51 / 57
番外編
3.わがままな恋人
しおりを挟む
「先輩っ!」
「暁斗……ひさしぶり」
「「…………」」
最寄りから少し離れた大きな駅で待ち合わせした僕と暁斗は、ほんの数秒だけお互いの顔をじっと見つめた。最後に会ってからまだ一ヶ月も経っていないのに、なんだかもう感慨深い。
馴染んだ地元じゃない景色を背景に暁斗を見るのが新鮮で、不思議だ。会えない時間よりも、顔を見た今ようやく遠距離恋愛であることを実感した気がした。
会えたときの感動が半端じゃない。歓喜がぶわっと心の底から沸き上がって、溢れて、つい駆け寄ってしまいそうになるのをこらえたくらいだ。
髪を切ったばかりの暁斗は、えり足がスッキリしていていつも以上にかっこよく見える。通り過ぎる人の視線がちらちらと向けられ、都会の地に降り立っても紛れるような容姿ではないのだと実感した。
でもその目には僕しか映っていない。それが嬉しくて、僕は口元に笑みが浮かぶのを隠すように歩き出す。
「あ、だし巻きうっま! せん……さ、朔も食べてみますか?」
「いや呼び方慣れなさすぎだろ……しかも敬語が取れてない。はい、やりなおし」
「ぅぐ」
せっかくならと観光をして、SNSで話題になっていたフルーツサンドを提供している喫茶店に入った。見た目にもお洒落なフルーツサンドだけではとうてい足りると思えなくて、だし巻きサンドも注文したので小さなテーブルはいっぱいだ。
図らずも映え空間になり、暁斗は楽しそうに写真を撮っていた。匂わせって言ってたけど、なんのことだ?
喉の渇いていた僕はクリームソーダをストローでズズズと吸ってから、正面に座って口をぱくぱくさせている暁斗を見据えた。
高校も卒業したし、同い年になったし、先輩呼びも敬語もやめるように伝えてみたのだ。歳下だからと敬語を使われたいと思ったことも……ん゙んっ……ない。
学年が違うことに差を感じるのはきっと今だけで、いつか全く気にならなくなる。すでに暁斗は心配性の世話やきっぽいし……僕は世話をやかれる一方だ。
僕の先輩らしいところなんて、勉強ができるところくらいしかない。なのに付き合ってすぐに受験、受験が終わったら引っ越しで、勉強を教えてあげるみたいなシチュエーションは一切なかった。ちょっと悔しい。
付き合うと決めたときから、暁斗とは対等な関係になりたいと思っている。恋人としても、プレイのパートナーとしても。
大多数の人はSubを庇護される立場としか考えていないが、Subと同じようにDomも長期間プレイしていないと心身に不調をきたす。プレイの根幹には信頼関係があって、SubはセーフワードでDomを拒否することもできる。DomはSubの信頼を乞う立場でもあるのだ。
僕は暁斗となら、お互いに支え合えるような関係に、なれると信じている。
ほんのりと頬を上気させた暁斗が、きゅっと唇を引き結んで僕と視線を合わせる。食べかけのだし巻きサンドを手に持って、こちらへ差し出してくる。
「朔、あーん」
「…………」
ぶわわっと顔が熱くなった。
ぽかんと開いた口に、分厚いだし巻きたまごを挟んだサンドイッチがむにゅりと押し込まれる。無意識的にそれをかじってから、僕は慌てて暁斗の手からだし巻きサンドを奪い取った。
「おまっ……!」
「やった! 『あーん』成功」
こいつやりやがった……! 怒りと羞恥にぷるぷると震えながら、誰かに見られていたんじゃないかと周囲を確認する勇気もない。
無邪気に喜ぶ暁斗を恨めしげに睨み、僕は本気で怒ってるんだぞという態度で、ある宣告をしてやった。
「今後一切『あーん』は禁止する」
「えっ、ふたりきりのときもですか!?」
「そうだ。あと敬語やめろ」
大きく口を開けないと食べられないほど分厚いサンドイッチは、甘いのもしょっぱいのも、すごく美味しかった。
夜まで遊んで、遅くならないうちに夕飯を食った。並んで歩いて、本来の目的である僕の家に向かう。まだ馴染んだとも言いがたい我が家へ近づくにつれ、心臓が喉元へせり上がったみたいに緊張してくる。
大丈夫だ。シミュレーションはばっちりだし……暁斗の方が慣れてるからな。そう思うと安心できるような不快なような、なんとも言えない気持ちになる。
「朔、疲れてる? なんか、俺の方があちこち連れ回しちゃいましたね」
「んー。大丈夫」
暁斗はこれまで何人と関係を持ってきたんだろう。間違いなくそれはみんな女性で、同じように優しく扱われていたのだと想像するだけで、黒いもやもやが胸の内に生まれる。
僕はこんなにも狭量だったのかと我ながら呆れて、はぁっとため息が出た。面食いに加えてこれじゃあ、身の程を知らなさすぎる。
しかしこうあるべきだという考えと、実際の心の動きは一致しないことのほうが多い。仕方ないだろう。僕はどうやらわがままな恋人のようだ。
憂いを目元に乗せたまま隣を見上げると、暁斗と目が合った。ずっとこちらを見ていたらしい。街頭の光の下でも、顔色は良さそうに見えた。
「新しい薬、ほんとに大丈夫なわけ?」
「はい! 副作用ほとんどないし、先輩には迷惑かけません!」
「よかった……。でも、無理すんなよ」
暁斗に合う不安症の薬が見つかったのは朗報だった。といっても認可が下りたばかりの新薬で保険もきかない、とってもお高い薬らしい。
薬が合わないままだったら、暁斗の両親がスポンサーになって俺を毎週のように帰らせる――実際には会いに来ていただく――計画を立てていたと聞いた。
過保護というかなんというか……暁斗は意外と庶民的な感覚を持っているが、ご両親は金に物言わせるタイプな気がする。おかげで合う薬が見つかったんだけどな。
大学の学費はほぼ免除できるため、俺が奨学金とアルバイトで生計を立てるつもりだと知って、お小遣いまでくれようとしたのだ。息子の恋人にそこまでするか?
