隻腕の魔法使いとその助手の話。

黒谷

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第二章「魔法使いの町。」

05

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 ストレーガという聞きなれない町に、夜が降りる。
 昼間とは打って変わって、静寂と濃い霧に包まれた舗道には人っ子一人いない。
 俺とユキさんは、駅舎近くのビルの上にいた。
 マギサの持っているビルらしい。
 ここからなら列車が出発したら飛び乗れるし、程よい距離があるからサン・ジェルマンから注意を引ける。
 ……というのが彼の考えらしかった。
 サン・ジェルマン伯爵。
 俺はそれをよく知らないが、実は有名な男なのだという。
 それこそ、そういう界隈ではよく名の知られたスパイだとか、何百年と生きているだとか。
 ぐ、とユキさんから貰ったグローブを嵌めなおす。


「ユキさんの前で暴れるのは、初めてだな」

「え? ああ、そうだねえ」


 ユキさんは、屋上のふちに腰かけていた。
 足をばたつかせて、子供のようだった。


「怖くないのかよ」

「怖い?」

「……前に一回、絡まれてたやつを助けたときにさ。怖いって震えられたから」


 きょとんとした目で、ユキさんは俺を見る。


「僕が怖いものといったら、キミが傷つくことくらいさ」


 奇遇だと思った。
 俺も今、一番怖いものは何かと言われればきっとそう答えるだろう。
 ユキさんが傷つけられるのが怖い。
 ユキさんがどうにかされるのが怖い。
 ユキさんがいなくなってしまうのが怖い。
 たぶん、俺の生活の中の一部になってしまったからだ。


「ん、来たね」


 ユキさんがぽつりとつぶやくと、背後でかつん、と音がした。
 振り返るとそこに、あのビルの中で出会った紳士が立っていた。


「サン・ジェルマン……」

「おや」


 紳士は、ぴくりと眉を動かした。


「私は君に名乗ったことがあったかね?」


 小首を傾げる動作は、まるで馬鹿にしているみたいだ。
 いや実際しているのだろう。


「さあ? 忘れちまったな」


 煽るように言葉を紡ぐ。
 紳士がかつん、と杖で地面を叩くと、まるで影から這い出るように黒服の男たちがぬるりと顔を出した。
 あの喫茶店に押しかけてきた連中だろう。


「使い魔で私を退けようと、そういう気になったということかね」

「……」


 サン・ジェルマンの視線は俺をすり抜けて、背後のユキさんに向いていた。
 ユキさんは何も言わなかった。


「だが使い魔というなら、せめてドラゴンか悪魔くらいは用意すべきだったな。たった一人の人間では、私の『使い魔』にはかなうまい」


 クツクツと男が笑うと、黒服たちがじり、と俺たちの方へ詰め寄ってきた。
 なるほど。数は十。まあ、問題はないだろう。
 たぶんこのくらいなら、ユキさんが傍にいなくたってどうってことない。


「やれ」


 小さい、囁くような命令だった。
 声と同時に、一斉に黒服たちがこちらへ飛び掛かってくる。

(まずは、このグローブとやらの性能を、お試しってことで)

 ぐ、と拳を握る。足を擦って移動させる。構える。
 ──ここだ。



ドッ



 俺の拳が、向かってきた男の腹部に当たる。
 いつもの感触と違った。
 何かこう、拳の先から『何か』が出たように、黒服の男は他三名ほどを巻き込んでとなりのビルまで吹っ飛んでいった。
 ふむ、手加減が難しい。


「フンッ」

「よっと」


 であれば、と回し蹴りを両手でつかんで、止める。
 これも問題はなさそうだ。映画で見た時にやってみたいと思っていた技のひとつだが、うん、いけるな。


「ほら、よ!」

「うわあ!」


 そのまま、俺は黒服を武器のように放って、他三名をまとめて地面へと叩きつける。
 男たちはどろ、と解けて、地面の影へと同化していった。
 うわ、人間じゃねえのかよ。


「この!」


 続いて向けられたのはナイフだ。
 真っ黒なナイフ。まるでこいつらの一部みたいだった。
 それを目でみて、ただ避ける。出来た隙間で、その腕を蹴り上げてナイフを飛ばす。


