変わらなかった。
そしてアルフレッドは即座に次の目標に向かって突進開始。
魔力を生み出す内臓は活発化したまま。
だからアリスは危惧の声を上げた。
この内臓は使いすぎると一時的な機能停止に陥るからだ。
だが、アルフレッドは問題無いと声を上げた。
「大丈夫だ! この程度で俺の体はバテやしない!」
喋りながら目標を赤く散らせる。
閃光と共に轟音が鳴り響き、木々がなぎ倒されていく。
振り返れば、アルフレッドが通ったあとは、まるで荒く整地されたかのような有様であった。
そして気付けば援護の散弾は止まっていた。
集合した神官達は防御陣形を組み始めていた。
そしてそれはアルフレッドの前方で間も無く終わった。
横二列の形。
アルフレッドを遠くから包むように緩やかな孤を描いている。
散弾を集中射撃しやすくするための形。
これなら相殺できる、そんな神官達の考えがアルフレッドに伝わってきた。
だからアルフレッドは口を開いた。
「ならば試してみるか」
そしてアルフレッドは構えた。
その構えはこれまでのものとは違っていた。
両手を寄せ、二刀を一本の剣に見立てるように重ねた形。
そしてアルフレッドは心の声を響かせた。
重ね十文字、と。
これにアリスは再び疑問の声を上げた。
先に見せた四連では絶対に撃ち負ける、と。
アルフレッドは答えた。
「あれが全力なんて言った覚えは無いぞ?」
言い終えると同時にアルフレッドは後方に地を蹴った。
敵の散弾が届かない距離を確保する。
神官達は陣形を維持したまま動かない。槍を発光させただけ。
相殺した後に最大反撃する、後の先の構え。
それは大きな間違いであった。
距離を詰めて先制攻撃をするべきだったのだ。
その動かない目標の前で、アルフレッドは腕を振るい始めた。
重ねられた二刀が三日月を描く。
重ねられているゆえに、その三日月は太かった。
振りも大きい。ゆえに長い。
すぐに切り返して巨大な十字を描く。
瞬間、(これはマズいのでは?)という神官の誰かの心の声が場に響いた。
これに別の誰かが、(それでも四連ならば問題無い)という声を響かせた。
そのやり取りのうちに四連は描かれた。
だが、アルフレッドはまだ止まらなかった。
先の乱れ突進斬りとほぼ同等の速度で十字を描き続ける。
その凄まじさに、(これはマズい!)と神官の誰かが声を上げた。
だがもう手遅れだった。
だからアルフレッドは余裕の調子で心の声を響かせた。
(重ね大十文字十三連!)
「「「っ!?」」」
そして眼前で広がった圧倒的な光景に、神官達は再び身を強張らせた。
それは蛇の群れという表現でおさまるものでは無かった。
それはもはや大蛇の群れ。
いや、群れという表現も合わない。
互いを食いあうかのように、蛇は繋がったりちぎれたりしている。
のたうつようにうねっている。
ゆえにそれは光の洪水のように見えた。
光る刃の濁流。
濁流は神官達が放った迎撃の散弾をいともたやすく返り討ちにし、
「「「―――っ!」」」
そのまま神官達を飲み込んだ。
光魔法特有の炸裂音が重なり、轟音となって悲鳴までかき消す。
濁流は木々もなぎ払い、進路上にあるすべてを飲み込んだ。
そしてあとには赤い絨毯だけが残った。
「「「……っ!」」」
この凄まじさに生き残った神官達は思わず息をのんだ。
アルフレッドは隊列の中央を狙って濁流を放ったため、両端の神官達は回避行動が間に合っていた。
だが、
「がっ!」
その拾えた命すらも、すぐに散らされ始めた。
アルフレッドが放った追撃の三日月が、神官の体を真っ二つに。
重ねた二刀を大きく振って描かれた三日月。
ゆえに巨大。
刃の厚い大剣から繰り出されたかのよう。
それを見た他の神官達は慌てて逃走を開始。
後方から向かってきている仲間と合流すれば、そんな希望を響かせながらアルフレッドに背を向けて走り始めた。
だが、その希望は、
「ぐあっ!」
「ぎゃっ!」
アルフレッドの刃によって、次々と散らされていった。
逃げる相手の背を追いかけながら刃を振るう、それだけの単調な作業。
そうしてすべての希望が潰えた頃、後続の部隊はようやく場に到着した。
「次の相手がお出ましか」
アルフレッドは涼しい顔で言いながら、増援の様子をうかがった。
その部隊は既に陣形を組み終わっていた。
遠くから戦いの様子を感じ取っていたのだ。
ゆえにそれは防御を重視した形では無かった。
機動力を重視した形。
十名ほどのグループを大量に作り、互いに連携が取れる程度の距離で散開しているといった様子。
散開することでアルフレッドの大規模攻撃による被害を減らしつつ、機動力を活かした攻撃で圧殺するのが狙い。
アルフレッドは相手の心から瞬時にそこまで読み取った。
だが、すぐに仕掛けてくる気配は無かった。
その理由は直後に判明した。
神官達はあるものを待っていた。
それは間も無く到着した。
新たな増援。大量の精霊達。
だが、その精霊達はアルフレッドを直接攻撃するためにやったきたのでは無かった。
精霊達の目標は神官達であった。
頭にとりつき、脳内に侵入する。
「「「……っ!」」」
そして生じた頭痛に、神官達はみな同じように顔を歪めた。
何が起きているのか、アルフレッドは感じ取れていた。
神経網の回路を増やし、計算速度を上げていた。
さらにそれだけでは無かった。
次の変化は目に表れた。
まるで白ウサギの目のように、赤く染まる。
ひどい充血を起こしている。精霊達が脳を操作してそうしている。
血流量を増やして、目にたくさんの栄養を送るためだ。
同時に、動体視力などの脳の機能も強化されている。
「……」
アルフレッドはその強化の様子を冷めた表情で眺めていた。
相手の強化をわざわざ待ってあげているわけでは無い。
観察して技術を盗もうとしているのだ。
だが、アルフレッドの期待は空振りに終わった。
学ぶところが何も無かったからだ。
だから冷めている。
逆に助言をしてあげたいと思ったほどであった。
そもそも、素体が弱すぎる。
あれでは目や脳に後遺症が残る可能性がある。
いや、彼らの主人はそんなことどうでもいいと思っているのかもしれない。
使い捨ての駒、その程度なのかもしれない。
だからアルフレッドは冷めた表情のまま口を開いた。
「準備は終わったか?」
そしてアルフレッドは上に向けた手の平を見せ付けるように前に出し、
「時間が惜しい。さっさと来い」
くいくいと、やさしく手招きした。
その挑発が開始の合図となった。
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