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王都でなぜ指名手配されているの!?
自称神が降臨した
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「兄ちゃん、王都に行きたいならこの馬車に乗ってけ!」
バス乗り場ならぬ馬車乗り場にて俺たちは王都に向かう馬車を探していた。
「おっちゃん、これ片道何円?」
「30000エールだ」
エールとはこの世界で使う通貨の名前で1エールは1円という感じである。
にしては4人乗りの馬車の割には高すぎる気がする。カマかけてみるか。
「おいおいおっちゃん、嘘は良くねぇな。本当は何円だ?」
「ちぇ、25000エールだ」
「まだ嘘ついているだろおっさん」
これもハッタリだ。これで25000エールが正規の値段だったら恥ずかしいな。
「兄ちゃんには負けたよ。20000エールだ」
「ありがとう、乗らせてもらうよ」
そんなこんなで馬車に乗り、街を抜け草原地帯を馬車が走っていた時・・・
なんだこの感じ?なんか変な空間に包まれたような気がした。
「おい、すずの!シャロン!ティア!」
みんな反応がない。
まるで時が止まったかのように。
「察しがいいですね。さすが私が選んだ兄妹です」
忘れもしないその声。俺たちを異世界に飛ばした張本人。
「自称神!」
「自称じゃなくて本物の神!あと女じゃないし」
「えっ?見た目が女じゃん」
「これは万人受けするような格好に変えてあるだけ」
それって性別詐欺ですよね!?神がそんなことしていいんですか?っと思っていたが口にはしなかった。
「それはさておき君たちに最高神たる僕のお願いを聞いてもらおうかな」
最高神、なんてバカげた話なんだ。スケールがでかすぎてなんだかよく分からなくなってきた。
「最高神が俺たちに何のようだ」
俺は前から疑問に思っていることを尋ねた。異世界転生させるならなんで俺たちだったのか。
「話が早くていいね。じつはこの世界はそろそろ崩壊するんだ。そうすると自分の世界がなくなるっていうことは僕は最高神のままでいられなくなる」
「世界崩壊!?なんでこの世界は崩壊するんだ?」
「あれ言ってなかったっけ」
あ!なんかそれらしきことを言ってたな。
「僕にもよくは分からないが、この世界には8人の魔王がいるのは知っているでしょ。そいつらが関係しているんだ。神だから少しのことは予知できるんだ」
「それを俺にどうしろと言うんだ?」
「君なら分かるでしょ、このことは他の人には話しちゃダメだからね」
そう言うとユーピテルは消えた。
あいつの言うことを全て信じるわけではないけどもし本当だったら・・・
俺はこの日常を守りたい。
「あんた何辛気臭い顔してるのよ。似合わないからやめて」
「すずの・・・」
「えっ、なに?」
「俺う〇こ漏れそう」
いつも通り俺の腹にとてつもない力が入った蹴りが入ってきた。
「ヒロトこの女性陣の前でそんなことを言うとはクズですね。ティアも言ってください!」
「僕慣れちゃった。それよりそろそろ王都に着きそうだよ」
バス乗り場ならぬ馬車乗り場にて俺たちは王都に向かう馬車を探していた。
「おっちゃん、これ片道何円?」
「30000エールだ」
エールとはこの世界で使う通貨の名前で1エールは1円という感じである。
にしては4人乗りの馬車の割には高すぎる気がする。カマかけてみるか。
「おいおいおっちゃん、嘘は良くねぇな。本当は何円だ?」
「ちぇ、25000エールだ」
「まだ嘘ついているだろおっさん」
これもハッタリだ。これで25000エールが正規の値段だったら恥ずかしいな。
「兄ちゃんには負けたよ。20000エールだ」
「ありがとう、乗らせてもらうよ」
そんなこんなで馬車に乗り、街を抜け草原地帯を馬車が走っていた時・・・
なんだこの感じ?なんか変な空間に包まれたような気がした。
「おい、すずの!シャロン!ティア!」
みんな反応がない。
まるで時が止まったかのように。
「察しがいいですね。さすが私が選んだ兄妹です」
忘れもしないその声。俺たちを異世界に飛ばした張本人。
「自称神!」
「自称じゃなくて本物の神!あと女じゃないし」
「えっ?見た目が女じゃん」
「これは万人受けするような格好に変えてあるだけ」
それって性別詐欺ですよね!?神がそんなことしていいんですか?っと思っていたが口にはしなかった。
「それはさておき君たちに最高神たる僕のお願いを聞いてもらおうかな」
最高神、なんてバカげた話なんだ。スケールがでかすぎてなんだかよく分からなくなってきた。
「最高神が俺たちに何のようだ」
俺は前から疑問に思っていることを尋ねた。異世界転生させるならなんで俺たちだったのか。
「話が早くていいね。じつはこの世界はそろそろ崩壊するんだ。そうすると自分の世界がなくなるっていうことは僕は最高神のままでいられなくなる」
「世界崩壊!?なんでこの世界は崩壊するんだ?」
「あれ言ってなかったっけ」
あ!なんかそれらしきことを言ってたな。
「僕にもよくは分からないが、この世界には8人の魔王がいるのは知っているでしょ。そいつらが関係しているんだ。神だから少しのことは予知できるんだ」
「それを俺にどうしろと言うんだ?」
「君なら分かるでしょ、このことは他の人には話しちゃダメだからね」
そう言うとユーピテルは消えた。
あいつの言うことを全て信じるわけではないけどもし本当だったら・・・
俺はこの日常を守りたい。
「あんた何辛気臭い顔してるのよ。似合わないからやめて」
「すずの・・・」
「えっ、なに?」
「俺う〇こ漏れそう」
いつも通り俺の腹にとてつもない力が入った蹴りが入ってきた。
「ヒロトこの女性陣の前でそんなことを言うとはクズですね。ティアも言ってください!」
「僕慣れちゃった。それよりそろそろ王都に着きそうだよ」
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