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番外編 御厨夫人になりまして(温泉旅行編)
9
※ 艶シーンが続いてますが、まだもうちょっと続く予定です。
予定外に長くなってすみません←どこに向かって謝っているwww
***
「俺も体を洗ってくる」
そう言われて浴槽の中でぼーっとしたまま、彼が手早く体を洗う後姿を見ていると、じわりと先ほどまでされたことを思い出している。お腹の中が熱い。ああ、背中を流す約束をしたのに、それすらできてない。……なのにもっと……エッチな事をされたい。
(さっきから何度もイきそうなのに、ちゃんとしてくれないから、オカシクなる……)
少し冷静になって気づく。多分樹に意地悪されていることに。わざとイかさないようにされていることにも。
一人だけ勝手に翻弄されているのが悔しい。
(私だって……)
足も何とか動きそうだ。ざぶりと音を立てて、湯から立ち上がる。
「……莉乃亜?」
振り向いた彼ににっこり笑いかけて、莉乃亜はタオルで体を隠して通り過ぎる。
「先に出て待ってますね」
にっこり笑ってそのまま浴室をでた。
***
流石に莉乃亜を怒らせてしまったかと、体を洗って慌てて風呂に浸かると、子供のように早風呂で上がってしまう。既に脱衣所には彼女の姿はなく、慌てて濡れた体をタオルで拭い、備え付けてあった浴衣を羽織り、後を追う。
先ほどまでいた部屋にはおらず、慌てて奥の間に飛び込むと、遮光されて室内は暗くなっており、枕もとに行灯のようなライトがついているのみだ。突然昼間から夜の世界に連れていかれたようで目が慣れるのに少し時間がかかった。
「莉乃亜……」
そこに浴衣を着て簡単に髪を整えて上げた莉乃亜が鏡台に背を向けて、鏡の方を振り向いた状態で立っていた。男性の浴衣は備えつけのものだが、女性はもっと華やかなものがいくつか用意されており、その中で気に入ったものを頼んでいた記憶がある。
「好く似合っている」
思わずそう声を掛けると、こちらを振り向いた莉乃亜は普段あまりつけない赤みの強いルージュだけを引いており、ひどく妖艶に笑う。まるで誘惑されているようだな、と思った瞬間、心臓がドキンと高鳴った。
ゆっくりと近づくと、その手を引いてすでに用意されていた布団の上に誘う。ふわりと布団の上に腰かけると、ちらりと上目遣いで見上げられ、その艶っぽさに完全にやられてしまう。
「莉乃亜……」
声を掛けると、そっと頬に手を添わせ、莉乃亜は自分からキスをする。
「──っ……んっ」
普段深いキスを受けるばかりの彼女が舌を伸ばし、自分の仕草を真似するかのように舌を差し入れる。甘い舌を受け入れているうちに、先ほどから発散できてない欲望が起ち上がってくる。
「莉乃亜っ」
押し倒そうとした瞬間、するりと逃げる様にして、彼女は自分を避けてうつぶせに布団に横たわり、悪戯っぽくこちらを見上げて笑う。
「……やっぱり誘ってるだろう?」
そっちがその気なら、とうつぶせになった彼女に覆いかぶさり、おくれ毛に口付けを落し、そのまま首筋に舌を這わせる。肩を抱いて両手を差し入れて、綺麗に整えられた浴衣の襟を引き上げて抜きかけた。
先ほどまで明るい風呂場で散々素裸を見ていたはずなのに、こうして仄昏い部屋の中で、こうして襟を肌蹴けて、ちらりと見える白い胸元やうなじにたまらないほどの色香を感じる。
風呂の中では莉乃亜を好きなように弄んでいた樹だったが、当然その欲望は解消されてはいない。予想外の妻の様子にゾクリと背筋を震わせた。彼女の腰を抱え上げると、望んだとおり、莉乃亜は獣のように布団の上に腰を高くして這う。
