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写真は月もの
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『はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ』
開けられた窓から差し込む、月明かり。壁に手を付いて、生命感に溢れ、清潔で、セクシーな裸体姿になって、仰向けになるブロンドの短い髪の、一度見たら頭に残る蠱惑的な美貌の女、愛道鈴の後ろに密着する筋肉で引き締まった51とは思えない程の肉体美を晒しており、大きい陰茎を差し込んで子宮を何度も突き上げる、黒髪で、高身長のイケメンの風貌の主である男、鬼賀乃仁導は、両手でふっくらとした形の綺麗な大きな両胸を揉みながらバコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、子宮を何度も突き上げ、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、ビュクビュクと我慢汁が溢れ、女の体に興奮が抑え切れない。
『あぁ…………………ッ…ん、あぁ!』
舌を出し、この上ない快感にぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流す鈴は、快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、唾液を垂れ流し、じょろっと、失禁してしまう。
『う、あぁ!!』
キュウゥッと締め付けて離さず、欲望を唆らせる引き締まった美尻を突き出し、抗えない。
『はぁはぁはぁはぁはぁはぁ』
額から一筋の汗を流し、身がゾクッとし、「所有」出来ているその快感にブルッと身震いする。
『あぁっ!あっあっあっあっああぁ!あふぅ!ん、あぁ!!』
元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで突き上げられているので、大いに体が満足する。
心地良く(気持ち良くて)!
体が、壊る(壊れる)!!
『はぁ。貴様の好きな箇所は、覚ゑておる(お前の好きな箇所は、覚えている)♡』
片方の手を下ろすと、中指で陰核に触れ、円を描くように触れたり、親指と中指でこねくり回したりと刺激を与えさせる。
『うはぁ!無用!無用(ダメ!ダメ)!そこっ!無用(ダメ)!あぁん!んはぁ!アァッ!あっ!!』
喉から滴る一筋の汗。腰を痙攣させて軽くイき続け、身体はとっくに限界を迎えている。
『なにがだめでござるんじゃ(ダメなんだ)?』
ニヤッとし、攻め続ける。
『はうぅ!あぁっ!うたてし!いま達すまじ!これより上達せば!我(やだ!もう達したくない!これ以上達したら!私)…!』
『いかがなり申してしまとか(どうなってしまのか)、見せてもらおうかぁ!』
集中的に何度も突き上げられながら陰核を攻め続ける。この上ない快感に自分の意思とは関係無く
『あぁっ!ん、はあああああぁ!!』
腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出し、強制的に絶頂を迎えさせられた。
『おぉっ!ぐ…………………ッ…!』
子宮にグリッと突き付けた状態で唾液を垂れ流して腰を痙攣させて太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ陰茎から、飛び散る程の多量の精を放った。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精。
『!!!!!!!!!!?』
中に、いだされき(出された)…。
彼女は、舌を出したまま強制的に停電したようにプッツリと意識を失なってしまう。失神したにも関わらず、定期的にぴゅぴゅっ!ぴしゅっ!と、潮を吹き出していた。
『はぁはぁはぁはぁはぁはぁこの量なら、妊娠は免れんな』
それが目的だった。鈴を物にする上で、強制的に妊娠をさせようと考えていた。差し込んだまま畳みの上に押し倒し、仰向けにさせて両膝に手を通してペタァッと押し付け、なかなかお目に掛かれない綺麗な形のほっそりとした脚がM字開脚し、出し入れする。
『はああぁ』
唾液を垂れ流し、上体を倒して首元を舐める。
『好いておる(好きだ)。鈴』
執拗以上に彼女を「所有」し、愛する。鈴は、びくびくと腰を痙攣させ、じょろろろろろろろろと、失禁する。
『あぁ…………………ッ…あ……はぁ』
月日が経ち、彼女は囲炉裏に立って俯いており、囲炉裏に上がらずに立つ仁導は、彼女を不審に思っていた。
「見せろ」
すると鈴は、裾を捲り綿を手にして見せた。それは血が含まれた綿だった。
