愛毒者ー王暴の妻ー

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愛毒者ー王暴の妻ー 十四

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「なんぢのとこの白鳥はまこと、隠し事のえぬ(あんたのとこの白鳥は本当、隠し事が出来ない奴)さね」

仁導はテーブルに頬杖を付いており、ニヤけてしまう。向き合ってあんみつを食べる尊は、薌がなんの話しをしているのか分からない。あんみつは、あんはとろりと口に溶けて甘さはあっさりしている。黒みつもすっきりとして香りがいい。だから、食べた後、口の中がベタつかず、さわやかだ。

「うえっ?」

「白鳥になんと申された(言われた)?」

それは、彼に極秘として調査して欲しいと言ったその次の日の事。厨房から店内に入って来た彼女は、ナガレと湊の姿を目にこう口にした。

『おや?なんぢら何したるかな(あんたら何してんだい)?今休憩中さね』

『よぉ薌!』

『休憩中でござったら丁度良かった。舎弟殿の件にて、お話しがありんす(休憩中でしたら丁度良かった。弟さんの件で、お話しがあります)』

その時、薌は身構えた。弟が知らない所で悪を働けているとしたら、仁導に消されてしまう。仕事に支障は出なかったものの、今となって緊張してきた。額から一筋の汗を流してゴクッと息を飲み、瞳が、揺れる。

『あやつ!悪しき事してちょーだいなゐからな(あいつ!悪い事してねえかんな)!』

『はぁ?』

『ながれ殿(ナガレさん)?』

『申しておき候なれど(言っておきますけど)!』

ビッと指を差し、こう言い放った。

『あやつ良き事しておるじゃぞ!如何ほどにも気にするでござるな(あいつ良い事してんだかんな!あんま気にすんな)!』

『ながれ殿(ナガレさん)!?』

サプライズがバレないようにひやひやもんだ。

「くっはっはっはっはっはっ!」

恋心の火は火力を調節できないからこそ尊い。笑うととても可愛い顔をする仁導に、いつしか一人の男として惹かれていた彼女は、満たされることのない二人の間に永遠に縮まらない距離感をいつでも感じている。

「貴様はただに、舎弟を生きた『宝』としてちょーだい、大切にするでござるべきじゃ(お前はただ、弟を生きた『宝』として、大切にするべきだ)」

「分かれり(分かってる)さね。やをらしゆけ(ゆっくりして行きな)」

そう言い、下駄を鳴らして歩いて厨房へ向かった。

「うえっ?なんの話しでござろうか(話しですか)?」

「舎弟は、良き子に育ったと申す話しじゃ(弟は、良い子に育ったと言う話しだ)」

串に刺さったあん団子を、仁導は恋人のように眺める。

「♡」

正室(妻)の次に。

貴様が愛おしき(お前が愛おしい)♡

厨房へ行くと、団子に刷毛でみたらしを塗っている千鶴に近付いた。

「なんぢ、恋人には会はれたりや(あんた、彼氏には会えてるのかい)?」

「遠距離なればおほかた。されど、明後日会ふ契れるなり(遠距離だから全然。でも、明後日会う約束してるんだ)♪」

彼女には、彼氏がいるようだ。しかも遠距離。ストーカー被害に遭ったとしても、彼氏に相談が出来ないのも、無理はない。

ザッザッザッザッザッザッ。村を歩く嵆鼇はパトロールをしていると

「仁導と仲の良き、検非違使の方ぞかし(仁導様と仲の良い、警察の方ですよね)?」

「?」

ふと立ち止まって振り返ると、唯子が近付いて来たのだ。

「初めて。新島唯子と申す(初めまして。新島唯子と申します)」

「大村嵆鼇でござる。宜しくお願いいたす(です。よろしくお願いします)」

互いに軽く挨拶をし、頭を下げた。

「なんぢ、げにをとこの方なりや(あなた、本当に男性の方ですか)?」

「拙者は男でござる。現に警察としてちょーだい働ゐておるでござるのにて(私は男です。現に警察として働いておりますので)」

「なんぢの黄色き衣着仁導と手を繋ぎて歩めるを見掛くれば。をんなの方かと思ひき(あなたが黄色い着物を着て仁導様と手を繋いで歩いているのを見掛けましたので。女性の方かと思いました)」

