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その日はゆきちゃんを抱っこしたまま、いつの間にか寝てしまったらしい。次の日の朝、迎えに来た花ちゃんになんて言おうかと悩んで、とにかく謝ろうと思っていたら、花ちゃんと同時にごめんねって頭を下げたんだ。そしてちゃんと気持ちを伝えあって、今まで以上に仲良しになった。
そしてまた場面が切り替わった。
今度はベッドに横たわっている私が見えた。やっぱりゆきちゃんを抱えている。机の上には参考書とノート、散らかりっぱなしの消しゴムのかす。これは中学三年生になったばかりの頃、進路について悩んでいたときだ。
私はぬいぐるみのゆきちゃんが大好きだけど、本物のうさぎも大好きだ。うさぎに限らず動物全般が好きで、よく動物園や牧場などに遊びに行っていた。だから進路は動物系がいいなと漠然と思っていたけれど、生き物のお世話は本当に大変だと聞く。軽い気持ちでやれる仕事ではないと。
「ゆきちゃん。私、みんなを笑顔にできる動物たちのお世話をしたいの。けど、きっとそんなに簡単なことじゃないよね。私にそんな大事な仕事務まるのかな……」
今までほんの些細な悩みから、人生の選択まで何でもゆきちゃんに相談してきた。お姉ちゃんとは仲良しだし色々と相談はするけど、ゆきちゃんにはお姉ちゃんにも言えないことも相談してきた。
本当なら、こんな時にお母さんに相談するんだろうな。でも私はお母さんという存在を知らない。お姉ちゃんから、私が生まれた時に亡くなったと聞かされたのは、ちょうど進路に悩んでいた頃だった。だから、看護師という仕事や、親を亡くした子のサポートをする仕事など、私にとって何がベストなんだろうってずっと考えていた。
結局、私は動物たちのお世話をする仕事につきたいという答えを出した。だから高校は農業高校で基礎を学び、その後四年制大学で専門的に学ぶ道を選んだ。
「もう朝になる。そろそろ帰らないと」
ゆきちゃんがそう言うと、また場面が変わった。今度は病院の一室で寝ている赤ちゃんを食い入るように見ている私の姿が見えた。これは陽菜が生まれた日のことだ。小さくて可愛くていつまでも見ていられた。そっと手を差し出すと、陽菜は私の指をきゅっと握った。それは本当に愛おしくて、それから私は年の離れた妹のようにかわいがった。
そんな可愛い陽菜が、ゆきと一緒にいられる私のことを羨ましいと言っていた。口に出したわけじゃないけど、本当は欲しいと言いたかったのだろう。時間旅行の締めくくりに、生まれたばかりの陽菜を見せたのは、私の迷いを感じ取ってくれたからなのかもしれない。
「なんで時間旅行を?」
私はゆきちゃんに聞いてみた。聞かなくても、もうすでに私の心の中で思いは決まっていたけど。
「いつか、葵ちゃんに感謝の気持を伝えたいと思っていたからよ。……ただそれだけ」
そう言ってふふふと笑うと、ゆきちゃんはぱぁっと暖かな光りに包まれる。私もその光に導かれるように一歩を踏み出すと、気がついたらいつもの自分の部屋に戻ってきていた。
私は棚の上に飾られた写真を眺めた。お父さん、お母さん、お姉ちゃん、私、ゆきちゃん。何枚もの写真が飾られている。一番右端に飾られているのは、私と婚約者の写真だ。私は約半年後には、大学で知り合った彼と結婚してこの家を出ることになる。
ちょうどよい区切りなのかもしれない。まだ幼い陽菜にとって、心の支えは必要なんだと思う。今までずっと私を支え続けてくれたゆきちゃんに、今度は陽菜を支えて欲しいと心からそう願った。
ゆきちゃんが連れて行ってくれた時間旅行のおかげで、私の心はスッキリと晴れ渡っていた。もう動いていないゆきちゃんを抱きしめると、やさしくなでながら「ありがとね」と伝えた。
◇
翌日、私はゆきちゃんを陽菜に譲ろうと思い、お姉ちゃんに伝えた。
「……本気なの?」
「うん。昨日ね、夢を見たんだ。ゆきちゃんと一緒に時間旅行をしたの。時間を遡るように色々な思い出を巡ったわ。最後はね、陽菜が生まれた日の場面だった。あの日私の指をきゅっと握った陽菜が愛おしくて、この子に寄り添っていきたいって思ったの」
「そうね。葵は陽菜を妹のようにかわいがってくれたものね」