「ちっ」
舌打ちをし、歩いて家から出て行ってしまう。
「はぁ」
本当は、自分は月経が終わったばかりだった。この綿は、昨日詰めていた綿だ。それを見せたのだ。
いつかいつはりがあらはるる(いつか嘘がバレる)。
日ごろ来れば、いつかはあらはる(毎日来るから、いつかはバレる)。
されど、まうすまじ(けど、もうしたくない)。
畏かりき(怖かった)。
中にいだされしほど(中に出された時)。
正直妊娠するやと思ひき(正直妊娠するかと思った)。
あの時、中には出された。だが、月経が来たのだ。手淫をする事も多くなったのは、月経による影響だった。性欲が強くなると、仁導を求めてしまう。だが、中に出されたあの記憶が生々しく脳裏に焼きついて、恐怖を覚えてならなかった。
いかでかし、逃げ続けずは(なんとかして、逃げ続けなくちゃ)。
パチパチと火が焚かれた囲炉裏に座る伊村尊は、無心で燃える火を眺めていた。黒髪で、25歳には見えない程童顔であり、村の女性たちからは彼が子供っぽく、顔も可愛い印象であり、しかも身長が153センチ程しかない事から『可愛い』と、男性にとって屈辱的な言葉を浴びる事があり、いつも泣かされており、一方で、彼と向き合って座るのは、緑色が掛かった黒髪の、性的魅力に溢れた高身長の男。白鳥ナガレは、薪を焚べた。
「尊」
「はい」
静かに、彼は名を口にした。この、静寂の中でパチパチと言う音が響いていたこの環境に慣れていたが、突然声を掛けられても驚きはしなかった。
「貴様にかかわる逸話、話してちょーだいやらふか(お前に関するエピソード、話してやろうか)?」
「うえっ?なのでござろうか其れ?それがしにかかわる逸話でござろうか(なんですかそれ?俺に関するエピソードですか)?」
そう言われると気になり、尊は顔を向けた。
「貴様が未だ参つくらゐの時でござったか(お前がまだ3つくらいの時だったか)?」
それは当時、ナガレが21の頃。彼は近所の子供であり、良く遊んでいた。子供が好きなので、両親が畑仕事をしている間はずっと一緒に居た。
『ほらおゐにて(おいで)!』
片方の膝を地について手を広げて構えると、尊は嬉しくてにへら~っと可愛い笑顔を浮かべてよちよちと走り、その胸に抱き付く。
『可愛ゐな貴様は(可愛いなお前は)』
子供のように無邪気な笑みを浮かべて抱き締めるナガレは、ベタ惚れだった。昔から、彼は可愛い顔をしていた。だからだったのか、尊の両親に対して疑問を感じていた。
何故でござるおなごだに(なんで女の子なのに)。
衣着しめておるんじゃ(衣着させてるんだ)?
名も『尊』じゃし(名前も『尊』だし)。
複雑な事情がござるとか(事情があるのか)?
『尊。湯入らふぜ(風呂入ろうぜ)?』
『うん!』
五右衛門風呂に火を焚いて沸かし、子供の衣を脱がせた時、彼は、驚愕した。
「小ゐさゐのが、ぶら下がとはた(小せえのが、ぶら下がってた)」
それを、懐かしげにしみじみと言われた物だから
「ぶうぅ!!」
尊は吹き出してしまう。
「なに存念しておるみてすか!?尊でござるよ?おのことは分かるではないでござろうか(なに考えているんですか!?尊ですよ?男の子って分かるじゃないですか)!」
「斬新な親であると思ったんでござる!心底にておなごさながらに可愛ゐ面しておったんでござる?今もなれどな(斬新な親だと思ったんだよ!マジで女の子みてえに可愛い顔してたんだぜ?今もだけどな)」
ニィッと、口のあたりに意地の悪い笑みを彫りつけたように浮かべた。
「可愛ゐとは云わなゐにて下され(可愛いって言わないで下さい)!」
「其れに古貴様、髪が長くて結ゑておったからで候!余計におなごに見ゑたんじゃとは(それに昔お前え、髪が長くて結えてたかんよ!余計に女の子に見えたんだって)!」
そう。今は髪を切って男らしくなったが、昔は髪が長くて一つで結んでいたので、余計に女の子だと思っていたようだ。
「おっ?そろそろか?」
その時、彼は立ち上がると窓を開けたのだ。
「鈴氏!いずこ参るの(り~んちゃん!どっこ行っくの)?」
隣の家に住む鈴がどのタイミングで家から出るのを分かっている無意識ストーカー。尊は、片方の口角が引き攣り、ため息を吐いてしまう。
「はああぁ~」
無駄な能力。
「あからさまに(ちょっと)」
そう言い、歩いて行ってしまう。
「心底可愛ゐのう?鈴氏(マジ可愛いよな?鈴ちゃん)」
「美人ですな(ですよね)」
そして彼は、窓を閉めた。彼女が向かった先は、八坂家だ。
「姉上今居なゐから待たれい(姉さん今居ないから待ってて)」
薌に用があったのだが、栗色の髪のヤンチャな元服前の13歳の青年、爻が出迎えてくれたのだ。囲炉裏に通され、鈴は座っていた。
「お姉。いづこに行きしや分かる(お姉さん。どこに行ったか分かる)?」