この村は小さい。衣を着れば男が見ましても吸付いてみたいほどの初々しい美少年。着物を着れば美が内側から滲み出ている。彼は、黙ってブロンドの短い髪を耳に掛けた。

「同じ警察としてちょーだい働ゐておるのにて。女形をするでござる時がありんす(同じ警察として働いているので。女装をする時があります)」

夫婦関係だと知られているのは警察だけ。ただでさえも仁導は恐れられているのに、その人の妻だと知れ渡ったら、村人たちから鈴の印象が変わってしまうので、彼はそれを恐れていた。

「さりきや(そうでしたか)。では、これを」

「?」

差し出したのは緑色の瓶。日本酒だ。

「仁導に好意を持てる子よりなり。きみがあまりにもをとこに見えねば、尾行せなむと頼まれ近付きき。きみをんなならずをとこに、仁導とはただの検非違使にての縁ならば問ひはあらず。仁導に渡したまふと嬉し(仁導様に好意を持っている子からです。あなたがあまりにも男性に見えないので、尾行して欲しいと頼まれて近付きました。あなたが女性ではなく男性で、仁導様とはただの警察としての関係でしたら問題はありません。仁導様に渡して下さると嬉しいです)」

「………………………………………」

嵆鼇は、いや。鈴は妻として、それを受け取った。

「なめしたてまつる(失礼致します)」

頭を下げ、背を向けて歩いてこの場から去った。

「………………………………………」

名前も知らない、顔も知らないそんな相手が夫に好意を持って酒をプレゼントするなんて。しかもそれを友達に渡して自分の事を尾行するよう命じるなんて。結構内気な女性なのだろう。嫉妬の感情が動かしがたく心に食い込む。

ドンドンドンドン!玄関の戸をノックされ、ガタッと開けた。

「ご機嫌いかがでござるかみく殿(こんにちはミクさん)」

似合わない笑みを浮かべて玄関の前に立つ仁導は、頭を下げた。

「こんにちは王暴。あるじが日ごろお世話になれり(主人がいつもお世話になっております)」

ミクは鈴子を抱いており、頭を下げた。

「いなこちこそ。昨晩、急遽旦那様をお借りしてちょーだいしまゐ難儀申し訳ござゐませぬであった。その切腹しつかまつりとしてちょーだい、こちらをお召し上がり下され(いえこちこそ。昨晩、急遽旦那様をお借りしてしまい大変申し訳ございませんでした。そのお詫びとして、こちらをお召し上がり下さい)」

「?」

見ると、彼が差し出したのは薌が働いている甘味処のわらび餅だ。

「さる王暴。あるじは検非違使なればときじくいとなみに行くべかるべくいそぎはえたれば(そんな王暴。主人は警察なのでいつでも仕事に行けるように準備は出来ておりますので)」

「かは昨晩、急遽関わった警察の一族に切腹しつかまつりとしてちょーだい度とはいるでござるのにて。何卒受け取とは下さると、重畳でござる(これは昨晩、急遽関わった警察のご家族にお詫びとして回っていますので。どうか受け取って下さると、嬉しいです)」

なんて懐の広い人だ。夜更けだった為、鬼賀乃仁導自らが部下たちの家に回ってお詫びの品を持って来るなんて。低い立場の人は上の立場の人を立てて尊敬するのに、上の立場の人が、低い立場の人に感謝を示すと言う、部下に愛される理由が良く分かる。

「かたじけなくさうらふ。給ふ(ありがとうございます。頂きます)」

品を手にし、頭を下げた。

「ならば、拙者はかにて(では、私はこれで)」

そして仁導も頭を下げてから背を向けて歩いて警察長屋へ戻って行った。

「良き人(良い人)」

そして、玄関の戸を、閉めた。

「………………………………………」

鈴は、仁導の『居室』に脚を踏み入れていた。桐箪笥の中に入っていた当時の号外に目を通す。

「鈴殿。何ゆえに居室に(鈴様。何故居室に)?」

部屋の外で話し掛けたのは驁褹だ。いつものように片方の膝をついて忠実を表しているのであろう。

「をひとがかつておどろかしし騒動と、をひとの病院嫌ひは何か縁のあるやと思ひ(夫がかつて起こした事件と、夫の病院嫌いは何か関係があるのかと思い)」

単なる病院嫌いでは無さそうだ。お見舞いには行くが本人はとても病院を嫌う。

「仁導殿の診療所好まぬは、無念な事にそれがしも把握出来ておりませぬ。左様な事を申されたとでござるか(仁導様の病院嫌いは、残念な事に私も把握出来ておりません。そのような事を言われたのですか)?」

