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学園4年目
クリパ、今年も、グダグダ
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「じゃあねえルースさん!」
「また遊ぼうねぇー!!」
音楽とダンスと魔法が飛び交い、参加者が疲れてぐったりしてきたあたりでクリビアさん一家が離脱。
子どもたちに喜んでもらえた事が唯一の救い…
「クリビア殿。馬車停まで送ろう」
「すみませんグロリオサ卿」
「近衛を迎えにいくついでだ、気にされるな」
…うん、この2人の接近ぶりについては、見て見ぬふりということで。
クリビア一家が帰った後、暫くして近衛騎士団が沢山のプレゼントを持ってやってきた。
陛下たちのお迎えに来たついでだそうだ…効率的で素晴らしいと思う。
「陛下、お戻りになる時間です」
「もうそんな時間か…楽しい時間は過ぎるのが早いな」
「そうそう、今年もアルファードにクリスマスの祝いが届いているから、中身をちゃんと確認してお礼状書くんだよ」
「…分かっております」
殿下は心底うんざりした顔で言う。
これは、友達の前で親に親っぽいこと言われるとケツがモゾモゾするアレだな…。
「新年のご挨拶も一緒にね」
「…はい」
…王宮にいれば代筆の人もいるんだけど、学園じゃ自分でするしかないもんな。
俺もお手伝いしたいけど、色んなとこと文通してるしちょっと無理かな…筆跡でバレちゃう。
「ふふ、アルファード殿下もお2人の前ではかたなしですね」
「エルグラン…貴様」
「そういう可愛らしいところも見せた方が国民も親しみやすくて良いんじゃないですか?
ねえ、わ・が・き・み」
「やめろ気持ち悪い!」
わあわあ言い合う2人。
止めもしないで生温かく見守る俺たち。
そういえばジョンさんは嫉妬とかしないのかしら…と思ってちらりとそっちを見ると、彼はきちんと苦虫を噛みつぶしたような顔をしていた。
***
陛下たちがお帰りになるということで、横から参加の人たちは自然と解散になった。
残ったのは最初に呼ぼうとしたメンバーだけになった…それでも多いな。
今年もプレゼントは山盛りだ。
なので今年も手分けして開けることに…。
ルディ君ちとワルド先輩の家からは安定の「閨着」。
去年それで痛い目を見た3人が目を逸らす…。
「カイト君のより着やすそうでいいんじゃない」
「ぶっ!!」「思い出すんじゃねえ!!」
「…次はデューイの前だけで披露してやれ、俺はもう見たくない」
「はっ…、あ、え!?」
あっ、殿下にもバレてるじゃん。
隠せてなさすぎるな…どういうこっちゃ。
そのデューイ君の家からは小麦粉が50㎏。
王宮カフェで使う用にくれたのかな…
パパさんとヘヴィさんに持って帰ってもらおう。
生徒会3人からは…高級な木箱。
「何ですか、これ…」
「遺髪だな」
はあ!?
「この国の為にいつでも死ねるということです」
「この国の民の為…ですね、正確には」
あっれえ、そんなに脅したっけ?
おっかしいなあー。
カイト君ちはダンジョンで採れた魔石…
真面目に管理しているようで何よりです!
ゴード先輩はパパさんとヘヴィさんと同じで「変わらぬ忠誠」。
アナガリス領からは白馬が2頭。
アレクさんちは…
「何で今年も閨着!?」
「それもトルセンの前だけにしてくれ」
「い、言われなくても!っす!!」
俺の兄貴たちからは今年も食料品。
「…ココアは」
「ええ、今年もちゃんと入ってます」
カメリアからはワイン…
「飲まないほうが無難ですよ」
「試しに銀の盃でも持ってくるか」
そんな物騒な!?
カート君とこからは最近特産品化を試みているという栗の甘露煮と渋皮煮…
「いい色…。今度モンブランでも作ろうかな」
「何だそれは」
「栗を使ったケーキですね」
アイリス商会からは大人気ホバーボード10本。
コリアス商会からはコーヒー。
セリンセ商会からは旅行券。
「新婚旅行で利用するとしよう」
「ええ、ぜひ!アイリス商会と共同で素敵なプランをご用意致しますよ」
その他、この場で渡されるプレゼントもいくつか…。
薬学の2人からはハーブティーレシピの初稿。
ソラン先輩んちからは黄金カメムシの標本。
マグノリア教授とビスカリア教授は自著…
「本を出せるまでになったか」
「はい、これも殿下に我慢頂いたおかげです」
「今後はあまりルースの仕事を増やすなよ」
そして、ネリネ教授からは…
「殿下、こちらを」
「うむ」
「学園にはこの件、内密に…」
「うむ」
んん?