「私は結婚してこの家を出てしまう。だから、私の代わりにゆきちゃんに陽菜をお願いしようと思って」
お姉ちゃんには夢だって話したけど、私は夢だとは思っていない。本当に不思議な体験をしたんだ。でもあの素敵な時間は、ゆきちゃんと私だけのふたりだけの大切な秘密。
私の言葉を聞いて少し考え込んだあと、お姉ちゃんはゆっくりと口を開いた。
「……葵が寂しがると思ってなかなか言えなかったけどね、ゆきちゃんの名前は、おかあさんといっしょに付けたんだよ」
「お母さんと?」
「ええ。雪のように真っ白な子だからって。ちょっと汚れて耳もほつれちゃって、売り物にならないって棚の横の方に追いやられていたの。でも私はゆきちゃんに目が釘付けになった。呼ばれた気がしたのよ。だからね、引き取って家族になったの。ゆきちゃんは、葵のいちばん大切な存在になってくれた。感謝しかないわ」
「私……。陽菜にいいなって言われた時、なんでそんなこと言うんだろうって思っちゃった。渡せるわけないじゃない、離れるなんて考えられないもの。……でも、私は一生のパートナーを見つけた。だからもう大丈夫、今度は陽菜のそばにいてほしいなって思ったの」
私の決意に、お姉ちゃんは泣きそうな笑顔で「ありがとう」と言うと、私をぎゅっと抱きしめた。
◇
「あっという間だったなぁ」
陽菜にゆきちゃんを譲ることを決意した日から半年が過ぎ、いよいよ明日は結婚式。この家で過ごす最後の夜だ。私はベッドに腰掛け、ゆきちゃんを手に取った。ふわっとした毛並みを指でなでながら、話しかけた。
「ゆきちゃん、今までそばにいてくれてありがとう。本当にいろんなことがあったね。ゆきちゃんが連れて行ってくれた時間旅行、楽しかったよ。思い出を振り返ることが出来てよかった。これからは離れて暮らすことになるけど、いつまでもゆきちゃんは私の大切な家族だからね。そしてこれからは、陽菜のことよろしくね」
ゆきちゃんはもう時間旅行の時のように動くことはない。けど、私の気持ちは伝わっていると思う。
窓から差し込む月明かりに照らされたその顔が、ふふっと笑ったような気がした。
結婚式当日は、妹のようにかわいがってきた陽菜に、ベールガールをお願いしていた。
教会の扉がゆっくりと開き、バージンロードの先に広がる光景が目に飛び込んできた。長いウェディングベールの裾がふわりと揺れ、その重みが私の背後に柔らかく伝わってくる。陽菜が小さな手でベールを持ち、一緒に歩いてくれているのだと思うと、胸がじんわりと温かくなった。
新郎の待つ祭壇にたどり着くと、司会者の穏やかな声が会場に響き渡る。
「ベールガールを努めてくれた小さな天使に、拍手を贈りましょう!」
パチパチと温かい拍手が教会中に広がり、皆が可愛い天使の陽菜に賞賛を送っている。嬉しくなって笑みを浮かべたまま、私はゆっくりと振り返り「陽菜、こっちにおいで」と手招きをした。小さな足音が近づいてくる。その笑顔は、大役を無事終えてホッとしたような、自慢したそうな笑顔だった。
私はリボンを付けて着飾ったゆきちゃんを、目の前に差し出した。
「ベールガールをつとめてくれてありがとう。お礼にこの子をあげるね」
「わぁ! みみちゃんだぁ!」
陽菜が両手でゆきちゃんを受け取ると、ぎゅっと抱きしめて満面の笑みを浮かべた。
陽菜は密かに「みみちゃん」と名前をつけていたんだね。でも私の大切な家族だと知っていたから口には出さなくて、自分だけの思いとして留めていたんだ。そんな健気な陽菜に、胸が熱くなった。
「今日からは、陽菜の家族になるんだよ。大切にしてね」
「ありがとう! あおいちゃん!」
陽菜は跳ねるように喜んで、私に抱きついてきた。小さな腕が私の腰に回り、その温もりに一瞬だけ涙がこみ上げそうになった。でも、これは悲しいお別れじゃない。ゆきちゃんが新しい旅立ちを迎える、嬉しい瞬間なんだ。
陽菜がゆきちゃんを抱えたままお姉ちゃんの元へ戻っていく後ろ姿を、私は静かに見送った。会場に再び拍手が響き渡る。これから始まる新しい生活と、ゆきちゃんが陽菜と歩む新しい道。どちらも大切な未来だ。
窓から差し込む柔らかな陽光が、ゆきちゃんの白い毛並みを一瞬だけ照らした。その光の中で、ゆきちゃんがふふっと笑ったような気がして、私は心の中でそっと呟いた。
