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第2章 悪魔の思惑
66話 vs邪神[2]
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「…む?ま、待て待て待て!貴様、何をしているのだ!?血迷ったか!?
い、今すぐそれをやめろ!」
『…む?誰か何かしておるのか?』
〈いいえ?まだ何もしていないわよ?そっちも…してないみたいね〉
そう聞いて、邪神が慌てているのを見て全員不思議に思っていると、1人の悪魔が「あっ」っと、声を上げてなにかに気が付いた。
〈…ああ、なるほど?いや、でもそれってできるのか?
だが実際神の力を…〉
『なにか気付いたのか?そこの悪魔よ』
〈え?ああいや、確証はないんだが…〉
『それでもいいわ、倒せる可能性が出てるのだから』
〈うーんとな、俺達悪魔が用意した瘴気の込められた石があったんが…〉
〈そういえばそんなの作ってたわね〉
〈そう。それの浄化をする時にな、あいつ1回全部吸収してからそれを魔力に変換して…その魔力を更に聖力や神力、能力なんかに変換して神の召喚の準備に使ってたんだ。
んで、そんなことできるんなら、邪神と繋がったこの間に邪神の力吸収してんじゃねぇかって思って…
んで、あの怖ぇ嬢ちゃんならそのまま邪神の本体まで吸収しながら近付いていって元凶無くして肉体に戻ろうとしてるんじゃないかって思ったんだが…
神の力を…それも、怨念とかの負の感情がめっちゃ詰まってる邪神の力を吸収とか不可能に近いし…〉
『…だが、あの者ならば可能性はなくはないぞ。
それに、あの邪神が慌てておる姿を見る限り…
となると、我らがすることは…』
『〈邪神を彼女の体に留めること〉』
そう考え、彼らは手を取り合って邪神を結界に閉じ込めた。
それも、魂を逃がさないようにと対邪神用として長く作られてきた結界にだ。
〈…さて、嬢ちゃん。あとはお前次第だぞ…って、え?ちょっ…こ、ここで召喚するのか!?〉
『あの陣は…召喚の陣だと!?まさか、あの悪魔と契や…指輪が光っているのならば従属か、ならば問題はなさそうだな。
よし、そこの悪魔よ。彼女の手助けをしてやってく…待て待て待て!我らもか!?そうなれば結界を維持できる者居らんぞ!?』
「ちょっ…枯れる!わかった!肉体は戻してやる!だから今すぐそれをやめるのだ!
え、ええい!こうなれば…我自ら其方へ戻らねば!」
そういって、神と悪魔の召喚をした彼女の元へ邪神も一緒に戻って行った。
〈…それじゃ、私達も扉を使ってあっちに行くわよ。
そっちの方が面白そうだもの〉
〈うむ、いやぁ…しかし、まさか悪魔と神の召喚を同時にするとは。
やはり面白い…奇想天外な小娘だったようだ〉
い、今すぐそれをやめろ!」
『…む?誰か何かしておるのか?』
〈いいえ?まだ何もしていないわよ?そっちも…してないみたいね〉
そう聞いて、邪神が慌てているのを見て全員不思議に思っていると、1人の悪魔が「あっ」っと、声を上げてなにかに気が付いた。
〈…ああ、なるほど?いや、でもそれってできるのか?
だが実際神の力を…〉
『なにか気付いたのか?そこの悪魔よ』
〈え?ああいや、確証はないんだが…〉
『それでもいいわ、倒せる可能性が出てるのだから』
〈うーんとな、俺達悪魔が用意した瘴気の込められた石があったんが…〉
〈そういえばそんなの作ってたわね〉
〈そう。それの浄化をする時にな、あいつ1回全部吸収してからそれを魔力に変換して…その魔力を更に聖力や神力、能力なんかに変換して神の召喚の準備に使ってたんだ。
んで、そんなことできるんなら、邪神と繋がったこの間に邪神の力吸収してんじゃねぇかって思って…
んで、あの怖ぇ嬢ちゃんならそのまま邪神の本体まで吸収しながら近付いていって元凶無くして肉体に戻ろうとしてるんじゃないかって思ったんだが…
神の力を…それも、怨念とかの負の感情がめっちゃ詰まってる邪神の力を吸収とか不可能に近いし…〉
『…だが、あの者ならば可能性はなくはないぞ。
それに、あの邪神が慌てておる姿を見る限り…
となると、我らがすることは…』
『〈邪神を彼女の体に留めること〉』
そう考え、彼らは手を取り合って邪神を結界に閉じ込めた。
それも、魂を逃がさないようにと対邪神用として長く作られてきた結界にだ。
〈…さて、嬢ちゃん。あとはお前次第だぞ…って、え?ちょっ…こ、ここで召喚するのか!?〉
『あの陣は…召喚の陣だと!?まさか、あの悪魔と契や…指輪が光っているのならば従属か、ならば問題はなさそうだな。
よし、そこの悪魔よ。彼女の手助けをしてやってく…待て待て待て!我らもか!?そうなれば結界を維持できる者居らんぞ!?』
「ちょっ…枯れる!わかった!肉体は戻してやる!だから今すぐそれをやめるのだ!
え、ええい!こうなれば…我自ら其方へ戻らねば!」
そういって、神と悪魔の召喚をした彼女の元へ邪神も一緒に戻って行った。
〈…それじゃ、私達も扉を使ってあっちに行くわよ。
そっちの方が面白そうだもの〉
〈うむ、いやぁ…しかし、まさか悪魔と神の召喚を同時にするとは。
やはり面白い…奇想天外な小娘だったようだ〉
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