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4◆ルート視点
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生ロベルト最高!
やっぱり狼も鳥もロベルトだったみたいだ。
お金はちゃんと返せてよかったよ。
パンケーキを美味しそうに食べていたから、もしかして甘い物好きなのかなって思ってマドレーヌを手土産に選んだ。
マドレーヌを幸せそうに食べていて、めちゃくちゃ僕のロベルト愛が高まった気がするよ。
「ルート、お前をしばらく客人として歓迎しよう。私が帰っていいと言うまでいろ」
「え!いいの!?そんなご褒美!!」
「………ご褒美なのか?」
マドレーヌを完食したロベルトは、僕にしばらく城に滞在しろと言った。
僕、もしかして夢をみているのかな?
もちろん断るなんてあり得ないよね!
「はい、喜んで!」
「居酒屋か!」
僕の喜びの返事に対して、ロベルトはそんなツッコミを入れた。
魔王も居酒屋とか行くのかな?
「こちらの部屋をお使いください」
「ありがとうございます」
執事の青年ラルザが、僕を警戒しながら部屋に案内してくれた。
僕は無力な村人だから、あんまり警戒しなくても何もできないよ?
「わぁ!いい部屋だねぇ!よし脱ごう」
「!?脱ぐな!」
脱ごうとしたら腕を掴まれて、思いっきり睨まれた。
え、なんで?
「何故脱ぐ!?」
「部屋に慣れるためにだよ」
「服を脱ぐ必要はないだろう!」
熱く見つめ合う僕達。
そして、背後から感じる寒気。
寒いなぁ……寒いなぁ……。
何故背後が寒いのかわからなくて、後ろを振り向いたんだ………。
するとそこには………黒いオーラを何故か放つ魔王ロベルトの姿があった。
「魔王様、いたんですか!?」
僕の腕を離したラルザは、青ざめて素早く跪いていた。
ラルザ、ちょっと震えているみたい………。
「ラルザ、ルートはやらんぞ」
「いりませんよ!?こんな露出狂!」
露出狂……酷い言われようだ。
全裸の何がいけないのか。
生まれた時は、人類皆全裸だったというのに………。
「ルート、無闇矢鱈に全裸になるな」
ロベルトが僕に注意する。
しかし僕は、ロベルトを全裸仲間にしようと誘ってみた。
「ロベルト様、全裸は最高なんですよ?試しに脱いでみてください。きっと爽快なはずです」
「貴様!魔王様になんてことを勧めるんだ!?魔王様、いけませんからね!!」
ラルザが威嚇する猫みたいにシャーシャー言ってる。
本当にシャーシャー聞こえる。
そのシャーってどうやって出してるんだろうか?
僕はラルザをじっとみつめていたけど、ロベルトに目を塞がれて視界が真っ暗になった。
はぁはぁ……生ロベルトのお手て……はぁはぁ………!!
やっぱり狼も鳥もロベルトだったみたいだ。
お金はちゃんと返せてよかったよ。
パンケーキを美味しそうに食べていたから、もしかして甘い物好きなのかなって思ってマドレーヌを手土産に選んだ。
マドレーヌを幸せそうに食べていて、めちゃくちゃ僕のロベルト愛が高まった気がするよ。
「ルート、お前をしばらく客人として歓迎しよう。私が帰っていいと言うまでいろ」
「え!いいの!?そんなご褒美!!」
「………ご褒美なのか?」
マドレーヌを完食したロベルトは、僕にしばらく城に滞在しろと言った。
僕、もしかして夢をみているのかな?
もちろん断るなんてあり得ないよね!
「はい、喜んで!」
「居酒屋か!」
僕の喜びの返事に対して、ロベルトはそんなツッコミを入れた。
魔王も居酒屋とか行くのかな?
「こちらの部屋をお使いください」
「ありがとうございます」
執事の青年ラルザが、僕を警戒しながら部屋に案内してくれた。
僕は無力な村人だから、あんまり警戒しなくても何もできないよ?
「わぁ!いい部屋だねぇ!よし脱ごう」
「!?脱ぐな!」
脱ごうとしたら腕を掴まれて、思いっきり睨まれた。
え、なんで?
「何故脱ぐ!?」
「部屋に慣れるためにだよ」
「服を脱ぐ必要はないだろう!」
熱く見つめ合う僕達。
そして、背後から感じる寒気。
寒いなぁ……寒いなぁ……。
何故背後が寒いのかわからなくて、後ろを振り向いたんだ………。
するとそこには………黒いオーラを何故か放つ魔王ロベルトの姿があった。
「魔王様、いたんですか!?」
僕の腕を離したラルザは、青ざめて素早く跪いていた。
ラルザ、ちょっと震えているみたい………。
「ラルザ、ルートはやらんぞ」
「いりませんよ!?こんな露出狂!」
露出狂……酷い言われようだ。
全裸の何がいけないのか。
生まれた時は、人類皆全裸だったというのに………。
「ルート、無闇矢鱈に全裸になるな」
ロベルトが僕に注意する。
しかし僕は、ロベルトを全裸仲間にしようと誘ってみた。
「ロベルト様、全裸は最高なんですよ?試しに脱いでみてください。きっと爽快なはずです」
「貴様!魔王様になんてことを勧めるんだ!?魔王様、いけませんからね!!」
ラルザが威嚇する猫みたいにシャーシャー言ってる。
本当にシャーシャー聞こえる。
そのシャーってどうやって出してるんだろうか?
僕はラルザをじっとみつめていたけど、ロベルトに目を塞がれて視界が真っ暗になった。
はぁはぁ……生ロベルトのお手て……はぁはぁ………!!
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