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1◆イリア視点
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僕の両親は、借金をしている。
借金の理由は、情けないことに娼婦館で遊びまくった父の借金と、お酒大好きな母の借金だ。
おかげで、僕の人生は最悪さ。
僕の青春であるはずの学園生活は、お貴族様や王族様も通う学園に入れられた。
わざわざ親戚からも借金して無理矢理にね。
学力には問題ないから良かったけど、両親の狙いは金だ。
………つまり、貴族の友達作って友達のよしみで借金の金を出してもらいたいらしい。
なんなら王族でもいいとも言っていたが、普通にムリだから。
友達が無理だったら、誘惑して虜にして金を貢がせろとも言われた。
とにかく、両親は金が欲しくて僕を犠牲にした。
…………もし、学園を卒業するまでに金が手に入らなかったら、僕を奴隷として売ると脅されている。
僕は、両親の愚かで浅はかな考えに従うしかないんだ。
クズ両親のために奴隷になんかなりたくないから。
「やぁ、イリアというのは君かな?少し話をしないか?」
学園に通う王族は今年は一人、王太子のラファエル様。
僕と同い年で、誰もがうっとりするほどの美貌の持ち主だ。
成績はいつも上位、運動神経も良くて、とても賢いらしい。
個人でお店も経営しているらしいけど、何のお店かは知らない。
そんな素晴らしいラファエル様が、何故か僕に話しかけてきた。
実は、僕には友達がいない。
友達作りは失敗続きなんだ。
さすがは貴族なだけあって、警戒されて近寄ることすらできない。
話しかけたら鋭く睨まれて、とても仲良くなれそうにない。
やっぱり、僕には無理なのかなと頭を悩ませていたときに、ラファエル様が話しかけてきたんだ。
僕は、もしかしたら何かの罪でも犯して、ラファエル様は王族として僕を捕縛しにきたのではないかと、内心恐怖に気を失いたかった。
………しかし、残念なことに気絶なんてできなかった。
そんな都合良く気絶できたら苦労しないよね。
僕はラファエル様に、馬車で城に連れていかれた。
応接室に案内され、美味しいお菓子と香り豊かな紅茶をだされ、おかわりまですすめられた。
さすがに僕も気づいたよ。
捕縛とかの目的ではないんだろうなと。
そして、早く僕を連れてきた目的を知りたいけど催促できないから………生まれて初めて食べるケーキやクッキーやチョコや名前のわからないお菓子各種と、初めて飲んだ紅茶を堪能するのだった。
…………幸せすぎて、今日が僕の命日かもしれないと、一瞬思ったことは内緒だ。
だって、本当に生まれて初めてこんなに美味しい物を食べたんだもん!
借金の理由は、情けないことに娼婦館で遊びまくった父の借金と、お酒大好きな母の借金だ。
おかげで、僕の人生は最悪さ。
僕の青春であるはずの学園生活は、お貴族様や王族様も通う学園に入れられた。
わざわざ親戚からも借金して無理矢理にね。
学力には問題ないから良かったけど、両親の狙いは金だ。
………つまり、貴族の友達作って友達のよしみで借金の金を出してもらいたいらしい。
なんなら王族でもいいとも言っていたが、普通にムリだから。
友達が無理だったら、誘惑して虜にして金を貢がせろとも言われた。
とにかく、両親は金が欲しくて僕を犠牲にした。
…………もし、学園を卒業するまでに金が手に入らなかったら、僕を奴隷として売ると脅されている。
僕は、両親の愚かで浅はかな考えに従うしかないんだ。
クズ両親のために奴隷になんかなりたくないから。
「やぁ、イリアというのは君かな?少し話をしないか?」
学園に通う王族は今年は一人、王太子のラファエル様。
僕と同い年で、誰もがうっとりするほどの美貌の持ち主だ。
成績はいつも上位、運動神経も良くて、とても賢いらしい。
個人でお店も経営しているらしいけど、何のお店かは知らない。
そんな素晴らしいラファエル様が、何故か僕に話しかけてきた。
実は、僕には友達がいない。
友達作りは失敗続きなんだ。
さすがは貴族なだけあって、警戒されて近寄ることすらできない。
話しかけたら鋭く睨まれて、とても仲良くなれそうにない。
やっぱり、僕には無理なのかなと頭を悩ませていたときに、ラファエル様が話しかけてきたんだ。
僕は、もしかしたら何かの罪でも犯して、ラファエル様は王族として僕を捕縛しにきたのではないかと、内心恐怖に気を失いたかった。
………しかし、残念なことに気絶なんてできなかった。
そんな都合良く気絶できたら苦労しないよね。
僕はラファエル様に、馬車で城に連れていかれた。
応接室に案内され、美味しいお菓子と香り豊かな紅茶をだされ、おかわりまですすめられた。
さすがに僕も気づいたよ。
捕縛とかの目的ではないんだろうなと。
そして、早く僕を連れてきた目的を知りたいけど催促できないから………生まれて初めて食べるケーキやクッキーやチョコや名前のわからないお菓子各種と、初めて飲んだ紅茶を堪能するのだった。
…………幸せすぎて、今日が僕の命日かもしれないと、一瞬思ったことは内緒だ。
だって、本当に生まれて初めてこんなに美味しい物を食べたんだもん!
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