安キャバ嬢のオラ営録

響子

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面接!からの~体験入店! * 2

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店は薄暗くガンガンにいけいけの音楽が流れていましたが、八時開店の現在八時過ぎだったため、まだお客さんらしきものは狭い店内に見あたりませんでした(・∀・)



コの字型のソファがぐるりとある狭い店内にこんなもんなんか~お客さんちょっとしか入らないな~と内心ホッとしたのもつかの間。



 驚くほど人相の悪い男が近づいてきました(・∀・)



「おはようございます!どーもいらっしゃい!」 



無駄に声がでかく人相の悪い黒スーツの男に完全にびびった響子ができたのは頭を下げるだけでした(・∀・)



そんな響子をよそにその男とスカウトはちょっと離れた所で話し込みだしました。こ、こわいー!!



女の子と目が合うのも怖いしどうしていいかわからずとりあえずうつむいていると



「今日は終電までだよね!」 



とスカウトがとりあえず戻ってきました。 当時響子はまだ実家暮らしで、居酒屋のバイトも基本は十二時あがりだったのでそうしてもらう話だったので素早く頷きました(・∀・)



「じゃあ終わったら電話して!頑張ってね~」



 と言い残し彼はさっさとエレベーターで去っていってしまいました。 



はやっ!(・∀・)



 早速見知らぬ店に置き去りにされてしまう響子。今思い出しても雑に扱われすぎて泣けますね。



「じゃあ裏で面接しましょうかぁ」



 細い目をさらに細めてさらに人相悪く笑い掛けたその男性が店長でった。



 芋っ子響子にキャバ嬢としての基礎を、そりゃあもうたんまり、もう大丈夫です勘弁してくださいってほどたたき込んでくれた店長。



 分かりやすくオニ店長とします(・∀・)略してオニ店。これがオニ店との出会いでした。長ーーーい付き合いになるとも知らずに…出会ってしまいました……



オニ店が店の隅にあったドアを開け、中に入っていくので、 びびりながらもついていくと完全に目を疑いました。



 更衣室とか、控え室とかを想像していたら そこは非常階段でした(・∀・)アレッ?



もう思い切りただの非常階段です。 当時は七月、かなり蒸し暑い。 そんなただの階段に女の子達の荷物であろうバッグが ゴロゴロ転がっていました。



迷い込んだ安キャバには!!!!更衣室すら!!!!ありませんでしたーーーーあ\(^o^)/










    
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