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ツイノベ
あれで付き合ってないの?/バレンタインβ
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あれで付き合ってないの?……の太陽のもとになったベータくんのバレンタイン。
結局続きは書けていないけど、番外編で太陽の事書けたら良いなと思ってます。
✤✤
「ハイ、βくん。これあげる!」
クラスの女子が隣で机に突っ伏して不貞腐れているβに声をかけた。
「えっ?!俺に?」
俄然元気が出てきたと言わんばかりに、勢いよく顔を上げた。
先程まで、どうせ1個も貰えないんだよ。良い人止まりなんだよ、俺は。
そんな事をブツブツ呟きながら、隣の机の上にこんもりと積み上げられたチョコレートを横目に見て、拗ねたように机へと突っ伏していたのだ。
「クラスの女子みんなから!βくんにはいつもお世話になってるから!」
期待を胸に顔を上げたβに突きつけられた現実。そんな事には気付かない女子が紙袋を差し出しながら、満面の笑みで応えた。
「あ、ありがとう」
もちろん、クラスの女子が感謝の気持ちを込めてくれたプレゼントだ、嬉しくないわけはない。でも、今日がバレンタイン当日なのだから、少しは期待してしまうではないか。
「義理……友チョコ、かな」
義理以上の気持ちは込められているのだと思う。このクラスはみんなとても仲が良く、プライベートで出かけたり悩み相談もし合ったりする。
──でも結局“良い人“止まりなんだよなぁ……。
複雑な心境のまま、貰った紙袋を大事にしまいこんだ。
「はー。また先生からの頼まれごとだったよー」
誰に聞かれたわけでもないのに、大きめの声でそう言いながらΩが教室の中に入ってきた。
「頼りがいがあるって言うなら、俺の方だと思うんだけどなぁ」
先程の件も含め、少しばかりヤケ気味にボヤくと、隣の席まで来たΩが不思議そうに首を傾げた。
「これ、お前がもらったの?」
βの隣の机にこんもりと積み上げられたチョコレートを指差して、ツンツンと山頂にある箱をつついた。
「んなわけねーだろ。そこ、お前の席だろ」
Ω本人は気付いていないけれど結構モテる。幼さの残った顔立ちに、性格もめちゃくちゃ良いやつだ。今時珍しい純粋さも併せ持っている。異性として憧れる者もいるし、男女かかわらず守りたいという庇護欲も掻き立てられる存在なのだ。
「おれの?」
「今日はまだαが来てないだろ?ここぞとばかりに、チョコレートを持った奴が次から次へとやって来たよ」
その都度、βに伝言を言付けていく。見込みなど無いのは分かっているはずなのに。
「なんで直接ぼくに渡してくれないのかなぁ?喜んで受け取るのに」
心底わかっていないふうに首を傾げながら、山頂にあった箱を1つ手に取った。
Ωの発言に、はっ?!と思わず声が漏れる。流石の純粋培養されたΩでも、バレンタインデーの意味くらい知っているだろう?って言い寄ろうとした時、廊下の方から声がした。
「クラスメイトからのプレゼントか」
声の主は、今日は遅れて学校に来ると連絡をもらっていたαだった。
「うん。先生からの頼まれごとを済ませて帰ってきたら、机に置いてあったんだよ」
予定より早い登校になったαを見て、嬉しそうに返事をした。
「そっか、良かったな。まとめて持って帰るから」
準備良く用意されていた紙袋を広げ手際よくプレゼントを入れると、廊下で待機していたスーツ姿の男へ渡した。
そして戻ってくると、いつものように自分が椅子へと座り、膝の上へとΩを座らせた。
次の日。βが登校すると、机の上にちょこんと1つ袋が置かれていたので、いつものようにαの上に座るΩに問うような視線を向けると、ニコニコの笑顔で
「お前あてのプレゼントが紛れてたんだよ」と教えられた。
昨日Ωの机の上に置かれたプレゼントは、Ω宛のものだけではなくα宛のものもあり、1つだけβ宛の物も混ざっていたのだ。
(ああ、友チョコだろうな)
そう思いながら箱に添えられていたメッセージカードを手に取った。
「えっ……」
カードの文を読んで、一瞬フリーズした後に、ガタガタンっと、音を立てて立ち上がり、すごい勢いで教室を出る。
ウソだろ……。
カードに書かれていたのは──。
終。……続く?
*****
βくんが貰ったカードに書かれていたメッセージは何だったのでしょう?友チョコ?それとも?βくんにアオハルは来るのか?!