「ぐ!」


 ぴーんとはじけ飛んだナイフは、ほかの一人の黒服に突き刺さった。
 あとは思い切り振りかぶるだけだ。


「そら!」


 ドッというにぶい音が響いて、男はナイフが突き刺さった男にぶつかりながら、この屋上の外側へと落ちていった。


「誰が、誰に『かなわない』って?」


 ふー、と息を吐く。
 口ほどにもなかった。
 たぶん、いや絶対にグローブがなくても、ユキさんの魔法がなくても、この程度なら大丈夫だ。
 ごき、と拳を鳴らすとサン・ジェルマンは首を『ごきっ』とやった。


「通常、人間程度の拳であれらが吹っ飛ぶことなどないのだが……」


 あごに手をやりながら、じ、とユキさんに視線を向ける。
 しかしユキさんはまるで取り合わない。
 ユキさんの視線は、ずっと夜景に向いている。


「仕方あるまい。……君に、ここでの戦い方を教えてやる」


 サン・ジェルマンは杖を放る。
 からんからんと音を立ててそれが離れると、ぐん、と一気に距離を詰めてきた。

(速いッ)

 慌てて体を退ける。が、間に合わない。
 その拳が俺の腹辺りをどん、と押す。


「がっ」


 腹の奥底から、喉にかけて胃液が出た。
 ……だが、その程度だ。


「む」


 サン・ジェルマンの拳をつかむ。
 ぎっちりと、逃がさないように、鷲掴みにしてから、俺もまた、拳を振りかぶる。


「あんたのこと、一発殴ろうと思ってたんだ」

「それは何故?」

「気に食わねえからさ!」


 その頬に、思い切りストレートを決めてやった。
 が、あの黒服と違ってサン・ジェルマンはそんなに吹っ飛んだりしなかった。
 ずざざざ、と床と靴とがこすれる音がした。口の端からつう、と赤い線が出てくる。


「奇遇だな」

「!」


 しかしすぐにその体がまた迫ってくる。
 なんていう速さだ。
 目で反応するのがやっとで、とてもじゃないが防げやしない。


「私も、キミのことは最初から気にくわないと思っていた」


 そんな憎まれ口と共に、やつの拳が俺の腹にまたヒットする。
 機械みたいに正確なやつだ。全く同じ場所を、同じ力で、二回だなんて。
 ──内臓破裂や、ほかの要因を狙っているのだとすれば、これをそう何度も食らうわけにはいかない。


「隻腕の魔法使いには、君はふさわしくないからな」

「ぐッ」


 続けて、もう一撃、同じパンチが腹にくる。
 胃液にわずかに血が混じった。内臓のどこかが損傷したかもしれなかった。


「ちなみに私の拳は『何もしなくても』コンクリートくらいなら軽く砕けるのだが」


 三撃目は、足でガードしようとヤツの腹あたりを俺も蹴り飛ばした。
 が、いつの間にかその片腕がきっちりと俺の襟首あたりをつかんでいて、離そうとしない。


「君の腹は、コンクリートより頑丈かね?」


 耳元でぞっとするような言葉が聞こえた。
 抗えず三撃目がくる。
 胃液ではなく、血が口からたくさん出た。
 やっべ。ぜったいに内蔵のどっかがイカれた。


「ぐっ、こ、の!」


 それならばと頬を殴る。
 が、傷みで威力が落ちているらしい。容易には吹っ飛んでくれなかった。


「阿久津くん!」


 ようやくのことユキさんが振り返る。
 が、すぐにユキさんの悲鳴に近い声があがった。


「ちょ、なに、やだ!」

「!」


 朦朧とした意識はすぐにハッとした。
 吹っ飛ばしたはずの黒服たちが、ユキさんの体を持ち上げているではないか!

(なんで抵抗しねえんだよ、ユキさんも!)

