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最終章 そして戦士達は人類の未来のための戦いに挑む
第二十四話 神殺し、再び(10)
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そう叫んだ直後、ヨグ=ソトースの分身の体は腐りながら液体になるように崩れ落ち始めた。
しかし狂気の笑みを張り付かせた顔はなかなか崩れ落ちなかった。
頭部が崩れ落ち始めたのは最後であり、分身はその不気味な笑みをぎりぎりまで見せつけてから消えた。
そして分身の体が完全に土に還った瞬間、敵の全部隊は再び前進を開始した。
凄まじい数。
足音が地響きのように伝わってくる。
だからルイスは声を上げた。
「総員戦闘準備!!」
言われるまでも無く、みな既に構えており、陣形も完成していた。
陣形は三部隊を横一列に配した形。
全ての部隊が森の中。
シャロンとキーラが含まれる主力の中央部隊の前には、焼き畑で出来た空き地が広がっている。
ゆえにここが一番守りやすい。遮蔽物が無いので銃撃が非常に有効だからだ。
生身の人間では突破は不可能と思えるほどに銃が並んでいる。ゆえに精霊にだけ注意して迎撃していれば守れる。
なので問題は左右の部隊。
左右は森で繋がっている。遮蔽物も多いため接近戦に持ち込まれやすい。生身の兵士はこちらに大量導入される可能性が非常に高い。
なので左には対人戦に強いサイラスが、右にはベアトリスが配置されている。
その手堅い陣形をヨグ=ソトースは上空から眺めていた。
そして思わず呟いた。
“……つまらん配置だな。シャロンとキーラ、二人を守ろうとする気持ちが強すぎる”
しかしヨグ=ソトースは大きな障害だとは思っていなかった。
“まあ、すぐに崩して面白くしてやるがね”
ヨグ=ソトースがそう言った直後、下から声が響いた。
「「「銃兵、狙え!」」」
両軍は既に見合っていた。
中央では空き地を挟んで銃兵が銃口を突きつけ合っている。
それを見た瞬間、大事なことを思い出したヨグ=ソトースは思念を響かせた。
“しかしその前に、派手に音を鳴らさなければな。これだけ大きな戦いなのだから盛り上げないと”
だからヨグ=ソトースは命令を下した。
“総員一斉射撃! できるだけ派手に響かせよ!”
その思念が響いた直後、森の中から一斉に銃声が響き渡った。
シャロン達の銃兵もほぼ同時に撃ち始める。
鼓膜が破れそうなほどの、耳をつんざく銃撃音の嵐。
火薬の煙がまるで霧のように森を包んでしまうほど。
ヨグ=ソトースはそれに満足したかのように、少し上ずいた調子で思念を響かせた。
“精霊部隊も突撃を開始せよ!”
しかし狂気の笑みを張り付かせた顔はなかなか崩れ落ちなかった。
頭部が崩れ落ち始めたのは最後であり、分身はその不気味な笑みをぎりぎりまで見せつけてから消えた。
そして分身の体が完全に土に還った瞬間、敵の全部隊は再び前進を開始した。
凄まじい数。
足音が地響きのように伝わってくる。
だからルイスは声を上げた。
「総員戦闘準備!!」
言われるまでも無く、みな既に構えており、陣形も完成していた。
陣形は三部隊を横一列に配した形。
全ての部隊が森の中。
シャロンとキーラが含まれる主力の中央部隊の前には、焼き畑で出来た空き地が広がっている。
ゆえにここが一番守りやすい。遮蔽物が無いので銃撃が非常に有効だからだ。
生身の人間では突破は不可能と思えるほどに銃が並んでいる。ゆえに精霊にだけ注意して迎撃していれば守れる。
なので問題は左右の部隊。
左右は森で繋がっている。遮蔽物も多いため接近戦に持ち込まれやすい。生身の兵士はこちらに大量導入される可能性が非常に高い。
なので左には対人戦に強いサイラスが、右にはベアトリスが配置されている。
その手堅い陣形をヨグ=ソトースは上空から眺めていた。
そして思わず呟いた。
“……つまらん配置だな。シャロンとキーラ、二人を守ろうとする気持ちが強すぎる”
しかしヨグ=ソトースは大きな障害だとは思っていなかった。
“まあ、すぐに崩して面白くしてやるがね”
ヨグ=ソトースがそう言った直後、下から声が響いた。
「「「銃兵、狙え!」」」
両軍は既に見合っていた。
中央では空き地を挟んで銃兵が銃口を突きつけ合っている。
それを見た瞬間、大事なことを思い出したヨグ=ソトースは思念を響かせた。
“しかしその前に、派手に音を鳴らさなければな。これだけ大きな戦いなのだから盛り上げないと”
だからヨグ=ソトースは命令を下した。
“総員一斉射撃! できるだけ派手に響かせよ!”
その思念が響いた直後、森の中から一斉に銃声が響き渡った。
シャロン達の銃兵もほぼ同時に撃ち始める。
鼓膜が破れそうなほどの、耳をつんざく銃撃音の嵐。
火薬の煙がまるで霧のように森を包んでしまうほど。
ヨグ=ソトースはそれに満足したかのように、少し上ずいた調子で思念を響かせた。
“精霊部隊も突撃を開始せよ!”
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