「姉上の事じゃから、純也の屋敷やもしれぬさね(姉さんの事だから、純也の家かもしれないさね)」
純也と言えば姉の彼氏。首輪を嵌められるのが好きで、薌に飼われる事を深く悦んでいる変人。
「姉上が来るまにてかにて共に遊興さね(姉さんが来るまでこれで一緒に遊ぼうさね)」
持って来たのは紙風船だ。
「良きぞ(良いよ)」
鈴は立ち上がると、共に飛ばして遊ぶ。力を入れると紙なので破けてしまうので、破けない程度の力でポンポンと飛ばしては返してとくり返す。
「はぁ」
布団の上で横たわるのは、あどけない愛らしい顔をした女、大原芽衣だ。裾に手を差し込んで中指を膣に挿入して第二関節を動かして刺激させていた。Gスポットなど分からないので、とにかく奥に差し込んで『気持ち良い』と思える箇所を刺激させれば満足だった。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
それでも、湿る所か、ちゅくちゅくと音が鳴る程濡れており、瞳を潤ませながら静かに快楽に浸る。
「ナガレ様。ナガレ様。ナガレ様。ナガレ様」
唾液を垂れ流し、頬を染め、ナガレを想う。飼い慣らされたい。常にそんな事を思いながらする日々が続いている。この指は、彼の陰茎変わりのようなもので、出し入れするとより突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかない。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁナガレ様。ナガレ様。ナガレ様!」
ゴロンと仰向けになり、腰を極限まで浮かせるなり
「ああぁー!ナガレ様あああぁー!」
腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、プシャーーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出した。
「はああぁ」
腰を下ろし、まだビクビクと痙攣して治らない。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
ナガレ様。
上体を起こすと、自分の部屋の地袋を引いて、木で作られた「指物師」と呼ばれる家具などを作る職人が作ったボディ(カメラ本体)に輸入品のレンズを組み合わせたカメラを手に、M字開脚して濡れた膣をカメラに収めた。
結局、薌は帰って来なかった。なのでまた、日を改めて来る事にした。家に帰るなり、戸を開けようとしたその際。
「鈴」
「?」
顔を向けると、仁導の歩いて来る姿が。
「!!!!!!!!!?」
彼女は、直ぐにでも家に入って身を隠したかったが、戸を開けたら中に入って来ると言う恐怖感で戸を開ける事が出来なかった。
「いづこへ行とはおりき(どこへ行っていた)?」
一度体の関係を持った。だが、自分たちは付き合っていなければ夫婦でも無い。なのに把握しようとする。『所有』したいと言う気持ちが強い為か、独占と束縛が強い。
「薌の家(薌さんの家)」
嘘じゃない。薌は居なかったが、家に行ったのは本当だ。
「ひい(一)応信じてやる。其れにて、貴様に見せたゐものがござる(それより、お前に見せたいものがある)」
「?」
ふと、仁導が差し出してきたのは一枚の写真だ。
「?」
彼女はそれを見るなり
「!!!!!!!!!?」
目を見張り、口を塞いでひどく動揺して瞳が揺れる。それは、『ハ×撮り』写真だった。陰茎が膣にしっかりと差し込まれており、裸の自分が仰向けになっていて胸や顔がばっちりと白黒で写し出されていた。
「伝云高札に貼られたくないでござろう(伝言掲示板に貼られたくないだろう)?」
この男、『リベンジポ×ノ』をしようと企んでいるのか、そう言って来たのだ。鈴は横に首を振り、あまりの恐怖とショックで一筋の涙を流してしまう。
「なら正室になれ。条件を飲めばこの写真は貴様の前にて破く。悪しくなゐ話しであろう(妻になれ。条件を飲めばこの写真はお前の前で破く。悪くない話しだろう)?」
交換条件の為だった。執拗以上に『所有』して来る男なら、手段は選ばない。
「我があひせば、げに破くや(私が結婚をしたら、本当に破いてくれますか)?」
「あぁ。条件じゃからな。口吸ゐをしてちょーだい正室になる事をここにて証明しろ(条件だからな。キスをして妻になる事をここで証明しろ)」
躊躇いなんかない。伝言掲示板に貼られるくらいなら、条件を飲む以外に選択肢はない。すると鈴は近付くと、彼に抱き付いてムチュッと、キスをした。彼は、写真を手にしたまま腰に腕を回して抱き、もう片方の手で裾に腕を差し込んで中指を膣に差し込んだ。
「!!!!!!!!!?」
その時、彼女はドキッと鼓動した。
しまひき(しまった)!