節約はするけど、食うに困ってるわけじゃない。高速バスを使えば毎月でも帰れるはずだし、たまにはこっちにも来てもらって、暁斗が薬を飲む機会はなるべく減らそうと思っている。
不安症を言い訳にたくさん会えるのは正直いいな、と打算的に考えてしまったり。――それでも。
(ちゃんと第一志望で合格しろよ……)
もっとすぐに会える距離にいたい。ダイナミクスによる欲求も落ち着いてきたし、暁斗もそうかからず安定してくるとは思うけど。
同じ校舎にいれば、毎日でも会えたのに……と過ぎ去った日々を恋しく思ったのも一度や二度じゃない。
(僕の意地で貴重な高校生活を無駄にしちゃったんだよなぁ。せめて文化祭のときに素直になれてれば……)
「暁斗……ひさしぶり」
「「…………」」
最寄りから少し離れた大きな駅で待ち合わせした僕と暁斗は、ほんの数秒だけお互いの顔をじっと見つめた。最後に会ってからまだ一ヶ月も経っていないのに、なんだかもう感慨深い。
馴染んだ地元じゃない景色を背景に暁斗を見るのが新鮮で、不思議だ。会えない時間よりも、顔を見た今ようやく遠距離恋愛であることを実感した気がした。
会えたときの感動が半端じゃない。歓喜がぶわっと心の底から沸き上がって、溢れて、つい駆け寄ってしまいそうになるのをこらえたくらいだ。
髪を切ったばかりの暁斗は、えり足がスッキリしていていつも以上にかっこよく見える。通り過ぎる人の視線がちらちらと向けられ、都会の地に降り立っても紛れるような容姿ではないのだと実感した。
でもその目には僕しか映っていない。それが嬉しくて、僕は口元に笑みが浮かぶのを隠すように歩き出す。
「あ、だし巻きうっま! せん……さ、朔も食べてみますか?」
「いや呼び方慣れなさすぎだろ……しかも敬語が取れてない。はい、やりなおし」
「ぅぐ」
せっかくならと観光をして、SNSで話題になっていたフルーツサンドを提供している喫茶店に入った。見た目にもお洒落なフルーツサンドだけではとうてい足りると思えなくて、だし巻きサンドも注文したので小さなテーブルはいっぱいだ。
図らずも映え空間になり、暁斗は楽しそうに写真を撮っていた。匂わせって言ってたけど、なんのことだ?
