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第三話
第五十五節 危険なものから身を守る
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季節が凍てつくような寒さを纏わせるようになってから、もうひと月が立とうとしていた。カーサの本部があるヴァーナヘイムは山脈地帯の手前にあるということもあり、雪景色に覆われている。
外套なしで外に出ようものなら、一瞬で身体の熱が奪われ低体温症になってしまうほどの、厳しい環境。もっとも、そんな環境だからこそヴァーナヘイムには人が寄り付かず、アジトを構えるには適している地域ともいえる。
身を差すような寒さを防止するため、執務室内には暖房機器が設置してある。そのお陰でいつもと変わらず仕事に没頭できていた。
ヴァダースは結局、いまだにメルダーにスパイについての審議を問えないでいた。これまでの調査をまとめた情報で、スパイはメルダーであるということは、克明に記されているのに。どうしても認めたくないという意地から、真実を見極める勇気を出せずにいる。
このままではいつかの二の舞になってしまうと、理解しているはずなのに。どうか、どうか自分の間違いであってほしいと、思わずにはいられないのだ。
そんなヴァダースの心情はいざ知らず、報告書をまとめ終わったのだろう、ふとメルダーが声をかけてきた。
「そういえば、もうすぐでしたよね。ヴァダースさんの誕生日って」
「……、え?あ、何か言いましたか?」
「あれ、聞こえてなかったですか?」
メルダーの言葉に、ようやく我に返る。どうやら知らず、考え込んで周りに意識が向いていなかったらしい。椅子の背もたれに体を預け、ひとつ息を吐く。
「ああ、すみません。少々考え事をしていまして……」
「ヴァダースさん、最近お仕事頑張りすぎじゃないですか?時には休むことも大事ですよ?」
「ご心配なく。適度に休みは取っていますよ。それで、なにか用ですか?」
「用ってほどの用じゃないんですけど……ヴァダースさんの誕生日が近くなってますよねって」
「誕生日……?」
メルダーからの指摘を受け、デスクの上に置いてある卓上カレンダーを一瞥する。今日は1の月6の日。ヴァダースの誕生日は10日後の1の月16の日だ。自分の誕生日なんてしばらく忘れていた。もっともここ数年はメルダーがあやれこれやと祝ってくれていたので、否が応でも覚えてしまっていたが。
「もうそんな時期でしたか」
「今年も誕生日お祝いするんで、楽しみにしといてくださいね!」
「別に構いませんよ。仕事もあるでしょうに」
「俺が祝いたいんですよ。そうだ、誕生日プレゼント何がいいですか?」
「ですから、何もそんな──」
まるで捨てられたような子犬の表情でこちらを見ている彼を前に、思わず閉口してしまう。なるほど、自分が贈りたいのか。一つため息をついてから答える。
「……わかりました。ではお願いしましょうか」
そう言葉を返せば、メルダーの表情は一転してぱあ、と明るさを取り戻す。なんとも分かりやすい変化に、思わず苦笑してしまいそうになった。
「ですが急に何がいいかと尋ねられても、そうすぐには思いつきませんよ」
「うーん、それでも何かありませんか?あれがいいとかこれがいいとか」
「特に思いつくものなんて……」
「うぅむ……。あ、じゃあサプライズってことにしますね!当日までのお楽しみってことで!」
「……サプライズとは対象の相手に知らせないからこそであって、先にサプライズしますと相手に宣言するのは少々違うのでは?」
冷静に指摘すれば、一瞬体を硬直させてからメルダーは慌てて弁明しようとしたのだろう。わたわた、といった擬音が聞こえてきそうなほどに慌てふためく。
「えっと、その、じゃあ今のは聞かなかったことに!」
「いやばっちりと聞こえていましたが?」
「そういうフリってことにしてくださいよー!」
「そう言われましても」
他愛のないやり取りをしていた二人だが、執務室のドアがノックされる音で我に返る。いつもの冷静さを取り戻し短く返事をすれば、ドアの向こうから現れた人物に驚愕した。カーサのボス──ローゲが入室してきたのだから。