 あっという間に、ユキさんは黒服に抱えあげられてしまった。
 そうしている間に、四撃目が腹に入る。さすがに苦しい。


「お、おい、てめえ」

「あの魔法使いはマルチタスクが得意ではない。君が死なないように魔法をかけている間なら、無防備だろうと思ってね」

「なっ」


 五撃目が入る。
 ぱっと目の前で自分の吐いた血が弾けるのを見た。

(だめだ)

 すぐにまた、意識が朦朧としてくる。
 痛い。痛い。痛い。
 長らく忘れていた痛みだ。
 喧嘩をしたらついてくる痛み。あの夜に味わった、『死』の匂い。


「私はどうしても原初の魔法使い、その弟子を捕縛したいんだ。そのためには、それに近い、あの子が必要なのだよ」

「…………」

「何しろあの子は『弟子』が生んだ子。その命を繋ぐもの。であれば、その子が危険に晒されて、黙っていられるわけがない。あの弟子たちはみんな兄弟のようなものだったからな」


 サン・ジェルマンの話は何一つ頭に入ってこない。
 要はこいつ、ユキさんを危ない目に遭わせるつもりなのだ。
 自分の目的のために、ユキさんに痛い思いをさせるつもりなのだろう。
 ──俺から、ユキさんを奪うつもりなのだ。


「…………ろ」

「? うん?」

「やめ、ろ」


 ぺし、と頬に拳を当てる。


「は、はは、ははは!」


 もうそれくらいしかできなかった。
 痛い。何しろ、腹が痛い。


「使い魔にはもっと有能なものを選ぶんだったな、魔法使い」

「待って、阿久津くんにはもう手を出さないで! そしたら僕、協力するから!」


 それは話が違う。
 それはダメだ、違う。違う!


「その子に与えた命を、奪わないで!」


 ──悲鳴のような声だった。
 初めて聞く声音だった。
 ぐ、と顔をあげると、乱暴に抱えあげられたユキさんが泣いていた。
 ……泣いている。ユキさんが。

(だめだなあ、俺。喧嘩には自信あったけど、こんな拳持ったやつは初めてだし)

 ぐ、と拳に力をこめる。
 が、だめだ。まるで力は入らない。


「では、その約束をきちんと表してもらおうか。そうだな、どのような方法がいいか……」


 六撃目は、来なかった。


「書面では味気ないし、首輪をつけるというのも……ああいや、そうだな。主従の契約を結べば、君は私の言いなりになるか」


 ふふ、とサン・ジェルマンが笑う。


「そうすれば、ああ、跪き、女のように四つん這いにさせることも可能だろうしなあ」

「……いい、だろう。したいようにすればいい」


 ──ぷつん、と。
 俺の中の何かが、弾けたような音がした。
 その下品な言葉の羅列が、不本意ながら、俺の拳に有り余る力をこめさせてくれた。


「では、さっそ」


 サン・ジェルマンの言葉を遮って、俺はその頬を手加減なしで思い切りぶん殴った。
 俺をつかんでいた手が外れて、今度こそサン・ジェルマンの体が勢いよく吹っ飛んでいく。
 遅れて、ドンッという音がした。
 解放された俺の体が、べちゃり、と地面に落ちる。


「な」


 落ちた直後に、俺は飛び上がってユキさんを抱える黒服たちを蹴り飛ばした。
 サン・ジェルマンとはくらべものにならないくらい、やはりこっちは柔い。
 ぱっと放たれたユキさんをキャッチ。片腕で抱きかかえて、頬擦りをした。


「阿久津く」

「ユキさん」


 その言葉を遮って、俺がユキさんの名前を呼ぶ。
 口の端からはだらだらと血が流れ落ちていた。みっともないし情けないが、これはまあ、後で怒られよう。


「サン・ジェルマンをこの町の果てにぶっ飛ばすから、もうちょっとだけ、サポート頼む」


 ぐい、と手の甲で拭うと案の定大量に血がついた。
 えぐい。久しぶりに自分の血をこんなにみた気がする。


「……ウン」


 やや間をあけて、ユキさんは頷いた。
 俺の肩に手を置く。
 そこから、ぽわ、と温かい何かが流れ込んでくるのがわかった。
 同時に、腹の痛みが少し和らいでいく。
 アドレナリンは出ていると思うのだが、それをもってしても痛いのだから、これ、アドレナリンきれたらもっと痛いんだろうな。


「ぐ、くそ、この、くそが──」


 き、というサン・ジェルマンのつぶやきを聞きながら、俺はニイ、と笑って見せた。
 思い切り拳を振りかぶる。
 この痛みと、イライラと、どうしようもない怒りを織り交ぜて、拳を振り下ろす。


「夜なんだから大人しく寝てろ、クソジジイ!」


 ──夜の空に、びゅーん、と。
 流れ星のようにサン・ジェルマンの体は吹っ飛んでいった。


 
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