社畜彼氏が沼る♡バブみ彼女の「よしよし」セラピー

茜琉ぴーたん

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 私、上滝かみたきなずなは鷹丸タカマルで保育士をしている26歳だ。短大を出てから働くこと6年目、要領も掴めて楽しく勤めている。

 私はどうも天性のものなのか、昔から「お母さんっぽい」と称されることが多かった。同級生だったり、年下の子だったり、先輩からだったり。同性異性に関わらず、表現は違えど「お母さんみがある」という趣旨のことを言われることが非常に多い。
 身長は156センチで胸は大きいが普通体型、ドンと頼もしい雰囲気でもない。けれど隣り合って座れば「落ち着く」、手を繋げば「安心する」と皆にほっこりされるのだ。
 女の子同士だとノリで抱き付いたりするものだが、私は異様に人気があった。肉感が堪らないとかでもないらしい、相手は同性だからそれを望まれてはないらしかった。
 痴漢に遭ったことも無いし、変な人に絡まれたことも無いので性的な魅力では無いのだろう。話を聞いて欲しいとか傍に居て欲しいとか、マスコット的な役割を与えられて良くしてもらえた。

 これは持って生まれた才能に違いない、活かさねば勿体無い、と私は保育の道を選んだのであった。
 子供は好きだしお世話も苦ではない。
 自分で言うのも烏滸がましいが、子供や保護者さんからの信頼は厚いと思う。ふわふわした性格でもないのに「先生、先生、」と子供は集まってくれるし「先生は相談しやすいわ」と保護者さんや同僚にも重宝されている。それで儲けが出るわけでもないが、私のパワーで周りが良くなるのならハッピーだなと…これまで対人関係で強く悩んだことは無い。
 これがもしキャバクラ嬢とかになればひと財産築けたのでは、と思わんことも無いが…それはまた来世ででも挑戦してみよう。

 さて、そんな私には2つ年上の彼氏がいる。大手家電量販店の本社で働く、双葉ふたば大吾だいごくんである。
 彼とは高校の先輩後輩の仲で、委員会活動で知り合って交際に発展、そこからもう9年以上の付き合いだ。メガネで細くてひょろっと縦に長いイメージ、身長は180センチのノッポさんである。
 大学は地元の国立大学で、大学院まで進んで修士号を取得している。なので就職してからまだ3年目、慣れてはきたものの会う度に顔色が悪く私は心配している。
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