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第五話 決意と決断…そして暴走
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結局あの後、豹獣人の女冒険者から絡まれる事は無くなったのであった。
時々見かけても、遠くから睨まれるだけで近寄ってくることは無かったので、とりあえず此方からは関わらない事にしたのだった。
そしてパーティーの件はというと、あれから更に相手を見つけ辛くなってしまっていた。
何故かは判らないが、異性だけでなく同性からもやんわり断られてしまうようになってしまったのだ。
原因はわからないが、やっぱり等級が低いせいだろうと結論付けたサリーナは、腕を磨くべく一層依頼に精を出す事にしたのであった。
「とりあえず、銀等級を目指して早く一人前になれるように頑張ります!」
「ああ。」
意気込みを見せるサリーナに、アッシュは目を細めると彼女の頭を撫でながら頷いていたのであった。
そして――
アッシュに頼ってばかりではいられないと、一人前目指して早く自立しようと努力していたサリーナだったが、まさかあんな事になるとは思ってもみなかったのであった。
その日、サリーナは殊更上機嫌だった。
ようやくギルドから銀の認定が貰え、初の中級クラスの依頼に赴いていた。
まだソロだったサリーナは、今回もアッシュに同行して貰っていたのだった。
アッシュさんにバディを頼むのも、これで最後になると思うと、なんだか寂しく感じちゃうな……。
サリーナは、目的地に向かう道中そんな事を思っていた。
実はサリーナは、この依頼を最後に助っ人サービスを卒業しようと考えていた。
まだまだ銀になったばかりだが、無理をしなければ一人で十分やっていける位には成長していた。
ここまで来るのに2年も掛かってしまったのだ、これ以上は迷惑はかけられない。
本来なら半年で初心者になるところを一年もかかってしまい、それから一人前になる為に我武者羅に頑張ったおかげで、思ったよりも早く銀の等級が取れた。
その間、ずっとアッシュさんには、助けて貰ってばかりだったなぁ。
これで、やっと彼に迷惑をかけなくて済むと思うと、サリーナの足取りは軽かった。
今回の依頼は、中級クラスの中では比較的簡単なものを選んだのですぐ終わるだろう。
これが終わったら、アッシュさんに今までのお礼を言ってお別れしよう。あ、近くの町で豪華な食事でも御馳走しようかな?
サリーナは、依頼が終わった後の事を考えて、あれやこれやと悩むのだった。
そして、等々依頼が完了し近くの町でアッシュに食事を奢った帰り道。
「悪いな、奢って貰って。」
「いえ、今まで散々助けて貰ったお礼ですから。」
二人は、まだ明るい街道をギルドに向かって歩いていた。
そして――
「あの……アッシュさん。」
「ん?」
街へと入る手前でサリーナは立ち止まり、アッシュの方に向き直ると彼を見上げてきた。
あれからまた背が伸びた彼は、一年前より更に逞しく格好良くなっていた。
精悍な顔に少し伸びた銀の髪。
サリーナの体が、すっぽりと入ってしまう程の逞しい体。
出会った頃の幼さの残る少年の姿は何処にもなかった。
そんなアッシュの姿を眩しそうに見上げながら、サリーナは伝えたかった言葉を紡いだ。
「アッシュさん、今までありがとうございました。」
「!?」
サリーナの言葉に、首を傾げるアッシュ。
そんなアッシュを見上げながら、サリーナは言葉を続けた。
「アッシュさんのお陰で、銀等級ランクが取れました。それもこれも、みんなアッシュさんのお陰です。本当にありがとうございました!」
「サリーナ……。」
サリーナはそう言って深々と頭を下げてきた。
そんなサリーナを、アッシュは優しい眼差しで見下ろしている。
しかし
「これを最後に、助っ人サービスは卒業したいと思います!今まで本当にありがとうございました!これからは、アッシュさんを見習って一人で何とかやっていきますね!!」
そう晴れやかに言ってきたサリーナの言葉に、アッシュはピシリと固まってしまったのであった。
最初、何を言われたのか理解できなかった。
卒業?独り立ち?何を言ってるんだ!?
