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【リーンハルト:10歳】
第327話 何がしたいの?
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「ジョルジュ、大丈夫?」
「今更何言っているのですか」
今年最後の世界樹訪問にジョルジュと一緒に樹海を歩いている。
ジョルジュが面倒をみているルーカスが飲む液体を作るスライムは抱っこバックに入れて一緒に来ていた。
以前はジョルジュの部屋で極秘扱いのスライムだったが、温泉が効能高かいことや特色のあるスライムもいるから、この屋敷内なら大丈夫だろうとスライムを外に出すようになったのだ。
そのスライムが抱っこバックを引きずってきて中に入ってジョルジュにアピールしはじめ、外に連れて行けということかと抱っこバックに入れて庭に出たらしい。
ところが怒るしぐさをするので違うと解ったそうだ。
怒るしぐさ?
スライムで?
まぁいい、話を折らずに聞こう。
どうしても理解不明なのでアトレとルーカスに相談したところ、意思疎通まではいかないが世界樹に連れて行けと言っているようだと教えてくれたらしい。
アトレさんとルーカスさんよ、私は聞いていません。
しかも意思疎通できないなのに世界樹に連れていけとなぜわかるのですか?
ツッコミどころ満載で、追及したいが教えてくれないだろう。
ジョルジュも最初のころは世界樹に一緒に行っていたので世界樹に行くことはできる。
ずっと留守番させていた時も騎士団で鍛えていたらしいから本当は樹海に行きたかったのだと思う。
こっちの都合で留守番多かったからな。
スライムが一緒に行動できるなら、これから樹海にジョルジュもいけるようになる。
スライムをテイムしているわけではないが、ジョルジュとスライムは仲がいい。
スライムのご飯は私の水魔法の水なのだけれどスライムにとってはご飯くれる人だからな。
世界樹に着いてから、リプカとビアンカの家族、アルラウネ達に新作の大判焼きをプレゼント。
みんな喜んでくれてよかった。
夜御飯はプチ麦料理とカレーライスも出す予定。
アルラウネにお米を増量できるように改良した種を貰ったときに、カレーライスを食べさせてねと言われていたからだ。
「おい、どこに行く」ジョルジュの声がする。
スライムを追いかけているようだ。
スライムは世界樹の木の下までくると、ピョンピョンと世界樹の枝に向かって飛んでいる。
何をしているのだ。
何度かチャレンジして世界樹の枝にぶつかると世界樹の葉がパラパラと落ちてきた。
それを全部食べている。
えっー、スライムのご飯は私の水魔法の水だよ。
なんで世界樹の葉を食べるの。
しかも食べ終わったスライムの体に緑色の部分が現れた。
世界樹の葉を食べたからか?
何がしたいの?
アルラウネに聞いても「わからない、世界樹が葉っぱをあげたのなら大丈夫よ」
アルラウネが大丈夫というなら大丈夫なのだろう。
スライムが話せれば解決するのだけれどな。
翌日、スライムの様子を確認するが元気だし大丈夫と判断。
いつものようにスケルトンフラワーを狩り、別の2か所で8種類の色を撒いて世界樹に戻った。
「ハルト様、スライムが吐き出した液体がいつもとは違うように感じるのですが」
帰る日の朝、ジョルジュが差し出した液体を見る。
透明でいつもと一緒に見えるのだけれど、何となく違う感じがする。
ルーカスに飲ませてみるか。
「我は毒見役ではないぞ」といいながらもスライムの液体を受け取り、匂いを嗅いでいる。
「確かにいつもより魔力が強い気がする」と言って一気飲みした。
「おぉー、これなら毎食飲んでいた液体を1日1回で済みそうだぞ」
「今更何言っているのですか」
今年最後の世界樹訪問にジョルジュと一緒に樹海を歩いている。
ジョルジュが面倒をみているルーカスが飲む液体を作るスライムは抱っこバックに入れて一緒に来ていた。
以前はジョルジュの部屋で極秘扱いのスライムだったが、温泉が効能高かいことや特色のあるスライムもいるから、この屋敷内なら大丈夫だろうとスライムを外に出すようになったのだ。
そのスライムが抱っこバックを引きずってきて中に入ってジョルジュにアピールしはじめ、外に連れて行けということかと抱っこバックに入れて庭に出たらしい。
ところが怒るしぐさをするので違うと解ったそうだ。
怒るしぐさ?
スライムで?
まぁいい、話を折らずに聞こう。
どうしても理解不明なのでアトレとルーカスに相談したところ、意思疎通まではいかないが世界樹に連れて行けと言っているようだと教えてくれたらしい。
アトレさんとルーカスさんよ、私は聞いていません。
しかも意思疎通できないなのに世界樹に連れていけとなぜわかるのですか?
ツッコミどころ満載で、追及したいが教えてくれないだろう。
ジョルジュも最初のころは世界樹に一緒に行っていたので世界樹に行くことはできる。
ずっと留守番させていた時も騎士団で鍛えていたらしいから本当は樹海に行きたかったのだと思う。
こっちの都合で留守番多かったからな。
スライムが一緒に行動できるなら、これから樹海にジョルジュもいけるようになる。
スライムをテイムしているわけではないが、ジョルジュとスライムは仲がいい。
スライムのご飯は私の水魔法の水なのだけれどスライムにとってはご飯くれる人だからな。
世界樹に着いてから、リプカとビアンカの家族、アルラウネ達に新作の大判焼きをプレゼント。
みんな喜んでくれてよかった。
夜御飯はプチ麦料理とカレーライスも出す予定。
アルラウネにお米を増量できるように改良した種を貰ったときに、カレーライスを食べさせてねと言われていたからだ。
「おい、どこに行く」ジョルジュの声がする。
スライムを追いかけているようだ。
スライムは世界樹の木の下までくると、ピョンピョンと世界樹の枝に向かって飛んでいる。
何をしているのだ。
何度かチャレンジして世界樹の枝にぶつかると世界樹の葉がパラパラと落ちてきた。
それを全部食べている。
えっー、スライムのご飯は私の水魔法の水だよ。
なんで世界樹の葉を食べるの。
しかも食べ終わったスライムの体に緑色の部分が現れた。
世界樹の葉を食べたからか?
何がしたいの?
アルラウネに聞いても「わからない、世界樹が葉っぱをあげたのなら大丈夫よ」
アルラウネが大丈夫というなら大丈夫なのだろう。
スライムが話せれば解決するのだけれどな。
翌日、スライムの様子を確認するが元気だし大丈夫と判断。
いつものようにスケルトンフラワーを狩り、別の2か所で8種類の色を撒いて世界樹に戻った。
「ハルト様、スライムが吐き出した液体がいつもとは違うように感じるのですが」
帰る日の朝、ジョルジュが差し出した液体を見る。
透明でいつもと一緒に見えるのだけれど、何となく違う感じがする。
ルーカスに飲ませてみるか。
「我は毒見役ではないぞ」といいながらもスライムの液体を受け取り、匂いを嗅いでいる。
「確かにいつもより魔力が強い気がする」と言って一気飲みした。
「おぉー、これなら毎食飲んでいた液体を1日1回で済みそうだぞ」
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