彼がここに現れるということは、これから良くないことが起きるということの前兆だろう。いつだってそうなのだから。そんな不満を胸の奥にしまい込み、立ち上がってから敬礼する。隣にいたメルダーも同じように敬礼した。
「いかがなされましたか、ボス」
「ああ、お前たちに伝えておかねばならん事情が出来たのでな。それで、私自らがここに出向いたというわけだ」
「伝えておかなければならない、事情……?」
メルダーの言葉に一つ頷いたローゲは、早速と言わんばかりにヴァダースのデスクに地図を広げ、説明し始める。
どうも先程、かつてカーサのアジトの一つでもあった西のアジト付近で謎の襲撃があったらしい。西にあったアジトはあの襲撃のあと、修復不可能となってしまったため廃棄処分にしたのだ。廃棄処分といっても、ただ崩壊した建物をそのまま放棄しただけなのだが。
現在までに西のアジトの跡地に新しくアジトを構えてはいないが、新たなアジトを新設するための予定地として、ここ最近付近一帯の調査を行っていた。そんな中での今回の襲撃。あの付近の地形を知る者で、なおかつカーサのアジト跡なんて場所をあえて襲撃してくる相手など、一つしか考えられない。
「世界保護施設……」
「で、あろうな。前回と同じく陽動の可能性もあるが、正直なところ判断が難しい。今回はなにぶん、奴らの目的が不明瞭なままだからな」
「ええ。それに何故今、この地を襲撃するのか。意図がまるで見えません」
「何もないに越したことはないが、たとえ羽虫一匹であろうともカーサの……いや、私の邪魔はさせん。ラフィネ、性急だが行ってくれるな?」
「承りました。準備が整い次第、即時向かいます」
メルダーは敬礼した後、準備に取り掛かるために執務室を後にしようとする。そんな彼に何か一言声をかけたいが、うまく言葉が回らない。彼の名前を呼ぶだけで精一杯だった。
「……ッ、メルダー」
「はい、なんでしょう?」
ヴァダースの呼びかけに、メルダーはいつものように返事を返す。いつも通りのやりとりのはずが、これまでの疑惑の影響もあってか思考がまとまらない。言い淀んでいると、メルダーの方から先に言葉をかけられる。
「大丈夫ですよヴァダースさん。すぐ戻ってきますので!」
その言葉で、気を遣われてしまったことに気付く。気を遣うのはこちら側の方なのに。一つため息をついてから、努めて冷静に受け答えする。
「っ……。わかっています。ですがいつも言っているように、油断は禁物ですよ」
「了解です、肝に銘じておきますね。それでは、行ってきます」
「ええ……お願いします」
ヴァダースの言葉に笑顔で返事を返したメルダーは、そのまま執務室を後にする。やがて廊下から聞こえる足音が遠ざかった頃を見計らっていたのか、ローゲが確認するかのように言葉を投げかけた。
「……その様子では、お前は私の疑惑を晴らすことはできなかったようだな」
「ッ……!」
核心を迫るかのようなローゲの言葉に息を呑む。動揺から思わず顔を逸らせば、諭すようにローゲは言葉を畳みかける。
「……残念だったな。しかしもうこれ以上、この疑惑の答えを無視し続けることは私が許さん。わかっているな?」
「貴方は……最初から、知っていたのですか?メルダーの正体が、何者だったのか」
「出会った瞬間に相手の正体を見抜ける超能力が私にあれば、お前に調査を依頼するなんて面倒なことなど最初からしない。私が違和感を覚えたのはつい最近だ」
「っ……何故……!」
「それは彼を尋問しなければ分からんことよ」
冷酷なまでに告げるローゲの言葉に反論一つできないのは、ヴァダース自身もすでに事実に気付いているからだ。メルダーの正体が世界保護施設が遣わしたスパイであり、そのためにカーサに潜入していたのだ、と。
「……違えるなよ、ダクター。お前の立場を。お前はこのカーサの最高幹部であり、私の部下であり、己の部下たちの頂点にいるのだ。それ相応の振る舞いが求められるのを、十二分に理解しているだろう?」
「……貴方は、私にこれ以上何を求めているのですか……!!」
掴みかかりたくなる衝動を必死に抑え、唸るように尋ねる。
そんなヴァダースに対して怒鳴るでもなく、諭すでもなく、ただ淡々とローゲは答えた。
「私の手足になってもらうこと以外に、私がお前に求めていることなどないよ」
それだけ伝えたかと思えば、後処理は任せるとだけ言い残してローゲは執務室を後にした。後に残った重々しい沈黙がそのまま伸し掛かったかのように、ヴァダースは己のデスクに手をつく。
