魔物好感度MAX勇者は魔王のストーカー！？

7◆凛太郎視点

ラージュと話が終わって、俺は一旦どこに住むかを考えた。

今はロウタと出会った森にいる。

とりあえず、異空間収納の中身をみてみよう。

そう思うと、目の前にまた透明なガラスが出てきた。

毎度毎度いいタイミングで出るね？

～～～

異空間収納の中

・ログハウス
中にいろいろ詰めてるよ！
・テント
・調理器具
・食器
野宿用ね！
・お金100万
足りなかったら言ってね！
・食料
・飲料
・アウローラ限定通信機
神ちゃんといつでもお話できるよ♡きゃっ♡

～～～

………。

ログハウス？

え、ログハウス！？

お家入ってるの！？

あと、100万って……足りなかったら言ってねって……俺をヒモにする気なのか！！

ちゃんと働くから足りなくはならないよ………たぶん。

まだこの世界の仕事事情を知らないから、断言はできないけど、働くから神ちゃん安心してくれ。

でも、ありがとう。

ログハウスを森に出すと、わりと立派なログハウスがドーンと現れた。

これだけ大きいなら、ロウタも入れそうだな。

俺はロウタと室内に入ってみる。

そして、いろんな部屋を探検してわかったこと。

クローゼットに俺の服が大量にあった。

冷蔵庫の食料飲料もたっぷり。

いろんなところに、俺のために用意されている物があって………そろそろ気が引けてくる。

チートの加減が過剰ではないだろうか？

セレブな彼女のヒモになった気分だ。

まぁ、有り難く使うけどね。

後で何か神ちゃんにお供え物しておこう。

だって、神様といえばお供え物だろ？



それにしても、ラージュは魅力的だったなぁ。

こんなにドキドキしてるのは初めてで、ラージュを思い出すと欲望がムクリと顔を出す。

あぁ……ラージュ、俺の恋人にしたい。

俺は、ラージュを想いながら抜きつつ思った。

ラージュの写真とかムービーが撮れたらいいのになって………。

すると、目の前に透明なガラスが出てきた。

～～～

神ちゃんからのプレゼント♡

・写真魔道具
・録画魔道具


神ちゃんからの一言

神ちゃんは凛太郎の初恋を応援してるよ♡

～～～

神ちゃーーーん！！

俺、頑張ってラージュと結ばれるから見守っていてくれ。

ファイトだ俺！