喉の渇いていた僕はクリームソーダをストローでズズズと吸ってから、正面に座って口をぱくぱくさせている暁斗を見据えた。
高校も卒業したし、同い年になったし、先輩呼びも敬語もやめるように伝えてみたのだ。歳下だからと敬語を使われたいと思ったことも……ん゙んっ……ない。
学年が違うことに差を感じるのはきっと今だけで、いつか全く気にならなくなる。すでに暁斗は心配性の世話やきっぽいし……僕は世話をやかれる一方だ。
僕の先輩らしいところなんて、勉強ができるところくらいしかない。なのに付き合ってすぐに受験、受験が終わったら引っ越しで、勉強を教えてあげるみたいなシチュエーションは一切なかった。ちょっと悔しい。
付き合うと決めたときから、暁斗とは対等な関係になりたいと思っている。恋人としても、プレイのパートナーとしても。
大多数の人はSubを庇護される立場としか考えていないが、Subと同じようにDomも長期間プレイしていないと心身に不調をきたす。プレイの根幹には信頼関係があって、SubはセーフワードでDomを拒否することもできる。DomはSubの信頼を乞う立場でもあるのだ。
僕は暁斗となら、お互いに支え合えるような関係に、なれると信じている。
ほんのりと頬を上気させた暁斗が、きゅっと唇を引き結んで僕と視線を合わせる。食べかけのだし巻きサンドを手に持って、こちらへ差し出してくる。
「朔、あーん」
「…………」
ぶわわっと顔が熱くなった。
ぽかんと開いた口に、分厚いだし巻きたまごを挟んだサンドイッチがむにゅりと押し込まれる。無意識的にそれをかじってから、僕は慌てて暁斗の手からだし巻きサンドを奪い取った。
「おまっ……!」
「やった! 『あーん』成功」
こいつやりやがった……! 怒りと羞恥にぷるぷると震えながら、誰かに見られていたんじゃないかと周囲を確認する勇気もない。
無邪気に喜ぶ暁斗を恨めしげに睨み、僕は本気で怒ってるんだぞという態度で、ある宣告をしてやった。
「今後一切『あーん』は禁止する」
「えっ、ふたりきりのときもですか!?」
「そうだ。あと敬語やめろ」
大きく口を開けないと食べられないほど分厚いサンドイッチは、甘いのもしょっぱいのも、すごく美味しかった。
夜まで遊んで、遅くならないうちに夕飯を食った。並んで歩いて、本来の目的である僕の家に向かう。まだ馴染んだとも言いがたい我が家へ近づくにつれ、心臓が喉元へせり上がったみたいに緊張してくる。
大丈夫だ。シミュレーションはばっちりだし……暁斗の方が慣れてるからな。そう思うと安心できるような不快なような、なんとも言えない気持ちになる。
「朔、疲れてる? なんか、俺の方があちこち連れ回しちゃいましたね」
「んー。大丈夫」
暁斗はこれまで何人と関係を持ってきたんだろう。間違いなくそれはみんな女性で、同じように優しく扱われていたのだと想像するだけで、黒いもやもやが胸の内に生まれる。
僕はこんなにも狭量だったのかと我ながら呆れて、はぁっとため息が出た。面食いに加えてこれじゃあ、身の程を知らなさすぎる。
しかしこうあるべきだという考えと、実際の心の動きは一致しないことのほうが多い。仕方ないだろう。僕はどうやらわがままな恋人のようだ。
憂いを目元に乗せたまま隣を見上げると、暁斗と目が合った。ずっとこちらを見ていたらしい。街頭の光の下でも、顔色は良さそうに見えた。
「新しい薬、ほんとに大丈夫なわけ?」
「はい! 副作用ほとんどないし、先輩には迷惑かけません!」
「よかった……。でも、無理すんなよ」
暁斗に合う不安症の薬が見つかったのは朗報だった。といっても認可が下りたばかりの新薬で保険もきかない、とってもお高い薬らしい。
薬が合わないままだったら、暁斗の両親がスポンサーになって俺を毎週のように帰らせる――実際には会いに来ていただく――計画を立てていたと聞いた。
過保護というかなんというか……暁斗は意外と庶民的な感覚を持っているが、ご両親は金に物言わせるタイプな気がする。おかげで合う薬が見つかったんだけどな。
大学の学費はほぼ免除できるため、俺が奨学金とアルバイトで生計を立てるつもりだと知って、お小遣いまでくれようとしたのだ。息子の恋人にそこまでするか?
節約はするけど、食うに困ってるわけじゃない。高速バスを使えば毎月でも帰れるはずだし、たまにはこっちにも来てもらって、暁斗が薬を飲む機会はなるべく減らそうと思っている。
不安症を言い訳にたくさん会えるのは正直いいな、と打算的に考えてしまったり。――それでも。
(ちゃんと第一志望で合格しろよ……)
もっとすぐに会える距離にいたい。ダイナミクスによる欲求も落ち着いてきたし、暁斗もそうかからず安定してくるとは思うけど。
同じ校舎にいれば、毎日でも会えたのに……と過ぎ去った日々を恋しく思ったのも一度や二度じゃない。
(僕の意地で貴重な高校生活を無駄にしちゃったんだよなぁ。せめて文化祭のときに素直になれてれば……)
141
あなたにおすすめの小説
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
「普通を探した彼の二年間の物語」
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
【BL】捨てられたSubが甘やかされる話
橘スミレ
BL
渚は最低最悪なパートナーに追い出され行く宛もなく彷徨っていた。
もうダメだと倒れ込んだ時、オーナーと呼ばれる男に拾われた。
オーナーさんは理玖さんという名前で、優しくて暖かいDomだ。
ただ執着心がすごく強い。渚の全てを知って管理したがる。
特に食へのこだわりが強く、渚が食べるもの全てを知ろうとする。
でもその執着が捨てられた渚にとっては心地よく、気味が悪いほどの執着が欲しくなってしまう。
理玖さんの執着は日に日に重みを増していくが、渚はどこまでも幸福として受け入れてゆく。
そんな風な激重DomによってドロドロにされちゃうSubのお話です!