ソッと離れた際、仁導はこう言った。
「貴様、ほらを吹ゐ(い)たな(嘘を吐いたな)」
前髪の陰に隠れて表情は見えないが、ニヤッとしている。明らかに怒っているのが分かる。
「終はりけり(終わったんです)!」
「其れはさぞ都合の良き月のものじゃ(それはさぞ都合の良い月経だ)!」
すると彼は脇に女を抱えると
「うたてし(いやっ)!許して」
戸を開けて中に入り、土足のまま囲炉裏に上がった。
「んうううぅ!んんんんんー!」
手拭いで口を塞がれ、後ろ手にされて赤い縄で華奢なくびれた両手首から肘の関節まで縛り付けられており、裾を捲って膣に大きい陰茎を差し込んでバコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、子宮を何度も突き上げる。
「んっ!んっ!んっ!んんんぅ!!」
ぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流し、振動でふっくらとした形の綺麗な大きな胸が揺れる。
「このがきが。不信感を抱ゐておりきがやはりあの綿は以前なりしがのでござったか(このガキが。不信感を抱いていたがやはりあの綿は以前のものだったか)」
「んうううぅ!んぐううううぅ!!」
腰を痙攣させて軽くイき続ける。やはり、気持ち良くて気持ち良くて、身体は過敏に仁導に反応して素直になる。
あぁ!
うたてきに(嫌なのに)!
聞き従ふ(う)!
心地良く、え抗はず(気持ち良くて、抗えない)!
快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、ブルッと、身震いをし、びっくんびっくん、腰が痙攣したままイくのが止まらない。
「妊娠しめてやる!しかと(妊娠させてやる!しっかりと)!」
すると彼は骨盤を両手で掴んで持ち上げれば
「受け取れえええええぇ!!」
腰を痙攣させて唾液を垂れ流し、身をゾクゾクさせたままグリッと子宮に押し付け、年甲斐も無く多量の精を放つ。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精。膣に射精された精子が駆け抜け、子宮へと到達する。そして、卵管を通り卵子を待つ。卵巣から排卵が起こる。精子と排卵をした卵子が、卵管膨大部で出会い、受精をする。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、子宮内へ移動する。子宮に到達した受精卵は、子宮内膜に着床し、妊娠が成立する。
「んぅ!んんんんんんんんー!」
元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで精を放たれたものだから子宮でしっかりと受け止めざるお得なく、腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出した。
「んふぅ!んんっ!」
余分の脂肪の無い痩せて凹んだ腹部がボコッ!と膨れ上がり、子宮に熱湯が注がれたように熱くなり、熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、抗えない。
熱し(い)!
子宮が、熱し!
停電したようにプッツリと、意識を失なってしまう。
「はぁ」
写真は、手元に取とはおかねば(取っておかなければ)。
ゐざと申す時(いざと言う時)。
脅せる。
そんな中、ナガレでは。
「お邪魔候成り(しました)」
尊は戸を引いて出るなり
「うえっ?」
一枚の写真が落ちたのだ。多分、戸の隙間に挟まれていたのであろう。
「なんじゃか(なんだこれ)?」
それを拾って見るなり
「うげぇ!」
「如何した(どぅーした)?」
いつもとは違う声を出したので草履を履いて来るなり、彼はバッと見せ付けた。
「こころもち悪しくなゐでござろうか(気持ち悪くないですか)?!」
見ると、その写真は濡れた女性器が写し出されており、ナガレの顔が引き攣る。
「さすがにこころもち悪しき。悪戯であるとは思うておるなれどな(気持ち悪ぃな。悪戯だとは思うけどな)?」
その写真を手に破いて捨てた。さすがに気持ち悪い写真だ。誰だか分からない女性器が写っているのだから。そんな中、芽衣では。
「我の見いさめりやな(私のを見て興奮してくれてるかなぁ)?ふふふ。ナガレ様♡」
布団の上で仰向けになる彼女の行き過ぎた愛は、彼には届かない。
開けられた窓から差し込む、月明かり。壁に手を付いて、生命感に溢れ、清潔で、セクシーな裸体姿になって、仰向けになるブロンドの短い髪の、一度見たら頭に残る蠱惑的な美貌の女、愛道鈴の後ろに密着する筋肉で引き締まった51とは思えない程の肉体美を晒しており、大きい陰茎を差し込んで子宮を何度も突き上げる、黒髪で、高身長のイケメンの風貌の主である男、鬼賀乃仁導は、両手でふっくらとした形の綺麗な大きな両胸を揉みながらバコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、子宮を何度も突き上げ、突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、ビュクビュクと我慢汁が溢れ、女の体に興奮が抑え切れない。
『あぁ…………………ッ…ん、あぁ!』
舌を出し、この上ない快感にぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流す鈴は、快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、唾液を垂れ流し、じょろっと、失禁してしまう。
『う、あぁ!!』
キュウゥッと締め付けて離さず、欲望を唆らせる引き締まった美尻を突き出し、抗えない。
『はぁはぁはぁはぁはぁはぁ』
額から一筋の汗を流し、身がゾクッとし、「所有」出来ているその快感にブルッと身震いする。
『あぁっ!あっあっあっあっああぁ!あふぅ!ん、あぁ!!』
元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで突き上げられているので、大いに体が満足する。
心地良く(気持ち良くて)!
体が、壊る(壊れる)!!
『はぁ。貴様の好きな箇所は、覚ゑておる(お前の好きな箇所は、覚えている)♡』
片方の手を下ろすと、中指で陰核に触れ、円を描くように触れたり、親指と中指でこねくり回したりと刺激を与えさせる。
『うはぁ!無用!無用(ダメ!ダメ)!そこっ!無用(ダメ)!あぁん!んはぁ!アァッ!あっ!!』
喉から滴る一筋の汗。腰を痙攣させて軽くイき続け、身体はとっくに限界を迎えている。
『なにがだめでござるんじゃ(ダメなんだ)?』
ニヤッとし、攻め続ける。
『はうぅ!あぁっ!うたてし!いま達すまじ!これより上達せば!我(やだ!もう達したくない!これ以上達したら!私)…!』
『いかがなり申してしまとか(どうなってしまのか)、見せてもらおうかぁ!』
集中的に何度も突き上げられながら陰核を攻め続ける。この上ない快感に自分の意思とは関係無く
『あぁっ!ん、はあああああぁ!!』
腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出し、強制的に絶頂を迎えさせられた。
『おぉっ!ぐ…………………ッ…!』
子宮にグリッと突き付けた状態で唾液を垂れ流して腰を痙攣させて太く猛々しくそびえ、びくんびくんと脈打つ陰茎から、飛び散る程の多量の精を放った。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精。
『!!!!!!!!!!?』
中に、いだされき(出された)…。
彼女は、舌を出したまま強制的に停電したようにプッツリと意識を失なってしまう。失神したにも関わらず、定期的にぴゅぴゅっ!ぴしゅっ!と、潮を吹き出していた。
『はぁはぁはぁはぁはぁはぁこの量なら、妊娠は免れんな』
それが目的だった。鈴を物にする上で、強制的に妊娠をさせようと考えていた。差し込んだまま畳みの上に押し倒し、仰向けにさせて両膝に手を通してペタァッと押し付け、なかなかお目に掛かれない綺麗な形のほっそりとした脚がM字開脚し、出し入れする。
『はああぁ』
唾液を垂れ流し、上体を倒して首元を舐める。
『好いておる(好きだ)。鈴』
執拗以上に彼女を「所有」し、愛する。鈴は、びくびくと腰を痙攣させ、じょろろろろろろろろと、失禁する。
『あぁ…………………ッ…あ……はぁ』
月日が経ち、彼女は囲炉裏に立って俯いており、囲炉裏に上がらずに立つ仁導は、彼女を不審に思っていた。
「見せろ」
すると鈴は、裾を捲り綿を手にして見せた。それは血が含まれた綿だった。
「ちっ」
舌打ちをし、歩いて家から出て行ってしまう。
「はぁ」
本当は、自分は月経が終わったばかりだった。この綿は、昨日詰めていた綿だ。それを見せたのだ。
いつかいつはりがあらはるる(いつか嘘がバレる)。
日ごろ来れば、いつかはあらはる(毎日来るから、いつかはバレる)。
されど、まうすまじ(けど、もうしたくない)。
畏かりき(怖かった)。
中にいだされしほど(中に出された時)。
正直妊娠するやと思ひき(正直妊娠するかと思った)。
あの時、中には出された。だが、月経が来たのだ。手淫をする事も多くなったのは、月経による影響だった。性欲が強くなると、仁導を求めてしまう。だが、中に出されたあの記憶が生々しく脳裏に焼きついて、恐怖を覚えてならなかった。
いかでかし、逃げ続けずは(なんとかして、逃げ続けなくちゃ)。
パチパチと火が焚かれた囲炉裏に座る伊村尊は、無心で燃える火を眺めていた。黒髪で、25歳には見えない程童顔であり、村の女性たちからは彼が子供っぽく、顔も可愛い印象であり、しかも身長が153センチ程しかない事から『可愛い』と、男性にとって屈辱的な言葉を浴びる事があり、いつも泣かされており、一方で、彼と向き合って座るのは、緑色が掛かった黒髪の、性的魅力に溢れた高身長の男。白鳥ナガレは、薪を焚べた。
「尊」
「はい」
静かに、彼は名を口にした。この、静寂の中でパチパチと言う音が響いていたこの環境に慣れていたが、突然声を掛けられても驚きはしなかった。
「貴様にかかわる逸話、話してちょーだいやらふか(お前に関するエピソード、話してやろうか)?」
「うえっ?なのでござろうか其れ?それがしにかかわる逸話でござろうか(なんですかそれ?俺に関するエピソードですか)?」
そう言われると気になり、尊は顔を向けた。
「貴様が未だ参つくらゐの時でござったか(お前がまだ3つくらいの時だったか)?」
それは当時、ナガレが21の頃。彼は近所の子供であり、良く遊んでいた。子供が好きなので、両親が畑仕事をしている間はずっと一緒に居た。
『ほらおゐにて(おいで)!』
片方の膝を地について手を広げて構えると、尊は嬉しくてにへら~っと可愛い笑顔を浮かべてよちよちと走り、その胸に抱き付く。
『可愛ゐな貴様は(可愛いなお前は)』
子供のように無邪気な笑みを浮かべて抱き締めるナガレは、ベタ惚れだった。昔から、彼は可愛い顔をしていた。だからだったのか、尊の両親に対して疑問を感じていた。
何故でござるおなごだに(なんで女の子なのに)。
衣着しめておるんじゃ(衣着させてるんだ)?
名も『尊』じゃし(名前も『尊』だし)。
複雑な事情がござるとか(事情があるのか)?
『尊。湯入らふぜ(風呂入ろうぜ)?』
『うん!』
五右衛門風呂に火を焚いて沸かし、子供の衣を脱がせた時、彼は、驚愕した。
「小ゐさゐのが、ぶら下がとはた(小せえのが、ぶら下がってた)」
それを、懐かしげにしみじみと言われた物だから
「ぶうぅ!!」
尊は吹き出してしまう。
「なに存念しておるみてすか!?尊でござるよ?おのことは分かるではないでござろうか(なに考えているんですか!?尊ですよ?男の子って分かるじゃないですか)!」
「斬新な親であると思ったんでござる!心底にておなごさながらに可愛ゐ面しておったんでござる?今もなれどな(斬新な親だと思ったんだよ!マジで女の子みてえに可愛い顔してたんだぜ?今もだけどな)」
ニィッと、口のあたりに意地の悪い笑みを彫りつけたように浮かべた。
「可愛ゐとは云わなゐにて下され(可愛いって言わないで下さい)!」
「其れに古貴様、髪が長くて結ゑておったからで候!余計におなごに見ゑたんじゃとは(それに昔お前え、髪が長くて結えてたかんよ!余計に女の子に見えたんだって)!」
そう。今は髪を切って男らしくなったが、昔は髪が長くて一つで結んでいたので、余計に女の子だと思っていたようだ。
「おっ?そろそろか?」
その時、彼は立ち上がると窓を開けたのだ。
「鈴氏!いずこ参るの(り~んちゃん!どっこ行っくの)?」
隣の家に住む鈴がどのタイミングで家から出るのを分かっている無意識ストーカー。尊は、片方の口角が引き攣り、ため息を吐いてしまう。
「はああぁ~」
無駄な能力。
「あからさまに(ちょっと)」
そう言い、歩いて行ってしまう。
「心底可愛ゐのう?鈴氏(マジ可愛いよな?鈴ちゃん)」
「美人ですな(ですよね)」
そして彼は、窓を閉めた。彼女が向かった先は、八坂家だ。
「姉上今居なゐから待たれい(姉さん今居ないから待ってて)」
薌に用があったのだが、栗色の髪のヤンチャな元服前の13歳の青年、爻が出迎えてくれたのだ。囲炉裏に通され、鈴は座っていた。
「お姉。いづこに行きしや分かる(お姉さん。どこに行ったか分かる)?」
「姉上の事じゃから、純也の屋敷やもしれぬさね(姉さんの事だから、純也の家かもしれないさね)」
純也と言えば姉の彼氏。首輪を嵌められるのが好きで、薌に飼われる事を深く悦んでいる変人。
「姉上が来るまにてかにて共に遊興さね(姉さんが来るまでこれで一緒に遊ぼうさね)」
持って来たのは紙風船だ。
「良きぞ(良いよ)」
鈴は立ち上がると、共に飛ばして遊ぶ。力を入れると紙なので破けてしまうので、破けない程度の力でポンポンと飛ばしては返してとくり返す。
「はぁ」
布団の上で横たわるのは、あどけない愛らしい顔をした女、大原芽衣だ。裾に手を差し込んで中指を膣に挿入して第二関節を動かして刺激させていた。Gスポットなど分からないので、とにかく奥に差し込んで『気持ち良い』と思える箇所を刺激させれば満足だった。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
それでも、湿る所か、ちゅくちゅくと音が鳴る程濡れており、瞳を潤ませながら静かに快楽に浸る。
「ナガレ様。ナガレ様。ナガレ様。ナガレ様」
唾液を垂れ流し、頬を染め、ナガレを想う。飼い慣らされたい。常にそんな事を思いながらする日々が続いている。この指は、彼の陰茎変わりのようなもので、出し入れするとより突き昇ってくる熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかない。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁナガレ様。ナガレ様。ナガレ様!」
ゴロンと仰向けになり、腰を極限まで浮かせるなり
「ああぁー!ナガレ様あああぁー!」
腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、プシャーーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出した。
「はああぁ」
腰を下ろし、まだビクビクと痙攣して治らない。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
ナガレ様。
上体を起こすと、自分の部屋の地袋を引いて、木で作られた「指物師」と呼ばれる家具などを作る職人が作ったボディ(カメラ本体)に輸入品のレンズを組み合わせたカメラを手に、M字開脚して濡れた膣をカメラに収めた。
結局、薌は帰って来なかった。なのでまた、日を改めて来る事にした。家に帰るなり、戸を開けようとしたその際。
「鈴」
「?」
顔を向けると、仁導の歩いて来る姿が。
「!!!!!!!!!?」
彼女は、直ぐにでも家に入って身を隠したかったが、戸を開けたら中に入って来ると言う恐怖感で戸を開ける事が出来なかった。
「いづこへ行とはおりき(どこへ行っていた)?」
一度体の関係を持った。だが、自分たちは付き合っていなければ夫婦でも無い。なのに把握しようとする。『所有』したいと言う気持ちが強い為か、独占と束縛が強い。
「薌の家(薌さんの家)」
嘘じゃない。薌は居なかったが、家に行ったのは本当だ。
「ひい(一)応信じてやる。其れにて、貴様に見せたゐものがござる(それより、お前に見せたいものがある)」
「?」
ふと、仁導が差し出してきたのは一枚の写真だ。
「?」
彼女はそれを見るなり
「!!!!!!!!!?」
目を見張り、口を塞いでひどく動揺して瞳が揺れる。それは、『ハ×撮り』写真だった。陰茎が膣にしっかりと差し込まれており、裸の自分が仰向けになっていて胸や顔がばっちりと白黒で写し出されていた。
「伝云高札に貼られたくないでござろう(伝言掲示板に貼られたくないだろう)?」
この男、『リベンジポ×ノ』をしようと企んでいるのか、そう言って来たのだ。鈴は横に首を振り、あまりの恐怖とショックで一筋の涙を流してしまう。
「なら正室になれ。条件を飲めばこの写真は貴様の前にて破く。悪しくなゐ話しであろう(妻になれ。条件を飲めばこの写真はお前の前で破く。悪くない話しだろう)?」
交換条件の為だった。執拗以上に『所有』して来る男なら、手段は選ばない。
「我があひせば、げに破くや(私が結婚をしたら、本当に破いてくれますか)?」
「あぁ。条件じゃからな。口吸ゐをしてちょーだい正室になる事をここにて証明しろ(条件だからな。キスをして妻になる事をここで証明しろ)」
躊躇いなんかない。伝言掲示板に貼られるくらいなら、条件を飲む以外に選択肢はない。すると鈴は近付くと、彼に抱き付いてムチュッと、キスをした。彼は、写真を手にしたまま腰に腕を回して抱き、もう片方の手で裾に腕を差し込んで中指を膣に差し込んだ。
「!!!!!!!!!?」
その時、彼女はドキッと鼓動した。
しまひき(しまった)!