「えい。病院を拒むなり。お見舞ひには行けど、さうじみが拒めば。いかでかと思ひ(はい。病院を拒むんです。お見舞いには行くんですけど、本人が拒むので。どうしてかと思い)」

その時だった。襖の開く音がし、歩いて近付く脚音が。

「奉公中にどがん致し候(仕事中に何をしている)?」

後ろから妊娠した腹部を下から上に抱えるようにして抱き、もう片方の手で衣の上からふっくらとした大きい形の綺麗な胸を揉む。

「なんぢに好意を持ちしをんなからと言はれ、村人の女子よりお酒を給へき(あなたに好意を持った女性からと言われて、村人の女の子からお酒を頂いた)」

持っていた号外を、桐箪笥の中に仕舞った。

「ほぉ。其れにてここに参ったとか(それでここに来たのか)?」

全く持って結び付かない。しかも妻は当時の新聞を持っているし。目的は違えど酒を貰ったのは本当の事。

「心当たりは?」

「嫉妬致し候とか(嫉妬しているのか)?」

「なれば聞ける(だから聞いてるの)」

顔を向けると互いに唇に唇を、押し当てた。

「我より外の子に好かれ、嬉し(私以外の子に好かれて、嬉しい)?」

「何ゆえに左様な事を聞く(何故そんな事を聞く)?」

衣の襟首を開(はだ)けさせればパサッと落ち、美しく、生命感に溢れ、清潔で、セクシーな裸体姿になり、その場で腰を落として四つん這いにさせると、裾を捲り、大きい陰茎を手にして後ろからズブッと、差し込んだ。

「あぁっ!」

差し込まれた瞬間、脳に達する程の快感が走り抜け、腰を痙攣させてトプッと、軽くイき愛液が滴る。

「はぁ…」

唾液を垂れ流し、畳に爪を立てる。

「我ばかりを見て(私だけを見て)」

「常にそれがしが欲致し候は貴様のみにてじゃ。貴様以外の女に、眼中にすらござらんと申す事じゃ。なれど拙者警察。村人たちを守るのが拙者等の使命じゃ(常に俺が欲しているのはお前だけだ。お前以外の女に、眼中にすら無いと言う事だ。だが俺は警察。村人たちを守るのが我々の使命だ)」

出し入れし、妻を抱いて物にする。

「は、あぁ!あっ!ん、あぁ!あぁん!あっ!あっ!あっ!ん……………ッ…あっ!あぁ!」

快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかない。

「鈴。拙者貴様の所有物にてあり、貴様のみにての旦那様。この時代、ひい旦那様多正室は愚か、ひい正室多旦那様が認めらるておるが、拙者貴様のみにてを正室としてちょーだい深く慕っておる。貴様がそれがしを愛し、それがしのみにてに尽くせば尽くす程、それがしの愛がひい層に増し、抗ゑなゐ程の『愛』にて、貴様を支配するでござる(俺はお前の所有物であり、お前だけの夫。この時代、一夫多妻は愚か、一妻多夫が認められているが、俺はお前だけを妻として深く愛している。お前が俺を愛し、俺だけに尽くせば尽くす程、俺の愛が一層に増し、抗えない程の『愛』で、お前を支配する)」

額から一筋の汗を流して、快感と言う名の恍惚感に浸り、唾液を垂れ流しながら締め付けらるその快楽に溺れ、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打ち、ビュクビュクと我慢汁が溢れ、そのまま妻を仰向けにさせ、骨盤を掴み揺する。

「あっ!あっ!あっ!あぁん!あん!あぁ!」

なかなかお目にかかれない綺麗な形のほっそりとした脚をM字開脚させ、されるがまま夫を受け入れ、愛されるがまま夫に聞き従う。もう、自分の気持や彼からの愛に、抗えない。

