私、1番になります!

くるみ

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第1章

第8話 契約って凄いことらしい…

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それは助かるー!
まだ私赤ちゃんだし、あいうえおくらいしか
発音できないし、どうしたものかと!

ーまぁ、任せろ

フェンリルはお父さんのことをジッと見つめ
念を送り始めた。
私にもフェンリルの声が聞こえていたので
何を話しているのか分かって安心だ。
少しすると、お父さんはハッとしたので、
お父さんにも声が聞こえたのだろう。

ー俺はフェンリルだ。先ほどまで怪我を負っていたが、
 お前の娘に治してもらった為、契約をした。

「な、なんだと!?あのフェンリルと契約をしただと!?」

あぁーお父さん驚いてるよー…
それもそうかぁ私ももし自分の娘が赤ちゃんの時に
伝説の動物?と契約したなんて聞いたら驚くもん!

ねね、フェンリル…この世界にフェンリルって
何対くらいいるの?
それによっては凄さの度合いが違う。

ー俺が知っている限り、俺を含め3体だ。

なるほど…そりゃすごいわぁ…
そういえばさ、フェンリルって呼ぶのなんだか
寂しいから、名前つけてもいい?

ーあぁ、別に構わないぞ。

じゃあ…オニキス!黒い宝石…だったはず!

ーいい名だ、ありがとう。

いいえー!
…あ、お父さんどうにかしなきゃ!
オニキス、お父さんに私の言葉って伝えられる?

ーあぁ、お安い御用だ。

オニキスはいい子だぁ…
えっと、どうしようかな…
実は私魔法がたくさんつかえるのー
だからフェンリルの怪我を治せたんだよー!
こ、これを出来る限り子供っぽく伝えて!!!

ー善処しよう。


頼んだぞ、オニキス!!!!!


__________________

更新遅くてすみません!
どうにか話を進めるべく頑張るので、
今後ともよろしくお願いします!
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