後処理は任せるということはつまるところ、メルダーの処刑は己が執行しろ、ということだ。カーサの裏切りに対する代償は、死。己ではもはやどうすることもできない現実を前に、忌々しくデスクに拳をぶつけることしかできなかった。
外套なしで外に出ようものなら、一瞬で身体の熱が奪われ低体温症になってしまうほどの、厳しい環境。もっとも、そんな環境だからこそヴァーナヘイムには人が寄り付かず、アジトを構えるには適している地域ともいえる。
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ヴァダースは結局、いまだにメルダーにスパイについての審議を問えないでいた。これまでの調査をまとめた情報で、スパイはメルダーであるということは、克明に記されているのに。どうしても認めたくないという意地から、真実を見極める勇気を出せずにいる。
このままではいつかの二の舞になってしまうと、理解しているはずなのに。どうか、どうか自分の間違いであってほしいと、思わずにはいられないのだ。
そんなヴァダースの心情はいざ知らず、報告書をまとめ終わったのだろう、ふとメルダーが声をかけてきた。
「そういえば、もうすぐでしたよね。ヴァダースさんの誕生日って」
「……、え?あ、何か言いましたか?」
「あれ、聞こえてなかったですか?」
メルダーの言葉に、ようやく我に返る。どうやら知らず、考え込んで周りに意識が向いていなかったらしい。椅子の背もたれに体を預け、ひとつ息を吐く。
「ああ、すみません。少々考え事をしていまして……」
「ヴァダースさん、最近お仕事頑張りすぎじゃないですか?時には休むことも大事ですよ?」
「ご心配なく。適度に休みは取っていますよ。それで、なにか用ですか?」
「用ってほどの用じゃないんですけど……ヴァダースさんの誕生日が近くなってますよねって」
「誕生日……?」
メルダーからの指摘を受け、デスクの上に置いてある卓上カレンダーを一瞥する。今日は1の月6の日。ヴァダースの誕生日は10日後の1の月16の日だ。自分の誕生日なんてしばらく忘れていた。もっともここ数年はメルダーがあやれこれやと祝ってくれていたので、否が応でも覚えてしまっていたが。
「もうそんな時期でしたか」
「今年も誕生日お祝いするんで、楽しみにしといてくださいね!」
「別に構いませんよ。仕事もあるでしょうに」
「俺が祝いたいんですよ。そうだ、誕生日プレゼント何がいいですか?」
「ですから、何もそんな──」
まるで捨てられたような子犬の表情でこちらを見ている彼を前に、思わず閉口してしまう。なるほど、自分が贈りたいのか。一つため息をついてから答える。
「……わかりました。ではお願いしましょうか」
そう言葉を返せば、メルダーの表情は一転してぱあ、と明るさを取り戻す。なんとも分かりやすい変化に、思わず苦笑してしまいそうになった。
「ですが急に何がいいかと尋ねられても、そうすぐには思いつきませんよ」
「うーん、それでも何かありませんか?あれがいいとかこれがいいとか」
「特に思いつくものなんて……」
「うぅむ……。あ、じゃあサプライズってことにしますね!当日までのお楽しみってことで!」
「……サプライズとは対象の相手に知らせないからこそであって、先にサプライズしますと相手に宣言するのは少々違うのでは?」
冷静に指摘すれば、一瞬体を硬直させてからメルダーは慌てて弁明しようとしたのだろう。わたわた、といった擬音が聞こえてきそうなほどに慌てふためく。
「えっと、その、じゃあ今のは聞かなかったことに!」
「いやばっちりと聞こえていましたが?」
「そういうフリってことにしてくださいよー!」
「そう言われましても」
他愛のないやり取りをしていた二人だが、執務室のドアがノックされる音で我に返る。いつもの冷静さを取り戻し短く返事をすれば、ドアの向こうから現れた人物に驚愕した。カーサのボス──ローゲが入室してきたのだから。
彼がここに現れるということは、これから良くないことが起きるということの前兆だろう。いつだってそうなのだから。そんな不満を胸の奥にしまい込み、立ち上がってから敬礼する。隣にいたメルダーも同じように敬礼した。
「いかがなされましたか、ボス」