「ゆきちゃん、ありがとう。そして、陽菜のことをお願いね」
おわり
そしてまた場面が切り替わった。
今度はベッドに横たわっている私が見えた。やっぱりゆきちゃんを抱えている。机の上には参考書とノート、散らかりっぱなしの消しゴムのかす。これは中学三年生になったばかりの頃、進路について悩んでいたときだ。
私はぬいぐるみのゆきちゃんが大好きだけど、本物のうさぎも大好きだ。うさぎに限らず動物全般が好きで、よく動物園や牧場などに遊びに行っていた。だから進路は動物系がいいなと漠然と思っていたけれど、生き物のお世話は本当に大変だと聞く。軽い気持ちでやれる仕事ではないと。
「ゆきちゃん。私、みんなを笑顔にできる動物たちのお世話をしたいの。けど、きっとそんなに簡単なことじゃないよね。私にそんな大事な仕事務まるのかな……」
今までほんの些細な悩みから、人生の選択まで何でもゆきちゃんに相談してきた。お姉ちゃんとは仲良しだし色々と相談はするけど、ゆきちゃんにはお姉ちゃんにも言えないことも相談してきた。
本当なら、こんな時にお母さんに相談するんだろうな。でも私はお母さんという存在を知らない。お姉ちゃんから、私が生まれた時に亡くなったと聞かされたのは、ちょうど進路に悩んでいた頃だった。だから、看護師という仕事や、親を亡くした子のサポートをする仕事など、私にとって何がベストなんだろうってずっと考えていた。
結局、私は動物たちのお世話をする仕事につきたいという答えを出した。だから高校は農業高校で基礎を学び、その後四年制大学で専門的に学ぶ道を選んだ。
「もう朝になる。そろそろ帰らないと」
ゆきちゃんがそう言うと、また場面が変わった。今度は病院の一室で寝ている赤ちゃんを食い入るように見ている私の姿が見えた。これは陽菜が生まれた日のことだ。小さくて可愛くていつまでも見ていられた。そっと手を差し出すと、陽菜は私の指をきゅっと握った。それは本当に愛おしくて、それから私は年の離れた妹のようにかわいがった。
そんな可愛い陽菜が、ゆきと一緒にいられる私のことを羨ましいと言っていた。口に出したわけじゃないけど、本当は欲しいと言いたかったのだろう。時間旅行の締めくくりに、生まれたばかりの陽菜を見せたのは、私の迷いを感じ取ってくれたからなのかもしれない。
「なんで時間旅行を?」
私はゆきちゃんに聞いてみた。聞かなくても、もうすでに私の心の中で思いは決まっていたけど。
「いつか、葵ちゃんに感謝の気持を伝えたいと思っていたからよ。……ただそれだけ」
そう言ってふふふと笑うと、ゆきちゃんはぱぁっと暖かな光りに包まれる。私もその光に導かれるように一歩を踏み出すと、気がついたらいつもの自分の部屋に戻ってきていた。
私は棚の上に飾られた写真を眺めた。お父さん、お母さん、お姉ちゃん、私、ゆきちゃん。何枚もの写真が飾られている。一番右端に飾られているのは、私と婚約者の写真だ。私は約半年後には、大学で知り合った彼と結婚してこの家を出ることになる。
ちょうどよい区切りなのかもしれない。まだ幼い陽菜にとって、心の支えは必要なんだと思う。今までずっと私を支え続けてくれたゆきちゃんに、今度は陽菜を支えて欲しいと心からそう願った。
ゆきちゃんが連れて行ってくれた時間旅行のおかげで、私の心はスッキリと晴れ渡っていた。もう動いていないゆきちゃんを抱きしめると、やさしくなでながら「ありがとね」と伝えた。
◇
翌日、私はゆきちゃんを陽菜に譲ろうと思い、お姉ちゃんに伝えた。
「……本気なの?」
「うん。昨日ね、夢を見たんだ。ゆきちゃんと一緒に時間旅行をしたの。時間を遡るように色々な思い出を巡ったわ。最後はね、陽菜が生まれた日の場面だった。あの日私の指をきゅっと握った陽菜が愛おしくて、この子に寄り添っていきたいって思ったの」
「そうね。葵は陽菜を妹のようにかわいがってくれたものね」
「私は結婚してこの家を出てしまう。だから、私の代わりにゆきちゃんに陽菜をお願いしようと思って」
お姉ちゃんには夢だって話したけど、私は夢だとは思っていない。本当に不思議な体験をしたんだ。でもあの素敵な時間は、ゆきちゃんと私だけのふたりだけの大切な秘密。
