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第五章 アランの力は留まる事を知らず、全てを巻き込み、魅了していく
第三十九話 二刀一心 三位一体(7)
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その言葉に、アランの腕が止まった。
しかしその時間は一瞬。戦況への影響は皆無。
アランの腕を止めたものの正体は、心を埋め尽くしたある二つの感覚。
一つは喜びに似た何か。
照れ、はじらいの感覚にも似ているが明らかに違う。今の自分を隠したいとは思えなかったからだ。
そしてはじらいの感覚に似ている理由も分かった。
認められたからだ。自分の力を。親しくもない人間に。
自分は落ちこぼれだった。炎の一族の出来損ないだった。その自分が胸を張れと言われたのだ。
その事実に心が、腕が震えた。
しかしその感覚の名を、アランは知らなかった。
その感覚の名は「立身」。
世に認められたり、出世した時に味合う感覚。正しく人に認められ、高みに昇ることを許された人間だけが知りえる感覚。ゆえに恥ずべきことは無い。照れや恥じらいとは似て異なる。
「……」
その感覚にアランは言葉を失った。
そしてアランは目頭が熱くなるのを感じた。
この時初めて、アランは目を失ったことを、焼かれたことを悲しんだ。
涙を流せないからだ。アランのまぶたはくっついてしまっている。
しかしその悲しみはすぐに別の感覚に、「立身」とは違う、自分の腕を止めたもう一つの感覚に押し流された。
その感覚はリーザが心を開いたことによるもの。
アランとリーザの血は共鳴していた。
その感覚にリーザの心も震えていた。
(なんて素晴らしいの!)
リーザの心は思わず叫んでいた。
そしてその叫びはすぐに口から飛び出した。
「この同じ血を宿しているという確信、そして共感! なんて……」
その叫びに共感し、アランの口が開く。
そして二人の口から飛び出した言葉は、奇しくも同じであった。
「「なんて甘美な!」」
その叫びに、クラウスは身震いした。
アランとリーザが抱いた感動に引きこまれたのだ。
剣を振る手に力がこもる。
剣速が増し、描かれる線が細く、そして鋭くなる。
それはアランも同じであった。
リーザの爆発魔法の精度も冴え渡る。
三人の心が一体となり、震える。
「「「ウオォォォーーッ!」」」
同時に雄叫びを上げる。
遅い来る光る嵐を叫びと共に吹き飛ばし、切り払う。
目の前から迫る危機、それを跳ね返す手ごたえ、その全てが心地よい。
命を賭けた、いやだからこそか、全てが至福。
まるで夢のような時間。
しかし現実は残酷だ。
この夢のような時間は永遠には続かない。
そして、その時はついに訪れた。
「!?」
瞬間、アランの顔に驚きが浮かんだ。
視界がぐらりと傾いたのだ。
またか、そう思いながら足に力を込める。
「!」
直後、驚きが焦りに一変。
足に力が入らないのだ。
アランの体が浮遊感に包まれる。
(くそ、これは、)
倒れるな、そう覚悟を決めた瞬間、
「?!」
がしりと、誰かに腕を掴まれた。
浮遊感が消えると同時に、力強く引っ張られる感覚が右腕から肩へ走る。
アランを支えた細腕の主はリーザ。
リーザはアランを力任せに引き寄せ、その勢いのままクラウスに放り投げた。
ふらつくアランの体をクラウスが受け止める。
そしてリーザはアランを手放しながら、かばうようにクラウスの前に出た。
その手には既に爆発魔法がある。
一つでは無い。両手にそれぞれ一つずつ。
その二つの爆発魔法を、リーザは前に出ると同時に放った。
光る嵐に二本の赤い槍が突き刺さる。
二本の赤い直線と光る曲線は、轟音と共にぶつかり合い、光の粒子と火の粉を散らせながら静かに消えた。
まるでこうする事があらかじめ決まっていたかのような流れ。
事実、その通りであった。
リーザとクラウスはいつか訪れるこの時に備えていた。狂気のような感動の中でも二人の理性は至って冷静であった。
「リーザ!」
無駄と分かっていながらも、今の自分ではどうにもならないことを分かっていながらも、アランはリーザに向かって叫んだ。
リーザはこの場に残るつもりであった。その覚悟は揺ぎ無いほどに固まっていることをアランは感じ取っていた。
リーザは振り向かず、背中越しに答えた。