下を向くと、肌蹴させた胸元から白い乳がまろびでて、誘われるように手を伸ばし、下からたゆたゆと揺らしてその重みとしっとりとした肌触りを楽しむ。
「んっ……ぁあっ」
先ほどまで悪戯めいた笑みを浮かべていた莉乃亜は、彼のいたずらに思わず甘い声を上げる。
「……あぁ、堪らないな」
普段見慣れない浴衣に、美しく整えられた帯が結ばれているのに、上半身は淫らな恰好をしている。それに……。
「……ああ、もう……お前は」
ぴったりと彼女の腰を覆う浴衣には余計な線が一つもなくて、確認するように、裾を割って、手のひらを内腿に這わせる。
「ぁっ……ダメっ」
「……何もつけてないのか?」
滑らせた指先が普段ならあるべきものに触れずに、温かく潤んだものを捕らえた。
「ひぅっ……」
緩く指で掻くと、それだけで蜜が一気に零れだす。ぞわりと昏い悦びが湧き上がってくる。
「さっきからずっと……して欲しかったのか?」
耳元に唇を寄せて尋ねると、莉乃亜は恥ずかしそうに真っ赤になりながら、小さな声で囁く。
「はぁっ、だって……樹さんがイかせないで、いっぱい、意地悪するから……」
喘ぎ交じりの甘えるような声が脳に染み込むようで、カッと全身に血が昇る。
「……だからこんなヤラシイ恰好して、俺を待ってたのか?」
恥ずかしい事を尋ねられて、小さく頷く真っ赤なうなじから湯香が漂う。思わず裾を捲り上げて、薄明りの中で浮き立つような艶やかな臀部を曝した。莉乃亜は寒いかのようにふるりと尻を震わせた。
「……本当に莉乃亜はいい子だな。こんなにとろとろに溶けて待ってたんだったら、思いっきり気持ち良くしてやらないとな」
樹はゾクゾクとするような征服欲を感じながら、浴衣の裾を絡げて、下半身をさらけ出したままの莉乃亜の淫らな秘所に自らの猛るものを押し当てた。
予定外に長くなってすみません←どこに向かって謝っているwww
***
「俺も体を洗ってくる」
そう言われて浴槽の中でぼーっとしたまま、彼が手早く体を洗う後姿を見ていると、じわりと先ほどまでされたことを思い出している。お腹の中が熱い。ああ、背中を流す約束をしたのに、それすらできてない。……なのにもっと……エッチな事をされたい。
(さっきから何度もイきそうなのに、ちゃんとしてくれないから、オカシクなる……)
少し冷静になって気づく。多分樹に意地悪されていることに。わざとイかさないようにされていることにも。
一人だけ勝手に翻弄されているのが悔しい。
(私だって……)
足も何とか動きそうだ。ざぶりと音を立てて、湯から立ち上がる。
「……莉乃亜?」
振り向いた彼ににっこり笑いかけて、莉乃亜はタオルで体を隠して通り過ぎる。
「先に出て待ってますね」
にっこり笑ってそのまま浴室をでた。
***
流石に莉乃亜を怒らせてしまったかと、体を洗って慌てて風呂に浸かると、子供のように早風呂で上がってしまう。既に脱衣所には彼女の姿はなく、慌てて濡れた体をタオルで拭い、備え付けてあった浴衣を羽織り、後を追う。
先ほどまでいた部屋にはおらず、慌てて奥の間に飛び込むと、遮光されて室内は暗くなっており、枕もとに行灯のようなライトがついているのみだ。突然昼間から夜の世界に連れていかれたようで目が慣れるのに少し時間がかかった。
「莉乃亜……」
そこに浴衣を着て簡単に髪を整えて上げた莉乃亜が鏡台に背を向けて、鏡の方を振り向いた状態で立っていた。男性の浴衣は備えつけのものだが、女性はもっと華やかなものがいくつか用意されており、その中で気に入ったものを頼んでいた記憶がある。
