嵐は突然やってくる

白うさぎ

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第10章 守るから

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これじゃ俺から百々にじゃなくて、翔さんから百々にじゃん・・・。
「ありがとう・・・ございます。」
「廉くん、百々ちゃんにお金使いたかったか。」
理紗さんには見透かされたよう。
「じゃあ百々ちゃんが好きそうなお菓子選ぶ?」
「お菓子・・・?」
「勉強に糖分は大事だよ~?」
「ん。」
翔さんがそのまま本をもって、理紗さんについていきデパ地下のスイーツコーナーに到着した。
「あそこのお店おすすめ。最近若い子に流行ってる中がとろ~ってするお菓子売ってるから。チョコならあのお店だね。日持ちするお菓子の方がおすすめだよ。」
理紗さんにおすすめされたお店に行ってみる。俺にはわからないけど、女の子ってこんな虫歯になりそうなお菓子が好きなのか・・と思いながらウサギの形のものを選び袋にかわいくラッピングしてもらった。
もう一店舗ではキャラメルが入ったチョコレートのパックを選んだ。
「じゃあ私から百々ちゃんに紅茶、選ぼうかな。」
「殺菌効果もあるしいいかもね。」
「でしょ~?しょうが紅茶とはちみつ紅茶にしようかな。百合さんも飲むかな?」
かわいい缶に入った紅茶を理紗さんが選んで購入した。
「親父にコーヒーも買ってあげるか。」
と翔さんがコーヒー専門店でコーヒー豆を買い、すぐそばにあったお目当てのケーキ屋へ。
「私タルトにしようかな!」
「廉くんは?」
「ショートケーキ・・。」
「百合さんはどっちが好きかな?」
「母さんは・・・タルト・・・。百々はフルーツケーキ。」
「俺もショートケーキにしようかな。」
すぐに選び終えて、パンを作るためにキッチン雑貨のお店へ。
スマホで基本道具を見ながら買いそろえていく。
食品コーナーでも必要な食材を購入。
「結構な金額になっちゃったな・・・。」
「気にしない気にしない。何かを始めるときはお金がいるものだよ。それよりおいしいパン待ってるね。」
「うん。」
「廉くんなにパン作るの?」
「ピザパンとメロンパンは作りたい・・・。けど最初は普通の丸いパン。」
「じゃあ丸いパンをハンバーグ詰めて食べれるようにしようか。」
おいしそう!!
「する!」
翔に理紗が「今日一テンション上がってるね」というと、翔も微笑みながら頷いた。
「廉くんハンバーグは作れる?」
「レシピ見ながらなら作れる。」
「じゃあこれも一緒に作ろうか。」
「うん!」
お会計を済ませて予定通りカフェへ。
平日ということもありガラガラ。
すぐに注文会計を済ませて商品を待つ。
カシャ・・・・
思わず翔に抱き着いた。
「ん?どうした?」
「・・・。」
「廉くん?」
「・・・。」
理紗さんが背中をなでてくれてる間に商品ができて受け取ったので小走りで車へ向かった。
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