何だ?
「また遊ぼうねぇー!!」
音楽とダンスと魔法が飛び交い、参加者が疲れてぐったりしてきたあたりでクリビアさん一家が離脱。
子どもたちに喜んでもらえた事が唯一の救い…
「クリビア殿。馬車停まで送ろう」
「すみませんグロリオサ卿」
「近衛を迎えにいくついでだ、気にされるな」
…うん、この2人の接近ぶりについては、見て見ぬふりということで。
クリビア一家が帰った後、暫くして近衛騎士団が沢山のプレゼントを持ってやってきた。
陛下たちのお迎えに来たついでだそうだ…効率的で素晴らしいと思う。
「陛下、お戻りになる時間です」
「もうそんな時間か…楽しい時間は過ぎるのが早いな」
「そうそう、今年もアルファードにクリスマスの祝いが届いているから、中身をちゃんと確認してお礼状書くんだよ」
「…分かっております」
殿下は心底うんざりした顔で言う。
これは、友達の前で親に親っぽいこと言われるとケツがモゾモゾするアレだな…。
「新年のご挨拶も一緒にね」
「…はい」
…王宮にいれば代筆の人もいるんだけど、学園じゃ自分でするしかないもんな。
俺もお手伝いしたいけど、色んなとこと文通してるしちょっと無理かな…筆跡でバレちゃう。
「ふふ、アルファード殿下もお2人の前ではかたなしですね」
「エルグラン…貴様」
「そういう可愛らしいところも見せた方が国民も親しみやすくて良いんじゃないですか?
ねえ、わ・が・き・み」
「やめろ気持ち悪い!」
わあわあ言い合う2人。
止めもしないで生温かく見守る俺たち。
そういえばジョンさんは嫉妬とかしないのかしら…と思ってちらりとそっちを見ると、彼はきちんと苦虫を噛みつぶしたような顔をしていた。
***
陛下たちがお帰りになるということで、横から参加の人たちは自然と解散になった。
残ったのは最初に呼ぼうとしたメンバーだけになった…それでも多いな。
今年もプレゼントは山盛りだ。
なので今年も手分けして開けることに…。
ルディ君ちとワルド先輩の家からは安定の「閨着」。
去年それで痛い目を見た3人が目を逸らす…。
「カイト君のより着やすそうでいいんじゃない」
「ぶっ!!」「思い出すんじゃねえ!!」
「…次はデューイの前だけで披露してやれ、俺はもう見たくない」
「はっ…、あ、え!?」
あっ、殿下にもバレてるじゃん。
隠せてなさすぎるな…どういうこっちゃ。
そのデューイ君の家からは小麦粉が50㎏。
王宮カフェで使う用にくれたのかな…
パパさんとヘヴィさんに持って帰ってもらおう。
生徒会3人からは…高級な木箱。
「何ですか、これ…」
「遺髪だな」
はあ!?
「この国の為にいつでも死ねるということです」
「この国の民の為…ですね、正確には」
あっれえ、そんなに脅したっけ?
おっかしいなあー。
カイト君ちはダンジョンで採れた魔石…
真面目に管理しているようで何よりです!
ゴード先輩はパパさんとヘヴィさんと同じで「変わらぬ忠誠」。
アナガリス領からは白馬が2頭。
アレクさんちは…
「何で今年も閨着!?」
「それもトルセンの前だけにしてくれ」
「い、言われなくても!っす!!」
俺の兄貴たちからは今年も食料品。
「…ココアは」
「ええ、今年もちゃんと入ってます」
カメリアからはワイン…
「飲まないほうが無難ですよ」
「試しに銀の盃でも持ってくるか」
そんな物騒な!?
カート君とこからは最近特産品化を試みているという栗の甘露煮と渋皮煮…
「いい色…。今度モンブランでも作ろうかな」
「何だそれは」
「栗を使ったケーキですね」
アイリス商会からは大人気ホバーボード10本。
コリアス商会からはコーヒー。
セリンセ商会からは旅行券。
「新婚旅行で利用するとしよう」
「ええ、ぜひ!アイリス商会と共同で素敵なプランをご用意致しますよ」
その他、この場で渡されるプレゼントもいくつか…。
薬学の2人からはハーブティーレシピの初稿。
ソラン先輩んちからは黄金カメムシの標本。
マグノリア教授とビスカリア教授は自著…
「本を出せるまでになったか」
「はい、これも殿下に我慢頂いたおかげです」
「今後はあまりルースの仕事を増やすなよ」
そして、ネリネ教授からは…
「殿下、こちらを」
「うむ」
「学園にはこの件、内密に…」
「うむ」
んん?
何だ?
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