私の言葉を聞いて少し考え込んだあと、お姉ちゃんはゆっくりと口を開いた。
「……葵が寂しがると思ってなかなか言えなかったけどね、ゆきちゃんの名前は、おかあさんといっしょに付けたんだよ」
「お母さんと?」
「ええ。雪のように真っ白な子だからって。ちょっと汚れて耳もほつれちゃって、売り物にならないって棚の横の方に追いやられていたの。でも私はゆきちゃんに目が釘付けになった。呼ばれた気がしたのよ。だからね、引き取って家族になったの。ゆきちゃんは、葵のいちばん大切な存在になってくれた。感謝しかないわ」
「私……。陽菜にいいなって言われた時、なんでそんなこと言うんだろうって思っちゃった。渡せるわけないじゃない、離れるなんて考えられないもの。……でも、私は一生のパートナーを見つけた。だからもう大丈夫、今度は陽菜のそばにいてほしいなって思ったの」
私の決意に、お姉ちゃんは泣きそうな笑顔で「ありがとう」と言うと、私をぎゅっと抱きしめた。
◇
「あっという間だったなぁ」
陽菜にゆきちゃんを譲ることを決意した日から半年が過ぎ、いよいよ明日は結婚式。この家で過ごす最後の夜だ。私はベッドに腰掛け、ゆきちゃんを手に取った。ふわっとした毛並みを指でなでながら、話しかけた。
「ゆきちゃん、今までそばにいてくれてありがとう。本当にいろんなことがあったね。ゆきちゃんが連れて行ってくれた時間旅行、楽しかったよ。思い出を振り返ることが出来てよかった。これからは離れて暮らすことになるけど、いつまでもゆきちゃんは私の大切な家族だからね。そしてこれからは、陽菜のことよろしくね」
ゆきちゃんはもう時間旅行の時のように動くことはない。けど、私の気持ちは伝わっていると思う。
窓から差し込む月明かりに照らされたその顔が、ふふっと笑ったような気がした。
結婚式当日は、妹のようにかわいがってきた陽菜に、ベールガールをお願いしていた。
教会の扉がゆっくりと開き、バージンロードの先に広がる光景が目に飛び込んできた。長いウェディングベールの裾がふわりと揺れ、その重みが私の背後に柔らかく伝わってくる。陽菜が小さな手でベールを持ち、一緒に歩いてくれているのだと思うと、胸がじんわりと温かくなった。
新郎の待つ祭壇にたどり着くと、司会者の穏やかな声が会場に響き渡る。
「ベールガールを努めてくれた小さな天使に、拍手を贈りましょう!」
パチパチと温かい拍手が教会中に広がり、皆が可愛い天使の陽菜に賞賛を送っている。嬉しくなって笑みを浮かべたまま、私はゆっくりと振り返り「陽菜、こっちにおいで」と手招きをした。小さな足音が近づいてくる。その笑顔は、大役を無事終えてホッとしたような、自慢したそうな笑顔だった。
私はリボンを付けて着飾ったゆきちゃんを、目の前に差し出した。
「ベールガールをつとめてくれてありがとう。お礼にこの子をあげるね」
「わぁ! みみちゃんだぁ!」
陽菜が両手でゆきちゃんを受け取ると、ぎゅっと抱きしめて満面の笑みを浮かべた。
陽菜は密かに「みみちゃん」と名前をつけていたんだね。でも私の大切な家族だと知っていたから口には出さなくて、自分だけの思いとして留めていたんだ。そんな健気な陽菜に、胸が熱くなった。
「今日からは、陽菜の家族になるんだよ。大切にしてね」
「ありがとう! あおいちゃん!」
陽菜は跳ねるように喜んで、私に抱きついてきた。小さな腕が私の腰に回り、その温もりに一瞬だけ涙がこみ上げそうになった。でも、これは悲しいお別れじゃない。ゆきちゃんが新しい旅立ちを迎える、嬉しい瞬間なんだ。
陽菜がゆきちゃんを抱えたままお姉ちゃんの元へ戻っていく後ろ姿を、私は静かに見送った。会場に再び拍手が響き渡る。これから始まる新しい生活と、ゆきちゃんが陽菜と歩む新しい道。どちらも大切な未来だ。
窓から差し込む柔らかな陽光が、ゆきちゃんの白い毛並みを一瞬だけ照らした。その光の中で、ゆきちゃんがふふっと笑ったような気がして、私は心の中でそっと呟いた。
「ゆきちゃん、ありがとう。そして、陽菜のことをお願いね」
おわり
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お読みいただき、ありがとうございました。