「貴様が好いておる鈴。お慕い垂き(お前が好きだ鈴。愛してる)」

「仁、導…!」

両腕を伸ばすとギュッと抱き締め、仁導は両膝に腕を回して支えて立ち、子宮を傷付けないように出し入れする仁導は、額から一筋の汗を流し、妻を愛する。

「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あああぁ!あぁ!あぁん!んあぁ!あぁ!あぁん!あっ!」

腰がビクビクと痙攣して軽く達し、愛液がパタパタと糸を引く。

「あぁっ!恋し!いと恋し(好き!大好き)!」

唾液を垂れ流し、出した時に鈴の腰も引いており、バコッ!と突き上げられれば必然的に彼女の腰も前に出、勢いが増す。

「仁導!」

元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで突き上げられているので、大いに体が満足する。

無用(ダメ)!

仁導が恋しければ(好き過ぎて)。

仁導で。

頭も体も、心も。

占領されたり(占領されてる)!

体とア×コ熱し(体とア×コが熱い)!

子宮まで思はれて(子宮まで愛されて)!

支配さる(支配される)!

心地良し(気持ち良い)!

抗えない程の夫からの愛を存分に受け

「思へり(愛してる)!」

あまりの快感にぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流す。

「それがしもお慕い垂き(俺も愛してる)」

互いに唇に唇を押し当てて舌を絡ませる。互いに相手の舌を感じる濃厚なキスであり、それがとても官能的で、鈴はあまりの快感にゾクッとし、身も心も『愛』で拘束され支配される。

「はぁ」

貴様が愛おしき(お前が愛おしい)。

愛おしくて。

堪らないゐ

貴様を(お前を)。

腹の子諸共食ゐ尽くし(腹の子諸共食い尽くし)。

ひい御身としめたゐ(一体とさせたい)。

それがしの御身のひい部ではござらず(俺の体の一部ではなく)。

それがしの御身としてちょーだい(俺の体として)。

貴様(お前)を。

所有したいでござる(所有したい)!

鈴!

「あぁっ!ん、はあぁ!」

失神しそうな程のエクスタシーが体を駆け抜け、ビクビクと腰を痙攣させ、体は快感のあまりにゾクゾクし、ブッシューーーーーーーーッ!と、何メートルとも潮を吹き出し

「ーーーーーーーーーーッ!!」

子宮にグリッと突き付けた状態で唾液を垂れ流して腰を痙攣させて太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ陰茎から、飛び散る程の多量の精を放った。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精だった。卵管を通り卵子を待つ。卵巣から排卵が起こる。精子と排卵をした卵子が、卵管膨大部で出会い、受精をする。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、子宮内へ移動する。子宮に到達した受精卵は、子宮内膜に着床し、妊娠が成立する。

「はぁ…」

その際に、余分の脂肪の無い痩せて凹んだ腹部がボコッ!と膨れ上がり、子宮に熱湯が注がれたように熱くなり、すべてが終わったとき、次第に遠のいていく恍惚の中で女がブルッと、身震いをし、停電したようにプッツリと意識を失なう。

「はぁはぁはぁはぁはぁはぁ」

彼は腰を落とすと妻を仰向けにさせれば、腰を痙攣させてまだピュピュッ!と、潮を吹いていた。

それがし(俺)は。

どれ程正室を愛せば(妻を愛せば)。

気が済むんじゃ(だ)?

拙者どれ程貴様を物にし所有すらば(俺はどれ程お前を物にし所有すれば)。

気が済むんじゃ(だ)?

「鈴。それがしが存在するでござる限り、貴様はとこしえにそれがしを慕い申して生きるべきじゃ。拙者かまえて、貴様を手放さなゐ。お慕い垂き(俺が存在する限り、お前は永遠に俺を愛して生きるべきだ。俺は決して、お前を手放さない。愛してる)♡」

上体を倒し、唇に唇を、押し当てた。愛で支配されているのは間違いなく仁導。愛されて来なかった男の愛は、逃がさない為に必死になるからこそ、妻を言葉と行動で『支配』し、『所有』し、『拘禁』させる。
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