「……十分は食い止めるわ。その間に逃げて」
これにクラウスは頷きを返しながら、弱った主君の体を引っ張り始めた。
アランの足がずるずると引きずられる。
抵抗するどころか、クラウスに支えられていなければ立っていることも難しい状態。
「リーザ!」
それでも、だからこそと言うべきか、アランは再び叫んだ。
リーザの言葉に死への覚悟が混じっていることを感じ取ったからだ。
この叫びに、リーザは淡々と答え始めた。
「少しは信用してほしいわね。それに、」
それに? アランがそう続きをうながすまでもなく、リーザは言葉を続けた。
「……あなたに死なれたら、私の望みは永遠に叶わなくなるのよ」
「……」
もっともな答えに、アランは何も言えなくなった。
黙るアランに対し、リーザが再び口を開く。
「だから十分は食い止める。食い止めて見せるわ」
その言葉には熱がこもっていた。
そしてリーザはその熱を発散させるかのように、大きく口を開いた。
「この身に流れる炎の血にかけて!」
その力強い言葉にアランは、
「……リーザ」
名を呼び返すことくらいしか出来なかった。
言いながらアランは足から力を抜いた。
踏ん張り、抵抗することを止めたことで、クラウスに引きずられる速度が増す。
リーザとの距離が開き、背中が遠くなっていく。
リーザとの心の距離が開いていく。
それはつまり、少しずつであるが、アランとクラウスの神秘による加護が薄れていくということ。
だから、アランは意識を集中させた。
十分間はリーザへの支援を続けなければならないと思ったからだ。
いや、十分である必要は無い。少しでも長くこの神秘を維持しなければならない。
その思いを背中で受け止めながら、リーザは対峙するラルフを睨み付けた。
対するラルフは涼しい顔をしている。
余裕の表情だ。リーザ一人なら脅威では無いと考えている顔だ。ラルフは速く動けるアランの方を強く警戒していた。
理由はそれだけでは無い。カルロを倒したという自信からもきている。今の爆発魔法を考慮してなお、リーザはカルロより楽な相手であると考えている。
その考え方は決して間違いでは無い。リーザはカルロよりも射程と範囲、さらに物量の面で大きく劣る。どれだけ威力があろうと届かなければ、近づかれなければ問題無い。
「……っ」
その事実を自身分かっていたが、リーザは歯軋りした。
なめられているという事実に強い怒りを抱いたのだ。
カルロと比べてどうだという部分では無い。それはどうでもいい。
リーザの怒りの根源は少し違うところにあった。
その思いはリーザの口を自然とひらかせた。
「この私を……」
なめるな、と言いかけてリーザは言葉を切った。
これは違う。自分の気持ちを正確に表せていない、と思ったからだ。
だからリーザは言いなおした。
「……この私を、炎の一族をなめるなぁっ! この糞餓鬼ィッ!」
奇しくも、その言葉はかつてクリスがリックに向かって放ったものと同じであった。
リーザ、彼女の心はこの時まさしく炎であった。
しかしその時間は一瞬。戦況への影響は皆無。
アランの腕を止めたものの正体は、心を埋め尽くしたある二つの感覚。
一つは喜びに似た何か。
照れ、はじらいの感覚にも似ているが明らかに違う。今の自分を隠したいとは思えなかったからだ。
そしてはじらいの感覚に似ている理由も分かった。
認められたからだ。自分の力を。親しくもない人間に。
自分は落ちこぼれだった。炎の一族の出来損ないだった。その自分が胸を張れと言われたのだ。
その事実に心が、腕が震えた。
しかしその感覚の名を、アランは知らなかった。
その感覚の名は「立身」。
世に認められたり、出世した時に味合う感覚。正しく人に認められ、高みに昇ることを許された人間だけが知りえる感覚。ゆえに恥ずべきことは無い。照れや恥じらいとは似て異なる。
「……」
その感覚にアランは言葉を失った。
そしてアランは目頭が熱くなるのを感じた。
この時初めて、アランは目を失ったことを、焼かれたことを悲しんだ。
涙を流せないからだ。アランのまぶたはくっついてしまっている。
しかしその悲しみはすぐに別の感覚に、「立身」とは違う、自分の腕を止めたもう一つの感覚に押し流された。
その感覚はリーザが心を開いたことによるもの。
アランとリーザの血は共鳴していた。
その感覚にリーザの心も震えていた。
(なんて素晴らしいの!)