目の前で、にこにこ笑っているのは紛れも無いサリーナだった。
何を言っているんだお前は?と言い返したかったが、しかし喉の奥が貼り付いて声が出てこなかった。
そんな事をしている間に、サリーナは今にも俺を置いて去ってしまいそうだった。
そう思った途端、俺はサリーナの腕を無意識に掴んでいたのだった。
「え?」
別れの挨拶をした途端、一瞬目を見開いたアッシュは、次の瞬間サリーナの腕を掴んでいたのだった。
突然の事に驚くサリーナ。
彼女の困惑の声が聞こえなかったのか、アッシュは手の力を弛めるでもなく、じっとサリーナを見下ろしていた。
いつもとは違う視線に、サリーナの本能が警笛を鳴らす。
離れなければ、と思ってもアッシュに掴まれた腕は振り解けなかった。
「あ、あの、アッシュさん……い、痛いです。」
サリーナが逃げようと身を捻ると、それに比例して腕を掴む手に力が籠った。
ぎりっと掴まれた腕に痛みが走り、サリーナは思わず声を上げる。
しかし、それでもアッシュは手の力を弛めてはくれなかった。
「何故?」
「え?」
「何故そんな事を言う?」
「え?ア、アッシュさん!?」
ぽつりと言ってきたアッシュの言葉に、サリーナは首を傾げた。
その間にも腕の拘束はじりじりと強くなっていく。
その力に恐怖を覚え、サリーナが青褪めているとアッシュがまた口を開いてきた。
「お前は、俺から……俺から離れるというのか?」
「え?」
「…………許さない……。」
「あ、あの……。」
譫言の様に呟くアッシュに、サリーナの頭の中で警笛がどんどん大きく鳴っていく。
そしてーー
「離れる事は許さない!お前は……お前は、俺の番だ!!」
アッシュから放たれた言葉に、サリーナの目が大きく見開かれた。
そして「え?」と、また間抜けにも同じ言葉を繰り返してしまったのだった。
その日は、いつもの様に”彼”と依頼を熟して帰るだけだと思っていた――
「え、それってどういう……。」
「だから、さっきも言っただろう、お前は――」
”彼”はハッキリとした声で言うと、いきなり私に襲い掛かってきたのだった。
「え?」とサリーナが間抜けにも同じ言葉を繰り返していると、アッシュは苦しそうな表情で叫んできた。
「お前は俺の番だ!」
そう叫ぶアッシュの声が頭の中で木霊していく。
番?つがい?ツガイ??
誰が?…………ワタシが??
ぐるぐると回る頭で理解しようとしても、あまりの衝撃に考えが纏まらない。
というか、どうしてこういう話になったんだと思わず内心で突っ込んでしまった。
だってだって、今日は……この日は、いつもの様に”彼”と依頼を熟して帰るだけだと思っていたのだ。
そして、お礼を言って独り立ちして……。
サリーナはそこまで考えた後、アッシュの言葉にまたしても疑問の言葉を吐いたのだった。
「え、それってどういう……。」
わからないと呆けた顔で見上げてくるサリーナに、アッシュもとうとう痺れを切らせてしまった。
「だから、さっきも言っただろう、お前は俺の番だって!!」
アッシュは、良く聞こえるようにハッキリとした声で言うと、サリーナに襲い掛かってきたのであった。
「きゃあ!」
長身の彼に覆い被さられ、サリーナは近くの林の中に彼諸共ダイブする。
運よく柔らかい草の上に倒れたお陰で、怪我をする事は無かったが、上に覆い被さる巨躯にサリーナは無意識に怯えてしまったのであった。
ふるりと震える彼女の体に、アッシュは得も言われぬ焦燥を感じ、きつく抱きしめてきたのであった。
「サリーナ、サリーナ。」
そして、譫言の様に彼女の名を呼びながら、その頭を片手で捕まえると、震える彼女の唇に己の唇を無理矢理押し付けてきた。
突然の事に瞠目するサリーナに構わず、アッシュは飢えた獣のように彼女の唇を貪った。
途中、息苦しくなった彼女が酸素を求めて口を開けると、それすらも許さないとばかりに、彼女の口の中へ己の舌を捻じ込んできたのだった。
「う、うぅ……。」
余りの性急な行為に、サリーナは逃げようと藻掻く。
しかし体格も力の差もある彼に、難なく取り押さえられてしまい、更に頭を固定され嫌がる舌を捉えられ激しく咥内を蹂躙される事になってしまったのであった。
口の中を嫌というほど彼の舌で愛撫され続けたサリーナは、息も絶え絶えにクタリと力尽きた。
ようやく抵抗が納まった彼女の唇を解放すると、二人の間に銀糸の糸が引いた。
先程までの行為の激しさを物語るようで、サリーナは知らず頬を染める。