「ああ、お前たちに伝えておかねばならん事情が出来たのでな。それで、私自らがここに出向いたというわけだ」
「伝えておかなければならない、事情……?」
メルダーの言葉に一つ頷いたローゲは、早速と言わんばかりにヴァダースのデスクに地図を広げ、説明し始める。
どうも先程、かつてカーサのアジトの一つでもあった西のアジト付近で謎の襲撃があったらしい。西にあったアジトはあの襲撃のあと、修復不可能となってしまったため廃棄処分にしたのだ。廃棄処分といっても、ただ崩壊した建物をそのまま放棄しただけなのだが。
現在までに西のアジトの跡地に新しくアジトを構えてはいないが、新たなアジトを新設するための予定地として、ここ最近付近一帯の調査を行っていた。そんな中での今回の襲撃。あの付近の地形を知る者で、なおかつカーサのアジト跡なんて場所をあえて襲撃してくる相手など、一つしか考えられない。
「世界保護施設……」
「で、あろうな。前回と同じく陽動の可能性もあるが、正直なところ判断が難しい。今回はなにぶん、奴らの目的が不明瞭なままだからな」
「ええ。それに何故今、この地を襲撃するのか。意図がまるで見えません」
「何もないに越したことはないが、たとえ羽虫一匹であろうともカーサの……いや、私の邪魔はさせん。ラフィネ、性急だが行ってくれるな?」
「承りました。準備が整い次第、即時向かいます」
メルダーは敬礼した後、準備に取り掛かるために執務室を後にしようとする。そんな彼に何か一言声をかけたいが、うまく言葉が回らない。彼の名前を呼ぶだけで精一杯だった。
「……ッ、メルダー」
「はい、なんでしょう?」
ヴァダースの呼びかけに、メルダーはいつものように返事を返す。いつも通りのやりとりのはずが、これまでの疑惑の影響もあってか思考がまとまらない。言い淀んでいると、メルダーの方から先に言葉をかけられる。
「大丈夫ですよヴァダースさん。すぐ戻ってきますので!」
その言葉で、気を遣われてしまったことに気付く。気を遣うのはこちら側の方なのに。一つため息をついてから、努めて冷静に受け答えする。
「っ……。わかっています。ですがいつも言っているように、油断は禁物ですよ」
「了解です、肝に銘じておきますね。それでは、行ってきます」
「ええ……お願いします」
ヴァダースの言葉に笑顔で返事を返したメルダーは、そのまま執務室を後にする。やがて廊下から聞こえる足音が遠ざかった頃を見計らっていたのか、ローゲが確認するかのように言葉を投げかけた。
「……その様子では、お前は私の疑惑を晴らすことはできなかったようだな」
「ッ……!」
核心を迫るかのようなローゲの言葉に息を呑む。動揺から思わず顔を逸らせば、諭すようにローゲは言葉を畳みかける。
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「っ……何故……!」
「それは彼を尋問しなければ分からんことよ」
冷酷なまでに告げるローゲの言葉に反論一つできないのは、ヴァダース自身もすでに事実に気付いているからだ。メルダーの正体が世界保護施設が遣わしたスパイであり、そのためにカーサに潜入していたのだ、と。
「……違えるなよ、ダクター。お前の立場を。お前はこのカーサの最高幹部であり、私の部下であり、己の部下たちの頂点にいるのだ。それ相応の振る舞いが求められるのを、十二分に理解しているだろう?」
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掴みかかりたくなる衝動を必死に抑え、唸るように尋ねる。
そんなヴァダースに対して怒鳴るでもなく、諭すでもなく、ただ淡々とローゲは答えた。
「私の手足になってもらうこと以外に、私がお前に求めていることなどないよ」
それだけ伝えたかと思えば、後処理は任せるとだけ言い残してローゲは執務室を後にした。後に残った重々しい沈黙がそのまま伸し掛かったかのように、ヴァダースは己のデスクに手をつく。
後処理は任せるということはつまるところ、メルダーの処刑は己が執行しろ、ということだ。カーサの裏切りに対する代償は、死。己ではもはやどうすることもできない現実を前に、忌々しくデスクに拳をぶつけることしかできなかった。
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