「好く似合っている」
思わずそう声を掛けると、こちらを振り向いた莉乃亜は普段あまりつけない赤みの強いルージュだけを引いており、ひどく妖艶に笑う。まるで誘惑されているようだな、と思った瞬間、心臓がドキンと高鳴った。
ゆっくりと近づくと、その手を引いてすでに用意されていた布団の上に誘う。ふわりと布団の上に腰かけると、ちらりと上目遣いで見上げられ、その艶っぽさに完全にやられてしまう。
「莉乃亜……」
声を掛けると、そっと頬に手を添わせ、莉乃亜は自分からキスをする。
「──っ……んっ」
普段深いキスを受けるばかりの彼女が舌を伸ばし、自分の仕草を真似するかのように舌を差し入れる。甘い舌を受け入れているうちに、先ほどから発散できてない欲望が起ち上がってくる。
「莉乃亜っ」
押し倒そうとした瞬間、するりと逃げる様にして、彼女は自分を避けてうつぶせに布団に横たわり、悪戯っぽくこちらを見上げて笑う。
「……やっぱり誘ってるだろう?」
そっちがその気なら、とうつぶせになった彼女に覆いかぶさり、おくれ毛に口付けを落し、そのまま首筋に舌を這わせる。肩を抱いて両手を差し入れて、綺麗に整えられた浴衣の襟を引き上げて抜きかけた。
先ほどまで明るい風呂場で散々素裸を見ていたはずなのに、こうして仄昏い部屋の中で、こうして襟を肌蹴けて、ちらりと見える白い胸元やうなじにたまらないほどの色香を感じる。
風呂の中では莉乃亜を好きなように弄んでいた樹だったが、当然その欲望は解消されてはいない。予想外の妻の様子にゾクリと背筋を震わせた。彼女の腰を抱え上げると、望んだとおり、莉乃亜は獣のように布団の上に腰を高くして這う。
下を向くと、肌蹴させた胸元から白い乳がまろびでて、誘われるように手を伸ばし、下からたゆたゆと揺らしてその重みとしっとりとした肌触りを楽しむ。
「んっ……ぁあっ」
先ほどまで悪戯めいた笑みを浮かべていた莉乃亜は、彼のいたずらに思わず甘い声を上げる。
「……あぁ、堪らないな」
普段見慣れない浴衣に、美しく整えられた帯が結ばれているのに、上半身は淫らな恰好をしている。それに……。
「……ああ、もう……お前は」
ぴったりと彼女の腰を覆う浴衣には余計な線が一つもなくて、確認するように、裾を割って、手のひらを内腿に這わせる。
「ぁっ……ダメっ」
「……何もつけてないのか?」
滑らせた指先が普段ならあるべきものに触れずに、温かく潤んだものを捕らえた。
「ひぅっ……」
緩く指で掻くと、それだけで蜜が一気に零れだす。ぞわりと昏い悦びが湧き上がってくる。
「さっきからずっと……して欲しかったのか?」
耳元に唇を寄せて尋ねると、莉乃亜は恥ずかしそうに真っ赤になりながら、小さな声で囁く。
「はぁっ、だって……樹さんがイかせないで、いっぱい、意地悪するから……」
喘ぎ交じりの甘えるような声が脳に染み込むようで、カッと全身に血が昇る。
「……だからこんなヤラシイ恰好して、俺を待ってたのか?」
恥ずかしい事を尋ねられて、小さく頷く真っ赤なうなじから湯香が漂う。思わず裾を捲り上げて、薄明りの中で浮き立つような艶やかな臀部を曝した。莉乃亜は寒いかのようにふるりと尻を震わせた。
「……本当に莉乃亜はいい子だな。こんなにとろとろに溶けて待ってたんだったら、思いっきり気持ち良くしてやらないとな」
樹はゾクゾクとするような征服欲を感じながら、浴衣の裾を絡げて、下半身をさらけ出したままの莉乃亜の淫らな秘所に自らの猛るものを押し当てた。
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