ソッと離れた際、仁導はこう言った。
「貴様、ほらを吹ゐ(い)たな(嘘を吐いたな)」
前髪の陰に隠れて表情は見えないが、ニヤッとしている。明らかに怒っているのが分かる。
「終はりけり(終わったんです)!」
「其れはさぞ都合の良き月のものじゃ(それはさぞ都合の良い月経だ)!」
すると彼は脇に女を抱えると
「うたてし(いやっ)!許して」
戸を開けて中に入り、土足のまま囲炉裏に上がった。
「んうううぅ!んんんんんー!」
手拭いで口を塞がれ、後ろ手にされて赤い縄で華奢なくびれた両手首から肘の関節まで縛り付けられており、裾を捲って膣に大きい陰茎を差し込んでバコッ!バコッ!バコッ!バコッ!バコッ!と、子宮を何度も突き上げる。
「んっ!んっ!んっ!んんんぅ!!」
ぼろぼろと大きい雨粒のような涙を流し、振動でふっくらとした形の綺麗な大きな胸が揺れる。
「このがきが。不信感を抱ゐておりきがやはりあの綿は以前なりしがのでござったか(このガキが。不信感を抱いていたがやはりあの綿は以前のものだったか)」
「んうううぅ!んぐううううぅ!!」
腰を痙攣させて軽くイき続ける。やはり、気持ち良くて気持ち良くて、身体は過敏に仁導に反応して素直になる。
あぁ!
うたてきに(嫌なのに)!
聞き従ふ(う)!
心地良く、え抗はず(気持ち良くて、抗えない)!
快楽の海に溺れて這い上がる事が出来ず、体がバラバラになるほど愛され、一度からだにこびりついた快感はどこにも出ていかず、ブルッと、身震いをし、びっくんびっくん、腰が痙攣したままイくのが止まらない。
「妊娠しめてやる!しかと(妊娠させてやる!しっかりと)!」
すると彼は骨盤を両手で掴んで持ち上げれば
「受け取れえええええぇ!!」
腰を痙攣させて唾液を垂れ流し、身をゾクゾクさせたままグリッと子宮に押し付け、年甲斐も無く多量の精を放つ。射精は力強く、雄々しく、精液はどこまでも濃密だった。きっとそれは子宮の奥まで到達したはずだ。あるいは更にその奥まで。それは実に非の打ち所のない射精。膣に射精された精子が駆け抜け、子宮へと到達する。そして、卵管を通り卵子を待つ。卵巣から排卵が起こる。精子と排卵をした卵子が、卵管膨大部で出会い、受精をする。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら卵管を通り、子宮内へ移動する。子宮に到達した受精卵は、子宮内膜に着床し、妊娠が成立する。
「んぅ!んんんんんんんんー!」
元々が、誰もが満足の行く大きさであり、それが興奮して勃起する事によって更に人間離れした大きさになる。それで精を放たれたものだから子宮でしっかりと受け止めざるお得なく、腰を痙攣させ、失神しそうな程のエクスタシーが体を走り抜け、ブッシューーーーーーーーーッ!と、何十メートル共潮を吹き出した。
「んふぅ!んんっ!」
余分の脂肪の無い痩せて凹んだ腹部がボコッ!と膨れ上がり、子宮に熱湯が注がれたように熱くなり、熱の魅力に抗えず、欲望を燃え上がらせどくどくと全身の血が滾り、抗えない。
熱し(い)!
子宮が、熱し!
停電したようにプッツリと、意識を失なってしまう。
「はぁ」
写真は、手元に取とはおかねば(取っておかなければ)。
ゐざと申す時(いざと言う時)。
脅せる。
そんな中、ナガレでは。
「お邪魔候成り(しました)」
尊は戸を引いて出るなり
「うえっ?」
一枚の写真が落ちたのだ。多分、戸の隙間に挟まれていたのであろう。
「なんじゃか(なんだこれ)?」
それを拾って見るなり
「うげぇ!」
「如何した(どぅーした)?」
いつもとは違う声を出したので草履を履いて来るなり、彼はバッと見せ付けた。
「こころもち悪しくなゐでござろうか(気持ち悪くないですか)?!」
見ると、その写真は濡れた女性器が写し出されており、ナガレの顔が引き攣る。
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