アルファポリス限定で連載中
世界で一番優しいKNEELをあなたに
珈琲きの子
BL
グレアの圧力の中セーフワードも使えない状態で体を弄ばれる。初めてパートナー契約したDomから卑劣な洗礼を受け、ダイナミクス恐怖症になったSubの一希は、自分のダイナミクスを隠し、Usualとして生きていた。
Usualとして恋をして、Usualとして恋人と愛し合う。
抑制剤を服用しながらだったが、Usualである恋人の省吾と過ごす時間は何物にも代えがたいものだった。
しかし、ある日ある男から「久しぶりに会わないか」と電話がかかってくる。その男は一希の初めてのパートナーでありSubとしての喜びを教えた男だった。
※Dom/Subユニバース独自設定有り
※やんわりモブレ有り
※Usual✕Sub
※ダイナミクスの変異あり
学校一のイケメンとひとつ屋根の下
おもちDX
BL
高校二年生の瑞は、母親の再婚で連れ子の同級生と家族になるらしい。顔合わせの時、そこにいたのはボソボソと喋る陰気な男の子。しかしよくよく名前を聞いてみれば、学校一のイケメンと名高い逢坂だった!
学校との激しいギャップに驚きつつも距離を縮めようとする瑞だが、逢坂からの印象は最悪なようで……?
キラキライケメンなのに家ではジメジメ!?なギャップ男子 × 地味グループ所属の能天気な男の子
立場の全く違う二人が家族となり、やがて特別な感情が芽生えるラブストーリー。
全年齢
イケメン後輩のスマホを拾ったらロック画が俺でした
天埜鳩愛
BL
☆本編番外編 完結済✨ 感想嬉しいです!
元バスケ部の俺が拾ったスマホのロック画は、ユニフォーム姿の“俺”。
持ち主は、顔面国宝の一年生。
なんで俺の写真? なんでロック画?
問い詰める間もなく「この人が最優先なんで」って宣言されて、女子の悲鳴の中、肩を掴まれて連行された。……俺、ただスマホ届けに来ただけなんだけど。
頼られたら嫌とは言えない南澤燈真は高校二年生。クールなイケメン後輩、北門唯が置き忘れたスマホを手に取ってみると、ロック画が何故か中学時代の燈真だった! 北門はモテ男ゆえに女子からしつこくされ、燈真が助けることに。その日から学年を越え急激に仲良くなる二人。燈真は誰にも言えなかった悩みを北門にだけ打ち明けて……。一途なメロ後輩 × 絆され男前先輩の、救いすくわれ・持ちつ持たれつラブ!
☆ノベマ!の青春BLコンテスト最終選考作品に加筆&新エピソードを加えたアルファポリス版です。
おすすめのマッサージ屋を紹介したら後輩の様子がおかしい件
ひきこ
BL
名ばかり管理職で疲労困憊の山口は、偶然見つけたマッサージ店で、長年諦めていたどうやっても改善しない体調不良が改善した。
せっかくなので後輩を連れて行ったらどうやら様子がおかしくて、もう行くなって言ってくる。
クールだったはずがいつのまにか世話焼いてしまう年下敬語後輩Dom ×
(自分が世話を焼いてるつもりの)脳筋系天然先輩Sub がわちゃわちゃする話。
『加減を知らない初心者Domがグイグイ懐いてくる』と同じ世界で地続きのお話です。
(全く別の話なのでどちらも単体で読んでいただけます)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/21582922/922916390
サブタイトルに◆がついているものは後輩視点です。
同人誌版と同じ表紙に差し替えました。
表紙イラスト:浴槽つぼカルビ様(X@shabuuma11 )ありがとうございます!
【完結】俺だけの○○ ~愛されたがりのSubの話~
Senn
BL
俺だけに命令コマンドして欲しい
俺だけに命令して欲しい
俺の全てをあげるから
俺以外を見ないで欲しい
俺だけを愛して………
Subである俺にはすぎる願いだってことなんか分かっている、
でも、、浅ましくも欲張りな俺は何度裏切られても望んでしまうんだ
俺だけを見て、俺だけを愛してくれる存在を
Subにしては独占欲強めの主人公とそんな彼をかわいいなと溺愛するスパダリの話です!
Dom/Subユニバース物ですが、知らなくても読むのに問題ないです! また、本編はピクシブ百科事典の概念を引用の元、作者独自の設定も入っております。
こんな感じなのか〜くらいの緩い雰囲気で楽しんで頂けると嬉しいです…!
【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる