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Little me.
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しおりを挟む撮影後。
「失礼しまーす…」
「待って、ライムさん、これどうぞ、さっき使ったピアス」
「あ、良いんですか?」
スタジオの外まで追い掛けて古湊さんが渡してくれたのは撮影で代わる代わる身に着けたピアスで、今回は5ミリほどの丸いビジューが輝くスタッドタイプだった。
これなら会社でも使えそうだな、ニンマリすれば古湊さんも「ふふ」と笑う。
「身に着けて、宣伝してね」
「ふふ、ありがとうございます」
「そうだ、この前言ってたスーツ…ゴシックっぽいパンツスーツね、試作してみてるんだ、できたら着てみてね」
「え、私に似合いますかね」
パンツスーツは既製品だとぶかぶかで見栄えが良くないから好きではない。もっとスレンダーな女性に着てもらった方が服も映えるだろう。
「ライムさん、スカート派?」
「いえ…パンツ派ですけど」
本日の私服は足首を出したスリムジーンズ、スカートで脚を出すとちんちくりんの小学生みたいに見えるのであまり穿かないようにしている。
「うん、だから似合うと思ってる。今度改めて採寸させて」
「はぁ」
「あ、変な意味じゃないから!」
「変な意味の採寸ってなんなんですか…面白いですね」
妙に照れて頬を染める古湊さんは男の人だけど可愛らしくて、目線の高さが近いからか気安い感じがした。
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