そんな彼女の反応を見たアッシュは、目元を赤らめながら「かわいい」と囁いてきたのだった。
至近距離で囁かれたため、アッシュの囁きはハッキリと聞こえてしまい、サリーナは更に顔を赤くして俯くのだった。
そんな彼女をアッシュは、きつく抱きしめる。
そして
「やばい、離したくない。」
と、ぽつりと呟くと、サリーナを抱えてガバリと立ち上がったのだった。
「きゃっ。」
そしてサリーナの悲鳴と共に、目にも止まらぬ速さで街道を逸れ、林の中を疾走したのであった。
時々見かけても、遠くから睨まれるだけで近寄ってくることは無かったので、とりあえず此方からは関わらない事にしたのだった。
そしてパーティーの件はというと、あれから更に相手を見つけ辛くなってしまっていた。
何故かは判らないが、異性だけでなく同性からもやんわり断られてしまうようになってしまったのだ。
原因はわからないが、やっぱり等級が低いせいだろうと結論付けたサリーナは、腕を磨くべく一層依頼に精を出す事にしたのであった。
「とりあえず、銀等級を目指して早く一人前になれるように頑張ります!」
「ああ。」
意気込みを見せるサリーナに、アッシュは目を細めると彼女の頭を撫でながら頷いていたのであった。
そして――
アッシュに頼ってばかりではいられないと、一人前目指して早く自立しようと努力していたサリーナだったが、まさかあんな事になるとは思ってもみなかったのであった。
その日、サリーナは殊更上機嫌だった。
ようやくギルドから銀の認定が貰え、初の中級クラスの依頼に赴いていた。
まだソロだったサリーナは、今回もアッシュに同行して貰っていたのだった。
アッシュさんにバディを頼むのも、これで最後になると思うと、なんだか寂しく感じちゃうな……。
サリーナは、目的地に向かう道中そんな事を思っていた。
実はサリーナは、この依頼を最後に助っ人サービスを卒業しようと考えていた。
まだまだ銀になったばかりだが、無理をしなければ一人で十分やっていける位には成長していた。
ここまで来るのに2年も掛かってしまったのだ、これ以上は迷惑はかけられない。
本来なら半年で初心者になるところを一年もかかってしまい、それから一人前になる為に我武者羅に頑張ったおかげで、思ったよりも早く銀の等級が取れた。
その間、ずっとアッシュさんには、助けて貰ってばかりだったなぁ。
これで、やっと彼に迷惑をかけなくて済むと思うと、サリーナの足取りは軽かった。
今回の依頼は、中級クラスの中では比較的簡単なものを選んだのですぐ終わるだろう。
これが終わったら、アッシュさんに今までのお礼を言ってお別れしよう。あ、近くの町で豪華な食事でも御馳走しようかな?
サリーナは、依頼が終わった後の事を考えて、あれやこれやと悩むのだった。
そして、等々依頼が完了し近くの町でアッシュに食事を奢った帰り道。
「悪いな、奢って貰って。」
「いえ、今まで散々助けて貰ったお礼ですから。」
二人は、まだ明るい街道をギルドに向かって歩いていた。
そして――
「あの……アッシュさん。」
「ん?」
街へと入る手前でサリーナは立ち止まり、アッシュの方に向き直ると彼を見上げてきた。
あれからまた背が伸びた彼は、一年前より更に逞しく格好良くなっていた。
精悍な顔に少し伸びた銀の髪。
サリーナの体が、すっぽりと入ってしまう程の逞しい体。
出会った頃の幼さの残る少年の姿は何処にもなかった。
そんなアッシュの姿を眩しそうに見上げながら、サリーナは伝えたかった言葉を紡いだ。
「アッシュさん、今までありがとうございました。」
「!?」
サリーナの言葉に、首を傾げるアッシュ。
そんなアッシュを見上げながら、サリーナは言葉を続けた。
「アッシュさんのお陰で、銀等級ランクが取れました。それもこれも、みんなアッシュさんのお陰です。本当にありがとうございました!」
「サリーナ……。」
サリーナはそう言って深々と頭を下げてきた。
そんなサリーナを、アッシュは優しい眼差しで見下ろしている。
しかし
「これを最後に、助っ人サービスは卒業したいと思います!今まで本当にありがとうございました!これからは、アッシュさんを見習って一人で何とかやっていきますね!!」
そう晴れやかに言ってきたサリーナの言葉に、アッシュはピシリと固まってしまったのであった。
最初、何を言われたのか理解できなかった。
卒業?独り立ち?何を言ってるんだ!?
