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8◆ラージュ視点
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あの凛太郎とかいう変態と会ってから、謎の視線を感じる。
もう1週間も謎の視線に晒され、私はちょっとイライラしていた。
なんとなく……視線の主は凛太郎のような気はしているんだ。
だから、そろそろ文句を言う気でいる。
「凛太郎め……私にバレていないと思ったら大間違いだ!」
「そっか、バレていたか」
「そうだ!バレて………何故いる?」
私は、部屋で一人でいる。
凛太郎を問い詰めて、文句を言うつもりでいた。
しかし、いつの間にやら隣に当たり前のように凛太郎がいてスン……と私は無表情になった。
貴様、何故また侵入しているのだ!?
しかも、私の私室に!!
「バレているって言ってたから出てきた」
「貴様、どこにいたんだ」
「姿消して隣にずっといた」
お巡りさん、コイツです!とでも言って騎士団に突き出してやりたい。
世の中には、盗撮盗聴の魔道具があるから凛太郎はそういうので私をみているのかと思っていた。
しかし、実際は本人がずっと私の側にいたのだ。
………殴ってOK?
「凛太郎、貴様のしていることはストーカーだ」
「純粋な求愛だから、ストーカーじゃないよ」
「ストーカーは皆否定するんだ。貴様はストーカーだ」
「俺、ラージュに惚れちゃったんだ。ラージュの寝顔みながら抜いたりもしている」
「衛兵!衛兵!この変態を摘まみ出せ!!」
なんてことだ!?
私の就寝中も侵入されていたのか!
これは、我が城のセキュリティ強化案件だな。
私の呼び声で衛兵が来る前に、凛太郎は転移で去ってしまった。
凛太郎……次にみつけたら去勢してやる!
私はメラメラ燃えていた。
もう1週間も謎の視線に晒され、私はちょっとイライラしていた。
なんとなく……視線の主は凛太郎のような気はしているんだ。
だから、そろそろ文句を言う気でいる。
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「そっか、バレていたか」
「そうだ!バレて………何故いる?」
私は、部屋で一人でいる。
凛太郎を問い詰めて、文句を言うつもりでいた。
しかし、いつの間にやら隣に当たり前のように凛太郎がいてスン……と私は無表情になった。
貴様、何故また侵入しているのだ!?
しかも、私の私室に!!
「バレているって言ってたから出てきた」
「貴様、どこにいたんだ」
「姿消して隣にずっといた」
お巡りさん、コイツです!とでも言って騎士団に突き出してやりたい。
世の中には、盗撮盗聴の魔道具があるから凛太郎はそういうので私をみているのかと思っていた。
しかし、実際は本人がずっと私の側にいたのだ。
………殴ってOK?
「凛太郎、貴様のしていることはストーカーだ」
「純粋な求愛だから、ストーカーじゃないよ」
「ストーカーは皆否定するんだ。貴様はストーカーだ」
「俺、ラージュに惚れちゃったんだ。ラージュの寝顔みながら抜いたりもしている」
「衛兵!衛兵!この変態を摘まみ出せ!!」
なんてことだ!?
私の就寝中も侵入されていたのか!
これは、我が城のセキュリティ強化案件だな。
私の呼び声で衛兵が来る前に、凛太郎は転移で去ってしまった。
凛太郎……次にみつけたら去勢してやる!
私はメラメラ燃えていた。
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