なんてね。こんな中途半端にするつもりはなかったのだけど、続くってことにしておいてください😅
αが代わりに持ち帰ったチョコ達の行方も気になるしね。そっちも書きたいなと。
結局続きは書けていないけど、番外編で太陽の事書けたら良いなと思ってます。
✤✤
「ハイ、βくん。これあげる!」
クラスの女子が隣で机に突っ伏して不貞腐れているβに声をかけた。
「えっ?!俺に?」
俄然元気が出てきたと言わんばかりに、勢いよく顔を上げた。
先程まで、どうせ1個も貰えないんだよ。良い人止まりなんだよ、俺は。
そんな事をブツブツ呟きながら、隣の机の上にこんもりと積み上げられたチョコレートを横目に見て、拗ねたように机へと突っ伏していたのだ。
「クラスの女子みんなから!βくんにはいつもお世話になってるから!」
期待を胸に顔を上げたβに突きつけられた現実。そんな事には気付かない女子が紙袋を差し出しながら、満面の笑みで応えた。
「あ、ありがとう」
もちろん、クラスの女子が感謝の気持ちを込めてくれたプレゼントだ、嬉しくないわけはない。でも、今日がバレンタイン当日なのだから、少しは期待してしまうではないか。
「義理……友チョコ、かな」
義理以上の気持ちは込められているのだと思う。このクラスはみんなとても仲が良く、プライベートで出かけたり悩み相談もし合ったりする。
──でも結局“良い人“止まりなんだよなぁ……。
複雑な心境のまま、貰った紙袋を大事にしまいこんだ。
「はー。また先生からの頼まれごとだったよー」
誰に聞かれたわけでもないのに、大きめの声でそう言いながらΩが教室の中に入ってきた。
「頼りがいがあるって言うなら、俺の方だと思うんだけどなぁ」
先程の件も含め、少しばかりヤケ気味にボヤくと、隣の席まで来たΩが不思議そうに首を傾げた。
「これ、お前がもらったの?」
βの隣の机にこんもりと積み上げられたチョコレートを指差して、ツンツンと山頂にある箱をつついた。
「んなわけねーだろ。そこ、お前の席だろ」
Ω本人は気付いていないけれど結構モテる。幼さの残った顔立ちに、性格もめちゃくちゃ良いやつだ。今時珍しい純粋さも併せ持っている。異性として憧れる者もいるし、男女かかわらず守りたいという庇護欲も掻き立てられる存在なのだ。
「おれの?」
「今日はまだαが来てないだろ?ここぞとばかりに、チョコレートを持った奴が次から次へとやって来たよ」
その都度、βに伝言を言付けていく。見込みなど無いのは分かっているはずなのに。
「なんで直接ぼくに渡してくれないのかなぁ?喜んで受け取るのに」
心底わかっていないふうに首を傾げながら、山頂にあった箱を1つ手に取った。
Ωの発言に、はっ?!と思わず声が漏れる。流石の純粋培養されたΩでも、バレンタインデーの意味くらい知っているだろう?って言い寄ろうとした時、廊下の方から声がした。
「クラスメイトからのプレゼントか」
声の主は、今日は遅れて学校に来ると連絡をもらっていたαだった。
「うん。先生からの頼まれごとを済ませて帰ってきたら、机に置いてあったんだよ」
予定より早い登校になったαを見て、嬉しそうに返事をした。
「そっか、良かったな。まとめて持って帰るから」
準備良く用意されていた紙袋を広げ手際よくプレゼントを入れると、廊下で待機していたスーツ姿の男へ渡した。
そして戻ってくると、いつものように自分が椅子へと座り、膝の上へとΩを座らせた。
次の日。βが登校すると、机の上にちょこんと1つ袋が置かれていたので、いつものようにαの上に座るΩに問うような視線を向けると、ニコニコの笑顔で
「お前あてのプレゼントが紛れてたんだよ」と教えられた。
昨日Ωの机の上に置かれたプレゼントは、Ω宛のものだけではなくα宛のものもあり、1つだけβ宛の物も混ざっていたのだ。
(ああ、友チョコだろうな)
そう思いながら箱に添えられていたメッセージカードを手に取った。
「えっ……」
カードの文を読んで、一瞬フリーズした後に、ガタガタンっと、音を立てて立ち上がり、すごい勢いで教室を出る。
ウソだろ……。
カードに書かれていたのは──。
終。……続く?
*****
βくんが貰ったカードに書かれていたメッセージは何だったのでしょう?友チョコ?それとも?βくんにアオハルは来るのか?!
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αが代わりに持ち帰ったチョコ達の行方も気になるしね。そっちも書きたいなと。
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