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ツイノベ
サンタクロースのオーナメント
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Dom/Subの設定をお借りしています。
ちょっとふざけてます。
✤✤
先日無事クレイムを済ませ、パートナーとなり、引っ越しもしてもうすぐ初めて迎えるクリスマス。ツリーを飾ることになった。実際飾ってみたら、なにかイマイチ物足りない。
「うーん。なんかこう、もう少し欲しいよなぁ」
少し離れた位置からツリー全体を眺めると、うーんと唸りながら首を傾げる。
「よし。A○azonだ!すぐ届くしな」
パソコンを立ち上げ、2人で探していると、おもしろオーナメントを見つけた。
「ちょっと!なにこれ!!サンタさんが半ケツだよー」
隣にいるパートナーの肩をバシバシと叩きながら、ギャハハと楽しそうに笑う。
モニターに映っているのは、サンタクロースが半分だけお尻を出して、振り返るように笑顔をこちらにむけているものだった。
「Dom、このポーズやってみてよ?Stand Up」
Subは隣に座るDomをコマンドで立ち上がらせる。SubがDomに命令するなんてありえないのだが、まぁ、コミュニケーションの一種だ。
Subのコマンドを聞き、Domはすっと静かに立ち上がると、ガチャガチャとベルトを外し始める。
「ちょ、いや、やっぱやめよ。Stop!」
お遊びのコマンドとはいえ、黙ってそれに従いズボンを下げそうになったDomを、Subは慌てて制した。
「ほ、ほら。まだ注文してないし?」
自分で放ったコマンドなのに、Domに言われるのを想像してしまい、自らもベルトへと手をかけそうになる衝動を、首をブンブン振ってかき消した。
風呂まで済ませ、寝室に移ろうかと話していた時、Domがポンっと何かをひらめいたようにSubの方を見た。
「Stripズボンを脱いで、Present見せて……」
「えっ」
突然のコマンドに戸惑うものの、Domが何を言わんとしているのかをすぐさま理解し、頬を染めながらもズボンに手をかける。
そして
「Stop」
昼間見たサンタクロースと同じような格好になったSubが、恥ずかしそうに斜め後ろへと位置しているDomへと顔を向けた。
「Smileほら、笑って?」
最後の仕上げと言わんばかりにSubへとコマンドを放つと、照れ隠しのような可愛い微笑みを浮かべた。
「うん、良い感じ。サンタクロースのオーナメントと同じだ」
Domは満足そうに微笑む。
「ね、ねぇ?これ、けっこう恥ずかしいんだけど……」
自然とこの先の想像をしてしまい、落ち着かずにもじもじしながらDomを見ると、その格好のままそっと抱き上げられ、寝室へと連れて行かれた。
(終)
✤✤
オーナメント検索してたら、A○azonでおもしろオーナメントというのを見つけたので、書いてみたツイノベです(笑)
尻切れとんぼだけど、この先書けないしツイノベで載せるようなやつじゃないしってことで、ここまで!
ちょっとふざけてます。
✤✤
先日無事クレイムを済ませ、パートナーとなり、引っ越しもしてもうすぐ初めて迎えるクリスマス。ツリーを飾ることになった。実際飾ってみたら、なにかイマイチ物足りない。
「うーん。なんかこう、もう少し欲しいよなぁ」
少し離れた位置からツリー全体を眺めると、うーんと唸りながら首を傾げる。
「よし。A○azonだ!すぐ届くしな」
パソコンを立ち上げ、2人で探していると、おもしろオーナメントを見つけた。
「ちょっと!なにこれ!!サンタさんが半ケツだよー」
隣にいるパートナーの肩をバシバシと叩きながら、ギャハハと楽しそうに笑う。
モニターに映っているのは、サンタクロースが半分だけお尻を出して、振り返るように笑顔をこちらにむけているものだった。
「Dom、このポーズやってみてよ?Stand Up」
Subは隣に座るDomをコマンドで立ち上がらせる。SubがDomに命令するなんてありえないのだが、まぁ、コミュニケーションの一種だ。
Subのコマンドを聞き、Domはすっと静かに立ち上がると、ガチャガチャとベルトを外し始める。
「ちょ、いや、やっぱやめよ。Stop!」
お遊びのコマンドとはいえ、黙ってそれに従いズボンを下げそうになったDomを、Subは慌てて制した。
「ほ、ほら。まだ注文してないし?」
自分で放ったコマンドなのに、Domに言われるのを想像してしまい、自らもベルトへと手をかけそうになる衝動を、首をブンブン振ってかき消した。
風呂まで済ませ、寝室に移ろうかと話していた時、Domがポンっと何かをひらめいたようにSubの方を見た。
「Stripズボンを脱いで、Present見せて……」
「えっ」
突然のコマンドに戸惑うものの、Domが何を言わんとしているのかをすぐさま理解し、頬を染めながらもズボンに手をかける。
そして
「Stop」
昼間見たサンタクロースと同じような格好になったSubが、恥ずかしそうに斜め後ろへと位置しているDomへと顔を向けた。
「Smileほら、笑って?」
最後の仕上げと言わんばかりにSubへとコマンドを放つと、照れ隠しのような可愛い微笑みを浮かべた。
「うん、良い感じ。サンタクロースのオーナメントと同じだ」
Domは満足そうに微笑む。
「ね、ねぇ?これ、けっこう恥ずかしいんだけど……」
自然とこの先の想像をしてしまい、落ち着かずにもじもじしながらDomを見ると、その格好のままそっと抱き上げられ、寝室へと連れて行かれた。
(終)
✤✤
オーナメント検索してたら、A○azonでおもしろオーナメントというのを見つけたので、書いてみたツイノベです(笑)
尻切れとんぼだけど、この先書けないしツイノベで載せるようなやつじゃないしってことで、ここまで!
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