目の前で、にこにこ笑っているのは紛れも無いサリーナだった。
何を言っているんだお前は?と言い返したかったが、しかし喉の奥が貼り付いて声が出てこなかった。
そんな事をしている間に、サリーナは今にも俺を置いて去ってしまいそうだった。
そう思った途端、俺はサリーナの腕を無意識に掴んでいたのだった。
「え?」
別れの挨拶をした途端、一瞬目を見開いたアッシュは、次の瞬間サリーナの腕を掴んでいたのだった。
突然の事に驚くサリーナ。
彼女の困惑の声が聞こえなかったのか、アッシュは手の力を弛めるでもなく、じっとサリーナを見下ろしていた。
いつもとは違う視線に、サリーナの本能が警笛を鳴らす。
離れなければ、と思ってもアッシュに掴まれた腕は振り解けなかった。
「あ、あの、アッシュさん……い、痛いです。」
サリーナが逃げようと身を捻ると、それに比例して腕を掴む手に力が籠った。
ぎりっと掴まれた腕に痛みが走り、サリーナは思わず声を上げる。
しかし、それでもアッシュは手の力を弛めてはくれなかった。
「何故?」
「え?」
「何故そんな事を言う?」
「え?ア、アッシュさん!?」
ぽつりと言ってきたアッシュの言葉に、サリーナは首を傾げた。
その間にも腕の拘束はじりじりと強くなっていく。
その力に恐怖を覚え、サリーナが青褪めているとアッシュがまた口を開いてきた。
「お前は、俺から……俺から離れるというのか?」
「え?」
「…………許さない……。」
「あ、あの……。」
譫言の様に呟くアッシュに、サリーナの頭の中で警笛がどんどん大きく鳴っていく。
そしてーー
「離れる事は許さない!お前は……お前は、俺の番だ!!」
アッシュから放たれた言葉に、サリーナの目が大きく見開かれた。
そして「え?」と、また間抜けにも同じ言葉を繰り返してしまったのだった。
その日は、いつもの様に”彼”と依頼を熟して帰るだけだと思っていた――
「え、それってどういう……。」
「だから、さっきも言っただろう、お前は――」
”彼”はハッキリとした声で言うと、いきなり私に襲い掛かってきたのだった。
「え?」とサリーナが間抜けにも同じ言葉を繰り返していると、アッシュは苦しそうな表情で叫んできた。
「お前は俺の番だ!」
そう叫ぶアッシュの声が頭の中で木霊していく。
番?つがい?ツガイ??
誰が?…………ワタシが??
ぐるぐると回る頭で理解しようとしても、あまりの衝撃に考えが纏まらない。
というか、どうしてこういう話になったんだと思わず内心で突っ込んでしまった。
だってだって、今日は……この日は、いつもの様に”彼”と依頼を熟して帰るだけだと思っていたのだ。
そして、お礼を言って独り立ちして……。
サリーナはそこまで考えた後、アッシュの言葉にまたしても疑問の言葉を吐いたのだった。
「え、それってどういう……。」
わからないと呆けた顔で見上げてくるサリーナに、アッシュもとうとう痺れを切らせてしまった。
「だから、さっきも言っただろう、お前は俺の番だって!!」
アッシュは、良く聞こえるようにハッキリとした声で言うと、サリーナに襲い掛かってきたのであった。
「きゃあ!」
長身の彼に覆い被さられ、サリーナは近くの林の中に彼諸共ダイブする。
運よく柔らかい草の上に倒れたお陰で、怪我をする事は無かったが、上に覆い被さる巨躯にサリーナは無意識に怯えてしまったのであった。
ふるりと震える彼女の体に、アッシュは得も言われぬ焦燥を感じ、きつく抱きしめてきたのであった。
「サリーナ、サリーナ。」
そして、譫言の様に彼女の名を呼びながら、その頭を片手で捕まえると、震える彼女の唇に己の唇を無理矢理押し付けてきた。
突然の事に瞠目するサリーナに構わず、アッシュは飢えた獣のように彼女の唇を貪った。
途中、息苦しくなった彼女が酸素を求めて口を開けると、それすらも許さないとばかりに、彼女の口の中へ己の舌を捻じ込んできたのだった。
「う、うぅ……。」
余りの性急な行為に、サリーナは逃げようと藻掻く。
しかし体格も力の差もある彼に、難なく取り押さえられてしまい、更に頭を固定され嫌がる舌を捉えられ激しく咥内を蹂躙される事になってしまったのであった。
口の中を嫌というほど彼の舌で愛撫され続けたサリーナは、息も絶え絶えにクタリと力尽きた。
ようやく抵抗が納まった彼女の唇を解放すると、二人の間に銀糸の糸が引いた。
先程までの行為の激しさを物語るようで、サリーナは知らず頬を染める。
そんな彼女の反応を見たアッシュは、目元を赤らめながら「かわいい」と囁いてきたのだった。
至近距離で囁かれたため、アッシュの囁きはハッキリと聞こえてしまい、サリーナは更に顔を赤くして俯くのだった。
そんな彼女をアッシュは、きつく抱きしめる。
そして
「やばい、離したくない。」
と、ぽつりと呟くと、サリーナを抱えてガバリと立ち上がったのだった。
「きゃっ。」
そしてサリーナの悲鳴と共に、目にも止まらぬ速さで街道を逸れ、林の中を疾走したのであった。
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