リーザの心は思わず叫んでいた。
そしてその叫びはすぐに口から飛び出した。
「この同じ血を宿しているという確信、そして共感! なんて……」
その叫びに共感し、アランの口が開く。
そして二人の口から飛び出した言葉は、奇しくも同じであった。
「「なんて甘美な!」」
その叫びに、クラウスは身震いした。
アランとリーザが抱いた感動に引きこまれたのだ。
剣を振る手に力がこもる。
剣速が増し、描かれる線が細く、そして鋭くなる。
それはアランも同じであった。
リーザの爆発魔法の精度も冴え渡る。
三人の心が一体となり、震える。
「「「ウオォォォーーッ!」」」
同時に雄叫びを上げる。
遅い来る光る嵐を叫びと共に吹き飛ばし、切り払う。
目の前から迫る危機、それを跳ね返す手ごたえ、その全てが心地よい。
命を賭けた、いやだからこそか、全てが至福。
まるで夢のような時間。
しかし現実は残酷だ。
この夢のような時間は永遠には続かない。
そして、その時はついに訪れた。
「!?」
瞬間、アランの顔に驚きが浮かんだ。
視界がぐらりと傾いたのだ。
またか、そう思いながら足に力を込める。
「!」
直後、驚きが焦りに一変。
足に力が入らないのだ。
アランの体が浮遊感に包まれる。
(くそ、これは、)
倒れるな、そう覚悟を決めた瞬間、
「?!」
がしりと、誰かに腕を掴まれた。
浮遊感が消えると同時に、力強く引っ張られる感覚が右腕から肩へ走る。
アランを支えた細腕の主はリーザ。
リーザはアランを力任せに引き寄せ、その勢いのままクラウスに放り投げた。
ふらつくアランの体をクラウスが受け止める。
そしてリーザはアランを手放しながら、かばうようにクラウスの前に出た。
その手には既に爆発魔法がある。
一つでは無い。両手にそれぞれ一つずつ。
その二つの爆発魔法を、リーザは前に出ると同時に放った。
光る嵐に二本の赤い槍が突き刺さる。
二本の赤い直線と光る曲線は、轟音と共にぶつかり合い、光の粒子と火の粉を散らせながら静かに消えた。
まるでこうする事があらかじめ決まっていたかのような流れ。
事実、その通りであった。
リーザとクラウスはいつか訪れるこの時に備えていた。狂気のような感動の中でも二人の理性は至って冷静であった。
「リーザ!」
無駄と分かっていながらも、今の自分ではどうにもならないことを分かっていながらも、アランはリーザに向かって叫んだ。
リーザはこの場に残るつもりであった。その覚悟は揺ぎ無いほどに固まっていることをアランは感じ取っていた。
リーザは振り向かず、背中越しに答えた。
「……十分は食い止めるわ。その間に逃げて」
これにクラウスは頷きを返しながら、弱った主君の体を引っ張り始めた。
アランの足がずるずると引きずられる。
抵抗するどころか、クラウスに支えられていなければ立っていることも難しい状態。
「リーザ!」
それでも、だからこそと言うべきか、アランは再び叫んだ。
リーザの言葉に死への覚悟が混じっていることを感じ取ったからだ。
この叫びに、リーザは淡々と答え始めた。
「少しは信用してほしいわね。それに、」
それに? アランがそう続きをうながすまでもなく、リーザは言葉を続けた。
「……あなたに死なれたら、私の望みは永遠に叶わなくなるのよ」
「……」
もっともな答えに、アランは何も言えなくなった。
黙るアランに対し、リーザが再び口を開く。
「だから十分は食い止める。食い止めて見せるわ」
その言葉には熱がこもっていた。
そしてリーザはその熱を発散させるかのように、大きく口を開いた。
「この身に流れる炎の血にかけて!」
その力強い言葉にアランは、
「……リーザ」
名を呼び返すことくらいしか出来なかった。
言いながらアランは足から力を抜いた。
踏ん張り、抵抗することを止めたことで、クラウスに引きずられる速度が増す。
リーザとの距離が開き、背中が遠くなっていく。
リーザとの心の距離が開いていく。
それはつまり、少しずつであるが、アランとクラウスの神秘による加護が薄れていくということ。
だから、アランは意識を集中させた。
十分間はリーザへの支援を続けなければならないと思ったからだ。
いや、十分である必要は無い。少しでも長くこの神秘を維持しなければならない。
その思いを背中で受け止めながら、リーザは対峙するラルフを睨み付けた。
対するラルフは涼しい顔をしている。
余裕の表情だ。リーザ一人なら脅威では無いと考えている顔だ。ラルフは速く動けるアランの方を強く警戒していた。
理由はそれだけでは無い。カルロを倒したという自信からもきている。今の爆発魔法を考慮してなお、リーザはカルロより楽な相手であると考えている。
その考え方は決して間違いでは無い。リーザはカルロよりも射程と範囲、さらに物量の面で大きく劣る。どれだけ威力があろうと届かなければ、近づかれなければ問題無い。
「……っ」
その事実を自身分かっていたが、リーザは歯軋りした。
なめられているという事実に強い怒りを抱いたのだ。
カルロと比べてどうだという部分では無い。それはどうでもいい。
リーザの怒りの根源は少し違うところにあった。
その思いはリーザの口を自然とひらかせた。
「この私を……」
なめるな、と言いかけてリーザは言葉を切った。
これは違う。自分の気持ちを正確に表せていない、と思ったからだ。
だからリーザは言いなおした。
「……この私を、炎の一族をなめるなぁっ! この糞餓鬼ィッ!」
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